ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

漬けもの

2009-11-10 11:03:12 | Weblog

老夫婦大根干して伊豆の旅

北信州の風物詩の漬物が盛んな時期です。野沢菜漬け、大根漬け、またまた白菜の朝鮮漬けと。健康思考で減塩ムードが高まっている昨今ですが、食卓にどうしても漬物がなければ気がすまない人が多いこの地、塩分の取りすぎと冬の寒さが加わってか、脳溢血を発症する割合が高いという。そこで、減塩が至上命令の我が家は大根のビール漬けが定番となっている。


蔦紅葉

2009-11-09 16:19:15 | Weblog

これ以上望めぬ赤の蔦紅葉 

 

立冬からの句は冬の季語にと言いましたが、歩いておりますと、ある旧家の塀に、私を待っていてくれたかのように、最高の赤の色を見せてくれている蔦の紅葉に出会う。この赤の色はもう二三日すればくすんでしまうだろうと思うと、思わず[ありがとう」と独り言を言いながらカメラを向けた。従って「蔦紅葉」と秋の季語に戻ってしまった。


立冬

2009-11-07 09:31:08 | Weblog

冬に入り一枚脱いで風を切る

今日は暦の上では立冬、冬の入りである。俳句では立冬以降冬の季語となる。昨日もブログにしましたが、今日も暖かい小春日です。予報では冬浅きで良い天気が続きそうのようだ。これから麗かしい陽気の中を思う存分にカメラを片手に歩こうと思う。


小春日和

2009-11-06 15:21:25 | Weblog

小春日や石に躓き老いを知る

  

今日は、青空が澄みわたる好天に恵まれる。台風も近づくこともなく、強い季節風も吹かず、春のような日和がうれしい。明日は暦では立冬とのこと、天気予報ではしばらく。木枯らしがやって来ることなく晩秋の麗かさをたのしむことができそうだ。写真の田圃に繋がる土道を歩いておりますと。カメラ目線に夢中になっていたのか、道端の小さな石に躓く、瞬間ふらふらとよろめき転ぶ寸前となった。以前は石に躓いてもなんとなくかわしたものですが、体力の衰えをまじまじと感ずる午後の一時でした。

 

 


秋の水墨画展

2009-11-05 10:58:28 | Weblog

問ふことの多き墨絵や秋の展

 

毎回出展するたびに、問うことが多すぎる。行き着くところ答えは簡単、持った素質と感性のなさ、そのうえ練習不足に尽きる。同じ教室に同期が三人、どうしても比較せざるをえない。人それぞれ見方はあるだろうが間違いなく上達が遅い私だ。でも、いまさら比較論を言っても仕方ないような気がしている。どうであろうと、絵を描いている時夢中となり、全てを忘れることを出来る自分が或ることが有意義なことだと思う此の頃です。


落葉ひろい

2009-11-04 22:21:22 | Weblog

孫によとおくせず拾ふ落葉かな

 

 歩いていると、カラフルな色の落葉が目に付いた。突如、孫にお土産と思い立ち無心となって拾った。偶然にポッケ入っていたナイロン袋に詰めて近道して帰ってきた。早速、落葉をさっと洗い、布巾で一枚一枚拭き取り、輪ゴムを使い写真のような束にして見た。すると、兄ちゃんはこの綺麗なのなんだ?ときた。そうか、この年齢では紅葉はまだ分からないだろうな。来年は兄ちゃんと一緒に拾うと思う。おそらく、参加してくれないだろうけど・・・・」


文化の日

2009-11-03 22:42:04 | Weblog

文化の日画紙ひろげしや筆湿り

 文化の日、はてな由来はとふと思う。早速歳時記を捲る。そのまま記しますと、11月3日。国民の祝日の一つ。かっては明治天皇の生誕を祝う「天長節」「明治節」であったが、昭和23年、日本国憲法の公布を記念して「自由と平和えを愛し、文化をすすめる」ための日と定められた。文化に貢献した人に文化勲章を授与し、各地で文化祭・芸術祭が開催される。とあった。私共飯山は商売の神様「えびす講」祭り、衰退が著しい中心商店街は、この日とばかりに張り切ったようですが以前に比べたら寂しいかぎりであった。

 賞もなく罪もなく老ゆ文化の日 

神坂光生

 


俳句教室

2009-11-02 23:38:56 | Weblog

頂きを極めて和む松虫草

俊之さんの多選句

写真ネットより

松虫草は高原の日当たりの良い草地に生えている初秋の高原で出会う花で爽やに美しい栽培されている花より野生が一段と美しいピンクががった藤色で目立つ、とネットにあった。俊之さんは登山が趣味のようだ。

今朝から小雨が降る寒い日となった。今日は長野での「俳句教室」の日、受講者はベテランの人達が大半だ。その中に新人は私と俊之さん。二人の席は隣合わせだ。彼はなかなかの勉強家で上達が早い。今日も彼の句が何人かに選句されていました。私の「露草や胸にさまよふ聴診器」がまぐれにも特選句に選んでくださった方が六人ほどいた。一寸有頂天ぎみになっておりますと先生から「胸にさまよふ」では不謹慎さがありますから「背なにさまよふ」としたらどうですかと推敲された。今日で三回目の教室ですが、楽しくなりそうな俳句教室で、これから張り合いとなるだろう。

 

兼題「花の咲く秋草 」

 作句理由       「萩の寺日々の世過ぎに感謝かな」

日課にしておりますウォーキングで寺町通りにある菩提寺の山門の前を通る。御先祖様に、日々の無事の暮らしに感謝しながら、本堂に向かって手を合わすのが日課となっている。参道を挟むように萩の小さな花が凛として咲いている。  

                「露草や背なにさまよふ聴診器

先日の定期診療日のこと、その日の先生は普段より時間をかけて聴診器を当ててくれていた。何か悪い所見があるのかと心配になった。先生に問うと、<別に問題はありませんよ>と言う。一寸引きずってしまった。


病室

2009-11-01 17:11:34 | Weblog

濡れ紅葉同じ病の円居かな

このところ、スカットした秋日和が続いていましたが、今日の午後から急に天候が変わり雨模様となる。これからは一雨ごとに寒くなる。その小雨のなか知人の病気見舞いに出かけた。病室は四人の患者さんで和やかそうに談笑していた。聞くところによると四人とも同じ病気の患者さんのようだった。。新聞の「けさの一句」に「柳散る家無き人ら夜のまどゐ」の句が掲載されていた。「まどゐ」は一家団欒の様子を表すようだが、句の「まどゐ」は「同病相あわれむ」のまどいとあった。今日の句はその円居を引用した類似句となってしまった。反省