ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

元気な農婆

2006-11-30 15:59:30 | Weblog
秋菊菜持っていけよと農婆言ふ


散歩コースで何時も野菜を作っている元気な農婆と親しくなる。200坪ほどの畑に季節の野菜をローテーション良く作っているのに感心させられる。農婆はその畑を自分なりに計画を立てて野菜を作るのが大きな生甲斐なのだろうと思う。推察するに多分84・5歳だろうか、張りのある声といい、動作といい若いのに驚かされている。
今日は野沢菜や秋の春菊の収穫のようだった。背中越しに、声を掛けると、私が通るのを待っていたかのように春菊をナイロンの袋に沢山入れてくれ「持っていけ」と言う。私は遠慮言葉を言いながら、内心は喜んで頂いてきてしまった。

小夜時雨

2006-11-29 08:19:20 | Weblog
なやみ酒癒すすべなし小夜時雨



ペンションを経営している友人と久しぶりに一杯飲む。酒量の控えている私としては酒豪の彼との酒をこころして呑み始めた。彼は酒がすすむにつれて愚痴る酒になってきた。彼とは長い付き合いであるが、こんなことは初めてなので私は少し戸惑ってしまった。このところのスキー客の減少と重なる年齢なのか経営にかなりの重圧があるらしい。彼にも良い時代があったはずであるが、後継者のいない、還暦を過ぎたペンション経営のサービス業は肉体的にも大変なのだろうと思う。彼の悩みを癒してあげる言葉が無かった。外は冷たそうな小夜時雨であった。

思うこと!!」
先日、郵政造反組の復党問題が報道されました。またも国民不在の永田町劇です。同じ頃「超豪華議員宿舎が赤坂に完成」と報じられています。 やはり権力は美味しいのでしょうね。しかし負担を押し付けられる国民は、どんどん生活が苦しくなる一方です。
これで次の選挙に勝てば「消費税10%」にどーんと値上げして、景気は低下、重税でいよいよ国が回らなくなって来るだろう。特に気になるは安倍首相、郵政造反11人の入党手続き開始指示、国民はいったい何処にいるのだろう。



枯れ芒

2006-11-28 14:26:47 | Weblog
風吹けば風に従う枯すすき


雪を待つすすきです。

健康コラム!!」
寝酒はかえって不眠誘発 日大医学部の兼板講師
2006年11月28日(火)21:08

 寝酒をすると夜中に目が覚める可能性が高くなる-。日本大医学部社会医学講座の兼板佳孝講師(睡眠疫学)が28日、都内でこんな研究結果を発表した。兼板講師は「眠ろうと思って酒を飲むことは、かえって不眠を誘発する可能性が示唆された」としている。

研究は、旧厚生省が2000年に実施した保健福祉動向調査結果を利用。20歳以上の男女計約2万5000人分の睡眠やストレスに関するデータを解析した。

1週間に1回以上寝酒をする習慣がある人は男性48%、女性18%。寝酒をする人の割合が最も高いのは男性は55-59歳、女性は40-44歳だった。



雁木通り

2006-11-27 15:12:23 | Weblog

軒並めて仏壇街の雁木道



私共、雪国の昔は現代のような機械による除雪が出来なかったため、冬の雁木通りは人の行き交う道であった。私の子供の頃は雁木のある家が連なる通りがあって、雪国の風物詩でしたが、今は機械除雪と家々の建て替えが進み、雁木通りの姿がなくなった。写真の仏壇街は街づくりの一環として雁木通りの再生を果たし、今では新たな風物となった。「雁木」「雁木道」「雁木作り」は冬の歳時記であることは知らなかった。


雁木のある仏壇街通り




涼一君の食い初め

2006-11-26 08:39:59 | Weblog
こわごわと林檎しゃぶりて笑顔かな


孫の涼一君は5月26日生まれですから。丁度今日26日で6ヶ月になる。昨夜、夕食後、皆で林檎を食べていると、ジーット食べたそうに見ているので、婆が涼一君の紅葉の手にりんごを持たせると最初はこわごわしていましたが、口へ持っていくと甘い汁が美味しかったのかにこっと笑った。それに、歯が生えそうなのでむずむずして林檎を齧るのが心地良いのかも知れないねと皆でにこやかになった。だんだんと涼一君が家族話題の中心になってきているようだ。

目に焼きつく紅

2006-11-25 08:07:42 | Weblog
秀でたる紅の別れに秋惜しむ


先日、寺町通りの称念寺さんの楓をブログにしましたが、その少し北へ下った仏壇街通りにある写真の鮮やかな赤に染まるの楓に会うのも楽しみの一つです。
毎日のようにこの楓に会いに行くのですが今年は中々良い紅に染まらず内心がっかりでしたが、この2~3日の寒さのお陰か、燃えるような紅に染まった。隣りの柳の緑とのコントラストが気に入っている。この秋に見る最後の紅葉だろう。

