ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

主治医

2009-04-30 19:19:01 | Weblog
春夕べ膝にこぼれし粉薬

今日は北信病院の診察日でした。主治医の永沢先生は地元中野市柳沢の出身で「自治医科大学」卒業と聞く、自治医科大学のホームページにへき地や離島に住んでいるために医療の恩恵に浴する機会が少ない住民の医療を確保すると共に、住民の健康の増進、福祉の充実を目指す医師の養成を目的として全国の都道府県が共同して昭和47年に設立した医科大学である。とあった。永沢先生の診療を受ける度にその謙虚さと熱心さが感じとれる。「自治医科大学」の精神を受け継いだ先生だと常々思う。その上、私の友人(柳沢出身)永沢君の親戚だと聞いて親近感が増す。


囀り

2009-04-29 09:29:20 | Weblog
 日盛の一声ぬしや金衣鳥


写真ネットより

昨日、菜の花公園入口の東小学校の裏側を歩いていますと、小さな林の中から透きとおった「うぐいす」の鳴き声が聞こえてきた。すぐそばにいるようですので、聞こえる鳴き声の方向に耳と目をやり数分その場に佇んで見ましたが、姿が見えなかった。私はいまだに、鶯の囀っている姿を見たことない。鶯と時鳥は季節を知らせる代表的な鳥だと言われております。歳時記では、鶯は春を、時鳥は夏を知らせる。ウグイスはホトトギスの卵を代わって抱いて雛を育てる習慣があり。ホトトギスは「托卵」と言ってかなりズルイ鳥のようです。下五を「鶯かな」としましたが一字の字余りが気になりましたので、鶯の別名の金衣鳥(きんいちょう)としました。

菜の花公園

2009-04-28 16:22:23 | Weblog
菜の花におかぶ取られて千曲川


菜の花やふっくら咲いて笑顔かな


菜の花に抱かれてしばし身のしたる


五月の連休に入ると「菜の花まつり」は大勢のお客様で混雑が予想されるので一足先に菜の花公園行ってきた。今日の菜の花の咲き状態は最高のような気がしました。家族連れの方や、バスの団体さん達が訪れていてかなりの人出だった。千曲川を望む高台の菜の花の中で数組の家族の団欒に会い、私もなにかほんわりとした気分を味あわせていただいた。



芝さくら

2009-04-27 16:40:58 | Weblog
住む人のひとなりつたふ芝桜


北信州は、さくらが散った後、可憐な「芝さくら」があちこちのお宅の庭に咲いて楽しませてくれる。芝さくらは石垣か斜面に這わせるように咲かせるとようく映える。写真のお宅の芝さくらは手入れが行き届いていて赤、紫、ピンク、白と何種類の色がほど良く散りばめてあってとても綺麗です。残念なことに、何が原因なのか芝さくらの一部が枯れていた。きっとこのお宅の人は修復しなさるだろうとおもった。

遅日

2009-04-26 14:34:13 | Weblog
リック背の道聞く人や遅日かな


 

雨が上がった午後時間が空いたので、恒例の散歩に出かける。雨上がりでしっとりとし、時々陽が差さす快適な散歩となった。途中、リックを背にした恋人同士と思われる青年に声かけられた。二人は寺めぐりのパンフレットを手にしていた。<正受庵はこの辺のようですが何処ですか>と聞いてきた。私も庵のすぐそばを歩いていたので<その茂みの中ですよ>と指をさすと、すぐ分かったのか丁寧にお礼を言って二人は離れた。そのしぐさに爽やかさを感じた。寺街に差し掛かると連休のせいか寺めぐりらしいい人達数組にであった
正受庵


落ち椿

2009-04-24 18:43:32 | Weblog
落椿地に落ちてなを華やけり

写真ネットより


今日の句は昨日の(水に咲き舞台ふたたび花筏)と同じ句想となった。まだまだ春たけなわ、百科繚乱の季節ですが、はなやかな椿の花が落ち、さくらの花も散ると、何か物寂しさを感ずるこの頃、色のない冬の季節を思うと、何と人間は勝手なのだろう。休みの多い人たちは今日からゴールデンウイークに入るという。仕事が少なく不景気の影響が長い休みとなるのだろうか。






花いかだ

2009-04-23 10:31:58 | Weblog
水鳥の脚に絡まる花筏


北信州は桜がほぼ散り終わり気味である。ふと、花筏の句を詠みたいと思い、花筏の景色をあちこち探してみる。どうも、私の知る範囲では花筏の良い景は見当たらなかった。そこで、グーグルで「花筏」を検索すると見事な「花筏」の写真に遭遇した。写真を見ながらの拙句となった。
鯉の背の見え隠れせり花筏

