ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

胡瓜もみ

2006-06-30 14:28:34 | Weblog
居酒屋のお通しまずは胡瓜もみ

このところ体調が良いので晩酌程度に一人居酒屋の暖簾をくぐる。小料理夕凪と看板を掲げ、家庭向きのつまみ料理を出してくれる。何よりも安いことが有難い。
女将のお父さんは農業らしく、この頃チョクチョク出て来る、朝捥ぎたての歯ごたえの良い胡瓜もみが御馳走である。塩こぶの塩さかげんと金胡麻の香りがなんともいえない。他のつまみも安くて美味しいので、沢山飲まないように抑えるのが大変である。

良書に逢う。

2006-06-29 10:55:54 | Weblog

短夜の人の慈に触れ良書かな

私は宮本 輝の作品は好きである。作品は正義感が溢れていて、その上あえて難しい漢字や熟語を使わないため私みたいの非才者には本当に読みやすい。また彼の文章は流れるような精悍さが気にいっている。今読んでいる「草原の椅子」上下は2回目の読破である。あとがきに<この国のありとあらゆる事柄に腹が立つ、政治家や役人たちだけでなく、電車のなかで隣り合わせた行きずりの人や、どこかの居酒屋で近くに坐った客や、道ですれちがっただけの若者たち、はたは公園で遊んでいる幼児たちでさえ、憎しみの目を向けてしまう自分にあきれたことが幾度もあった。日本という国、日本人という民族そのものに、矜持とか品格とか品性とかが喪われてしまったことに落胆と虚しさを感じつづけていたかもしれない。>とあった。

先生の水墨画

2006-06-28 12:33:36 | Weblog
師の筆や墨滴りて濃と淡

この絵は水墨画教室の先生の絵です。吉越先生とお付き合い頂き本当に感謝している一人です。私は学校の頃から絵心は皆無でしたが、毛筆は中学のころ書道クラブに入り少し習った記憶がある程度です。せっかく縁があったので以前から先生に無理なお願いをして3筆ばか譲っていただいた中の一筆です。このなんともいえない濃淡の味は水墨画の必須である。自室に飾ってある先生のこの15号の絵を仰ぐたびに私は万作尽きた心境に陥ってしまいます。。

六月の俳句サロン

2006-06-27 06:40:27 | Weblog
額の花

 あじさゐの藍を深めるけふの雨

    
 釣堀の静寂を探る浮子ひとつ  
 
朱雀

 バス停に傘駆けて来る梅雨の入り
雅綾
   
 谷間の風の窪みに額の花
余一

掲句は6月の俳句サロンで4点以上選句された好成績の句友の作品です。毎月の常連さんである。私なんぞは中々追いつかない。今回は少しいけるかなと期待したのですがそう甘くはありませんでした。昨日ブログに載せましたが<団塊の公園談義夏帽子>は3点でした。

団塊の人

2006-06-26 15:28:04 | Weblog
団塊の公園談義夏帽子

来年(2007年)から団塊世代の大量退職が始まる。すでに兆候があるようです。毎日散歩するコースに公園がありますが、この頃その公園で団塊の年頃と思われる人がベンチに腰掛けて談話している姿が見られます。この地方の経済が
相変わらず疲弊状態ですので、再就職がままならないのかそれとも年金生活をたのしんでいられるのか分からないが、この頃こんな光景が見られるようになっている。今月の俳句サロンに投句した句です。


一茶講座

2006-06-25 06:56:03 | Weblog
三伏の一茶に触れる名教授

先日、信濃町柏原の一茶記念館へ<一茶の「方言雑集」とふるさと北信濃のことば>と題した一茶記念講座に出かけた。今回の講師は信州大学の名誉教授の馬瀬良雄先生だった。大学教授らしく教養が満ち溢れていて穏やかな風貌とユーモアの先生でした。2時間半の講座があっという間でした。
「一茶いろは順語彙集」つくり北信濃地方の方言を収載している。俳句の中に地方の方言がある。

一茶記念館

蕎麦まつり

2006-06-23 13:22:34 | Weblog
梅雨の晴れあの喉越しについつられ


普段閑散としたメイン商店街ですが「そば祭り」のイベントで久しぶりに賑わいを見せた。信州特産の「富倉そば」と蕎麦街道シリーズの「雪割りそば」の実践販売である。私は蕎麦が大好きなので、このシャキットした喉越しと香りのよい手打ちそばをまたたく間に3人前もたいらげてしまった。今日は美味いものに会い得した気分となる。


北信州そば街道(ぜひ開けてください。)

瑠璃壺

2006-06-22 06:44:09 | Weblog
瑠璃つぼの青を映して涼をとる


今朝また知り合いの農家から芍薬を戴く早速挿して玄関に置いた。瑠璃壷なんて詠うとかなり高級な花瓶に思うが安物の青い花瓶である。チョット一流気分を味わってみました。こちら北信州はあちこち熊の出没で大騒ぎです。遂に先日野沢温泉の主婦が名産の根曲がり竹を採っている最中に突如後ろから襲われて大怪我をしたようです。自然を破壊する人間に熊さんが復讐してるような気がしています。

佇みて

2006-06-21 11:06:45 | Weblog
蛍袋の花(ネットから)

