ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

消防梯子乗りと稚児行列に遭遇

2014-04-30 07:30:25 | Weblog

 

   天空に賭ける男の出初式

                                                                               祭り稚児行列に仏舞ふ

    

この連休を利用してか私達の郷土は色々な行事が目白押しとなっている。城跡公園の「さくらまつり」「千曲川を渡った西側一帯での「菜の花まつり」その上歩いていると遭遇した「消防出初式」と御釈迦の生誕を祝福する仏教行事「花まつり」その上「戸狩温泉ふれあいアート展」などなど沢山の行事の花盛りです。俳句では出初式は新年の季語であるがこの地方は雪がある為、毎年今ごろとなる。そんな分けであえて新年の季語を使わせていただいた。。歳時記では「出初式は正月六日、消防士が出揃って、梯子乗りや消火練習などを華やかに催す行事」とあった。また「花まつりは御釈迦様の生誕日に行う行事で、誕生日は4月8日夜半とされますが2月8日説もあると言う。五月の三日頃が菜の花が満開になるようですので、時間を工面して「菜の花まつり」と「ふれあいアート展」へ出かけたいと思っている。「ふれあいアート展は北信州飯山の『戸狩温泉スキー場』で民宿を営む女将さんたちが14年前に始めたイベントでプロやアマチュアの作家さんたちがそれぞれ常連の宿に作品を展示販売していて、私は毎年楽しみにしている。「菜の花まつり」と「ふれあいアート展」は年々人気となり、県内外からの沢山のお客様が、連休を利用して景観と空気のいい田舎で、気楽にたのしく過ごすことで心が休まるようだ。

 


散りさくら

2014-04-29 08:17:18 | Weblog

音も無く花の吹雪となりにけり

咲く日より散る日を探る桜かな

 城跡公園の南側の日当たりの良い場所のさくらは今日あたりから風に乗って散り始めている。温もりが感ずる、土の歩道に散り落ちたさくらが二度咲に見えた。この汚れの無い道に足を踏み入れることに躊躇してしまった。そこで、写真の右側の草が茂っている部分を不自由な足を拾うようにしてゆっくりと歩いて、二度咲の道を汚すことなくと通り過ぎることが出来た。そんな行為を自分で言うのも変ですが「なんて優しいのだろうと」自分を褒めた(笑う)。この道を右に曲がり小学校の裏にたどり着くことが出来た。今日はさくらが盛んに咲いていると思う城跡公園の北側の三の丸方面には行かなかったけれど、花筵の上で賑やかに花見を楽しんでいる人々に「男ども楽しい酒の花筵」なんて駄句を詠いながら城址公園を後にした  

 


ベランダにて

2014-04-28 08:05:27 | Weblog

ベランダの浮世の風に沁み入るや

 

 ベランダに出て心地よい青葉風に当り、辺りを眺めていますと、前のお宅の息子さんが連休を利用してか、遅れている実家の雪囲いを解き、庭を片づけている姿が見えた。私共地方は職場が少ないため、どうしても長男は中心地に職を求める傾向ですので、両親と別居となる。私の住む隣組は十二軒ありますが、孫がいて同居の家庭が私の家を入れて二軒だけだ。中には親と同居していても結婚していないお宅がある。市内から離れた農家には嫁さんがいなく40歳から50歳過ぎた息子さんがざらにいる。その上少子化が進んでいる為、益々人口が減る飯山市である。市ではこの実態を重くとらえ、若者達の合婚をいろいろ企画したり、その上「飯山に住んで見ませんか」と言うタイトルでいろいろ運動を展開していますが、雪がネックなのか、なかな思うようには行かないの現状のようだ。先の見えない衰退が続く我が地方の将来は暗い。来年開通する新幹線に期待する面がありますが、はたしてどうなることか、ただ通過駅となる新幹線にならないことを祈る。初めの句は「ベランダにくつろぐ吾に若葉風」と詠いましたが後に「ベランダ」が夏の季語と知り、従って「ベランダ」と「若葉風」は夏の季語重ねになりますので「ベランダの浮世の風に沁み入るや」と少し暗い句となった。先生の指導ではなるべく明るい句にしなさいとのことだが・・・・・・・・」


