ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

ベンチの老夫婦

2010-05-29 05:23:09 | Weblog

風薫る肩まるくなり老夫婦

老夫婦背負ふは軽き蝸牛

偶然にネットでベンチに腰をおろし、仲睦しそうな老夫婦の写真に出会う。多分私くらいの年頃の御夫婦だろう。この老夫婦の後ろ肩を見ながら、自分に重ねて句を詠んで見た。まだまだ、私には句のような安らぎはありませが、願望を込めての二句となった。家内は、私が11年半前に大病をしましたので、まだまだ区切りを付ることなく毎日忙しく家業に励んでおりますが、写真のようなのんびりとした空間を味わいたいと常々思っている。

青春も子育てももう余花余花と

「岳」主宰宮坂静生先生


金雀枝(えにしだ)の花

2010-05-28 11:55:54 | Weblog

 

金雀枝にただ呆然と奪われて

今日は珍しく違ったコースを歩く。ある旧家と思われるお宅の横から裏庭が見えた。すぐ目に入ったのは、初めて見た写真の黄色の花でした。丁度、このお宅の家の周りのかたずけごとをしていた老夫人に、「あの黄色い綺麗な花の名前は」と聞くと、さあ何て言ったけかな、内のかあちゃんは知っているけど、今いないよと仰った。多分内の母ちゃんとは、お嫁さんのことだろう。許しを得て写真も撮って来て、早速ネットで調べると「金雀枝」だ 、ヨーロッパ原産で日本へは江戸時代に渡来 し、 伝説の魔女が夜中にまたがって飛ぶほうきはこの金雀枝のことであるらしい。 また、昔は実際にこの枝を束ねて 箒を造った言う。 歳時記にもあった。


小学生の課外授業

2010-05-27 09:06:07 | Weblog

 

健子等あいさつ元気薄暑かな

若葉薫るさわやかな風が吹く好天の午後、歩いていて、街角を曲がると、突如と「こんにちは」と元気な声で挨拶する小学生の集団に出会う。とまどったのは私のほう、慌てて帽子をとって「こんにちは」と挨拶する。流石帽子をとった私の挨拶を見てか不思議そうな顔をしていた。この頃、すれ違うと「こんにちは」と元気に挨拶する小学生が多くなっている。先生の教育なのか、社会は複雑怪奇だが子供達は明るい。未来に希望がもてるような暖かな気持ちとなった。


白躑躅

2010-05-26 12:51:34 | Weblog

 

遅咲きの仄かに香る白躑躅

今年の春の天候不順で花の咲く時期が例年に比べると、一週間から10日遅いような気がしています。先日ブログにしました先輩の藤の花も遅かった。もちろん、躑躅も春の季語ですが、先日のブログに「自分季」のことを触れましたが、写真の白躑躅は今が最高に映りました。


俳句教室

2010-05-25 17:00:45 | Weblog

昨日は66句の中から特選句が5句が出た。先生の大サービスのような気がしましたが、私は相も変わらずですが、準特選を2句いただいた。この教室はメンバーの出入りがありますが13年の歴史があるそうです。従って最初からのメンバーは数人いるようです。平均すると7~8年のメンバーが大半らしい。そのメンバーと入ってまだ半年に満たない私では足元にもおよばない分けだ。でも、病気持ちの私ですが、身体の許す限りは続けたいと改めて思った。「継続は力なり」である。

   特選句       仏像に会ふ旅用意夏に入る   悦子さん

   特選句     山桜自画像描き身罷りぬ    洋子さん

   特選句     葉桜やレスキュー隊の訓練中  一郎さん

   特選句     夏の雲船首に座して田辺湾   紘一さん

   特選句       方言はつぶやくものと黒穂抜く  忠男さん


三人の誕生会

2010-05-24 19:23:02 | Weblog

    五月の夜幸おおかれと誕生会                  

      

昨夜は、我が家の五月生まれの婆と孫の兄ちゃんと、弟の三人の合同誕生会を開催した。お兄ちゃんは四歳、弟は二歳、はてな婆は何歳かな、そして俳句のように幸せなのかな?ケーキ屋さんに特注でアンパンマンとバイキンマンの絵を描いてもらったケーキに兄弟は大満足のようでした。


藤の花

2010-05-23 13:40:17 | Weblog

只管にこうべたれたる藤の花

藤の花甘い香りにうまいお茶

今、北信州は花が盛んです。歩く道筋に、何時もお茶を頂きながら、とりとめのない話を楽しむ先輩の家がある。先日、庭先を通りますと、藤の花が見事に咲いていた。丁度先輩が庭いじりをしていましたので、声をかけると、何時もの言葉<お茶やって行けや>と言われ、遠慮なく寄らせていただいた。甘いほのかの香りの下でいただいたお茶は最高だった。藤の花は春の季語ですが、私は一番綺麗に咲く花の時期を自分季としている。


狭庭の牡丹

2010-05-22 05:20:22 | Weblog

狭庭にて暈して咲くや牡丹かな 

牡丹散るあとの静寂怖れけり

      

