案山子君若き宰相どう診るや
風狂子(主宰)
戦後最年少、初の戦後生まれの首相の誕生である。安部新内閣は小泉改革路線の継承への強い使命感を表明し「美しい日本」を提唱した。、小泉内閣の改革の成果は成果として、靖国神社から端を発した韓国、中国との外交、非雇用者の増大による、格差社会の拡大、社会不安からくる自殺者の増大などの「負の遺産」をどう解決するかが大きな過大だと思う。
コラム!!」
9月25日付毎日新聞朝刊社会面に並んだ見出しの一部だ。
・女性刺殺 腹部の傷、背中へ貫通 犯人、強い殺意 防御の傷なし
・焼死体 茨城・桜川の林道に
・同居の2児虐待死、段ボールに詰め遺棄 29歳容疑者逮捕
・酒酔い運転 容疑で海上自衛官を逮捕 埼玉
・酒気帯び運転 小学校教諭、原付きで事故 東京・台
血みどろの事件に胸の痛む毎日である。いったい、どうなっているんだこの日本の社会、これも格差社会に晒された弱者の無言の抵抗なのか、小泉内閣の「負の遺産」に象徴するような事件がまだまだ起こるような気がする。
こんな世の中で一般民衆が生活している現実を思うと“日本の先行き”なんぞはどうでも良いから、政府は直ちに庶民の足元にたちこめる“不幸の暗雲”を吹き払ってほしいと思えてくる。 <巖谷鷲郎>