飯山市花 雪椿

2014-04-27 12:50:43 | Weblog

 頑なに心開かぬ雪椿 

雪椿ただ呆然と宥むかな

  

 このところ、他の話題に乏しいためか、花の話題が続く、写真は待ち待った私共、飯山市の市花となっております「雪椿」がようやく開花した。昨年の晩秋に実を付け始めた蕾は、雪が降る寒い冬を頑なにじっとに耐えて、つい最近雪囲いを解いていただいたばかりと思ったら、数日の暖かさで急に咲き始めた。雪椿は寒椿、冬椿とも言うが、雪椿とすれば春の季語で寒椿、冬椿と詠むと、勿論冬の季語となる。林 芙美子は幼き頃は家が貧しかったことから、庶民を慈しむように描いた作品に名作がある。生前、色紙などに好んで「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき』と書いたと言う。正に雪椿の命は短い。左の写真のように、周りに沢山の蕾を持ちながら先に咲いた雪椿の花はどことなく元気が無いように見えた。


市民公園の桜満開

2014-04-26 18:04:48 | Weblog

 

池に咲く桜の影に鯉あそぶ

 花あかり公園の鯉はねてをり

咲く日より散る日を探る桜かな

   

 

 

                

 ふるさとの桜満たる幾山河

 

 先日のブログは飯山城跡のさくら模様でしたが、毎年市民公園の満開の桜に会いたいと思い思い逃しておりましたので、今年こそはと思い出かけた。市民公園のさくらは城址さくらよりぐっと若い桜でですが公園の池と残雪の山々のバックグランドはなかなかだっだ。この市民公園の沢山のさくらの木は、市民初め都会に在住する飯山市出身の人達の寄付によるオーナー制です。孫の誕生、結婚記念、御夫婦の銀婚、金婚、その他諸々の記念として寄贈していただき見事に成長した櫻です。私も父母の金婚の御祝いと、家内との銀婚、長女と次女との連名とで数本献木したさくらの木の成長振りを確かめた久しぶりの観櫻だった。このさくらの咲く時期に、おのおの献上した苗木の成長振りを確かめにおいでになるオーナー様が多いと言う。

                                                          

 

                 

           


いよいよ櫻前線やってきた。

2014-04-24 09:01:55 | Weblog

老さくら若木に負けず咲き映へり

咲きごろののしだれ桜の下に入る

   

 ようやく、の私共城山のさくらが見ごろになりました。さくらは季節の節目と、何か新たな気持ちにさてくれます。そして人の和みは「さくら」から来るもではないかと思うこの頃である。この週末が花見客で賑わうことだろう。この場所に来ると、花筵の上で友と美味しいお酒を交わし合い、人生を語った若き日が懐かしく蘇って来る。私共若かりしころは良き時代だったのか沢山の夢があったような気がしている。現代は先の見えない時代と衰退が進む地方の背景に、今の若者は酒を交わしあいどんなことを語り合っているのだろうと思うのですが、多分、音楽のこと、スマホ、遊びのことなどで大きな未来を語れないのだろうと勝手に侘しいことを想像する。

 


春の展覧会

2014-04-21 07:13:48 | Weblog

春の展風船萎むかのように

 

  

                                                                             残雪の焼岳

 数日前に「飯山芸術文化教会」三十周年記念行事の一冠として、水墨画、日本画、水彩画、油絵。など会員の作品が一堂に美術館に展示発表された。画友の力作を鑑賞する度に自分の作品の未熟さにさいなまれることが常である。先生に師事して八年の歳月だが、展覧会に出品する度に自分の未熟さに陰(ほと)に生る。老後の暇つぶしとういう水墨画を始める動機の不純さが、作品に出てしまうものだとまたも思い知らされた展覧会となった。いまさらこの年になって挫折と悔恨を味わいたくないのでマイペースで前向きに努力したいと改めて思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  


