雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

草津温泉 西の河原~湯畑

2008年07月11日 | 群馬散策
草津温泉
西の河原

湯畑から徒歩で約15分

   

ごつごつとした岩肌が露出した広場
湧き出した温泉が岩肌を伝い
地獄絵図にも似た風景
湧き出す温泉は毎分15000ℓ

白い岩肌にはイデユコゴメが生息し
緑色に染めています

        

湯泉は50℃以上のものもあり
手を浸ける事が出来ない場所もあります

        

整備された遊歩道
お地蔵様が西の河原を歩く人を見守ってくれていますよ

       

強い酸性の温泉
植物が育たない為
岩肌が露出し
賽の河原の様に見えることから
言葉を捩って、名付けられて「西の河原」

    

公園の一番奥には
西の河原露天風呂
ここには大露天風呂があります

    

男女風呂合わせて500㎡
風呂と言うよりも池と言った方が適当
同時に200人以上が入れる巨大な露天風呂
豊富な温泉源を持つ草津ならではの露天風呂です

入浴料は500円ですが
絶対それ以上の価値がありますよ
行かれた折は是非入浴してください



草津温泉の歴史は古く
源頼朝が開湯したという説もあります
吾妻鏡には草津温泉についての記述もあり
12世紀には温泉町としての姿を整えているようです

    

以後、幾つかの歴史書に記載が認められ
戦国時代になると湯治場として広く知れ渡るようになったようです

かの徳川家康も豊臣秀吉に勧められ
入浴したとかしないとか

        

近世に入り
ドイツ人医師ベルツ博士が草津温泉に着目
湯泉治療地としてその名を全国に紹介

       

以来
湯治場としての地位を確固たる物にした草津温泉

       

湯治場として
観光地として
多くの人がここを訪れています

  

久しぶりにのんびりと温泉情緒を楽しみました

   
コメント (6)
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