ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

雪の中のクロッカス

2011-03-31 14:08:03 | Weblog

地震の地へ思ひ馳するやクロッカス

(ナエノチヘオモイハスルヤクロッカス)

 

毎年、南向きの日当たりの良いお宅で一番に出会う春の花クロッカス。左の写真は好天の日に撮ったクロッカスでしたが、2~3日経った26日が雪となった。心配となりクロッカスに会いに行きますと、雪の中でなお力強く凛として咲いていた。クロッカスの強さに驚くとともに、テレビで観る、東日本の地震に会った人達の耐え偲ぶ姿を思い出した。クロッカスは皆さん頑張ってくださいと強いメッセージを発しているように見えた。


石鹸玉

2011-03-30 11:38:27 | Weblog

兄弟の膨らみ競ふ石鹸玉

子の夢の数ほど弾け石鹸玉

  風が冷たかったが、春らしく透き通った良い天気となった。お兄ちゃんは幼稚園が春休みとなったが、このところ天気が悪くその上寒いので、外へ出ることが止められていて、ストレスがたまっているようだった。婆はそれを察したか、二人を外に出し「シャボン玉」遊びをさせていた。水を得た魚のように、兄弟は「僕の方が大きい」違うよ「お兄ちゃんより大きいよ」と弟も負けない。久しぶりの兄弟の歓喜が私の部屋まで聞こえてきた。私も慌てるようにカメラを持って外に出た。


高橋まゆみ人形館

2011-03-29 16:21:33 | Weblog

 ともに生き皺のふかさに木の芽風

春の灯やまなざし溢る人形館

 

 何時寄る喫茶店で「高橋まゆみ」人形作家の「人形出会い旅」(まなざしの向こうに)と題した本に出会う。高橋まゆみさんは数冊本を出していると耳にはしましたが目にするのは初めてであった。コーヒーを飲みながらパラット目を通す。まゆみさんの軽快な文章に引きずられていった。この本を私の蔵書にしようと思い立ち、すぐさま「アマゾン」で捜したら、親書は勿論幸いに「マーケットプレス」にあって、定価の半額で買うことが出来た。便利なもので翌日に新品同様の本だ届いた。勿論のこと「高橋まゆみ」さんは人形作家として認められるにはいばらの道があった。あっという間に読み終わりましたが、御本人の努力は勿論のこと御家族の理解の深さをひしひしと感じ取りました。人形館は昨年の4月24日のオープンですが、当初予定していた年間の入館者は2万5千人を11月で10万人を突破したとのことこの大人気には、市民上げて驚きの渦となっております。今まで全国90か所以上の展覧会を企画実行した本人同様、プロデユースした方々の努力の成果だと思う。

 


俳句教室 6

2011-03-28 07:28:50 | Weblog

芹摘むや夫婦喧嘩の一休み  特選句

湧水に水草生へばなお清し  準特選句

蘆芽(あしかび)の初々しくも剣あり普通選

 本日の俳句教室に戴いた兼題は春の水に生殖する植物だった。上句は私の掲出句ですが、「芹摘むや夫婦喧嘩の一休み」が特選句に選ばれた。久しぶりの快感だ。普通選の「蘆芽(あしかび)の初々しくも剣あり」は「剣あり」は季語「蘆芽」の説明になる。季語の説明は要らないと指導された。普段分かってはいるのですが「推敲」の再ついついと気がつかず失敗句となる傾向がある。今日の長野市は風が冷たいですが薄雲の青空で覆われた気持ちの良い天気でした。昨日まで飯山線も北の栄村の地震災害の為か数量規制がかかっておりましたが、本日から午前一本午後一本だけになったようですが、何時も俳句教室から帰りの長野発14時3分の列車が規制がかかって1時間待ちの15時5分の汽車となるので、何時もの喫茶店で、本日句友の俳句一句一句に目を通し、先生から指導戴いた個所を確認した。何時もの経験ですが、数日後に同じ俳句に目を通しますと、ほとんど指導された詳細は忘れている。この頃の記憶力のなさに自分で呆れてしまうことしばしばだ。


春は遠きにありて

2011-03-27 10:27:17 | Weblog

冴返る被災地の衆壺の中

 春遠からじ何んてもんではない。三月は三寒四温が激しいと言うが。四月がもう直ぐなのに、北信州は写真のように雪となる。傍の信用金庫の駐車場の除雪のブルの音で目が覚める。窓を開けると夜中にかなりの雪となった。予報では東北の被災地もかなり冷え込み午後は雪となると言う。先の見えない被災地の人達はこの寒さで益々落ち込むことだろう。今朝の日曜テレビ報道では国を上げての救済に全力を持って当たると言うが、テレビに出てくる指導者達は芯からこの災害を自分のことのように思っているのか、はなはな疑問に感ずる。こんな一大事の時は、肝の据わった、被災者に希望と光を与え、力強い政策を打つことが出来、信頼とリーダーシップのある指導者であれば、被災者は頑張り抜くだろう。ただただ、リーダーシップの強い指導者を望むことに尽きる。残念なことに線の細い支持率が落ち込むだけの管内閣で被災民は安心できないのではないかと危惧している一人です。

