ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

垣根越しの鉄線花

2012-06-30 13:51:14 | Weblog

雨なけれ垣根越へたる鉄線花

どの色も比ぶすべなしクレマチス

こちら北信州は今年は空梅雨だ。九州方面は大雨で大変だったようですが、北信州は殆ど雨がなかった。今日は今朝から30度近い天候だが、からっとしているせいか、体の調子がしごく良く、何だか瑞気が湧いて来た。丁度ブログを書くネタがなく困っていましたので当てもなく北の方面へ車を走らせた。年に1~2度しか訪れない母の実家傍の狭い道を走った。車の中から写真の垣根越しの鉄線花と思われる薄紫の花に遭遇する。車を止めて、早速「ぼかし撮り」をした。鉄線花には青、白、紫、赤と、色々の花があるが、同じ紫でも濃い紫と薄紫の色など数種あり。比べることがないようにみな綺麗だ。空梅雨のなかで元気で垣根を越えようと咲く鉄線花に、きっとこの家の方が水を小まめにくれているのだと思った。丁度、母の遠い親戚にあたる家主に会ったので、半信半疑の「鉄線花」の花を確かめると「空梅雨なのに元気ですね、チョクチョウ水をくれているんですか」と訪ねると全然何もしてませんよ、ただホッテ置くだけだと言う。「それにしても元気に咲いていますね」と言うと、この花はもともと寒さにも乾地にも強い花だよと答えが返って来た。家主いわく、それにしても雨がなくて困るよ、こんな調子だと茄子も胡瓜も枯れてしまうよと深刻な顔をなさっていた。  


合歓の花

2012-06-29 17:19:58 | Weblog

合歓の花空青々と波打てる

久しぶりに、千曲川の川淵に咲いている「合歓の花」を訪れた。帰りに、リニュアルした湯滝温泉に浸かりたいと思っていましたが、突然に携帯のスケジュールのアラームが鳴ったので、あわてて携帯を覗くと、今日の午後、何時も御世話になっております「ケアマネージャー」との面談の知らせであった。うっかりしていた。何時もスケジュールの30分前に予定を入れておくので、千曲川の端へ降りて合歓の花を撮るのが精一杯でした。今年は空梅雨のせいか水が好きな合歓の花の色がいまいちのような気がした。去年ブログにした合歓の花にまだ会っていませんが、もう散り始めていると思う。足が不自由になってから、遠くまで歩けないので明日にでも車で「合歓の花」を撮りに行きたいと思っている。


北陸新幹線飯山駅完成遅し感

2012-06-28 16:24:15 | Weblog

新幹線あの誘地熱梅雨曇

松落葉期待うすしの新幹線

 あれほどに、全市民が期待に胸が膨ませ運動を重ねた、北陸新幹線の飯山駅設置運動、昭和63年に一万人市民集会を開催し盛り上がりを見せた。歴代の市長は国へ何回も陳情を重ねた。また青年会議所のメンバーがタスキを繋いだマラソンによる国への陳情、市民上げての運動の展開でした。あれから、30年近く、遂に平成26年に飯山駅稼働が決まり。今急ピッチにて工事が進んでいますが、三十年の隙間に、時代が大きく変わった。スキー客の減少、国、地方の経済の急激な衰退、それに加え高速道路豊田飯山インターチェンジの開設により「北陸新幹線」の開業に時間が経つにつれ、市民の期待度が下がっている。あれだけ熱の入った運動に、今市民は忘れかけたかような「北陸新幹線」に松落葉の季語を使ってみた。

 


芯なき政治屋

2012-06-26 16:15:25 | Weblog

マニフェストやぶるものなり羽抜鳥

 民主党本来の、基本中の基本・国民の生活が第一という案件から外れた方向になった。マニフェストで御馳走を並べた民主党の弁当は、いつも同じメニューの腐り始めた自民党の弁当より上手いだろうと期待した国民も浅はかだったが、全てに行き詰まっている野田内閣を我々国民は気が付いている。世界大不況になりつつあるさなか、国民に一番ひびく、消費税を、今 あげること自体、キチガイじみたやり方である。本来なら、自分が創った民主党の尊厳を民主党内で貫くのが当たり前と思うが、政治屋初め官僚どもは、自分自身の身を削ることなく、特殊法人のスリム化、天下り禁止と、国民と約束した「マニュフェスト」のかけらほども実行がなく、全ての負を弱い国民に押しつけて平気な野田政権、良くも国民の前にさらけ出せるものだ。何でこんな政治家ばかりなのか、腹の立ちっぱなしである。私はもう二度とこんな政治屋の為に棄権したことのない選挙を棄権すると決めた。来月の俳句教室の兼題に「夏の虫及び鳥」とありますので、上の句「マニフェストやぶるものなり羽抜鳥」を投句したいと思っている。

 

 

 

 


アマリリス

2012-06-25 11:54:14 | Weblog

             アマリリスその美しさに微醺かな

                                                                        

