ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

まだ硬くな蕾

2014-03-31 16:14:59 | Weblog

 

 ゆるみつつ花の蕾の口結び

花つぼみまだ硬くなの三月尽

 

 

 

  

 

 

 

 

 写真の老さくらの蕾は緩み始めましたが、全体にはまだ色がついて来ていない。この老さくらは市内で一番に花を付ける一本桜(染井吉野)である。桜前線の報道では東京初め長野県の南の地方はすでに咲き始めたとのこと、こちら飯山は毎年、長野市や上越市より一週刊間位い遅く咲く、このところの暖かさだと、急に蕾が緩み始めるのではないかと、心待ちにしている。今日は三月最後の日、何時も思うことですが、二月は二十八日で終わる上、続いての三月はこれもあっという間な気がしている。多分雪国の生活は、季節が変わる節目の為か早く感ずるのだろうと思う日々である。

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北信州に春の旬の鰆来る

2014-03-30 08:14:40 | Weblog

旬鰆生き生き生きと吾も生き

          

 先日も弟が市場より、舞鶴港で水揚げされた今にも氷の中から飛び出しそな新鮮で一mはあると思われる春の代表魚「鰆」を数本競り落としてきた。その中から特に新鮮で目が光っている鰆をゲットした。旬の鰆は京都の白味噌に漬けた「西京漬」の西京焼きが上手い。こちらには京都の白味噌はなかなか手に入らないので、家にある市販の味噌に漬ける。我が家では鰆の西京漬は鰆に塩をふって、少し時間をおいてからバットにガーゼを敷いた上に味噌に酒、みりん、砂糖をしっかり混ぜ合わせて漬け味噌を作る。そこへ適度に切った鰆の切り身を漬けこむという簡単な漬け方である。サランラップかけ冷蔵庫に一日置くと美味しい「西京漬」が出来る。先日の夕食は西京焼でなく写真の二種類のお刺身にした。鰆は年中ありますが魚に春と書くと言うように、今頃水揚げされる日本海の鰆は特別だと思う。残った半身をナイロン袋に入れ冷凍しておいた。当分の間楽しめそうだ。にやにやと喜んでいるのはどうも私一人のようだ。

 

 


リハビリ

2014-03-28 09:30:10 | Weblog

 

春深し己が手の麻痺ひかり見ゆ

 全国にさくらの便りが聞こえる頃になると、さすがの北信州も寒さが和らぎ暖かい日が続く、左手に麻痺のある私は、こうして先生にリハビリして頂いていますが、暖かくなりますと手の動きが良くなる。普段は親指が曲がって内側にかたまるのですが。このところ極微ではあるが、指が起きあがり使えるようになって来た。右利きの私はPC初め、字を書く、墨絵を画くこと、何するにもさほどに苦にはなりませんでしたので、ついと、左手を使わずにいたので、長い間のリハビリ生活となってしまっていた。ほんの米一粒の明りが見えて来たような気がしてうれしい。リハビリは全身を診ていただいていますので十六年の長期に渡っていると言う分けなのです


湧きだしたクロッカス

2014-03-26 08:26:29 | Weblog

 足元に遠慮しがちのクロッカス

忽然と地から湧き出すクロッカス

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

 久しぶりの病院のリハビリに往き交う通り道に、Kさん御夫婦がボランティアでインフラ整備を行っているマンションの前に通り掛かると、このところの、春の暖かい日差のためか、すっかり雪が消えて手入れの行き届いた庭に、可愛い黄色のクロッカスの花がにわかに遠慮がちに顔を出していた。この可愛いクロッカスの傍にまだ雪囲いが解いてない飯山市の市の花「雪つばき」が蕾を膨らまし初めていましたが、花開くのは何時も四月の後半のような記憶がしている。良く椿と、山茶花の花はそっくりですので、間違えがちですが、椿の花は散る時は花ビラのままストンと散り落ちますが、山茶花は花びら一枚一枚に散ると言う。毎年セカンドオピニオンで診ていただく東京の病院へ行く五月ごろに、何時も泊まるホテルの庭に山茶花のまばらに咲く遅咲きの花を見ますが、最盛期の散ってしまった山茶花の花びらは土に戻り、手入れが行き届いているのか、二度咲を楽しませてくれることを思い出す。                                                     


日向夏届く

2014-03-25 07:53:09 | Weblog

鳥帰る南国の味やって来る

 

 

    

                                                                  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昨日、南国宮崎から名産「日向夏」が届く、九州宮崎は今朝のテレビでは昨日あたり、桜が開花したと言う。今朝の気温はすでに一四度のようだ。北信州も昨日、今日と暖かい。この暖かさは今週中は続くようだ。細長い日本列島、南国宮崎は春が早い、それでも桜の開花日は例年より一週間位遅れて花開いたとの報道。はずかしながら、この「日向夏」を知らなかった。テレビかネットで知ったので、早速ネットにて発注しておいたが、忘れたころに届いた。右にスキャンしたようにこの日向夏は林檎のように皮をうすく剝き、皮の下の白い部分と一緒に食べるのだと言う。早速剥いて戴いて食べると、香りが最高でしたが甘さより酸味が多いような気がした。少し早目の出荷だったのかもしれない。もう少し熟した甘い日向夏を期待したのだったが。南国宮崎は桜が終ると急速に夏に向かうのだろう。

