ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

10月の兼題 「秋思」

2007-09-30 14:41:13 | Weblog
まつりごといずこに向かう秋思かな



10月の俳句サロンの主宰からいただいた兼題は「名月or満月」と「秋思」です。10月5日までの投句です。
明日から空転していた「ねじれ国会」が始まろうとしています。テロ特措法はじめ、年金問題、格差問題、消費税はじめ借金だらけの財政問題、などなど山積する難問題が多過ぎる。国の根幹である政治の信頼感が欠如している昨今、前途多難の福田内閣は少しでも信頼回復が出来るか否か問われていると思います。

すすき

2007-09-28 16:32:52 | Weblog
近づけば丈高くなる芒かな


上の写真はいつ撮ったのか、多分一昨年だと思う。いわし雲の日でしたので11月に入っていたかな?マイピクチャーにあった芒の写真を載せました。秋が深まり紅葉近くなりますと東の山に「花すすき」が一面に波が打ち、 夕焼け時に赤く染まって非常に美しい光景を生み出すスポットがあるので、タイミングを見て写真を撮りにいきたいと思っている。

魚のセリ市

2007-09-27 13:39:15 | Weblog
セリ負けし鯔を跨ぎて去りにけり




今朝早く起きて店の店長と長野市の水産会社に所要があり出かけた。久しぶりに魚の糶の現場を見学した。店長から話には聞いていましたが魚の仲買人の数の少ないのに驚いた。年々大型スーパーにおされ街の魚屋なくなっていることは承知でしたが、これほど寂しいとは驚嘆だ。数十年前私が魚を糶落として仕入れしていた時代は仲買人はおそらく200人はいただろうと思ったが、今日は30~40人位だった。。威勢の良い魚屋の雰囲気が何処へいったのだろうと思う。こんなところにも、日本の伝統的文化がなくなっていることに気がつかさせられた。
秋の季語の魚が少ないのですが、秋刀魚ではと思い、鯔(ぼら)にしました。実際魚屋さんが跨いでいたのは新鮮な近海の鯛だった



彼岸過ぎて

2007-09-26 19:16:39 | Weblog

思わずに腕さすり知る今朝の秋




「暑さ寒さも彼岸まで」と言うように、彼岸過ぎてから急に朝冷えがする。今朝の散歩はまだまだと思い、いつもの半袖のかっこうで出かけましたが、思わずに腕をさすってしまうほどの寒さであった。だが日が上がるにつれて寒さがやわらぎ、さわやかな風を一人で独占しているような気持となった。
これからの、私共北信州は稲刈りをはじめ、名物野沢菜、またまた信州特産の、秋蕎麦、りんご、梨、葡萄など、秋の収穫で活気がつきます。その上、天然ものの「きのこ類」や「根曲がりたけのこ」などが、地方の話題を独占するうれしい実りの秋となるでしょう。


中秋の名月

2007-09-25 18:59:20 | Weblog

名月や民を照らすも格差なし


名月を沈めてしずか千曲川



今宵9月25日は中秋の名月です。朝から雨模様でしたので名月が見られないだろうと思っていましたが、すっかり晴れて名月に会うことが出来た。俳句をかじる私は名月を眺めながら句作にと試みましたが相変わらずの駄句です。満月は9月27日ですから、今年の中秋の名月は満月の2日前の今宵です。月に向かって左側が少し欠けているそうですが、肉眼では気がつかず満月に見えてました。月見酒といきたいのですが、今宵は休肝日ですので、ぐっと堪えた。

秋刀魚

2007-09-24 12:06:21 | Weblog
美しく裸婦のごとくの秋刀魚かな



今日の句は少し不謹慎かな。御訪問者のみなさんお許しください。今年、津軽沖にやってきた黒潮は例年よりずっと漁港に近くまで来たため、その黒潮に乗ってきた秋刀魚が豊漁の上、燃料費はじめ色々なコストダウンは出来て、今年の秋刀魚は美味し上に安いと、どこかのテレビで報じていた。今晩は写真の新鮮な秋刀魚をお刺身にし、酒の肴としよう。今から楽しみである。さんまと言えば、今読んでいる、宮本輝の小説「にぎやかな天地」には数々の発酵食品が出てくる。主人公の船木聖司は豪華限定本の編集者で32歳。「日本伝統の発酵食品」を扱った豪華本を、という依頼を受けて日本全国を取材して回る。
 醤油や鰹節などとともに出てくる熟鮓(なれずし)とは何か。聖司いわく、これを食べて「発酵というものの底深さに触れた気がした」。熟鮓(なれずし)は、和歌山の熊野川のアユや熊野灘沖のサンマを塩漬けにしたあと、ご飯、シダの葉と一緒に熟成させる。熊野川流域で発達したこの保存食はにぎりずしよりも歴史が古い。とあった。私も一度食べてみたいと思う。日本の伝統食品である、糠漬、納豆、くさや、酒、酢、味噌、醤油、熟鮓はみな微生物が生んだ発酵食品だ。




秋の御彼岸

2007-09-23 18:34:33 | Weblog
秋彼岸あの世の父母はなじょしとる




今日は彼岸の御中日、夕方墓にお参りする。年に数回登る墓地までの坂、登る度に足の弱さが進んでいることを確実に感ずる。発病以来九年近く、毎日の歩行運動を欠かさないつもりであるが、一抹の寂しさを覚える。お墓に手を合わせながらふと、あの世の祖父母や父母は相変わらず商売に精魂をかたむけていることだろうなと思った。




