ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

十六年の歳月

2014-02-28 15:43:48 | Weblog

過ぎし日太くなり立木二月尽

一本の立木に薄日春兆す

 

 写真の右の立ち木(欅の木)を左りに曲がり、バス停のある雁木道りを通り抜けると日赤病院の玄関口となる。脳梗塞を発病して以来十六年間、この立木の歩道を通り週二回、病院へリハビリに通っている。今迄気にもしていませんでしたが、十六年の歳月の間、この立木の太く大きくなったのに気がつく。その間、沢山のリハビリの人との出会いが頭に浮かぶ、数人再発により寝たきりとなった方や、亡くなられた方の顔が浮かんでくる。私より年上の人達が多いですが、私より若くして亡くなられた方もいる。十六年も長が期に渡ってリハビリに通っている者は私一人となり大ベテランとなった。節制した生活と適度の運動、その上、薬の質の向上もあり、再発をすることなくリハビリに通えていることに感謝の毎日である。リハビリによる麻痺の回復期は発病以後半年か一年と病歴上は言われていますので、私のリハビリの目標はこれ以上麻痺状態が悪化しないためのリハビリでしたが、最近の学術では、リハビリの仕方により麻痺状態は年が経っても米粒のように少しずつ進化するようになったとのこと、幸いに私の担当の先生は勉強熱心で、絶えず東京へ自費を持って勉強に行き、切磋琢磨して下さっていることにさらなる感謝である。


浅蜊汁

2014-02-27 09:24:26 | Weblog

浅蜊汁閉ざす姑との中開くる

 ファイルからの写真

 毎年、今時分か少し前に、家内の兄さんから千葉の浅蜊を沢山いただく、今年もこころ待ちにしていますがまだ届かない。兄さんの若いころは、秋の農収穫が終わると東京初めその周辺へ出稼ぎに行ったものだ。その後、冬仕事に「えのき茸」の生産や、スキー場の開発により、民宿を経営したりスキー場に職を求めて長い間の冬稼ぎで家族との別離生活が解消した。兄さん一家も「えのき茸」生産で出稼ぎしなくも収入を得る時代となった。兄さんは千葉に出稼ぎに行っていた時代に出来た友達と六十数年来友達付き合いをしている。なかなか出来ないことと思うが、その点兄さんの感心するところだ。その千葉の友達が送ってくれる浅蜊のおすそわけだ。家中でこの浅蜊が味が濃く大好きだ。千葉も今度の大雪で浅蜊の収穫に影響しているのではないかと心配している。上の句は次回の俳句教室の兼題「春の貝類一切」と言うことで詠んだ句だ。他に先日ブログにした「蜆汁またも年金下がるかな」と「 蛤の椀に二つや夫婦(めおと)かな」を投句したいと思っています。


確定申告

2014-02-26 08:28:24 | Weblog

春炬燵申告事務に背な丸め

    いよいよ毎年恒例の確定申告の時期がやって来た。我が家は私のズボラのせいで、今だe-Taxの手続をがしていない。この数年ほとんど申告は家内に任せているのでズボラになっているのかもしれない。今年は少し手伝わなければと思いたち、国税庁のホームページを開くと「確定申告書等作成コーナー」が出て来た。そこを進むと「税務署への提出方法の選択」になり「eーTax」を選ぶと「書面での提出を選ぶ」があったのでの後者を選んだ「eーTax」は手続きを済ましてないので来年の申告として、今年は「書面での提出を選ぶ」で申告でしたいと思う。家内の基礎書類が出来上がり次第、いいとこどりでPCに打って申告書類を仕上げたいと思う。

 

 


蜆汁

2014-02-25 08:48:30 | Weblog

 

蜆汁またも年金下がるかな

 私の大好きな蜆は、全国の特に利根川水域、琵琶湖、八郎潟などの生産量の多い地域初め全国で、水質悪化と乱獲また環境の変化で漁獲量の減少が激しいため、この頃、国産の蜆の値段が高騰している。庶民は今までのように大きな口を開けて沢山蜆汁を吸うことが出来なくなり、高嶺の花 となっている。我が家ではこのところとんと蜆汁が食卓に乗らなくなった。しじみ初め多種の魚などの漁獲量の減少が伝えられている。今後食糧確保が重要であることは当たり前である上、限りある地球の中で、人間のみの生存や利益だけを考える時代は完全に終わったとつくづく思う。更に重大に思うことは、年金が下がり、消費税と人為的円安により石油初め多種の輸入物価が上がり、庶民には、アベノミックスなどは遠いことのように感ずる昨今である。また政府は「インフレターゲット」とかで、デフレからのレジュームなどと言うが、一度発したインフレを抑えることは難しいという。インフレを起こした場合に、物価だけが上昇し景気が回復しないスタグフレーションとかいうものを心配する見方もあると聞く。 


