ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

月を詠う

2015-01-29 13:15:53 | Weblog

この頃は祈りの多し冬の月

吾が悩み増すごと眺む冬の月

 この頃は、良く窓越しに夜月を眺める。この数日天気が悪く月が雲に隠れて眺めることが出来ないでいる。写真は何時の夜だったか記憶が薄いですが、多分十日位前に晴れた夜に撮った写真である。やはり当然のように満月に会いたいと思う。毎年12回から13回満月の日があると言うが、なかなか満月に会えないこの頃だ。だが、中秋の名月の晴れた日は満月を逃さないようにしている。「月に寄り添う」という、ちょっと乙女チックを感じますが、日本では、月にまつわる詩初め歌が多いと言う。月を表す言葉の多さは私たち日本人の繊細で豊かな創造力のあらわれのような気がしている。いくら合理性を求める現代であっても、失いたくない感性であると思う。


湯たんぽ

2015-01-28 11:21:49 | Weblog

湯たんぽや時に追いやり時に抱く

 今冬の寒い夜は、年のせいか、夜中の三時頃小便に起きることが多くなりましたので、家内に余計な世話をかけることになりましたが、この二週刊位前から写真の湯たんぽを使うようになった。おかげで、夜中に用をたすことが無くぐっすりと朝まで眠れるようになった。寝ていてさほど寒さを感じませんでしたが、微妙な身体に変化があるのだろうと思う。句のように湯たんぽで熱く感ずると無意識に足で蹴って布団の隅に追いやることがしばしばである。また、ふと寒さを感じ、夜なかに起きてベットから落ちた湯たんぽを捜することがある。この頃は面倒になって蹴った湯たんぽを捜さず、そのまま朝まで湯たんぽ無しの夜は度々ある。また、今日のように暖かく好天の日はで外へ飛び出したいのですが、この二~三日前から三七度あまりの熱が出てしまい傍の片塩医院でインフレンザの検査と血液検査をしていただきましが、インフレンザでなく一安心、昨日あたりから先生に処方戴いた薬のおかげか、熱が下がり平熱となったが、無理しないようにしているため、残念なことに昨日、楽しみにしていた地方に居る者だけ集まるミニ同級会に出られなかった。


鰤のあら煮と御造り

2015-01-27 14:15:51 | Weblog

  鰤大根深き味呼ぶ北の国

男料理鰤と大根からませて

 

 弟から、そろそろ能登の寒鰤は少しは安くなる頃だと思い、格安に一本の半身を心配してもらう。5キロくらいの鰤だろうか、かなり大きかった。お刺身にしたり、照り焼きにと、その上、鰤のあら煮と、あとは冷凍にしておいて、かなり楽しむことが出来るだろう。早速今日の夕食は「刺身」と「鰤と大根のあら煮」と思い、久々に私が台所に立った。私の味付けは寒い雪国に育ったせいか、ついつい濃い味付けとなるが、鰤大根はこってりとした濃い味の方が上手い。普段家内は動脈硬化防止で減塩の薄味に徹底してくれているので、たまには良いかと思い、私のすきな味付けとなった。

 

 

 

 

 荒波の能登育ちの鰤造り      日本海の荒波で育った本場能登の鰤はやはり脂が乗っていて美味しい今は寒鰤とは少し時期が外れていても、なかなかの脂の乗りで喉に入れるととろけるような感覚で味深い、こんな美味しい鰤が食べられることに感謝の気持ちを忘れてはならないと思う。孫達はお爺ちゃんのお刺身美味しかったね、またおた造ってねと笑顔で喜んでくれた。こんなささやかなことで沢山の幸せ気分を味わうことが出来た。                                                                                                                                                                                

 

 

 

 

 


