雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

三室戸寺4

2009年06月30日 | 京都散策
三室戸寺の4回目

     

前回は紫陽花について書いたが
今回は三室戸寺について

  

三室戸寺を創建したのは行表
奈良の大安寺の僧である
光仁天皇の勅願によるものとされている

      

ただ
ここの創建については
ちょっと謎めいた部分があって
伝説的な色合が濃く
はっきりしない

      

というのも
光仁天皇が夜中
宮中で飛び回る金色の霊光の正体を見極めようと
家来に命じて探索させると
宇治川の支流、志津川の上流の滝壺で
千手観音像を見た
そこから蓮の花びらが流れ出て
それが観音像に変じ
これを本尊として安置したというもの

 

はてさて
真実は如何に?

      

ここ三室戸寺
何度かの火災により消失している
一度目は15世紀中盤の火災で

   

以後
織田信長によっても戦災の憂き目にあっている

   

現在の本堂は江戸時代後期に再建されたもの

        

本堂に詣で

   

三室戸寺を後にしました
コメント (8)
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