ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

さくら散る

2007-04-30 10:07:45 | Weblog
若者の宴たけなはや余花の下


昨日は連休の初日、好天に恵まれたので気の向くままに「飯山城」の城跡まで足を伸ばした。散り終わった桜の下で和やかに宴会をしている若者に会う。正に「花よりだんご」である。見慣れた人たちのようなのでそばへ寄ってみますと、なんと、私がリハビリでお世話になっている病院のリハビリの先生方だった。葉桜の下でのお酒もまた乙なものだ、美人美男揃いなので中々絵になった。
飯山城  

富倉の独活

2007-04-29 10:55:55 | Weblog
奥山の香りそのまま独活和える

独活届き山と里との沙汰つなぎ



きのう、富倉から取立ての山独活をいただく、早速、葉の部門をてんぷらに太い茎を胡麻和えとした。蕎麦で有名な富倉の地、やはり、山菜もおいしい。
少し灰汁が強かったがあの苦味と、心地よい歯ごたえがなんとも言えない自然の味である。こんな、山の恵みを食す度に、田舎ライフのありがたさをあらためて痛感する。また下の句のように、山の人々は山菜の時期に山の幸を里の知り合いに届けることにより、お互いの息災を確かめ合い、コミュニケーションの橋渡しになっております。

山本勘助の墓

2007-04-28 20:27:37 | Weblog
勘助の墓は畑中揚雲雀


この25日に長野に小会議があり出席した。団体の会議と言うものは何時も決まったパターンで進展がないものだと改めて思う。ついでに、今、話題満載のNHK大河ドラマ「風林火山」の山本勘助の墓がかっての川中島合戦のそばにあると聞いておりましたので訪ねた。千曲川を挟んで川中島古戦場の反対側の畑の中にぽつんとあった。川中島の合戦で、必勝を信じて命をかけて戦った武田信玄の重鎮としてはあまりにも寂しいお墓だと思った。


チューリップ

2007-04-27 16:42:59 | Weblog
チューリツプ競うあいてのないような



友人宅の広い庭にチューリップが咲き誇っていた。街からわずか農村地帯に入ったところですが、我家の狭い庭と違って、庭だけでも300坪以上あると言っていた。羨ましい限りである。彼は私と同じ歳で公務員を定年退職後、庭で沢山の花木を育てるのが趣味のようで、悠々自適の生活を送っている。彼は健康そのものである。「”おい”おめさんは悩みなんか何にもねんだろ」と言うと「馬鹿言ってら、人間生きているうちは悩みがつきもんだ、悩みがなくなったら死ぬ時だよ」と笑っていた。なんだか、狐につままれたような気分となった。

商店街

2007-04-26 16:36:34 | Weblog
シャッターの開かぬ店増え暮れの春

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商店街の衰退化は私共の街だけが激しい状況にあると思っておりましたが、俳句サロンの汐女さんの住む東京都江戸川区葛西あたりの商店街の様子を(御当地俳句)で投句とコメントがあった。
           今日もまた店仕舞ひあり暮れの春 
<細々と商いをしていた、散髪屋さん、文房具屋さん去って行きました、クリニックも。>

今、モータリーゼーションによる郊外の大型店の進出により街が郊外に移り、全国的に今までの中心商店街がシャッターを閉める店が多発し問題になっている。私はこの状態を憂い何度かブログにしましたが、解決の糸口がないのは残念です。




風林火山

2007-04-25 08:41:27 | Weblog
夏メニュー風林火山加えたり



今、「NHK大河ドラマ」風林火山が大フィーバーです。私共の俳句サロンの5月の兼題は「風林火山」です。『孫子』軍争篇の「其疾其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如く、」からの引用。(ネットより)
歩く道に頑張っている食堂がある。玄関の前に「風林火山」の青い幟が立っている。きっと「風林火山」と名をつけた新メニューが登場したのかなと想像してみた。



芝さくら

2007-04-24 16:26:01 | Weblog
石垣のくぼみをうめる芝さくら



こちらでは桜の後は芝さくらが咲き始めています。このお宅のピンクの芝さくらは少し早く咲きます。このところの、句作に難儀していますが、同じ石垣を詠っても「石垣のあいだ間のすみれ草」のような上手い句があります。俳句サロンの主宰(風狂子さん)の地元町内俳句会の82歳の御婦人の句だそうです。なんだか嫉妬したくなるような写生的な佳句です。