春を待つ寺まちに座る赤ポスト

2015-01-24 09:18:04 | Weblog

春を待つ仏もおはす丸ポスト

 午後、、久しい好天でしたので、雪が降り寒くなる前、毎日のように歩いたコースを歩いた。お寺と仏壇町に連なるように「高橋まゆみ」人形館がある。寺町を過ぎ中町通りに抜ける為人形館の角を曲がろうとしたら、雪に囲まれている古い赤い丸型の郵便ポストに目が行き、ブログになるかもしれないと、軽い気持ちで撮った。今迄当たり前のように赤ポストがあると軽く思っていましたが、白い雪と赤ポストのコンストラクションがとても画になった。その上、この歴史ある赤いポストに何だかいとおしさが覚えた。また、ポストの隣の「寺まち雪あかり」の立て看板も雪とマッチングしていた。この鉄製の丸ポストは珍しいらしいらしく、街に余り見かけなくなった。調べると、鉄製の庇(ひさし)の付いた赤ポストは現在、イメージする丸型郵便ポストは、1940年代から使われるようになったとのこと、かれこれ70年以上となる。この古い鉄製の赤い丸ポストが街に何個ぐらい設置されているのだろうと思いましたが、寺町にある二つの赤ポストだけしか浮かんでこなかった。機会あったら、街中に鉄製の丸ポストが幾つあるのか調べて見ようと思う。


土付き大根いただく

2015-01-23 10:52:35 | Weblog

 

土付きの大根座る太々と

 信毎新聞の今朝の「けさの一句」に遠藤長代さんの「白菜の尻ふくやかに積まれけり」 と言うが句が乗っていた。「俳句鑑賞」は 俳人 土肥 あき子さんである。土肥 あき子さんの代表句に水温む鯨が海を選んだ日」「夜のぶらんこ都がひとつ足の下などがある。私は 土肥 あき子さんの句は、余り難しい語彙を使わず学がない私にも分かりやすく、しかも奥深い句が好きである。昨日の何時頃だったか、玄関の鍵をかけて、私と家内はそれぞれ昼寝していた時間だと思いますが、玄関先に生々しい土付きの大根が置いてあった。家内の兄さん夫婦が置いて行ってくれたのだと思い、夕方電話を入れると、やはり兄さん夫婦が木島平村に用事があったとかで、その帰りに置いて行ってくれたのだった。冬の野菜の値段が高い時期ですので本当にありがたい、その後白菜の句を詠んでみたいと思い、これも兄さんから戴いた、台所の保管庫にある白菜を観察していますとこんな句が詠めた「白菜の分厚ひ頁めくりけり」

 


俳句教室、二句の特選句

2015-01-20 16:27:12 | Weblog

 かれこれ半年以上俳句教室に出席しなく先生から戴いた兼題を投句のみとしていました。毎月第一月曜日と第三月曜日の俳句教室の翌日、教室を運営する長野県カルチャーセンターからその日の成積送が送られてきます。真剣に見たり考えたりしながら、良い句を詠みたいと努力はしている積りですが、このところの成積は、止めたくなるほどに、話にならない成積が続いていた。先日の一月十九日の教室に戴いた兼題は「寒一切」でした。

    (1) 寡黙なる父に似てをる寒蜆  特選句

       (2) 一畳の日向に集ふ寒雀    特選句

     (先生の句評は、見たままの句で良く観賞している)

       3) 寒鰤を競る朝市の能登訛り  普通選

     当たり前の句で「訛り」は差別言葉である)

 毎回120句位の掲出句から「特選句」は五句選んでいただいていますが、うち二句特選句に選ばれたことは、俳句教室に通って初めての経験でした。ブログにすることは自慢するように思われますが、うれしさ余ってブログとしてしまいました。ちなみに後の「特選句」三句を紹介します。

                            寒鴉風を踏むごと地へ下りぬ    典子さん

                ※  寒北斗呼ばれる如し吾走る    公一さん

                           ※ 寒禽のほしいままなる遊園地  すみ子さん

            

    

 