秋祭り

2007-09-21 15:59:53 | Weblog

若者がこんなにもいる秋祭り




北信濃路の初秋を彩る「秋祭り」。ここしばらく、毎週末を中心に各地伝統の祭りが行われているが先週末の夜には、勇壮さと華麗さを代表する飯山市飯山奈良沢の「大天狗の舞い」、同秋津静間神社の「屋台巡行」が行われ、多くの住民やアマチュアカメラマンらでにぎわった。
飯山市の無形民俗文化財に指定される奈良沢神社の大天狗の舞い。狩猟時代の名残りともいわれる「はたき天狗」「弓矢天狗」などが伝わる同神社だが、猿田彦が村人の安寧を祈り、刀と大たいまつを持って交互に舞いながらシメ縄を切って神社に向かう「大天狗の舞い」は、勇壮さが有名です。ことしの宵宮は集落南側から道中唄にのってスタートした祭り行列は、ムラの辻々で舞いを繰り広げ、紅蓮の炎を上げる大天狗の舞いに喚声と拍手が沸いた。
また、秋津静間神社の例大祭。明治時代半ばの作で、飾りや彫刻などが秀でる祭り屋台が奉納されることで知られる。屋台はことし、集落内巡行の後、北畑・大久保・中町の順で神社下に集結。その年の人気キャラクターが登場して話題を集めた。クライマックスの坂の引き上げでは、子どもたちが奏でるお囃子が急にテンポを早めるを合図に、鮮やかな提灯に伝統の彫刻を浮かび上がらせた屋台が一気に坂を駆け上がり、神社境内に鮮やかな絵巻を描いた。北信濃新聞社記事より。




孫椋一君

2007-09-20 13:39:15 | Weblog

笑はせてまた笑はせて秋の夜




孫の椋一君はパパ、ママ、爺婆より一足先に夕飯をすませる。みなが食卓につくと、手持ち無沙汰のように家族の周りをウロチョロして目を離すことが出来ない。テレビの音楽番組など始まると、小さい腰と手足を動かし音楽に合わせて滑稽に踊りだす。これまた、可愛く面白いので家中大笑いとなる。最近の我が家の夕食時は椋一君の話題が90パーセント以上である。


ようやく秋の兆し

2007-09-19 17:38:30 | Weblog
信州の風にも秋の兆しかな






鏡湖から望む戸隠連山

九月も後半に差し掛かっているというのに、日中は経験したことのない熱さだ。間違いなく地球温暖化の影響だと思う。より便利さと快適さを求めたり、開発と称して自然破壊を繰り返し、自分たちの地球を自ら滅ぼす勢いである。だが、朝夕は信州らしく快適な冷たげな風に逢う。今朝の散歩歩行などは本当に気持ちが良かった。ついついと、2kほど余計に歩いた。

秋茄子の素揚げ

2007-09-18 17:00:16 | Weblog

秋茄子やことわざほどに美味なりし



秋サバと秋茄子は嫁に食わすなということわざがある。調べると、秋茄子のほうは「憎らしい嫁にもったいない」という意味らしいが、秋サバのほうは「跡継ぎを生んでくれるお嫁さんを大切に思うお姑さんの心配からくる諺らしい」サバは腐りやすいので、婚家に来て水が変わり、体調を崩しやすくなっている嫁が食あたりしてはいけないという気づかいからきていると言う。昨日の夕食はシンプルに秋茄子を素揚げにし大根おろしをのせてポン酢でいただいた。確かに、黒光りの細くきりりとした秋茄子は甘みがあって本当においしかった。

ままならぬ

2007-09-17 13:04:50 | Weblog

ままならぬ後ろめたさに硯洗ふ


硯洗ふ流るる墨の色ほしき





写真ネットより

今日は老人の日、通常、65歳以上が老人というらしい。認めたくはないが、私も老人である。もっとも孫がいて「爺」と呼ばれていては認めざるを得ないか。過疎が進むこの地方、辺りは老人だらけになるのが間違いない。働き場のないこの地方いったいどうなるのだろう。そんな心配してもどうにも解決することの出来ない一老人、あまり考えないことにしょう。今日も朝から水墨画の出展作に取り組んだが、またもや打ち下される、苦悩が続く。

とろろ汁

2007-09-16 08:08:28 | Weblog

とろろ汁夫婦喧嘩もたまに良し




PCの記憶装置が不調で随分とブログからはなれてしまいました。このところ、家内と些細なことから、どうも波長が合わないでいた。何時ものことながら、非は私にあるのですが、謝るタイミングを外していた。そこで、家内の好きな「とろろ汁」で誤魔化してみようと企ててみた。その点、毎日のオサンドンを担当している特権である。ちょうど、農業をしている友達からめったにお目にかかることがない「じねんじょう(自然薯)」を手に入れていた。やはり、ヤマイモやナガイモと違って、粘り、風味といい絶品だ。偶然なのか摂っただし汁が最高の味となった。これで、家内がすこし和らんでくれたと期待しましたが、とろろ汁のようにするするっと行かなかったようだ。


台風一過

2007-09-08 08:06:17 | Weblog
台風一過世のものぐさも連れて行け





日本列島を縦断した台風は多くの傷跡を残して本州を去った。政治家の政治と金の問題はじめ社会保険庁に端を発している不祥事、自分さえよければと、天下りの護身に走る官僚たち、そして、都合の悪いことは立場の弱い国民(庶民)に負担増と言う形でおしつける。上に立つものは国民を忘れて欲と護身に走っていては、国の秩序が崩壊してしまう。どうしてこんな国になったのだろう。こんなものぐさい諸問題を台風一過と一緒に消え去ってもらいたいと切に願う。