 


北帰行

2011-03-26 10:43:29 | Weblog

 白鳥の引きし安曇野淋しからん

引鳥やこの山々を忘れまじ

鳥雲に入るアルプスに吸い込まれ

鳥雲の渡りて遠きシベリアの地

安曇野の犀川のほとりにあるダム湖に、10月中旬頃からコハクチョウが飛来し始め、越冬し、3月末頃までに北方に帰ります。今、コハクチョウの北帰行が盛んのようです。報道では地球環境の変化とシベリアでのえさ不足のせいか、北帰行が大幅に遅れて5月までかかることがあり、心配されている。2010年は2月20日から北帰行が始まりましが、今年の北帰行は3月へ入ってからのようでした。今年も待望しておりました安曇野のコハクチョウ達に会いに行くことが出来ませんでしが、来年こそはと思っている。その点ブログ友達の会津のマッチャンは猪苗代湖のコハクチョウに容易に会えに行けるようだ。2月28の彼のブログにコハクチョウの北帰行の様子があった。  

 

 

会津のマッチャンからお借りした「北帰行」の寸前の猪苗代湖のコハクチョウの写真


リハビリの成果

2011-03-25 16:16:53 | Weblog

リハビリの成果上がりぬ 水温む

 足の方はほとんど健常者に近かったのでリハビリのメニューになかったのですが、年のせいなのか、数か月前jから何か人の足のような感覚となって来た。何時も1km位歩くと正常に近くなるのだが、家の中など数歩だと、どうも左の足が引きずるようになっていた。懸命なリハビリと先生の努力でだんだんと元に近くなり喜んでいいる。三月の終わりとはいえ、まだまだ寒い日が続く、本格な春になり暖かくなれば足も軽くなるだろうと思う。


水温む

2011-03-24 10:30:17 | Weblog

東京の孫の電話に水温む

昨年の夏休みのお姉ちゃん

電話にて孫の声して水温む

窓辺にも鳥の声して水温む

今朝突如と珍しく東京の孫お姉ちゃんから電話が入る。お姉ちゃんいわく「爺SKYPEでそっちから電話して」と言って切ってしまった。東京の娘とは[SKYPE]電話を利用することにしている。どうせお姉ちゃんの電話は何か買ってほしいと言う要求に決まっている。孫に弱い爺を知り尽くしての何時ものことだ。こちらから電話すると案の定「AKB48」のDVDを買って下さいとのこと。頼まれた曲二枚で5000円近くなりそうだ。こころよく返事したものの中古がないかとアマゾンの「マーケットプレイス」の「中古市場」で捜したところ、運よく二曲ともあった。合計で2000円で良かった。私は何時も「俳句の本」はじめ慌てないで欲しい本は「マーケットプレイス」を利用していて何時も得した気分を経験している。今、お姉ちゃんは私には訳の分からない「AKB48」に凝っているとのことだった。

 

 

 

 

 



お兄ちゃんのスーパーロボット

2011-03-23 10:57:35 | Weblog

叱られてロボットつくり春炬燵

お兄ちゃんはママに何かで叱られたのか、ぶつぶつ言いながら不機嫌な様子で大好きなロボットつくりに熱中していた。お兄ちゃんは毎日工夫してはロボットを組み立てそれに名前を付けて私のところへ持ってきては写真にして印刷してくれとせがむ。私は何時も<おにいちゃん上手だね>と褒めるものだからロボットつくりが楽しみなようだ。創意工夫して何かを作り出すことは良いことだと思っている私ですが、インク代と「光沢ゴールド」の紙代がかかるので、ちょっと口にしたら、<けちなこと言うもんじゃないですよ可愛い孫の為じゃないの>と婆に促されてしまった。写真のロボットの名前は「バイキンマンスパーロボット」だそうだ。お兄ちゃんは「アンパンマン」よりバイキンマンのファンだ。そんな具合でバイキンマンのグッズばかり沢山集めている。

 


雪の下から顔を出した蕗の薹

2011-03-22 10:05:36 | Weblog

萌え出ずる一番に摘む蕗の薹

によきと出て笑ひころげて蕗の薹

 今年もそろそろ蕗の薹が顔を出したかなと期待して出かけた「あったあった」毎年、蕗の薹に一番に会う南向きの田圃の小さな崖、今年は私が一番に摘むことが出来たようだ。雪を割って萌え出たばかりの蕗の薹の香りとその苦さは春の味そのものだ。まだ出たばかりのようなので沢山採ることが出来なかったが、今日は二日おいて三日ぶりの楽しみの晩酌の日、蕗味噌にしようかそれとも天婦羅にしようか今から楽しみである。そんな小さな楽しみを謳歌している日々である。