             三日前                                  昨日

「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」と林芙美子が(森光子さんが長く演じた)放浪記に書いています。(花の命は短くて)は咲く花にたとえられることがある。力こぶに一生懸命に咲く牡丹の花の命が特に短いような気がしております。林芙美子は1944年4月から、敏の故郷に近い山ノ内温泉郷の角間温泉に疎開した。 ..今はその疎開先の家が「林芙美子文学館」となっています。数年前に同級会の後、数人で文学館を訪ねましたが休館日だった。その後一回は訪ねたいと思いながら行けずにおります。


代掻き始まる

2010-05-21 09:18:49 | Weblog

 

代掻けば郷が目覚めて闌かな

田水張る後澄む水に空映す

歩いていますと、ぼちぼちと田に水が入り代掻きが始まった。この土日は特に盛んになるだろう。「農業者戸別所得補償制度」なるものが始まるようですが、農家には、米価水準にかかわらず、全国一律の定額補償が10アール当たり1.5万円が支払われるという。財源問題で、はたして継続性があるのか一抹の疑問が湧いてくる。

 


水芭蕉

2010-05-20 04:29:34 | Weblog

純白に手を合わせるや水芭蕉

 水芭蕉無垢なこころとなりにけり

昨日の新聞に北志賀高原の「アワラ湿原」と「三ヶ月池湿原」の水芭蕉が見ごろを迎えていると報道されていた。18ヘクタールに50万本が群生してるという。両湿原は五輪山の北側にあり、6月上旬まで楽しめると「山ノ内町商工観光課では多くの新緑の湿原を楽しんでほしいと」期待している。時間があったら是非とも見に行きたいと思う。

 


ピンクの芝さくら

2010-05-19 05:51:21 | Weblog

泰然と道端に坐す芝さくら

今、こちら北信州では「芝桜」が満ちています。秩父市や高崎市など広大な広場に「芝桜」の色々な模様を造り観光スポットとして売り出しております。秩父・羊山公園 芝桜の丘えは40万株以上の芝桜が100万人以上の観光客が訪れる芝桜の名所となっているとネットで拾った。秩父あたりはそう遠くないので一回は訪れたいと思う。以前、名前は記憶にありませんが、確か秩父周辺だと思いますが、友人と農家屋敷の佇まいの一軒家の温泉で、ゆったりとした気分を味わった温泉宿を思い出した。


兄弟会

2010-05-18 20:04:40 | Weblog

 

夏料理和気あいあいの兄妹会

先日(5月15日)に湯田中温泉で数年振りかの兄弟会が行われた。私ども夫婦初め九人が一堂に会し和気あいあいと楽しい一夜を過ごすことが出来た。これからお互いに年が重なるのでチョクチョク開催することに決定、万年幹事として、全てに気配り上手の妹の夫、近藤さんに決定する。彼は遠慮してか辞退しておりましたが、最後に私は長男の威厳で命令してしまった。彼は快く引く受けてくれてた。次回も一人も欠けることなく楽しい兄弟会にしたいと思う。

 


散々な俳句教室

2010-05-17 17:20:49 | Weblog

一番成績が悪いほど「散々な俳句教室」でした。反省仕切りであった。

       正義          夏立つや都会の風と友来る

先日、ブログにしましたが東京の友人夫婦が訪ねてくれた様子を句にしました。田舎生活にどっぷりつかっている私と比べれば垢抜けた都会のセンスが自然に身についている、友人夫婦の様子を句にしましたが、都会とか都という言葉を使わず具体的に土地の名を使いなさいと指導され、先生に大幅に添削されました。

     添削された句      東京に馴染みし友や今朝の夏

       正義          菜の花や高橋まゆみ人形館

4月24日に飯山に「高橋まゆみ人形館」が開館した。私はかなり全国的に有名な人形作家だと思っているのですが!!!」固有の名を詠う場合は誰でもが知っている有名な人物を詠いなさいと指導される。

             

             

 

 


夏つばめ

2010-05-15 12:21:19 | Weblog

 

夏つばめ身をこがすかに求愛す

夏燕空いつぱいに円ふかな

久しぶりに雲ひとつない青空に恵まれた。好天に誘われ、なんとなく外を眺めていた。目の前の電線に突然とツバメのつがいが飛んできて狭き電線の上で器用に自由奔放に求愛活動を始めた。驚いたのは私のほう、慌ててカメラを手にしましたが、すでに遅しでした。夫婦の燕がことをなし終えたのか、もう電線に姿がなかった。写真は偶然にネットにあった写真をお借りした。

 


にわか雨

2010-05-14 16:05:17 | Weblog

さよならとハンケチあてて小走りに

今年は5月5日(子供の日)が立夏の日だった。と言うのに北信州はまたこのところ、寒い不順な天候が続く。ようやく安定してきた野菜の値段がまたまた狂うのではと心配する。病院からのリハビリの帰り道、知人に声をかけられ、その場で立話をしていますと、急にパラパラと小雨が落ちてきた。傘を持っていなかったのであわてて挨拶して、小走りに帰宅した。冷たい初夏の雨だったが、つかの間の雨でした。予報では明日から夏を思わせるような暖かい好天がやって来るという。