古刹

2007-04-23 10:27:52 | Weblog
古刹うら木戸の暗さに柳の芽



歴史深い寺の裏木戸の前を何時も通る。木戸が開いたところを見たことがない。もっともめったなことがない限り裏木戸は開けないのだろう。雪に圧されたせいなのか木戸前の柳の木が曲がって地面をはように太くなっている。その太い幹から真っ直ぐに細い柳が育ち、芽を吹き出し始めていた。この子柳が青々と茂ってきたら、この裏木戸も明るくなるだろう。明日は都合が付いたなら、川中島へNHK大河ドラマ風林火山の山本勘助の墓を見に行こうと思っています。

花筏

2007-04-22 12:25:37 | Weblog
風に出来風に壊され花筏

関口訓子さん


サラット、まあこんな上手い句が出来る人は羨ましい。桜散り始めたら花筏の句を作ろうとかねてから吟行しようと思っていた。昨日散り始めの花筏の写真だけは撮れましたが、句は中々浮かばずにいた。「藤田湘子」の「俳句作法入門」を読んでいましたら上の佳句に出会う。やはり佳い句に出会うと晴れ晴れとしたオーラを感ずる。私は、昨日の句に見るように複雑に考えすぎる傾向にあると思う。

辛夷咲く

2007-04-20 17:07:23 | Weblog
辛夷咲く辺りの景を鎮めたり



いよいよ待望の辛夷の大樹が咲き始めた。写真は3分咲きかなと思います。この辛夷が満開になると、存在感が大きくて、周りのどんな綺麗な景色でも薄くなります。私共地方は、さくら、辛夷、芝桜、桃の花、、チューリップ、黄水仙、蓮華草、沈丁花、など沢山の花が一気に咲き始めている。

つばめ来る

2007-04-19 08:43:44 | Weblog
燕来てまずは棲みかのリニュアール


燕が飛来すると、甲高い泣き声と動きの速さで辺りが忙しくなる。写真の巣は、歩く道筋に何年も前からある。巣の黒いところがリニュアールした部分かなと思う。まだ完成しないのか、かいがいしく泥と枯草を運んでは巣造りに精を出していた。
観察していると、この巣に出入りしているツバメは一匹だけだ。この燕は昨年ここで生まれ育って、巣を親から受け継いだのかな。これから相愛の相手を見つけてこの巣で子育てに励むのだろうかと想像が膨らむ。

バスを待つ

2007-04-18 05:58:35 | Weblog

時を待つバス停前の長閑かな





写真は病院前のバス停です。最低一時間は待たなければ来ない路線、場所によっては二時間で1本なんて路線もある。お客様は慣れているのか、諦めているせいなのか、バスを長い時間待っていても、イライラさが見えない。田舎ののんびりと流れる時間を楽しんでいるかのようだ。都会人は歩く速さまで違う。”時は金なり”というが、どちらが良いのか、幸せなのか分からない。

満開の老い桜と猫

2007-04-17 19:24:32 | Weblog
咲き満ちる桜の下を猫が行く


俺だって桜を満喫する権利があると言いたげに黒猫が満開の桜の下を堂々と闊歩している姿に会う。慌ててカメラの撮影モードに入ってファインダーを覗いたらすでに遅しで猫君の姿がなかった。桜の木から離れ数分歩いていますと、黒猫君がやはり堂々とわが道を行くと言う態度で往来を横切っていた。







初めての句会

2007-04-16 19:26:35 | Weblog
解けあいて初の句会や花明り




先日14、15日の両日、初めての経験の句会に鉛のような重い気で参加する。
普段インターネットで想像の世界でしかお会いしたことがなかった
句友の実像に会う怖さがあった。会って見ますと、俳句という文学の力なのか直ぐに打ち解けて和気藹々の世界となった。春爛漫の須坂臥龍公園の桜を満喫、高山村の一茶ゆかりの里、小布施町の岩松院と吟行し、湯田中温泉の宿での句会、俳句三昧の有意義なたのしい初句会となった。遠くから参加された句友の皆様本当にありがとうございました。


高山村の一茶が逗留した離れ