音にぶき鐘を鳴らすや枯芒
今日のピックアップ コラム
自民党擦り寄り画策する橋下・石原の野合集団に騙されるな!!
マスコミが大騒ぎすれども思ったほど国民の支持も結集する議員も増えずに焦って
いたところに野田の「自己保身解散」が急遽決まり完全に尻に火が付いた格好で、政
策擦り合せもないまま「合流」した。ここぞとばかりに「第三極はこの橋下・石原新
党を軸に展開してゆく」と断言しているが、果たしてそうだろうか?
長期デフレによる国内経済再生を考えた場合、消費増税増税法案反対はもちろんの
事、日本の国富を米国に流出させるための謀略であるTPP参加(交渉参加=参加であ
る事実に注意!)、そしてこれ以上使用済み核燃料を備蓄する余裕もなく、ましてや
活断層だらけの地震国・日本でこれ以上原発を稼働させてゆくことは無謀とさえ言え
る。
よって、反消費増税・反TPP・脱原発の3点が、今回の衆院選において有権者が重要視
すべき争点と思われるが、合流を決めた日本維新の会と太陽の党ではこの3点がどれ
も噛み合っていない。どちらの党も、政策を無視して選挙対策でくっついただけだ。
まさしくこういうのを「野合」と呼ぶのではないか?
早速マスコミは、「橋下・石原両氏のリーダーシップによる実行力に期待が持たれ
ます」などとやっているが注意が必要だ。実は、両氏とも自治体首長としての実績は
、正直何もないに等しい。アドバルーンだけ上げて、結局放り出しているものばかり。
やったことといえば、末端の職員イジメだけ。こんな連中が、国政で何も出来ないの
は明白。しかも、その政策は大きな矛盾を抱えたまま。竹中平蔵がブレーンの、小泉
構造改革を標榜する維新と、小泉時代に自民党を除名された議員中心の太陽。これで
は、その政策の賛否はともかく、両党の支持者も納得するまい。その離反を見越して
のマスコミによる「無党派層取り込み」発動中なのだろう。有権者の皆様、くれぐれ
もお気を付けを。
姑息な石原慎太郎。
結局は維新の会に入党し、代表の座に就く事に事になった。憎き安倍と同じ立場になった積もりか?橋下までが、石原総理を見てみたい等とテレビで宣伝を始めた。それは、石原を東京比例1位に据え、楽して、名前だけで国政に出る。都知事時代の失態を投げ出し、責任で名前を汚すのを恐れ、急遽国政へ。己のプライドと名前にしがみつく石原慎太郎、やがては自民党に合流し、威張って伸晃を総理大臣にするのが慎太郎の腹でしょう。今のままでは息子は総理には成れないと総裁選で知った。
慌てた暴走オヤジの考えている事だろう。そのためには何でもやると、減税日本、みんなの党まで引っ掻き回した、それは橋下と組むための演出だろう。平野貞夫氏を通じて小沢氏に接近したが蹴られた過去がある。だから小沢氏とのタイアップは不可能、小沢氏と絶対組まないと大袈裟に言っていたが、その裏返しであり、己のプライドを保つ為の発言なのだろう。いずれにしても、維新と比例に1位による楽な国政復帰は成功したのだろう。自民党との連携に失敗したら、もう政界引退しかないとの覚悟の上の大詐欺行為のはずだ
オリーブの声より