重圧を跳ね返した感動の泪と笑顔

2014-02-23 10:15:50 | Weblog

 

成し遂げた泪と笑みの春の虹(浅田真央さん)

 

 

 

   

 森元首相は浅田真央さんを「あの子、大事なときには必ず転ぶ」とこころない発言をし、多くの国民の批判を浴びた。森元総理は、首相時代に様々な発言を「失言」としてマスコミに叩かれた。人間のおごりは怖いものである、「失言」と頭の軽さが総理の時代を短期のものとした。その反省と恥じらいもなく、まあ良くも社会に顔を出して重責についていると思う。作家・小池一夫氏に森元首相の「浅田真央選手は大事なときには必ず転ぶ」発言に対し→ 「森さンは大事な時には必ず失言する」と言われた。森元首相を「鈍感人間」と言いたい。多くの国民は浅田真央さんの快挙に感動の渦となった。「今も心が震えてます貴女らしさをありがとう」「たとえようのない重圧を打ち破り最高の演技をみせてくれました、日本の誇りです」と魂が震えるこの感覚に日本中が湧きまた泣いた。四年前のバンクーバー冬季五輪以後、お家芸のジャンプを一から見直し、究極な努力で完成させたと聞く、その完成の全てが重圧の中のフリーの演技で完全なものとなったのだ。全ての国民に感動と勇気を与えてくれた浅田真央さんに心からありがとうと言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 


時代ものの時計

2014-02-22 12:27:55 | Weblog

春めくや古き時計の螺子緩む

          春めくや壁掛け時計螺子緩む(上の句を先生から添削される)

 

                                                                                                      

 家に古い掛け時計がある。ずいぶん前(父の代)に動かなくなって倉庫に仕舞込んだままである。たまたま倉庫に用があって、この時計を見ると、私の祖父が何時も時計の傍に置いてある台に登っては時計に螺子を巻いていた姿を思い出す。この頃、歳のせいなのか古いものに感心を寄せるようになっている。 いまどきこんな古時計を時計屋へ持って行っても相手にしてくれないかもしれないし、直ったとしても古い時計はすぐ狂ってしまうようだので諦めていましたが、知り合いの時計屋さんで、古い時代ものの時計を分解修理することを知ったので、早速時計屋さんに持ち込んで見た。治るかはさなかでないが時間が掛かるが挑戦してみてくれるとのことだった。何時でも良いですからと言ってお願しておいた。忘れたころになって息子さんが時計を届けてくださった。調子良く動きそうなので早速三階の廊下に飾った。時計屋さんが言うには3~4日ごとに必ず螺子を巻き、巻忘れて止まってしまうと動かなくなる可能性があるということでしたので、これは私のボケ防止に最適と考え、螺子巻きは私の役目と決めた。あれから二ヶ月多少の狂いはありますが順調に動いてくれている。先回の俳句教室に上の句を投句しましたが、先生から「古時計や螺子緩む」を古時計だから螺子が緩むのは当たり前ですから、「壁掛け時計螺子緩む」と添削されましたが、私としては。季語が「春めく」ですので、のんびりとした何か仄かな雰囲気の「時代ものの古時計」を詠いたかったのですので、どうも納得がいかないでいる。


難病と戦い遂に銅メダル

2014-02-19 11:16:46 | Weblog

難病の勇気の種を蒔きにけり

                                          竹内 托選手を詠む

ソチ五輪スキージャンプ団体銅メダルおめでとうございます。
出場した竹内 拓選手が大会後の記者会見で難病のチャーグ・ストラウス症候群であることを告白しました。

 

