画の叶ふ日の遠かりし朧かな
画友の優秀賞 先生の特別出品
吾墨画遠くにありて春の雨
今回の出展作は自分の中で、もしかしたらとうぬぼれがありましたが、ガーンと頭を叩かれた思いに陥った。私なんか足元にも及ばない優秀作品が沢山あったことに驚きと勉強になった展覧会でした。左の月と芒の「優秀賞」の画は同じ教室の画友の作品です。彼はコツコツと描く努力家で、聞くところによると、彼は高校時代美術部だったようです。芯から画が好きで、ほとんど毎日と言ってよいくらいに絵筆を持つとのことです。日々の努力が報われたのだと思い知らされた彼の「優秀賞」でした。それに比べ足元にも及ばない私は、老後の楽しみの一つくらいに思っている自分が何時も存在している。「もしかしたらなんて」とんでもないことに反省しきりです。