先日新聞の投稿欄に14歳の女子中学生の、この暗澹とした世に明るさが見えるようなう投稿に出会った。以下原文です。
テレビをつけると、いつも同じように事件の報道。毎日繰り返される事件には、実の親、知人の殺害など、見るたびに驚かされます。「怒られたから」「いろいろ言われムカついたから」など、たったそれだけの理由のものも多くあります。その人の存在が自分にとって嫌だから、それが犯行に至ります。身近なことで考えるならば、相手に言い過ぎたり、傷つけたりしないことが大切ではないかと思います。
しかし全く面識がなくとも被害者となることがあります。飲酒運転による事故や、ひき逃げなどです。会ったこともない人にそんなこをされ、被害者の家族は悲しみに暮れます。そんな人たちを私たちは「かわいそう」というだけで終わらせてはならないと思います。悲しい事件をなくすようにしなければ意味がないのです。私は思います。いつか明るい社会で、人々が笑顔で暮らしていけることを。
岡谷市 山崎由紀 14歳(中学生)