最後の一葉

2006-11-23 07:34:44 | Weblog
ひらひらり最後の一葉雪近し




散歩道の日赤病院前の欅の木は紅葉が終わり葉が落ち始め、空が広がるかに、日に日に葉が少なくなるは何か寂しさがあるが、風に吹かれてくるくると回転しながら舞い落ちる姿は壮観であり情緒がある。毎日この欅の木に会うので、最後に落ちる一枚の葉を見届けたらなと思う。

温泉宿の朝

2006-11-22 12:20:31 | Weblog
霧立ちてくっきり浮かぶ山を食う



写真はネットより


昨夜の仲間の忘年会は久ぶりに野沢温泉でした。やはり温泉は温まる。特に野沢の湯の香りに癒がある。酒量の禁物の私は気の置けない仲間との宴にツイツイと引きずり込まれ呑んでしまった。人生全て「まあいいか」の世界である。
初冬の朝は6時廻らないと明るくならない。朝の風呂上り後、友人と雑談していますと、宿の窓越しからくっきりと浮かんだ山の稜線がとても綺麗だったが、驚くことに俄かに霧が立ちこみ見る見るうちに山が霧に飲み込まれて見えなくなった。友人いわく「このさまを見て句にならないか」と言った。「浮かばないよ」と答えるとフト友人は「景色を食うはどうだ」と言う。なるほどな、さすが若い時代書き物をしていただけあるなと思った。早速句帳にメモをした。


戸隠神社

2006-11-21 07:37:07 | Weblog
戸隠や宿坊代金今年米


右脳俳句より「杉の子」さんの句

若夫婦は休みを利用して孫(涼一君)とパパの実家である戸隠へ行ってきた。戸隠の出身者は外から帰ると必ず戸隠神社に参拝するのが習慣のようだ。そういえばパパは時々お仏壇にお参りする姿がある。彼の中では神仏同一らしい、私などより多くお参りする。若いのに関心の一部を垣間見る。この時期、戸隠神社に近隣の新潟、長野、埼玉、岐阜、栃木県などの農家の人達が参拝し、この一年無事に農に励み収穫が出来たことを感謝し手を合わせてあがめるのが昔からの成合いのようだ。また、今でも宿坊の宿泊代の一部として採りたての新米を背負ってくるのが習慣らしい。パパからは、沢山の戸隠神社に纏わる伝統が生きていると聞いて心が和んだ。

風物大根干す

2006-11-20 18:49:40 | Weblog
掛け大根陽あたるところ眩しかり         
守屋 光雅の句

風物の吊るし大根に陽が刺して

下の句と写真は昨年11月11日のブログです
大根(おおね)



今年もまた、風物の大根が干されて、そろそろ漬ける時期に入っております。私共北信州の冬支度風物の一つです。

小さな覚悟

2006-11-19 10:33:16 | Weblog
床の間の掛け軸かえて冬に入る

今日の北信州は朝から寒い冬の気配である。脳梗塞を患った私は寒さは禁物です。毎年この時期になると床の間に飾ってある画を変えて小さな覚悟をする。今年は絵の先生から譲り受けたお気に入れの「紅葉と雀」の画を外し、他の掛け軸を掛け、冬に向かっての心の準備となった。飾ってあった先生の日本画をブログ乗せたいのですが、カメラ故障しまして只今修理に出している。カメラが直って来ましたら写真にしたいと思っております。

雪囲い終わる

2006-11-18 14:45:26 | Weblog
冬囲い終えてホットなお茶を飲む


先日もブログにしましたが、北信州は今、永い冬の風雪から守るため、家はじめ庭木や花壇の植木などの雪囲いが盛んな時期です。庭木を囲んだ上へ雪が積もると、また独特の雪国の風情があります。連絡ことがあり写真の友人宅へ行くと、丁度、雪囲いが終わったばかりだった。彼の家は屋敷が広く先祖代々の貴重なる庭木が沢山ある為、毎年出入りの庭師を頼んで雪囲いをする。大変な出費のようだ、その点我が家は心配いらない。久しぶりで彼と美味しいお茶を飲んだ。

落葉参道

2006-11-15 09:26:40 | Weblog
大股に落葉を蹴って散歩かな


写真は何時もの散歩道沿いにあるお寺の裏参道です。私の好きな場所の一つです。この一時期、無造作に舞い落ちる落葉を掃き寄せるのがこの寺の住職の日課になっておりますが、今日は何時もの時間であるが住職の姿が見えなかった。ユーモアたっぷりの住職に会うことを内心楽しみにしている私である。

東山の初雪

2006-11-14 08:22:36 | Weblog
冬支度嶺の白さに急がさる


先日、里は初しぐれでしたが、千曲川を渡った三国連山の山肌は初雪で白く染まった。この分だと雪はもう直ぐ里へ降りてくる。去年は60数年ぶりの大雪で、初雪は随分早かったような気がするがさなかではありません。いよいよ冬将軍の到来、街の人々の冬支度は急がされることだろう。