区民が一堂のさくら祭り

2014-04-20 16:59:26 | Weblog

花まつり集ふ区民の顔と顔

死の順は誰などと言ひ花筵

 

 三~四年ぶりに区民が一堂に集まり楽しい「花まつり」が開催された。高齢化が進む我が町は市の中で上位と聞く、街の空洞化つまりゴーストタウン化である。商店街の衰退と非農業者がほとんどで土地の無いサラリーマンが多く、停年になると、気軽に雪の多い難儀な飯山を捨て、雪の無い中野市、須坂市、しいては長野市に転出する人が目立つ。その上に拍車をかけての少子化である。来年には北陸新幹線の金沢まで延長で新駅が出来る我が飯山市何か新しいものが生まれる期待がありますが、区民は新幹線を話題にしない。諦めの境地なのであろう。ともあれ、同じ街に住んでいる顔見知りの人々が一堂にあつまりコミュニケーションを深めることが明日に繋がる何かが生まれると良いなと常々思う私である。


辛夷咲く北信州の春

2014-04-18 08:24:07 | Weblog

 街明り辛夷の白が旗じるし

辛夷咲くこころの拳開かざる



 

 歩く通りに静かに整備された「こぶし通り」という並木道がある。北信州はようやく櫻も咲き始め一気に春爛漫の季節を迎えている。この通りの辛夷は今は五~六分咲きと言うとろかな、辛夷の花開くスピードは速いので、あと二日~三日もすれば満開となるだろう。辛夷の花に会う度に思うことは、辛夷の花が大好きな友が、皮肉にも辛夷の花開くのを待たずにして逝ったことだ。彼は辛夷の花のごとくに何時も白く純粋な鎮静な心根で、どことなく人を寄せつけないようなところがあったような気がする。彼は心ないことを言われると、黙って両手の拳を強く握り感情を抑えている姿を見たことがある。そんな静かな彼は人には見えないストレスが多くあったのだろうと思う。私は彼とは正反対の性格のせいか、彼を理解していた私に心を許すことがあったのだろう。辛夷の花咲く時期になると、強く悲しいような彼との思い出が蘇る。


春の火の用心運動に園児参加

2014-04-17 08:42:48 | Weblog

ほんわかと唄ふ園児に若葉風

春最中童子集いて唄ふかな

(マッチ一本家事の元..... 

 市内の幼稚園と保育園の園児達が消防のハッピをきて、元気に中心商店街の「ぶらり広場」に集合し、「マッチ一本火事の元」を何回となく叫んだあと、火の用心の歌を大きな声と口を開け上手に唄った。若葉風を仰ぎながら唄う様子がほんわかと伝わってきた。縫いグルミを着たおじさんかお兄さんが、園児達に火の用心についての大切さを話して下さった。園児たちはぬいぐるみの叔父さんの言葉をかみしめるように聞いていた。私は歩いている途中にこの園児達のイベントに遭遇したので少し驚いた。ぶらり広場から商店街を行進初めた園児の中に我が家の次男坊「ゆーちゃん」が行進しながら私に「おじいちゃん」と大きな声で手を上げてくれた。ゆーちゃんがいたのを気がつかなかったのでこれまた驚いた。ゆーちゃんは可愛い女の児としっかり手を繋ぎ元気に行進するすがたを見た爺は、ほんわかとしたうれしいい気分となった。多分、市内の幼稚園、保育園の年長組の園児だろうと思った。


銅メダル竹内 托選手が凱旋

2014-04-15 19:37:47 | Weblog

蔦若葉郷に凱旋メダリスト

若鮎やさらに遠くに飛ぶ誓い

 

