ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

炬燵へもぐりこむ

2011-01-31 17:56:19 | Weblog

帰り来て全身もぐる炬燵かな

 

風の子のとびこんでくる炬燵かな

                     NHK俳句特選作 松山市  野口寿夫

今日は俳句教室で私達午前の部のメンバーと午後の部のメンバーとの初めての合同教室が行われ、その後昼食をともにした親睦会があり、何時もより一ダイヤ遅い汽車で帰ってきたら、お兄ちゃんと玄関口でばったり会った。<おにいちゃん何処へ行ってきたの>と聞くとママのお仕えだと言いながら寒い寒いと言って足早に座敷の炬燵にもぐりこんだ。「お兄ちゃんもママのお仕えが出来るようになったんだ」とうれしくなった。今朝は長野へ出かける時は雪が降っていましたが、午後から晴れて陽が当たりながらー2度くらいの寒い日中だった。予報では明日からようや雪の峠を超えて暖かくなるようなので一安心だ。


レストラン

2011-01-30 16:04:51 | Weblog

団らんの外は矢の雪止まぬかな

 

今日は日曜日、たまには一家団らんにと郊外の「ガスト」へ食事に出かけました。北信州はこのところ毎日雪降りです。年末年始は雪が少なくスキー客が大幅の減少でしたが、一月に入ってからたて続きに降り大雪となりました。我が家は耐雪住宅ですが、少し心配になって来ています。今夜半の雪の様子を見て明日の朝から融雪設備のスイッチを入れなくてはと思っています。ですが、燃料の石油の高騰が痛いので、この辺で雪が止んでくれないかと祈るのみです。そんなわけで、テレビの天気予報だけが気にかかる毎日です。


冬の胡蝶蘭

2011-01-29 10:07:57 | Weblog

窓辺よりこもれ日射すや冬の欄

昨日のインプラントの待合室に豪華な「胡蝶蘭」が置いてあった。完治した患者さんからの送りものだろうか。こんな豪華で高価な花を買ったことのないので分かりませんが、多分万円はくだらないだろうと思う。胡蝶蘭は俳句では夏の季語ですが、今はハウスで育てますので、冬でもこんな綺麗な胡蝶蘭に会うことが出来る。青々とした剣を思わせる葉と薄いピンクの花びら、そこに刺すこもれ日とのバランスが何ともいえない美しさをかもしだしていた。花びらは散る寸前に見えましたが、今が一番咲き誇って綺麗な時期なのだろう。欄の沢山の花びらを数えながら待ち時間を埋めることが出来た。


北信五岳の飯綱山

2011-01-28 17:07:42 | Weblog

飯綱にゆっくり遊し冬の雲

 

北信五岳(ほくしんごがく)は、長野県北信地方の主に長野盆地から望める、飯縄山戸隠山黒姫山妙高山斑尾山の5つの独立峰の総称である。とネットにて説明がある。今日は先日歯を抜いていただいた「小布施」の口腔外科へ糸を取っていただきに出かけた。医院前のりんご園の奥に、五岳の一つ、飯綱山(1917m)の雄姿が雪をかぶって堂々と坐っていた。先生の話では、夜になるとスキー場のライトが綺麗に輝いて見えるとおっしゃっていた。それぞれの五岳はスキー場があり、大変賑わっている。出かける時飯山は雪の中でしたが、小布施まで来ると、風は冷たかったが陽が当たった快晴でした。25kほど南に来ればこうも違うのかと再び驚く。

 


千葉の寒梅

2011-01-27 09:58:55 | Weblog

空澄みて千葉の寒梅咲き始むる

 あせるまじ寒梅折れば芯は紅

先日、友人のべんちゃんが早くも千葉の深い青空に映えた、梅の蕾と咲き初める写真を携帯に載せてくれました。まだまだ、北信州は日本海側の寒波の影響か寒のまった中だが、彼の住んでいる千葉は、早くも確実に春の芽生えが始まっている。過酷な雪と戦っている北信州とは、あまりにもの違いに驚きと羨ましさがつのる。でも、こちら北信州はあと一ヶ月で、春がやって来る。雪国の人々は厳しい冬を乗り越えたからこそ、春が訪れた時の解放感と感慨はひとしおのものがあります。人生にたとえれば、苦労に苦労を重ねてようやく先が見えた時の喜びを雪国の人々は繰り返し味わってていることだと思う。それに比べ先が見えない今の日本、全ての弱者に重くのしかかっている現状を憂いている一人です。


