ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

怠けごころ

2006-08-30 13:42:14 | Weblog

二三日なまけ心や秋の空

例の怠け癖が頭をもたげ始めた。そんなことを思いつつ、俳人鈴木真砂女の句を思い出した下五を忘れたので怠けごころを自問自答しながら秋の空とした(女心と秋の空)真砂女は波乱の人生を送り平成15年に96歳で亡くなった。つい最近、東京の句友から真砂女は東京銀座の裏通りに「卯波」と言う小料理屋を経営していた聞いた。一度行ってみたいと思う。男運が悪く苦労な人生を送った真砂女だからこその句がある。

<夫運なき秋袷(あわせ)着たりけり> 
         
          <幸は逃げてゆくもの紺浴衣> 

                     <鴨引くや人生うしろふりむくな>
 

なごり蝉

2006-08-27 15:05:08 | Weblog
うつり季の蝉の啼き声泥むかな

北信州は日昼は相変わらずの暑さですが朝夕が涼しくなり幸甚です。
私の処は周りが木々に囲まれている為か、一時期は蝉の声が聾するように泣き叫んでいましたが、気が付きますと競って鳴いていた蝉の声が間を置くようになった。
日々秋に近くなっているのだなーと感ずるこの頃です。

八月の俳句サロン

2006-08-26 07:13:24 | Weblog
手に取れば雨の匂ひの蝸牛

雅綾

存へて命の重さ敗戦日 


石仏の渇きを癒し桔梗咲く


芳子

鬼灯を加へて供花の華やげり


キャサリン

今月の俳句サロンの兼題は(終戦日、敗戦忌、秋の七草、当季雑詠)でした。
提句の4句は好成績で選句された句です。句作3年になろうとしておりますが、相変わらずの成績に自問自答しております。今月から新人の(楊柳木)さんが参加しましたが、いきなりの好成績に驚く、確かに上手い!!」かなりのキャリアがある方と思う。






水打ち

2006-08-24 05:57:09 | Weblog
写真はネットから

水打ちて迎える心新たなリ

水打てば行きかう人の身が軽く



「処暑」の23日、打ち水で残暑を和らげようという試みが県内各地で一斉に行われた。と今朝の新聞にあった。溜めた雨水とか、エアコンの室外機に溜まった水とかお風呂の残り湯とかでないと消エネにならない。水道の水はブーである。水打ちにより周辺の温度が2度位下がるようだ。街の中、時間を合わせて一斉に水打ちしたらかなり涼しくなるだろうと思う。


豆腐売り

2006-08-22 10:56:19 | Weblog
豆腐売りラッパの音が凉けり

新涼の路地抜けていくラッパかな

露壜

子供の頃は夕方になると豆腐屋のおじさんが、ラッパを鳴らしながら豆腐を売りに来た。空がオレンジ色になる時間。遊びつかれてそろそろ家に帰ろうとする頃に、いつもと同じラッパが聞こえてくる。何度か私も、ボウルだかなんかの入れ物を持って豆腐を買いに行った。自転車の後ろにある木製の箱の中に白い豆腐や油あげが並んでいる。
「はいよ、豆腐一丁!」 おじさんがボウルに豆腐を入れてくれる。
ボウルをそっと持ちながら、家に向かって歩いている背中越しでラッパが遠ざかっていく・・・。
その人気の豆腐屋さんの3代目が爺さんと変わらぬ味を守り、つい最近までラッパを吹きながら売りに来ていたがこのところトンと見えなくなり心配していた。昨夕方しばらく振りにあの懐かしいラッパの音が風に乗って聞こえてきた。豆腐屋の3代目は私より4歳くらい先輩であるが、この時代手造り豆腐の採算は難しいだろうがあの哀愁のラッパの音が消えるのが寂しい。郊外の大型スーパーの出現で街のコミニチィーはじめ良いものがどんどんとなくなることの悔しさともどかさを覚えるこの頃です。






早稲田実業初優勝

2006-08-21 14:49:16 | Weblog

熱き日の一球入魂甲子園

悲願の初優勝早稲田実業!!」駒大苫小牧の悲願73年ぶりの3連覇ならず!!」37年ぶりの決勝再試合。歴史を刻んだドラマの連続だった。何時も高校野球の球児たちの純粋で前向きの最後まで諦めないプレイに感動を覚える私です。とかく今の若い者はと何かにつき言われています昨今、甲子園の「夏の全国高校野球選手権」を見る度に、何か日本の将来は心配ないなと思わせます。


