雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

一言寺

2008年07月29日 | 京都散策
真言宗の寺院
一言寺を訪れました
寺号は正式には「金剛王院」

    

一言寺の名の由来は
本尊、千手観音菩薩にある

    

この寺で千手観音菩薩へ
ただ一心に祈ると言下に願いが叶うとされ
この事から一言寺と呼ばれるようになった

    

ここは隠れた紫陽花の名所でもあります
境内右手
と、本堂右手には紫陽花園

    

訪れるのが少し早すぎたようで
紫陽花は開花前
少し残念でしたが
静かな境内に立つと
心が和み、まあこれはこれで良いかな

       

一言寺の創建は12世紀
藤原通憲の娘阿波内侍が開基と伝えられています
昔は広大な庭園があったようですが
創建後、次第に荒廃
江戸時代に醍醐寺の塔頭となって復興している

   

本堂前に一人の老人が居ました

   

撮影していると
老人が話しかけてこられました
以外にもカメラに興味があるようで
幾つかのメーカーを揚げられ
カメラの特性について語られました

将来の雪だるまの姿だったりして...

   

一つだけ願いを叶えるという千手観音
さて
何をお願いしようかな

    




境内奥の紫陽花も未だ開花前

本堂奥、立ち入り禁止の場所に
ぽつんと蹲がありました

   

日差しを浴びて
光る姿がとても荘厳に見えました


観光客も少なく
ひっそりとした佇まいを見せる一言寺

       

拝観自由の境内
京都の別の魅力を見せてもらったような気分

   
コメント (8)
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