雪の飯山線と千曲川

2015-01-19 08:36:16 | Weblog

ゆつたりと 両線下る雪の里

「長野県の県堺を下る飯山線と千曲川」 飯山線森宮駅付近の高台から撮る

 数年前頭を打って「硬膜下血腫」となってから、今迄軽い麻痺はありましたが、健常者近くに歩けた足が急に歩けなくなった。懸命のリハビリ努力でようやくこの頃は杖なしでも歩けるように回復してきていますが、やはり以前のわけにはいかない状態である。かれこれ六~七年近くになりますが、健常者近くに歩ける頃、従業員の父が胃癌で帰らぬ人となりましたので、その葬儀に長野県の県境「栄村」まで飯山線の人となった。春近い季節でしたが、流石大雪が降る地、まだまだ沢山の雪に覆われていた。写真は葬儀の帰り「森宮駅」正確には「森宮野原駅」の高台で越後川口に向かう列車を写真に撮った。それを PC にファイルして置いた写真を引っ張り出して今日のブログとしました。


雪降り模様

2015-01-17 14:00:15 | Weblog

                        黙々と雪と闘ひ吾むなし

 

 

昨夜から30cm以上の積雪だ、今日は孫達のお母さんは土曜日で仕事がお休みなので駐車場の雪かたずけを婆と一緒に雪の中黙々と流雪溝に流していた。病持ちの私は、二階の窓から二人の雪との闘いをただ見ているだけで、済まない思いと自分のむなしさを感じ取った。

 

 

 祖父の打つ碁の音沈む外は雪

 

 

 

 祖父が愛用していた碁盤を父が大切に保管してくれていたのか、古い家を壊す折に物置から祖父の碁盤が出て来た。ある時、祖父が一人で本を見ながら碁盤に向かっている姿と、碁友と真剣な顔で対決している姿が目に浮かんできた。そんなこんなで、写真の碁盤を父と同じく処分することなく座敷の片隅に置いてある。祖父は私と同様の「脳梗塞」で七十四歳で旅立った。今年の私の年と同じ年である。私が高校三年の年であった。祖父は、しんしんと雪の降る一月十七日に発病して四十七日目で帰らぬ人となった。数えると今から五十六年前の死である。もしかしたら今の進んだ医学であれば、私と同じく十年以上は生き延びたのであろうと思うことがしばしばである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今年の大寒は一月二十日

2015-01-16 08:56:49 | Weblog

                     大寒やただ動かしてみる小指  

 

この頃は夜になると小指が 拒んで思うように動かなくなる。そろそろ「大寒」の時期だと思いたち暦に目をやると今年の大寒は1月20日であった。今日は16日後4日で大寒だ。小指の「こわばり 」はこの数年冬になると時々起る。数年前、ペットセンターの血液検査で「リュウマチ」反応の数字がずば抜けて高い。担当医の話では、これと言って心配は要らないと思いますが、「関節リュウマチ」になる心配があると言われている。ネットで調べると「関節リュウマチ」は指のこばみから始まると言う。少し心配である。病院のリハビリでは「関節リュウマチ」で痛くて手術した後、リハビリを行っている患者さんに良く会う。このリユウマチは「膠原病」の一種で、今だハッキリした原因が不明だと聞くが、救いは最近では良く効く「抗リュウマチ」の薬が出来たと「ためしてガッテン」で放送していたのを見てホットしているこの頃である。今日は「大寒を季語にした句を読んでみたいと思い、駄句を詠んでしまった。

 

  

 

             写真はネットより

大寒のスノーキャラット味深む

 

お米のソムリエが選んだ「特別優秀賞受賞」の日本一美味しい信州ブランド米「飯山産コシヒカリ」の「金崎さんちのお米」のホームページを覗いていますと、「鍋倉高原のスノーキャロットジュース」を販売なさっていることを知り、以前から、深い雪の中で寝かしたキャロットは甘味が増してまろやかで美味しくなるという人参のジュースを聞いてはいましたので、一度は飲んで見たいと思ってはいましたが、何処で販売しているのか分からないでいた。「金崎さんちのお米」の新米を毎年御使い物に使っていましたので、早速「スノーキャロットジュ-ス」を注文した。

 

 

                            

                                                                   

 写真は金崎さんちのお米の「ホームページ」から

 

 