秋の蜻蛉

2006-08-20 07:22:16 | Weblog
風に乗り蜻蛉飛び来る畔の道

写真はネットから

私共北信州は今日も朝から暑い。昨日は今夏最高の36.4度を記録、これも温暖化の影響なのか、「夕涼み良くぞ男に生まれけり」パンツ一丁で家の中をうろうろする。
俳句が浮かんだので、蜻蛉の飛翔写真を撮りたい!と思い立ち先日の夕方カメラ片手に野辺をうろうろしましたが中々シャッターチャンスに遭遇しなく撮れなかった。

医療技術

2006-08-18 06:45:15 | Weblog
ぎぼうし

おおにしひろし氏撮影

データ見る医師は無口に蝉時雨

春甫

相変わらず朝から暑い、今日は全て他力本願のブログとなる。
コラム!!」
●こんなに遅れていた!日本の医療技術

 少し前にソフトバンクの王監督が、開腹しない方法で胃ガンの手術を受け大きな話
題となった。この方法で手術をすると、筋力が衰えないことや呼吸器への負担がきわ
めて小さいので、術後の回復がめざましい。
 日本の医療技術もすごいもんだと思っていたら、そうでもないことが最近わかった。
80歳になる父が、先日検査で腹部大動脈瘤と診断された。自覚症状もなく、たまたま
別の病気の検査で見つかったのだ。
 大動脈瘤は直径4センチを超えると破裂の危険があり、破裂すると命にかかわるそう
だが、父のはすでに6センチ。それなのに「一刻も早く手術をしましょう。」といわれ
てから、もう2ヶ月が経過した。なぜ?

 動脈瘤の手術そのものはやっかいなものではないらしいが、なにぶん父は80歳と高
齢なので体のあちこちにガタが来ている。手術のための検査をしてみると、心臓は弱
り、長年の喫煙のため肺気腫があり、腎臓も少し悪くなっていて、全身麻酔で行なう
開腹手術は非常に危険が伴うというのだ。

 欧米では腹部動脈瘤は10年も前から、開腹手術ではなくステント治療を行なってい
る。これは、足の付け根の動脈からポリエステルの筒を挿入する手術で、切り口も小
さく局所麻酔でよいため患者への負担がとても少ない。これなら父にも大丈夫だろう。
 ところが、日本ではやっと先月、腹部大動脈瘤治療用のステントが承認されたばか
りなのである。いろいろな病院を歩き回り先生に話しを聞いても、日本では全くやっ
ていないことはないが、手術例がそもそも少ないため安定した結果が得られない。
(失敗する可能性がある?)と「私はお勧めしません。」というようなことをおっし
ゃる。要するに経験豊富な医師がいないということだ。かといって、80歳の父に全身
麻酔の開腹手術は、もっとやりたくなさそうだ。一体どうすればいいのだ?

 ラッキーなことに、東京の慈恵会医大病院にアメリカで大動脈瘤のステントによる
手術の経験をたくさん積んできたO医師が赴任し、来月執刀してもらえることになっ
た。O医師の話ではステントによるこの手術の死亡例は2~3%以下という。
 父にとっては2ヶ月待たされたあとにひょっこり舞い込んだ本当に幸運なめぐり合
わせだが、1日も早く腹部大動脈瘤のステント治療が、欧米のように日常的に行なわ
れるようになって欲しいものだ。

<真珠の首飾り>

長野県政

2006-08-17 08:19:23 | Weblog
まつりごと浮草もよう責め我に

村井新知事に望むことは前田中知事の県民益のための改革路線を軌道修正して欲しくない。「まあまあの先送りお座敷政治」の終焉である。特に「既得権益と私利私欲」に群がる族との思い切った離別が急務であろう。しがらみのある村井新知事に期待できるかどうか一抹の不安がある。混沌とした時代の政は小泉首相や前田中知事のように強いリーダーの取れるしがらみのない少し変わり者がふさわしいと常々思っている。


コラム!!」
●田中康夫県知事の3選を「NO」と判断した長野県

 8月6日に行われた長野県県知事選挙で、3選を狙った現職の田中氏が敗れて、
元防災相大臣を務めた後、郵政民営化反対で'05年の選挙に出馬せず、国政から
離れていた村井氏(69)が初当選した。
公共事業の大幅な削減と自然災害とを結びつけて、田中県政への批判に的を絞り、
自公の推薦や県連の組織力を背景にして選挙戦に臨んだ結果、約7万8千票という
大差をつけて新人の村井氏が当選したのである。