無題.jpg

チャーグ・ストラウス症候群とは

気管支喘息またはアレルギー性鼻炎といったアレルギー疾患に続いて起こる、末梢血好酸球増多を伴う原因不明の全身性の壊死性血管炎であり、アレルギー性肉芽腫性血管炎(allergic granulomatous angiitis: AGA)とも呼ばれます。

竹内選手の場合は、2、3年前に発症したぜんそくから誘発されたもので医師の診断では8割方その可能性があるとのことです。
1月初めまで行われたジャンプ週間を終えて日本に帰国した後の検査で発覚しました。


年間新規患者数は約100名で年間の医療機関受給者数は約1800名と推定されている非常に珍しい病気で発症確率は120万人に1人の割合とも言われています。
5年生存率は62~78%と決して良好ではなく、急性期には血管炎症状が数日単位で急激に悪化することもあります。
約20%に脳出血・脳梗塞や心筋梗塞・心外膜炎、腸穿孔などの重篤な臓器障害が起こり、気管支喘息も治療抵抗性であることが多いです。

とても心配な病気です・・・

原因
原因は現在不明ですが、白血球の一種である好中球に対する抗体(抗好中球細胞質抗体:MPO-ANCA)が約50%の症例に検出されることから、この抗体が病因に関与していると考えられています。

症状
最初は喘息か鼻アレルギー、またはその両方が起こったり、悪化したりして患者はくしゃみが出たり、鼻水や眼のかゆみが続いたりします。
副鼻腔の炎症は顔の痛みを生じ、ポリープが鼻にできることがあります。

全身に不調や疲労を感じ、発熱、寝汗、食欲不振、体重減少などがみられます。その他の症状には、どの器官が影響を受けたかにより、以下が考えられます。
・筋肉や関節の痛み・息切れ・せきや、ときに喀血・胸痛・発疹・腹痛・血便・腕や脚の知覚異常、しびれ、筋力低下

治療法
一般的にはステロイド薬で治療します。
プレドニン30~60mg/日で初期治療を行ない、症状が改善したら漸次減らしていきます。
一年間以上にわたり治療する必要があり、早期に治療を中止すると、再発をきたすので注意が必要です。

                                                                  以上ネットのニュースから引用する。

竹内選手はステロイド薬を飲んで症状を抑えていますが、薬の影響で筋力が落ちるため、競技を続けていくのは並大抵のことではないはずだ。
入院中一度はオリンピックをあきらめようと思ったこともあったあそうですが、それでも”病気だから駄目だったと思われるのは嫌だと、病室にトレーニング器具を持ち込み、必死で間に合わせたようだ。こういう病気で苦しんでいる人に元気を与えられればいい”と竹内選手は今後も病気と向き合いながら競技も続けていき、2018年の平昌五輪を目指すつもりと意気込みを語ってくれた。とにかく集中が必要なトップアスリートにとって病気の痛みなどはかなりハンデとなってしまうと思いますが、これからの活躍を一層応援しなければとあらためて思う。竹内選手、同じ飯山市内に住む者として本当によく頑張ってくれたなと心から思います。竹内 托選手の勇気ある偉業を孫達に真剣に語ってやりたいと思う。



 

 

過去100年で一番の大雪

2014-02-18 12:07:03 | Weblog

 

安らぎはまだまだ遠き春模様

 毎日のように報道されている今回の大雪、国道18号線の群馬県安中市と長野県軽井沢町にまたがる碓氷峠付近では、大雪の影響で14日夜から200台以上の車が動けない状態になった。また、東京都の山間部や山梨県には孤立集落が点在し、住民の生活に不安の日が続いた。今日あたりやっと冠動脈道が懸命の除雪作業によりまだまだ完全ではないようですが、物流が流れ始めスーパやコンビ店に、生鮮食品初めパン、弁当など日配品が並ぶようになったと言う。両県は大雪でも20cmを満たさなかった、今度の観測史上にない大雪で、交通が麻痺し陸の孤島となった。その点 私共北信州の雪国は道路の除雪インフラが整備されているため今度の110cm~120cm大雪でも、写真のように、そんなに慌てることなく人や車両はスムースに流れている。雪で有名な飯山線は、一日だけ運休になっただけで翌日から前線開通となった。だが北信州の雪国は、例年は2月の中旬になると雪が降っても今回のような大雪は珍しい。「冬来たりなば春遠からじ」はまだまだのようだ。だが、人生の厳しい冬もいつまでも続くわけではなく、希望に満ちた未来(春)がすぐ後ろに控えている。

