ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

年末年始休業願います。

2007-12-28 14:13:11 | Weblog

去年今年本物さがす如きもの


去る年の思ゐのこしの多きかな


一年間御訪問くださいましてありがとうございました。良いお年をお迎えください。「来る年は本物とは何かを探し栽培したいですね。」
                            マーヤンでした。

枯芙蓉

2007-12-26 16:26:27 | Weblog

酔うほどの妖艶枯るる芙蓉かな


枯芙蓉友の名のふと滞る




今日は今年最後のリハビリーでした。脳梗塞を患って早いもので、来る1月29日で丸九年になります。針の目のように、少しずつの進化ですが張り合いを持っている。リハビリー室で車椅子にのった人に突然に声をかけられた。瞬間にはてな?「誰だろう」少間をおいたが。分からない。相手は親しそうである。この頃、こんな場面がしばしばある。痴呆症の前兆かと不安が走る。家に帰って来ても思い出せない。頭に何か重いものが居座ったような嫌な気分である。

つぶやき

2007-12-25 18:47:25 | Weblog

行く年や農のいくえを語りける

今日は家内が時間が空きましたので、日頃、お世話になっている方に御歳暮配りをした。最後のお宅(家内の従兄弟)に伺うと<珍しく来たのだから寄って行けや>の言葉についついとお邪魔した。家内の従兄弟は今年連れ合いを亡くして、寂しい正月を迎えることになる。彼は農業一筋に生きてきて、農業が身体に浸み込んでいるような人である。彼いわく「おっかあを亡くして来年から百姓どうしようかと思っている」とつぶやいた。今、この地方の農業は働く割合には収入が少なく、離農せざるをえない農家が増えて、荒れ放題の農地が目立っている。グロバリー経済社会の影響が農業に一番に直撃していると思う。[どげんかせんといかん]


おでん鍋

2007-12-23 09:10:11 | Weblog
三世代だんらんありておでん鍋



私はおでんが大好物です。昨夜冬至の日に南瓜を食べるのが習慣ですが、
あえて我が家はおでん鍋といたしました。孫の椋一君を中心に三世代同じな鍋を舌つづみするこの幸を何時までも続くことを願った団欒の一時だった。チョットお酒がすすみすぎたかなと反省が仕切りの夕餉でした。

今日は冬至

2007-12-22 13:22:59 | Weblog

柚子風呂に浸かれば佳句浮かぶかな



写真ネットより

今日は、1年中でもっとも昼が短く、夜がいちばん長くなる冬至。冬至にゆず湯の風呂に入ると、『1年中風邪をひかない』という言い伝えがあります。
なぜ冬至にゆず湯なのかというと、「冬至」に「湯治」が、かけられていると聞いたことがある。また、こんことも「柚子だから融通が利くように」という願いがこめられているとどこかで読んだ。今夜は身体を芯から温めまる香りの良い柚子湯が楽しみです。




義兄の心遣い

2007-12-21 18:55:45 | Weblog
新聞の包み解けば下仁田葱


玄関に音がしたようだが半信半疑でパソコンに向かっていた。それでもと思い立ち玄関へ行って見ると、野菜が置いてあった。兄さん(家内の兄)が置いていったのだと直ぐに分かる。オサンドン係長としましては新聞の包みが気になり開けてみると下仁田葱だった。下仁田葱は、やわらかく、甘みがあり、ぬるぬるしていて、香りも良い、すき焼きには最高である。例年だと、もっと沢山いただけるのになと急に欲が出て来てしまった。

雪と山茶花

2007-12-20 16:48:24 | Weblog

山茶花の雪に忍べる強さかな




山茶花の句を詠みたくてネットで写真を見つけておりましたら、雪の被った山茶花の写真に会うことが出来ました。今、私共の飯山にありそうな景ですが中々見当たりません。俳句の基本は季語が一つですが、掲出句は山茶花と雪の季語が二つになってしまった。もっとも「目に青葉山時鳥初がつお」のように青葉、時鳥、鰹と三つ季語がある有名な句があります。

足跡のない玄関

2007-12-19 16:30:48 | Weblog

住む人の影なき家や処女の雪



今日は初めてといってよい場所を歩いた。ふと、玄関まで足跡のないお宅に気が付いた。写真のように三日ほど前に降った雪がそのままになっている。空き家が増えてきたことを先日ブログにしましたが「この家もか」と独り言が口から出た。それにしては、玄関先の雪囲いが万全に出来ているのになーと不思議に思う。もしかしたら、一家が遠くに転勤となり空き家になっているのかなと思ったりもして見た。それなら良いのにと願う。

孫椋一君初体験

2007-12-17 10:09:28 | Weblog

初めての雪にまみれて泣き笑い



婆の雪片付けを、買ってもらった玩具のシャベルで真似をしていた。そのうちに「すってんころりん」あ、雪って冷たいんだ。もちろん雪は初めて、冷たくなった手を口元に持って行き「ハーハー」と息をかける、これは知っていた、誰かのしぐさをどこかで見たのであろう。そのうちに冷たいのに耐えかねて泣き出した。婆は知らん顔、そのうちに自分で起きて、再び雪遊び、こうして自然と向き合って成長するのだろうと爺はカメラを手にしながらおもった。

師走半ば

2007-12-16 14:04:47 | Weblog

冬の川光陰の矢の流れかな


師走に入ったばかりと思っていましたが、句のように、冬の川の流れのように速く、あっという間に半ばを過ぎてしまった。こちら北信州は11月19日の初雪以来の雪となりましたが、気温は暖かったので健康歩行に出かけました。街のあちこちにクリスマスのムードが盛り上がっておりました。




かいつぶり(鳰)

2007-12-15 12:39:35 | Weblog

浮き沈み世の常なりしかいつぶり


かいつぶり一つ沈めば次々と


写真はネットより



ひねもすを湖に風ありかいつぶり
東京にぬくもりを見る鳰

このあたりの者でござるとかいつぶり

NHKの「俳句王国」を楽しみにみている。今日の放送の兼題は「かいつむり」「鳰」でした。下の三句は多選句である。
このごろ「かいつぶり」が見れなくなっている。渡り鳥ではないが何処にいるのだろう。ネットでは「全国の池や湖沼、川などにすんでいる。八ケ岳の1,400メートルほどの池でも見たことがあるので、飛ぶのもじょうずなんでしょう。たくみに潜水し、小魚やエビなどを食べる」とあった「浮き沈み」が上手いんだろうなと思う。特に「東京にぬくもりを見る鳰」が好きな句です。作者は、あの殺伐とした東京のビル林の中のどこか小さな池で「かいつぶり」を発見し、まだまだ東京には、ぬくもりがあるんだと感じたのでしょう。



俳句サロン今月の投句

2007-12-14 11:08:34 | Weblog
主宰からいただいた今月の兼題は
  ① 『行く年』、『年惜しむ』 2句以内

  ② 鍋料理一切  2句以内
 
  ③ 自由題(冬の季語使用)  0句~1句
合わせて4句でした。今月も出来がまだまだですが、投句日が明日に迫っているので心残りでありますが投句しました。

行く年や病をおゐて行けたなら
友来る酒は地の酒鮟鱇鍋
桶洗ふ三国連山根雪なる
晩酌とわかれをきめて年惜しむ