 左記のソチ冬季オリンピックに大変な難病を抱えながらラージヒルジャンプ団体で堂々の銅メダルに貢献した我が郷里出身の「竹内 托」選手の凱旋パレードを市民上げての大歓迎だった。私共の北信州飯山は長野県スキー発祥の地で、長い歴史の中で幾数人のオリンピック選手が誕生しましたが、メダリストになったのは「竹内 托」選手が初めての快挙である。とかく暗いニュースばかりの飯山に、久々の明るいニュースに沢山の市民が感動と喜びの渦となった。私は長野の親戚に所要があり時間に間にあうことが出来なく、「竹内 托」選手の凱旋パレードを写真にすることができなかった。「竹内 托」選手は難病に負けず克服して、四年後の平昌のオリンピックに向けて「金メダル」を確保する目標を明快に持っていることに、市民に新たな期待と希望を持たせてくれた。 

 

 


春、春、待ちに待った春。

2014-04-13 11:33:11 | Weblog

春風を川面に誘ふ千曲川

 

足疲れ少し休めと犬ふぐり 

 

 

 

 

 

 

  

 千曲川の川添の柳の新芽がほんわかと薄緑に染め始め、さくら前線も直ぐそこまでやってきた気配、すこし冷たい風でしたが、春の暖かい日差しが取り消してくれる気持ちの良い日、冬の厳しさに耐えた私はじめ、雪国の人々が待ちに待った季節の到来に一抹のうれしさを覚える季節となった。バックに残雪が映えた開田山脈の山々と、ゆったりと流れる青空に染まった紺碧の千曲川との調和が嬉しい。病持ちの私ですが、こんな素晴らしい空間を身体一杯に味わい、一歩一歩と歩くことが出来る感動とありがたさを覚える春の日であった 。


思い出の観潮船

2014-04-10 07:49:59 | Weblog

大潮の渦に傾ぐや潮船

  

 この頃、寄る年のせいか、若き頃のアルバムを引っ張り出してはその思い出にしたることがある。平成八年の春に商店街の仲間と淡路島と徳島県を結ぶ鳴門海峡大橋を渡って徳島のホテルに泊まりホテルのサービスによる、日本三代の盆踊り「徳島阿波踊り」のインストラクターから阿波踊りの講習を受けた。お酒が交じってか、全身で楽しく踊った記憶が蘇ってきた。残念なことに阿波踊りを踊っている楽しい写真が無く脳裏だけに残っている。機会があったら一緒に行った仲間に写真があったら見せてもると思う。歳時記に観潮船は春の季語で、潮の干満の差が最も大きい頃、渦潮を観る船とあった。

 


何時咲く飯山城址の老さくら

2014-04-08 10:09:26 | Weblog

城跡の老桜の皺深かりし

  さくら前線は東北仙台まで届いたと報道がありましたが、北信州飯山の櫻は写真のようにまだまだである。ですが、昨日の午後から暖かい日がこの週末まで続くという予報ですので、この週末を過ぎると一気に色が着きはじめるような予感がする。歴史ある飯山城址に写真のような老櫻の木が数本と並んでいる。誠に圧巻である。中には樹木医が数年前から手を入れていますが、果斐がなく生きを吹きかえしてくらない数本の木が見えるようになって来ている。


京都醍醐寺の桜

2014-04-07 07:59:54 | Weblog

来年も会へるを期する櫻かな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 写真の枝垂れさくらと染井吉野さくらの写真は大阪の従弟がメールに添付して送ってくれた、京都醍醐寺のさくらと記してあった。京都の醍醐寺を知らなかったので調べると、世界文化遺産に登録された寺で、晩年豊臣秀吉が贅を尽くして豪華に花見を行ったことで、醍醐寺のさくらが有名となった。従弟は写真が趣味で毎年京都の桜を撮りに行くのが恒例のようなので、数年前に彼に会った折に京都のさくらを撮って送ってくれと頼んで置いたのを忘れなかったのか、初めて送ってくれた。大阪の彼は従弟どうし、私に似たのか五年前に私より少し重い脳梗塞を患ったが、好きな写真が彼のリハビリになっているとのこと、来年も京都のさくらを撮りに行けることを願っているような弱気のメールだったので、返信に写真のお礼と、私の闘病経験を交えて、彼の病気に対する弱気にハッパをかけておいた。