 


倹約は美徳なり

2014-02-14 10:42:46 | Weblog

青々と命を秘めぬ浅き春

 我が家では今ごろになると、秋、兄さんから頂いた、玉葱に芽が出始めるので、その玉葱を水を注いだコップに入れて置きますと、玉葱の芽は、数日経つと、普通の葱のように葉が青々と伸びてくる。コップの水が濁りますので、時々変えてあげる作業が欠かせませんが、数回にわたって青々と伸びた葉をハサミで切っては葱の代用として食べている。台所に一つ二つコップをおいて育てておくと、いざという時に大変便利である。確か私が誰かでに聞いたのか、それともネットで知ったのかさなかでありませんが、我が家は数年前からこれをやっている。孫達は納豆が大好きですので、何時も食卓に欠かせない。青々と成長した葉をみじん切りにして納豆に混ぜ込みますと葱の代用となる。私は血液をさらさらする薬(ワーハリン)を常用していますので納豆を食べるとサラサラの効力が無くなると、主治医や薬剤師さんに言われていますので、大好きな納豆をここ十数年口にしていないが、冬の葱の高い時に、これこそ美徳な倹約であると思う。


二人の少年の快挙おめでとう。

2014-02-13 12:08:18 | Weblog

ソチ五輪少年舞ふや雪舞台

 

 

  ソチ五輪第5日の11日に不振が続き、チョット落ち気味の日本に快挙の報道が入る。スノーボードの男子ハーフパイプ決勝で15歳2カ月の新潟・村上一中3年、平野歩夢(あゆむ)(バートン)が93・50点で銀、大阪・上宮高3年の18歳、平岡卓(たく)(フッド)も92・25点で銅メダルを獲得し、日本に今大会初のメダルを一挙に二つもたらした。平野のメダル獲得は、1998年長野大会ショートトラック男子500メートル金メダルの西谷岳文の19歳1カ月を抜き、冬季五輪史上では日本選手最年少。スノーボードでのメダルも初。優勝は94・75点でユーリ・ポドラドチコフ(スイス)。3連覇を狙ったショーン・ホワイト(米国)は4位にとどまった。

 平野は新潟県村上市出身。4歳で競技を始め、小学4年でスポンサー契約するなど早くから頭角を現した。2013年8月のワールドカップ(W杯)開幕戦で史上最年少優勝を飾った。平岡は奈良県出身で、13年1月に世界選手権で2位だった。俳句では2月4日の立春から春の季語となりますが、ソチは冬季オリンピック開催中ですので、冬の季語で俳句を詠う。


蕗味噌

2014-02-11 08:44:00 | Weblog

蕗味噌やビルの谷間で郷想ふ

蕗味噌の酒解きたき嗅ぐ香り

 

昨日の午後、珍しく家内の実家の兄さん夫婦がやって来た。昨年から二回目の秋の収穫の後に土に埋めて置いた、大根、馬鈴薯、土付き葱、はくさい、など沢山の野菜をいただく、スーパーで買う冬の野菜は高くていまいちの味であるので本当にありがたい。鼻の良い私は姉さんが抱えている荷物に蕗味噌の香りに気がついたので「須坂は蕗が採れるんですね」というと、姉さんは「そうそう蕗味噌を置いて行くのを忘れそうになったと」笑って蕗味噌を出して下さった。何だか催促した見たいのようでしたが、毎年頂く、姉さんの蕗味噌の味はまた格別だ。木島平村の馬曲地区から須坂へ越して早25年になるそうだ。家内は兄さんと二人きりの兄弟だが、兄さんと家内とは干支で一周り違うため兄さんはすでに八十歳の峠を越えたことになる。夫婦ともに元気で何よりなことと何時も思う。何時も温厚篤実な兄さんとの付き合いは早46年になる。この兄さん夫婦はどれだけ私達の心の支えになってくれたか計りしれないものがあると会う度に想うこの頃である。

上の一句目は今から50年以上前に、僅かな期間でしたが、父の知り合いの東京日本橋の片隅の魚屋に修業していて望郷の念が重なっていた折に、母から私の大好きな「蕗味噌」が送られて来たことを懐かしく思い出した句です。二句目は毎年今ごろになると美味しい姉さんの蕗味噌でこれまた大好きなお酒を飲むのが楽しみでしたが、意とすることがあってお酒を断ったので残念至極な気持ちを詠った句です。