水に咲き舞台ふたたび花筏


弘前公園の花筏 こんな舞台を見たい




雪柳

2009-04-22 13:32:55 | Weblog
朝よりも夕が白し雪柳
雪柳妖艶ひそむ白さかな


さくらが終わった城山の「桜井戸」の坂の「自然坂」<勝手につけている名前>を歩きたくなり行ってみる。コンクリートで固めた坂でない「自然坂」は散り落ちた桜の花びらが広がり土の感触と相まった、ゆるやかな坂が気に入っている。
行ってみると、風の影響なのか桜の花びらが少なく残念だった、けれど、その傍の弓道場の石垣の上に、盛んに咲いている真っ白な「雪柳」の花が風に揺れていた。早速、カメラを向けながら、いっぱい得した気分となった。



タンポポの道

2009-04-21 16:08:24 | Weblog
蒲公英の乱れ咲く道そろり足

先日、歩いていますと。自然道によけて歩くほどに蒲公英が咲き乱れていた。生憎、カメラを持ちわせていませんでしたので、明日撮りに行きたいと思います。

早速、車を走らせ蒲公英の道を撮りに行く。 だが、昨日の夜の雨で流されたのか、半分くらいになっていた。



花の宴

2009-04-20 11:20:25 | Weblog
黄昏の兵どもにさくら散る


散り始めた桜並木の下に、人生の黄昏どもが集まっての賑やかな花見となった。若い時代からなんらのかたちでこの街を支えてきた彼らである。右肩上がりの高度経済成長はじめ、昭和48年のオイルショック、その後のバブル経済崩壊とすべてを経験した兵たちである。彼等は人生を成し遂げた人間力なのか、酔うにつれ、ユーモアがあって面白い。普段、街で顔を合わせている人達ですがこうして一同に集まることは珍しく、楽しい日曜日の午後でした。


戸狩温泉

2009-04-19 13:55:25 | Weblog
夜の宿川寝にかすか初蛙


「友あり、遠方より来る、また楽しからずや」先日、友人達と泊まった「戸狩温泉」の民宿「かのえ」さんの心のこもった「山菜料理」と「手打ち蕎麦」の美味しかったことに改めて感謝したい。特にここの主人が打つ蕎麦はこの界隈では有名らしいい。香りとその喉越しのすべらかさに、しばし無言の舌つつみとなった。蕎麦通の友人だが、満足してくれたと思う。機会があったら是非家内と蕎麦三昧といきたいものだと思った。

さくら三昧

2009-04-16 21:59:48 | Weblog
友と酒余韻のなかの花談議
まさをなる空よりしだれさくらかな

<
<飯山城跡
<<<<<

忙しいスケジュールのなかを、そらぞれに都合をつけてくれた二人の友人、待望の三人会が実現した「さくら三昧」の二泊三日だった。このところの夏のような陽気が功を生じてか、桜は時間差なく、長野、須坂、中野、飯山、とほとんど同時と言ってよいほどに咲いた。こんなことは本当に珍しいことだ。三人組は須坂の臥竜公園から飯山まで北上しながら写真撮影に夢中になる。宿では、美味しい「地酒」と「信州手打蕎麦」を満喫した、楽しい再会だった。

中野市高梨公園




燕来る

2009-04-13 11:58:33 | Weblog
初つばめ菓子屋の親父あんこ煉る


10日ほど前から、裏の和菓子屋さんにツバメがやってきている。今は去年の古巣の修復作業にかいがいしく働いている。菓子屋の親父さんは、燕の動く速さにつられ、「餡子」を煉る手の速さも心なしかはやくなったと笑っていた。菓子屋の主人はやはり「燕」が来るのを楽しみにしていた様子が伝わってきた。すぐそばの私の家には燕君はけして巣を作ってくれない。この差はいったい何なんだろう。

さくら咲く

2009-04-11 16:47:09 | Weblog
さくら咲く交わす言葉の多きこと
夜ざくらに誘われ潜る廉価かな


このところの夏を思わせるような暖かさで、一休み感だった、桜の蕾が一気にほころび、薄っすらと化粧し始めた。さくらが咲き始めると、人々は上を向いて歩く、さくらが咲き始めると、あたりが明るくなる。さくらが咲き始めると、人々の心も明るくなる。やはり、さくらは日本の花の象徴だ。