                                                            目裏に妖艶のこしアマリリス

この頃、腰の調子がよく毎日通っていた整骨院も週に二回になった。此処の先生は84歳になったとはいえ、力があるのに驚く、やはり職業柄なのだろう。開業して55年になるとのこと、長い経験と技術で、年は召しても先生を信頼する患者さんは多い。先生は大の花好きで季節季節の花を絶やした事がない。何時も整骨院の裏にある先生の自宅前を通る。先生の玄関の横の庭を覗くと妖艶をたどわす、2色の綺麗な花が咲いていた。花オンチの私は早速先生に花の名を聞きますと「アマリリス」の花だと言う。カメラを持ち合わせなかったので、治療が終わってから、自宅へカメラを取りに行き二色の「アマリリス」を写真にした。

 

 

 

 


ふれあい朝市

2012-06-24 07:06:42 | Weblog

新鮮な菜花の舞台夏の市

涼しげな顔と顔とのふれあい市

 

 

 

 かれこれ十数年続く夏の日曜日の朝、駅前広場で「朝のふれあい市」が開かれる。農家の朝採りの新鮮な野菜や花が並ぶ、生産者と消費者の触れ合いの場でもある。朝の顔と顔との会話、「約束したズッキー持ってきた」「お宅のアスパラ甘くて美味しいよ」「もう売れてしまったの、今度沢山持ってきてよ」とあちこちのコーナーから明るい話声と笑い声が会場いっぱいに広がる。日曜日の楽しい朝が、この朝市から始まる。

 

 

 


おにいちゃんが初めて撮ったラベンダー

2012-06-23 10:25:12 | Weblog

兄ちゃんの初のシャッターラベンダー

孫のおにいちゃん(6歳)が撮った初めての写真です。どのくらい続くか分かりませんが、朝5時に起きで婆と歩く運動を始めた。歩く途中で婆のコンパクトのデジカメで、初めて写真を撮ったラべンダーを今日のブログにしました。婆の言うには写真を撮る物体をしっかり定めてカメラを向けるようでした。汽車が走っているのを見つけて、弟が汽車が大好きだと言いながら、汽車が走る一番と思われるスポットへ走って行って撮ったようでした。弟に汽車の映像をテレビに映してやると、この汽車で僕たち長野へ行ったんだよねと興奮気味だった。婆は何時も喧嘩が絶えない兄弟だが、お兄ちゃんの弟思いの一面を垣間見たと言っていた。


限界集落

2012-06-22 17:41:21 | Weblog

来て見れば崩壊集落目を覆ふ

余花の雨平家の歴史消えそふな

 

 またも、家内の撮った写真です。崩壊寸前の家内の生まれ在所(平家の落人)です。44年前家内と結婚したころは52件の家があり、川へイワナ釣り、山でターザン遊びと、子供たちの飛び交う声で活気があった集落でした。その後、高度経済成長の大きな波にのまれ、若者は都会へ都会にと職を求めて村を離れ始めました。益々農業の衰退が続き、あの家、この家と姿を消すことになり、いろいろあった平家と繋がる伝統的行事が姿を消し、また、寂しいことに、子供たち初め、若い衆が元気つく、秋の実りを祝う御祭礼まで担い手がいなくなり失いました。村に文化が無くなると言うことは、全て大切なものを失うことです。道路が広くなり、車が走り、温泉が湧き、便利のになりましたが、人がいなくなると言う、ボタンの掛け違いが、全国の農村に起きているとのこと、多くの金など要らないが、つつましく助け合うの良いものが無くなることに一抹の寂しさが湧いてきます。そう言っている私の家内の実家も須坂市に移住して23年になります。兄さんはを離れたくなかったようですが、長男夫婦は長野市に職があるため、私の勧めもあって止も得ず歴史の深いとの別れになりました。今では、膨らみし過ぎた経済の衰退が、国民に明日が見えない不安が浸透しています。今になって経済成長が、はたして国民に幸せをもたらしたのか疑問に思う今日この頃です。


PCの故障

2012-06-21 14:46:35 | Weblog

墓地に咲くつゆ草の色澄みにけり

 

 天通虫汚れた世でも純の色

 

 

 

PCの故障でブログが書けなかった。キーボードの故障でしたので急遽、何時もPCのことで面倒を見ていただいている方にキーボードを交換していただいた。今日は予報では、どんよりとした曇りの日でしたが雨が降らないとのことでしたので、ゆっくりと細心の注意を払い杖を使わずに、以前歩いていた半分のコースを歩くことが出来た。役2.5キロ位と思われます。次会(7月2日)の俳句教室の兼題「梅雨全般」ですが、またも自信がありませんが、やっと本日投句が出来た。次の(7月23日)はすでに先生から「夏の虫」の兼題を戴いている。歩く途中、霊園のお墓の傍に綺麗な「露草」が咲いていた。気が付くと露草の傍の何と言う葉か分かりませんが、葉の上をのそのそと歩いている「天道虫」が目に入る。咄嗟に「夏の虫」の兼題を思い出し早速カメラに収めた。写真をPCに貼りつけ、腕を組み組み天道虫を眺めてみたものの、句が詠めませんでしたので、投句には日数がありますので慌てずに詠もうと決めた。だが、推敲が必要と思いますが、今日六月二四日に何んとか詠めた。