梅雨曇りベンチに附してなに憂ふ


今日は梅雨空のどんよりとした天気模様ですが、風があり涼しいので久しぶりに午前中に散歩する。途中,ミニ公園で知り合いの方が一人ベンチにうつむき加減にしていた。何時もだと軽く挨拶をしあう仲なのだが、今日は彼の雰囲気がチョット違うので気付かないようにしてその場を去った。私より3~4年下だと思うが私もそうであったように、いろいろ悩みごとの多き年頃だと思う。だが私の思い過ごしかもしれない、またそうであって欲しい。

選句する。

2006-06-20 11:18:36 | Weblog
友人が趣味としている見事な寄せ植え花


滴りて心に滲みる佳句かな



23日(金)までに今月の俳句サロンの句友が投句したそれぞれの佳句の中から6句選句しなければならない。
これが、私にとっては楽しくもありまた苦しさでもある。この俳句サロンでお付き合いさせていただき2年になりますが、最近は句友の住んでいる場所、置かれている環境、仕事柄、作風、などでどなたの句かおぼろげではあるが分かってきたような気がしております。会ったことがない全国津々浦々の句友の姿まで想像するこの頃です。


筆を置く

2006-06-19 09:47:35 | Weblog
絵筆おく無我から解きて梅雨の空

朝から梅雨空でしたがいつの間にか入道雲にかわり真夏を思わせる天気となる。また今年も空梅雨の様相だ。水墨画を習い始めて1年半が過ぎた。相変わらずの出来映えだがこの頃描く面白さを掴んだような気がしております。初めて6号の色紙に描いてみましたがまあー今の私にはこんなものかなと思う。先生は良い作品を沢山見て反芻する事だという。この界隈には常設の水墨画の展示場がないのであちこちで行われる展覧会を見て歩こうと思う。

沙羅の花

2006-06-18 20:02:49 | Weblog
雨に濡る沙羅の花影凛として

 大西 ひろしさん

今日はブログにする話題がなく、なんとなく俳句集に目をやっておりましたら
掲出した中々の佳句に出会う。俳句サロンに「沙羅」と言う俳名で毎月好成績の句友がいる。沙羅の花を良く知らないのでネットで検索すると「清楚で可憐な花で梅雨の季節に咲く、白い優しく、少し寂しい響きの名前」とあった。写真を見て何時もの散歩コースのあるお宅に咲くあの綺麗な花だと気が付いた。それにしても花の名を知らな過ぎる。こんな私にはネットは本当に有難いと改めて痛感した。


目が痛い

2006-06-17 06:50:32 | Weblog
 病院の行き来にかけるサングラス

昨日、パソコンに向かっていると目が痛くりなり鏡を覗くと少し腫れ気味。初めての経験なので早速病院へ行く、眼科も今話題の医師不足、確か以前は2人居たと思ったが女医さん一人である。瞳を閉じるのか開けるのか分かりませんが辺りがボーットなる目薬を射され待は3時間以上、ようやく診察、何を聞かれたか覚えがないが目薬を処方して頂く、なるほど目薬が効いたのか柔らいで、今朝になったらすっかり痛みが取れた。パソコンのやりすぎかな?クワバラ、クワバラ。
思うこと!!」
最近の日本の指導者は節操のない馬鹿者が多すぎる。
特に今問題になっている村上ファンドとの関係の日本銀行の福井総裁である。ふざけるなと言いたい。教養のない私ですから上手い言葉が見つからないが、金融情報の最先端で指導的立場に居ながら自分さえ儲かれば良いと言う思考が我慢にならない。真面目にコツコツと働く庶民が何十兆円か何百兆円か知らないがもらうべき利息を0.0何%かにし,0金利政策をとり銀行の不良債権処理に当て国民を犠牲にした張本人ではないか。良くまあ恥ずかしくもなく引き続き職務を全うするなんて言えたもんだ。小泉首相も辞任の必要なしという。政治家や役人の既得権と私利私欲が大手を振って歩いている日本。(一体どうなっているんだこの国は)と思い、腹を立てて居るのは私だけではないと思う。であるからして、犯罪者が増えたり、年金未納者が増えるのは庶民の小さな抵抗だと指導者は受け止めるべきである。


どくだみ

2006-06-16 06:51:51 | Weblog

 十薬の白い花咲く薄明かり

今朝小雨の中早く目が覚めた。狭庭に出ると真っ白いどくだみの花が小雨に似合うかのように咲いていた。この花を見るたびに祖母を思い出す。祖母はこのどくだみを干して十薬にし我が家の常備薬にしていた。暴れん坊の私は生傷は耐えなかった。祖母はよく十薬を水に浸して傷口に当ててくれたものだ。祖母はお茶代わりにどくだみ茶を飲んでいたような気がする。それで90歳近くまで長生きしたのかもしれないと今になって思う。万能薬である。

百枚棚田

2006-06-15 07:41:55 | Weblog
千枚田かえる合戦たけなはに

水野春朗


先月、日本棚田百選の瑞穂棚田保存会から、田植えボランティアの通知を戴いたが今年はどうしても都合が付かず失礼した。このところ、懇親会に顔を出し親交を深めてきた皆さんと,特に東京はじめ遠くから毎年のように見える顔なじみの方々との再会を約束していたのに残念だった。田植えから一ヶ月たった棚田が気になりましたので車を飛ばして現場へ行ってみると元気に青々と逞しく育っていたのに安心した。秋の稲刈りにはなにおいてもはせ参じようと思っている。