雪おろしに大きな負担

2011-01-26 12:27:42 | Weblog

 雪おろしためいき深き年金者

私共、地方では、あちこちで雪おろしが盛んです。すでに二回目を済ませたお宅もあるくらいです。年末年始は雪が少なく、周辺のスキー場の入り込みは前年を大きく下回ったようですが、一月に入ってから晴れる日が少なく、かなりの積雪となりました。すぐ近所の通りの老人夫婦宅では下ろしていただいた雪をダンプカーで千曲川の堤防の下まで運ばなくてはなりません。敷地が狭くて下ろしっぱなしとはいかないようです。一回降ろすに十五万円はくだらないようです。主に年金生活だと思いますが、かなりの負担が圧し掛かっていることだろうと思う。最近自然落下の家や屋根に融雪設備がある家が増えておりますが、街中では思うようにいかないのが現状です。


寒禽

2011-01-24 17:55:31 | Weblog

 

 

 寒禽や蜜のもてなし嬉しかろ

 

      

                                                             鳥の模型が置いてある臼

午後、家内の運転で「小布施」にある「インプラント口腔外科」に行って歯を抜いていただいた。血液をサラサラする薬を飲んでいますので、普段掛っている歯医者さんではその薬を一週間止めなければ歯が抜けないので、再発が心配で、口腔外科の先生に抜いていただくため、「小布施」まで出向いた。医院の待合室の大きなガラス越しに水が流れている池と、良く手入れされたいている庭は心を癒してくれる空間だった。ここの先生のやさしい心遣いだろう、空間のところどころに栗の木(小布施は栗どころ) や臼の上に林檎を刺したり置いたりしてあった。そこへ小鳥が蜜いっぱいのおくりものを突っつきに来ていた。その動作が可愛いのでしばらく見入っていましたが、ポケットに小型デジカメを持っているのに気が付き「ブログ」の題材にと思い達、慌ててカメラを向けましたが、すでに遅しでどこかへ 飛び立った後だった。無事治療が終わり医院を出ると、玄関先の栗の木に小鳥が林檎をつっついている姿を家内が発見、やっとの思いで撮ることが出来たが、小鳥の羽根の色と栗の木の幹の色が同色なので、写真に上手く浮き上がらなかった。

 


寒中見舞

2011-01-22 13:03:46 | Weblog

寒見舞詩を一筆添へられて

市内に住む知人から寒中見舞いのハガキが届く。毎年、暑中見舞いは数枚戴きますが、寒中見舞いは珍しい。知人は70歳過ぎてPC教室へ通っていると聞いていましたが、短期間の間に良く上達したことだと思う。知人は、若い時代から何か目標を設定し、それに向かっての努力のする方だった。ハガキの写真は、私が何時も歩くコースで飯山線の踏切そばのお寺さんの雪夜の写真、新雪が桜が満開に咲いているように見える雪の降る写真もなかなか風情があって良いものだと思う。


大寒

2011-01-20 18:45:11 | Weblog

 

 大寒や時が止まるや待合室

 

今日は大寒、定期診療日だった。小雪が舞う日中でしたが、大寒とはいえさほど寒さを感じなかった。季節がら風邪ひきの患者さんが多いのか、いっぱいの病院の待合室、よく三時間待ち三分診療と耳にしますが、予約の私でさえ、十一時半が午後二時になってやっと順番がきた。予約なしの患者さんは相当待つのだろうと思う。血液検査の結果、血圧、中性脂肪、コレステロール、尿酸値、肝臓、腎臓、糖尿のヘモグロミン値も適正だった。これ以上動脈硬化が進まないよう気をつけなければと改めて思う診療日でした。


ネパールキーマカレー

2011-01-18 17:17:33 | Weblog

ちゃんちゃんこネパールの香に誘われて

 歩いた帰りに、チョクチョク寄る商店街にある喫茶店で、常連客との桃山話が楽しみのひとつでしたが、商店街の衰退と同時にその喫茶店も採算取れなくなったのだろうか閉店となった。半年位寄りつくところがなく寂しい思いをしておりましたが、市の福祉事務所と商店街の事業協同組合との協力で、その喫茶店が昨年の11月ごろから再会になった。、偶然にもコーヒーを入れてくれる方が友人の奥さんで周知の中なので、楽しみに顔を出すようになった。この喫茶店はいろいろ企画し、昼食に中野市でネパール人の(カルキピザヤ)さんが経営する「ネパールキーマカレー」を出すと言うことで、楽しみにしていました。スパイスのきいた中辛のカレーに満足の楽しいひと時をいただいた。次回は何だか評判の丼物らしい、これもまた楽しみだ。