 やはり、元大臣という肩書きが中央との繋がりを意識・連想させたのだろうか、
「お国」の力に依存して現状を脱却・転換しようとする特異な地方市民気質の結果であると、簡単に片付けてはいけないのだろうが、自主再建・自主運営を目指した地方自治体が、またひとつ消えていったと表現してもいいのではないのだろうか。
 今や、「起債」が地方自治体の首を真綿で絞めるように、財政悪化の大きな原因になっていることは、あの倒産宣言をした夕張市の例を見ればよく理解できると思う。積極的に行った政策で失敗し、破綻してしまったのである。 なぜなのか?
「お国」が誘導してきた「起債」で借金をし、返済のために更に借金を重ねるといった負の利息を繰り返して生み出された借金が引き金となって、破綻に至っていることが大きな原因のひとつなのである。(一般会計に計上されない不透明なものであるゆえ、一般の県職員にも解り難いことも事実である。)
負債(=県民一人当たりの負担額)が、知らぬ間に雪ダルマ式に増えていって、気付いた時にはバンザイ状態になっているのである。
  この危機に対し、5年連続で負債を920億円余りも減少させ、県民へのサービスは維持し続けながら財政の健全化を図った田中県知事の県政が、なぜ評価されなかったのだろうか いささか不安も覚えます。

ガンバレ!! 長野県    コラムニスト西澤義治


桔梗の花

2006-08-16 14:06:51 | Weblog
この桔梗ぽんと音して咲きそうな

今日は異常と言えるほどの暑い北信州でした。夕方6時廻ったので少しは涼しくなったかと期待し散歩にでましたが街の中は熱風でした。途中、花の好きな友人にあったので彼の手入れの行き届いた庭園を見せてもらおうと足を踏み入れた。
さすが花の寄植えの名士だけあってすばらしい庭に驚いた。その庭の片隅に静かに寂しそうに単独で桔梗の花(秋の七草)が可憐に咲いていた。


終戦記念日

2006-08-15 07:56:06 | Weblog
写真はネットより


炎天やかの日正午の箱ラジオ

高橋青塢

終戦日のどもとすぎて平和ぼけ


終戦記念の日、上掲句は信濃毎日新聞の村上譲さんの「けさの一句」からです。
<(かの日)とは1945八月一五日に無条件降伏した日のことだ。正午には昭和天皇自らが終戦の詔書をラジオで放送。朕(ちん)深く世界の大勢と帝国の現状とに鑑(かんが)み非常の措置を以って時局を收捨せんと欲し茲(ここ)に忠良なる爾(なんじ)区民に告ぐ>と。当時を思い出しての句だが、炎天下に箱ラジオから聞こえる声は人間のものだった。     「梢(こずえ)」主宰。
思うこと!!」
今朝のNHK連続ドラマ「純情きらり」では弟勇太郎の出征もようを放送。
その後小泉総理の靖国神社参拝のニュース。「戦争」と言うこの二文字を考させる。先日広島の原爆忌を季語にブログにしましたが、改めて戦争の悲惨さを子供や孫に生の声で伝えなければならないと思う。

夏の風物詩花火

2006-08-14 22:39:08 | Weblog
ベランダのお酒談義や遠花火

お盆の中日、兄弟、甥、姪総勢12人ほど仏さんに御参りに来てくれた。こんな情景を見ると一生懸命に子育てをした父、母は草葉の陰で喜んでいるかなと思う。毎年の楽しみの花火の下での酒談義となった。




迎え盆

2006-08-13 11:31:59 | Weblog
父と母目に戻り来る迎ゑ盆

今日は13日迎え盆である。法師さんがお見えになりお仏壇に経を上げてくださった。仏壇に鎮魂の思いで手を合わせると父と母の顔が瞼に浮かんだ。今この時代いろいと不安があるが、まあ何とかやっていかれるのも父と母そして御先祖さまのお陰であると改めて痛感し幸甚の至りと感謝する。

灯篭まつり

2006-08-12 07:53:28 | Weblog
信州の風に色あり夏祭り

市民の手造りの灯篭が涼しい夏の夜るに商店街に飾られた。もっと幻想的な夜の街を期待しましたが灯篭の数が少なかったようでした。時代背景だと思いますがお金をかけなく市民の手作りの夏祭りは静かに幕を閉じた。