 


揚雲雀

2014-03-24 12:07:50 | Weblog

青天井ひとりじめする揚雲雀

真つ青の糊一枚に揚雲雀

今日は雲ひとつ無い上、霞もかかっていなく、澄み切った深い青空となった。こんな時は季節から言って「揚雲雀」の句をと思い、千曲川の堤防バイバスを歩き、広い空を眺めましたが、鳥らしいものが見当たらなかった。雲雀が飛ぶのを見えるのはまだ早いのだろう。そんなため、今日の写真は数年前に撮った写真をPCのフャイルから引っ張って添付した。少し風邪気味の私はマスクしながらの完全武装でしたので、歩き始めて直ぐに背中に汗がにじみ始めたので防寒着を脱ぎ腰に巻いて空を眺めながら歩いた、家内の日記では昨年の今日は小雪模様でしたが寒かったようだった。まだまだ雪国は安心できないかもしれない。

 

 


春の雪

2014-03-22 13:05:06 | Weblog

強がりもいつしか消える春の雪

 昨日三月二十一日は春のお彼岸と言うに激しい雪の日であった。昨夜は予報ではかなりの雪が降ることでしたが、朝起きて窓を開けるとテレビ予報はかなり大げさのようだった。今朝からの好天、やはり春の日差しは暖かい、冬の強がった雪の消え方が早くなった。今回の風が強い横殴りの大雪は北海道初め東北地方に集中したようだった。彼岸も過ぎ、これで雪とお別れ出来るような気がする今日の暖かさである。慣用句「寒さ暑さも彼岸まで」とは「冬の寒さ(余寒)は春分頃まで、夏の暑さ(残暑)は秋分頃までには和らぎ、凌ぎやすくなる」という意味である。ちなみに三月の春の彼岸も陽気は冬を迎える十一月下旬から十二月初めの気温だとのことです。


君子蘭

2014-03-21 07:02:28 | Weblog

名の如く堂々と座す君子蘭

吾小人君子蘭にあやかりたし

 

 毎年ブログにしておりますが、写真の君子蘭は、かれこれ6~7年前になりますか、直ぐ傍のおばあさんから、私の形見だと言って家内が戴いて来た。その老婦人はは長期にわたり、私の母の良き友達であった。すでに九十三歳になられるが、元気で週二回デーサービスセンターへ行っていなさる。この老夫人は母と同年であると聞いていますから、すでに母より十四年も長生きしていることになる。若い時代は虚弱体質で何時も医者がかりの方であったと聞いているが、九十三歳も長生きしていることに、本人も驚いているらしい、思うには、虚弱体質なため、医者にかかりかかり、健康に気を付けた人生が長生きとなったのだろう。家内は鉢の植え替えをしたのか、今年は例年になく沢山の花を付けてくれた。花が大きくなったので株分けするつもりらしい。

 

 

 


栄螺やって来る

2014-03-19 08:18:25 | Weblog

久しかり夕餉たのしき栄螺めし

栄螺焼く磯の香りも焼きにけり

 弟が市場より写真の栄螺を20個ほど仕入れて来てくれた。スチロパールの蓋をあけるとなつかしい礒の香りが飛び込んで来た。だが、海水のとても綺麗なところではあまり磯の香りなどしないらしい、久しぶりのサザエである。本日の夕餉に壺焼きと栄螺の炊き込み御飯にしたと思っている。我が家のサザエの炊き込み御飯は、お酒と刻み生姜、千切りしたニンジン、しいたけ、シメジなどをいれて炊き込みますが、お酒を入れるので出来上がりはなんとなく固いかな・・といったかんじの炊きあがりになりますがべちゃべちゃしているよりずっと美味しく食べられます。本当に久しぶりのサザエの炊き込みご飯ですので、孫達が喜んでくれるかが内心心配しているが、本日の夕餉が楽しみである。


春の陽が射す組子

2014-03-16 11:14:38 | Weblog

細やかな日射し組子の春障子

 

 春の日差しが組子障子を通してやわらかな安らぎをかもしだしてくれる。この数日、冬の寒い北信州も、ようやく暖かな春の陽が顔を出すようになった。待ちに待った北国の人々は、何となく希望と言うのか前向きな気持ちになる季節の到来である。このメリハリのある季節感を味会うことが好きな私です。そろそろ残雪の下から「蕗の薹」が本格的顔を出す頃であろう。先日は早々と須坂の義姉さんから頂いた美味しい蕗味噌を戴いて、暖かい炊きたての御飯に乗せて春の香りを満喫した。こちら飯山の雪の下から顔出す「蕗の薹」のほろ苦い味がまた格別である。先日ブログにした今年最初に見た雪の下から顔を出している「蕗の薹」がどんなようになっているか、近日中にその場所に行きたいと思っている。多分、何方かに初採りをされているだろうが、蕗の薹は次から次へと雪解けの下かから顔を出すので、採れないことはない場所なので心配していない。