春風とともに

2011-03-21 09:16:26 | Weblog

春風とともに北へと飯山線

春風の先は重々被災の地

 先日俳句教室の帰り、心地よい春の陽気に誘われて居眠りしてしまい、二駅北へ乗り越してしまった「信濃平」駅の手前の風景です。この写真を撮りたくてここを通る飯山線の時間に合わせて列車を待っていますと、時間どうりに暖かい春の南風を連れてくるかのようにことこととやって来た。先日の新雪であたりの景色は冬に戻ったかのようですが一昨日の暖かい日差しは春そのものだった。まだまだ長峰の里山とその奥の高い山々は冬の様子がありますが暖かい天気が続けばもう僅かですっかり春めくだろう。だが、ここから北へ30分下れば未曾有の地震災害地「栄村」となる。こちらからは、連日炊き出しに沢山のボランティア出かけている。

 

 


心休まる喫茶店

2011-03-20 11:18:39 | Weblog

チューリップ隙間の埋める喫茶店

チューリップ微笑み絶へぬ喫茶店

何時も歩く傍らによる喫茶店の雰囲気が、私の心のすき間を埋めてくれる。生命保険会社を退職されたキャリヤだった知人の奥さんと喫茶店で時々会う。彼女はほとんど毎日顔を出すようだ。何時も頬笑みを絶やすことなく、暖かな雰囲気の持った方である。カンターにいる手伝いの奥さんとの会話がこれまた賑やかで面白い。そんな中に入ると私の心も自然と暖かくなる。長い間仕事をこなされて社会に関わって来た方は話題が豊富で流石キャリヤウーマンだと思う。このキャリヤさんは、この喫茶店を何時も潤してくれる花を耐えないよう買い求めてきては手入れをしてくださるとのこと。お店の隅で遠慮がちのように刺されている「チューリップ」も彼女のプレゼントだ。


てっぱん再会

2011-03-19 09:50:56 | Weblog

人の世の温みを伝ふことうれし

まだ、テレビが見れない被災地の方々には不謹慎ですが、「ゲゲゲの女房」に続き、毎朝心待ちに楽しんでいる「てっぱん」が(BSでは放送していたようですが)、大震災の大切なニュースの為一週間放送を伸ばしていた。今日からの再会「NHKの連続テレビ小説」は国民、とりわけ身近な庶民の生活をリアリティに捉える内容が人気のもとだと常々思っています。いよいよ最終期に入った「てっぱん」の主人公「あかり」の上のお兄ちゃんが「あかり」と同じ境遇の臨月をむかえたのぞみ(京野ことみ)に求婚する。こんなところが作者のにくい演出だと思う。私は以前からファンである、あかりの母親役真知子(安田成美)の久しぶりの優しい演技に心が打たれる。また、お婆ちゃん役の初音(富司純子)と初音の迎えに住む元大工職人の伝(竜雷太)二人のベテラン振りが「てっぱん」を一層引き立てている。


春障子

2011-03-18 10:35:42 | Weblog

新しき空気入れ替へ春障子

臥す人に明るき日射し春障子

久しぶりの好天となった。寒さと空腹に耐えている被災地の人々は少しはホットしただろうと胸を撫で下ろす。日当たりが良くなってきましたので、新しい空気の入れ替えをと思いたち、窓障子を開けましたが、まだまだ冷たい風が入り込んで来た。しばらくの間我慢しましたが、やはり戸を閉めてしまった。この週末から始まる三連休は暖かいとの予報。被災地の方々は春の暖かさを迎え、何とか勇気を振り起こしていただきたいと祈るのみである。今朝の新聞に「宮城の農家原発事故避難の40人受け入れ」「こんな時は助け合いだ」福島県から逃れた親戚だけでなく、避難者らも受け入れた家がある。受け入れが困難なことが多い。震災によって生まれた一つの“大家族”が苦難を乗り越えようと肩を寄せあっていたと暖かい話があった。

 

 


老老介護

2011-03-17 13:57:44 | Weblog

春霖や老々介護しゃんとして

うつし世の老々介護山笑ふ

 今日は病院の定期診察日だった。コレステロール、中性脂肪、血圧とすこぶる好調でしたが、ワーハリンの効きが少し悪いということで、0.5mg増やしていただいた。今話題の放射能が人体に入ると白血球が少なくなるということですが、私は以前から白血球が若干少ないことを承知しているので、改めて主治医に聞いて見ると、この位の数値なら心配ないとのことだった。白血球が少ないと色々な病気(細菌)に感染しやすいらしい。院内には写真のように寄り添う老夫婦を良く見かける。「老老介護」という時代。大概は旦那さんが病気で、介護するのは奥さんが多い。この老夫婦も奥さんが「しゃんとして」おられた。後ろ姿から想像するにはもう50年以上付き添った御夫婦だろうなと思う。良いか悪いかは別として、核家族の時代、もしこの奥さんが突如に病気になられたら、どうなるのだろうと、勝手な想像をした。また、長生きの時代、90才過ぎた親を老人となった子供さんが介護する、正に老々介護の姿を良くテレビで見る。