2014 飯山雪まつり

2014-02-08 18:22:59 | Weblog

雪の郷あしたに望み走りけり

 

ライトアップされた新幹線飯山駅前のお城

雪の龍悪しき埃を吸い込めり

ソチの空より遠く飛べ二羽の鷹

鷹は冬の季語

 

      ソチオリンピックの竹内 托君(飯山市出身)と高梨沙羅さん                   福寿町の連続最優優秀賞のー「福寿龍はくたか」

 

 

 


雪まつりの前日

2014-02-08 06:48:35 | Weblog

ミニ雪像足して削りし時忘れ

前日、商店街を歩いておりますと、商店街の両側の歩道添えに小さな雪の像が並んでいた。今日の雪まつりの準備のストーリートミニ雪像造りである。ミニ雪像はこれから完成させるのと、すでに完成した像がストリートに並んでいた。写真の方の製作中の像はどうもアンパンマンらしい。昨年死去したアンパンマン作者の漫画家「やなせたかし」さんを偲んでか、アンパンマンやバイキンマンのミニ雪像が多かった。今から32年前、市民が負担に感じている雪を資源と捉え。飯山商工会議所の青年部諸君が「克雪から遊雪」へのスローガンで実行に移した「飯山雪まつり」ですが、いまでは多くの市民を巻き込み協力していただき、他の地域では味わえない飯山らしさが詰った雪祭りにしようと、人々に愛され支えられながら今回で32回目を迎えます。また来年度の北陸新幹線飯山駅開業に向け 、飯山の伝統文化が詰まった雪まつりになるとともに、地元地域の活性化や商店街の賑わいを創出することで、これまで以上に「市民の祭り」として認知されるよう更なる発展を目指している。今日8日(土)9日(日)と本番 あいにくの全国に渡って近年にない大雪の予報、折角市民が製作し完成した雪像に雪が被り雪像がくっきりと見られないことが心配だ。孫達はパパの実家戸隠の婆の所へ行っていますので、家内と二人きりの「飯山雪まつり」、明日にでも雪の降り具合を見て市民それぞれ努力の上製作した大きな雪像を見学に行きたいと思っている。

 


平成25年NHK全国俳句大会

2014-02-05 10:26:06 | Weblog

最高賞大賞

ひとつぶの葡萄や母に吸ふ力

長野県 村上佳乃さん

中野市竹原の友人のぶどう園

長野県富士見町若宮の町社会福祉協議会職員村上方子(まさこ)さん(57)=俳、村上佳乃(かの)=の俳句作品「ひとつぶの葡萄(ぶどう)や母に吸ふ力」が、今年度の「NHK全国短歌・俳句大会」(NHK、NHK放送学園主催)の俳句の部一般部門で最高賞の大賞に選ばれた。俳句を作り始めて15年、初投句で射止めた快挙。19日に都内で開いた大会席上で表彰を受けた。

 大会は年1回開き、15回目。俳句は題詠「母」と、自由題で募集し、約8万4000句が寄せられた。村上さんは、このうち一般の部4万5719句の中から大賞5作品の一つに選ばれた。おどろくほどの快挙である。

 村上さんは県内の同人会を経て、7年前から都内の澤俳句会同人に入り、主宰の小澤實さんに師事していると言う。
 受賞した作品は、グループホームに住む母親(90)とブドウ狩りに行った際、「日頃は食の細い母が、ブドウをおいしそうに吸ってくれた姿がうれしく、命の限り見守りたいと思い、創作したという。母親に対する深い愛情が感じられ大変な敬句だ、本当におめでとうございます。同じ長野県に住み俳句を齧りながらも遅々と進歩のない私ですが、村上さんの敬句にあって自分のことのように嬉しかった。

 

また、村上佳乃さんは平成23年2月5日放送の俳人坊城俊樹先生の主宰の「NHK俳句王国」の兼題「春の夢(はるのゆめ」でテレビに出演され下記の句を詠っている

(はるのゆめ ちちにしかられいて うれし)
春の夢父に叱られゐてうれし

と投句されていた。やはり俳句の才能とたゆまぬ御努力が感じさせられる。