母の命日

2014-03-15 08:33:07 | Weblog

今更に不幸を詫びる花曇

母の逝くこころ静かに春の宵

父母の金婚式昭和63年

 先日は病院の定期診察の日でした。予約が午前11:00でしたが、主治医の先生の診察が遅れている上に、緊急手術の立会いで診察が寸断してしまったため、診察が終わったのが午後三時回っていた。病院を出た後、いろいろ所要があり、帰宅出来たのが午後五時を回っていた。昨日は一日かかりの診察日だった。帰宅後、本日の診察結果が良好のことを、感謝の意を持って仏壇に手を合わせると。ふと、母の命日が三月の今ごろだと気が付き、仏壇の御位牌に目をやると、偶然にも昨日の三月十四日であった。また仏壇に供えた花が新しくなっていることにも気が着く、家内が手向けてくれたのだろう。 母は父の死の四年前に逝った79歳の死であった。戦後の混乱期を働いて働いて働き詰めで、私達四人の兄弟をそれなりに育ててくれたのに、ろくな親孝行も出来なかった自分を、いまさらであるが母に詫びる気持ちで改めて手を合わせた。今になって静かに思うことは、母は晩年、ある仏教の熱心な信者であった。そんなことから死を迎えることに心おきなくやすらかに受け入れることが出来たのだと思う。


「同期の桜」の句友の快挙

2014-03-12 07:10:15 | Weblog

 

(うすづ)くや栗煮る匂ひ書斎まで

玉井利之

 早六年は過ぎましたか、信州大学名誉教授の「現代俳句協会会長」の「宮坂静生」先生が主宰する俳句会「岳」の教室へ私と同期に入った、坂城町の玉井利之さんが句集「岳」の三月号での1000句以上の掲出句の中から上句が主宰から特選句としてに選ばれた。この快挙に自分のことのように嬉しい。利之さんはこのところ急激に俳句が自分のものとなり、著しく上達していることを感じ取っていました。彼は月二度にわたり、先生から出される兼題を詠んだ教室の句友の句を全て捌くという、大変な仕事をこなして下さっている。私はこのところの冬の寒い数カ月の間、持ち病のこともあって長野市の俳句教室に出席せずに、兼題を投句するだけにしておりますが、教室では利之さんと隣同士の席である。俳句の世界は、どんな名誉ある経歴をお持ちのお偉い方でも、お互いに詮索することが無い。皆さんみな平等である。私は、俳句のそんなところが気に入っている一面である。利之さんは一緒に俳句教室に御世話になったころから、この方は俳句が上達なさるだろうと思うことが節々感じていた。私も利之さんを目標に一歩でも近付きたいと衷心より思った次第です。利之さんの句「舂(うすづ)くや栗煮る匂ひ書斎まで」に主宰から以下のような句評があった。「日暮は一日のものごとに一斉にけりをつけ出す時刻。秋はなおさらに「舂く」という古語、栗を煮る匂いの懐かしさ。書斎で本でもひもといている作者の日常詠に、過ぎゆく季節の哀感が巧みに捉えている。」とあった。

 

 

 


東北 三月十一日(3.11)

2014-03-11 13:12:51 | Weblog

東北に復興の種蒔き続け

悲しさを波に返せし春の海

奇跡の一本松

 

                                         東北の人々の悲しさ苦しさを思うと3.11の日に当たり僭越な言葉がありません。


コハクチョウの北帰行

2014-03-09 10:32:58 | Weblog

鳥帰るアルプスを超へ祝婚地

写真は Mさんのブログから拝借

安曇野に在住のMさんのブログを拝借すると次のように書かれていました。

 コハクチョウの大半がもうシベリアへと旅立ってしまったのか、愕然、サヨナラも言わずにサヨウナラになってしまうなんて!とすっかり気落ちしてしまったのですが、(まるで、恋人との突然の別れに直面したかのような気持ちに・・・・何とか気を取り直して、北穂高の孤島の田んぼに行ってみることに。すると・・・・。いました!多いときは、飛来数、1000羽を超えていたコハクチョウですが、北帰行が始まったとは言え、まだ、半分くらいは残ってくれているようで、とりあえず、ホッとしました。水の張っていない田んぼで休んでいるコハクチョウもいて、思わず、嬉しくなってしまいました。それでも、もうすぐ、餌やりのおじさんに群がるコハクチョウ達の姿も、見られなくなる日も近いと思い、コハクチョウの姿をカメラで追う楽しみもなくなってしまうと思うと、寂しい限りです。」とあった。新聞報道によりますと安曇野犀川ダム湖のコハクチョウの北帰行は二月二十日頃から始まったようだった。