日本三大火祭り

2011-01-16 12:44:49 | Weblog

湯の郷の焦がす男や道祖神

今朝の信毎新聞より

私も、若い時代は、毎年のように、「道祖神祭り」を見に行き、友人宅で、お酒や御馳走の「椀飯振舞」にあい、楽しかった思い出がありますが、このところ、とんと見に行かなくなった。日本三大火祭りに数えられ、「国の重要無形文化財」とあって壮大なものです。私共の町の小さな道祖神祭りへも孫のお兄ちゃんがお世話になってから寒さに気をつけなければいけない私は見に行くことが出来ないでいます。

 


管二次改造内閣

2011-01-15 10:43:03 | Weblog

この国の行方へふつふつ粥柱

  和子

上の句は、昨日の「管二次改造内閣」の誕生を、間を持したように、今朝の新聞「けさの一句」に「今年はどんな年になるだろうと」心配したような句である。解説に(昭和61年以降の土地や株が高騰したバブル経済も平成2年以降は崩壊した。以来20年間も低迷が続き、気掛かりなのは「この国の行方)だ。「ふつふつ」は沸々と書き、水が湧き出るような思いが心に生じる意。1年の吉凶を占うのが粥占(かゆうら)の神事として細々残されている。粥柱は正月15日に粥の中に入れて食べる縁起の良い餅のことだ。経済、外交、教育、福祉とあらゆる方面に、「この国の行方」が行き詰まりだ。粥柱のように縁起の良い方向に向かうこと願うのみであるが、街のインタビューは期待をかけることに諦めている国民の声が多い。

猿回し綱をはなすな民主党


ブラックジャック 的おじさんに!?になりたい

2011-01-14 17:37:13 | Weblog

 

年間約200例の心臓外科手術を手掛ける日本屈指の心臓外科医として活躍している「南淵明宏」という医者が書き下ろした本に出会う。自ら手塚治虫の漫画(ブラックジャック)のような医者になりたいと言う。私もよくブラックジャックを愛読したものだが、書き出しから、「私は一応医者ですが、無位、無名、無官、無才、無学、無産、無益な人間にすぎない」と書いている。およそ山崎豊子の『白い巨塔』のように名誉を重んじ教授の椅子と出世を争うような医学界の腐敗などと縁がない無欲の現場主義の心臓外科医の生き方に感動した。こんな立派な医者の本を、全ての医者がそうと思わないが、自信過剰でエリート意識の強い世間知らずの傾向の医者どんに読んでもらいたいと思う次第です。

 

 

 


軒の氷柱

2011-01-13 10:11:57 | Weblog

 仮の世の軒借りてゐる氷柱かな

寂しき夜身を刺すよふな氷柱かな

 

先日の夜の新年会の帰り道、凍てつくような寒さの中、肩を丸めながら寂しい夜路を歩いておりますと薄暗い街灯に照らされるある家の軒下の細い氷柱がきらりと光り、なおのこと寒さが身に沁みた。この2~3日は寒さは異常に感ずる。このところ、新年会が続く、お酒をセーブしなければいけない身なのに、すすめ上手の人の隣に座ったものなら、ついついと乗せられてしまう、根は酒好きだからよわったものだと反省しきりである。宴の後、必ずと言ってよいほど二次会に誘われますが、こればかりは勇気を以てお断りし、一人寂しく寒い夜道を家路に向かった。


雪の中凛と咲く山茶花

2011-01-12 18:13:37 | Weblog

 一花や雪をかぶりてなを紅く

紅ひとつ 雪に覆はれ色深き

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西高東低の冬型の気圧配置に、強い寒気が流れ込んでいる午後、中野市の江部地区に所要があり車を飛ばした。中野でも、訪ねたお宅の庭にはかなりの雪が積もっていた。庭の片隅に雪をかぶって元気に咲いている山茶花の花が目に入った。厳しい自然の中でも凛と命を輝かせいる山茶花は、紅と緑と白のにごりのない透んだ色はなんと美しいことかと感動でした。先月ブログにしようと、飯山でやっとさがした山茶花は雪囲いされて、小さな花弁が遠慮がちに咲いていましたが、この山茶花の花びらは大きかった。15kほど南の中野市は雪が少ないためか殆ど雪囲いは見られない。この感動を句にしようと思いますが「雪と山茶花」は冬の季語で季重ねになりそうでなかなか詠めないでいた。今日は雪の寒い日でしたが大きな徳を得た気分で中野市を後にしました。

さざんかの恥らい染めて雪の中

どなたの句か分かりませんが良い句ですが季重ねです。)