奥山の最後の蕨狩

2012-06-16 07:53:30 | Weblog

  蕨狩腰の痛さやどこへやら

奥山のぬるぬる蕨美味なりし

 

煮蕨や妻がひろぐる山の幸        

 家内の初めてのデジカメ画像です。家内の兄さんと義姉さんと家内の三人で今年最後のわらび狩りの様子です。蕨の季語は春ですが、此処は山奥ですので、例年は最盛期は五月の半ばごろから六月いっぱいです。今年は雪が多かった影響で随分と遅れて採れ初め、期間が短かったようです。家内の実家の蕨は高嶺地の為「ぬめり」があり、やわらかく甘みのある蕨ですので、長年ファンが多く、たくさんの人に頼まれておりますが、今年は雪の関係か例年の半分程度の採れ方だったようだ。写真は今年最後のワラビ採り風景です。


思い出の無言館

2012-06-15 11:58:59 | Weblog

無言館泥濘にジャングルに死せり (けさの一句より)金子兜太

卯の花腐し志擱く無言館

 夏の日や悔しい一語無言館

 平成九年に開館して間もない時期に「無言館」を訪ねた。上田市のまわりを山々に囲まれた塩田平と呼ばれる田園地帯の丘陵地の頂に、浅間山を背景にして、先の太平洋戦争で志半ばで戦地に散った画学生30余名、300余点の遺作、遺品が展示されている。
信濃デッサン館の館主窪島誠一郎(作家水上勉の長男)が、美術学校の仲間を戦争で失った画家野見山暁治さんとともに日本各地の戦没画学生のご遺族のもとを、敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐(あつ)めたという。 信濃デッサン館の分館として、平成9年5月2日に開館する。「けさの一句」は有名な「金子兜太」さんの句ですが、この句に季語がないことに気が付く「泥濘」でいねい(ぬかるみ)は季語かと思い調べると、私の歳時記には載っていない。ジャングルは季語でもなさそうだ。もっと詳しいく書かれた歳時記にあるのかも知れない。解説の「村上護」さんは「死に場所は「ぬかるみ」や「ジヤングル」というのは悲惨の極みを象徴する。その心根をずばりと吐いた力強い一句だと称賛している。


夏の雉

2012-06-14 19:17:20 | Weblog

夏の雉シャッターどもる雄姿かな

 

 今日は病院の定期診療の日、11時の診療予定時間にぴったりの診察となる。ワーハリンの効き目、BHPの心臓機能検査、コレステロール、中性脂肪、血圧、特に血糖値が空腹時でなくも102と、ヘモグロビン5.7で全ての値が良好でした。私は動脈硬化の進みがぐわいが、一番気になりますので、今日の数値だと、動脈硬化が進まないと先生も御判断くださった。今日は少量ですが上手い酒が飲めると一人でにやにや。病院の帰りに雑草の中に綺麗な雄の雉を発見、慌てて車を止めてカメラを向けましたが、何時も突如に撮れるカメラを二台用意しているのですが、残念なことにその良い雄の雉が見えなくなった。また現れるかもしれないと、1000に1の期待を込めてその場に車を止めてシャッターを押す用意をしていたところ、その1000分の一の願いがかなって、再び綺麗な雉が現れた。やっとの思いで写真に治めることが出来た。家内と顔を見合わせて、今日は全て良好の日だねと微笑んだ。

 

ときめくや野山に出会ふ夏の雉

2009年6月12日のブログから

2009年6月12日のブログにしましたが、千曲川の東側(木島側)の堤防をゆっくりと降りて行く雉と合いました。これが初めての野雉との出会いでした。望遠で撮ればと思いました。そんな経験から今日は望遠で撮りました。

 


蛍袋

2012-06-13 05:19:37 | Weblog

                    華やかでどこか寂しげ提灯花

          夕闇に蛍袋や白く浮き

 

 夕方近く、車を走らせ、杖を頼りにゆっくり辺りを散策していると。ある農家の庭に可憐な白と淡紫色の蛍袋(提灯花)を見つける。昔、子供達は、この花に蛍を入れて遊んだことから名付けられたようである。思い出せば、私も子供のころ友達と蛍がいっぱい飛んでいる川淵で、何の花かはっきりした覚えが有りませんが、多分蛍袋ではないかと思う花に蛍を捕まえて入れて遊んだことを薄々思い出す。あの頃はまだ農薬の少ないせいか、蛍が乱れるように飛んでいた残像が脳裏に残っている。 また蛍袋は私は食べたことは無いが、天ぷら、お浸し、和え物、煮物等の食用にもなると聞いたことがある。どんな味だろうか、何時か確かめてみたいと思う。