勝たしたしされどされどの(秋)名古屋場所
ネットニュースより
大相撲名古屋場所が9日から始まり、上松町出身の新関脇・御嶽海は、横綱・稀勢の里を寄り切りで破り、初日好スタートを切りました。
長野県出身の力士として84年ぶりの関脇で名古屋場所を迎えた御嶽海は、初日の9日、ここまで1度も勝ったことがない横綱・稀勢の里と対戦しました。
御嶽海は立ち合いから、稀勢の里にまわしを取らせず、うまくもろ差しになって、一気に寄り切りました。
御嶽海は6回目の対戦で、稀勢の里に初めての勝利です。
勝ったあと御嶽海は「うれしいです。相手に差させたら自分の相撲がとれないので、しっかりおっつけて相手を封じる、イメージ通りの相撲ができました。まずは勝ち越しを目指して頑張ります」と話していました。
初日、好スタートを切った御嶽海、10日は前頭二枚目の北勝富士と対戦します。
私個人としては、左腕の痛みに耐え頑張る新横綱「稀勢の里」に勝ってもらいたいとの願望が強いと同時に、対戦の力士は新関脇の我が郷里(長野県)の期待の星であるため、どちらも、負かしたくない心境の秋場所(名古屋場所)の初日でした。
長野県出身の力士として84年前の関脇力士
髙登 渉(たかのぼり わたる、1908年(明治41年)5月7日 - 1962年(昭和37年)1月19日)は、高砂部屋所属の元大相撲力士。最高位は東関脇。本名は吉川渉(よしかわ わたる)。身長185cm、体重113kg。得意手は右四つ、寄り、上手投げ。
長野県下伊那郡喬木村出身。1926年(大正15年)に同県飯田町(現飯田市)で行われた自転車の大会に出場したが、途中で運悪くペダルが折れてしまった。しかしそこで諦めず壊れた自転車を担いで残りを走って優勝し、これが評判となり髙砂親方(元大関・朝潮)に勧誘され、高砂部屋に入門して1927年(昭和2年)1月場所で初土俵。のエピソートがある。