友人から例年のようにコロ(ほし)柿届く

2015-01-15 08:01:12 | Weblog

 ほしがきに彼の丹精沁みている

 今年は少し遅くなったか、友人の N 君から例年のごとく丹精のこもった「ほしがき」が届いた。彼は銀行マンで数店の支店長ととともに、傾きかけた数か所の会社に執行し、会社を立て直した実績があるなかなかの腕利さんだ。私も経営について相談したことが、昨日のように蘇ってくる。彼は65歳少し過ぎまで銀行勤めでしたが、若い時代からアグリライフが夢であったようだ。退職後、奥さんの実家の畑を借りて、奥さんと二人で気楽に農業を楽しんでいるようだった。ところが、私の地方にも見られるように、農家の高齢化の現象なのか収穫されない柿に目をつけ、数年前から「ほしがき」を造るようになった。その「ほしがき」を善光寺の中見世のお土産屋さんに置いていただくと、飛ぶように売れると言う。その後だんだんと数を増やし、気楽な農業で無くなったようである。無理がたたってか昨年ごろから足腰が痛いようだ。私がお礼の電話を入れると、「ほしがき」は今年最後にしたとのことだった。私は以前から高いところは危険だから「ほしがき」は止めた方が良いとアドバイスしておりましたので、安心すると同時に、美味しい「ほしがき」が食べれなくなることが少し残念な気もした。


朝霧が花となる冬木

2015-01-13 11:47:11 | Weblog

                     蒼天に冬木の桜静かなり

 

 

 

 

  雪が晴れた寒い朝、寒霧がついたのか満開の桜が咲いているように見られる冬木の光景に感動したことを思い出し、天気予報では晴れるとのことでしたが、午前10時ころ期待通りに日射しが覗く天気に恵まれた。霧花が太陽にさらされて解けないうちにと思いたち写真の千曲川沿いの河川敷に車を走らせた。嬉しいことに期待どうりの光景に合うことが出来た。

 

 

 

 

 雪晴や鏡のごとし千曲川

 

 

 

 今日の天気予報では午後は40%の晴れもようとの発表でしたが、午後になっても暖かい冬晴れの好天だった。こんな日は雪国の人々は大きく得をした気分となる。この一週間近くは雪と曇りの重々しい日が続いた。今日のような好天に恵まれると、家に居るのがもったいない気分となり、珍しく千曲川沿いの堤防をゆっくりと歩く。午後になると朝の霧花が解けた冬木は枯木のままであった。救いは蒼い大空を鏡のごとく写す千曲川が活き活きと華やかに目に入って来たことが私の心を温めてくれた。晴れ渡った冬の好天は、真っ白な雪に空気の汚れ初め騒音までが吸い込またような静寂さが大好きである。


喧嘩鳥

2015-01-12 08:15:58 | Weblog

お炬にてなかよく学ぶ喧嘩鳥

 私のつたないブログに御訪問くださっている方々、「新年おめでとうございます」今年も病持ちの私のこと、どうしても行動範囲が狭く、身近な周辺のことばかりのブログとなると思います。悪いことに新年早々持ち前の怠け癖がもたげ、ブログを書けないでいましたが、どんなつたないブログでも良い、あせらず、飾ることなく、気楽にブログにしようと思い直しました。そんなわけで、ゆっくりとブログと付き合いたいと思っております。折角、御訪問くださっても、ブログが書けてないこと多々あると思いますが、お許しください。こちら雪国の北信州の冬ですが、初雪が大雪でそのまま根雪になると言う、今迄経験したことが無い現象でした。年末に早くも大雪に会い、今シーズンは大雪の年となるだろうと思いましたが、新年に入ってから例年並みの雪模様となっております。報道では、南国四国の徳島が大雪となったり、北海道、東北、新潟、北陸地方は風が伴う大雪が続くようですが、幸いのことに雪は長野県最北端の山で止まっているようです。それでも雪国の飯山、屋根に1m以上は常にあります。つたないブログとなりまが本年もよろしくお願いいたします。今日はお兄ちゃんは朝からバスケの練習に出かけましたので、次男坊「ゆうちゃん」6歳と末娘の「あーちゃん」4歳の二人で喧嘩しながらも仲良く炬燵で公文の勉強中です。