ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

木蓮

2008-04-30 21:01:03 | Weblog
木蓮の上を向いてる仏たち


私共、北信州は木蓮の花が満開です。この木蓮の句を詠みたく半日以上も奮闘、結局詠むむことができず、タイトルだけにして翌日回しとなった。私は前の日に家族が浸かった残り湯に翌朝浸かるのが習慣となっている。句の浮かばないときは、ゆっくりと朝湯に浸かると、ふしぎと突然浮かぶことがある。今日の拙句も湯の中で出来た句です。出来てみればどうってことない句ですが苦闘の一句でした。
今日は花筏の写真を撮ってありますので詠たいと思いますが、果たしていかに・・・・」です。




昭和の日に思うこと

2008-04-29 10:20:47 | Weblog

昭和の日瑞穂の国の深きこと
戦争がもぐらのように昭和の日
ささやかの安心ほしい昭和の日
昭和の日無言の国となりにけり




今日4月29日は2回目の「昭和の日」だ。「昭和天皇」の誕生日、昭和天皇が崩御された後、いったん「みどりの日」とされたが、激動の「昭和」という時代や昭和天皇を偲ぶため、国民運動を背景に昨年から「昭和の日」となった。俳句でも「昭和の日」は季語となりました。そこで「昭和の日」の意味を今一度考える必要がある気がします。
あの時代を振り返るとき、日本が未曾有の戦争を経験して敗戦から奇跡的といわれる復興を成しとげた。戦後の復興から高度経済成長を経験した人々にとっては「よくぞ生き抜いた」との思いが強かっただろう。戦後の日本は、敗戦によりそれまでの価値観の多くが否定されたこともあり、さまざまな考えの違いがあり、対決や抗争があった。それでも大多数の人々が前向きに取り組むことができたのは、国民に何か「一体感」があったと思う、今、現在の日本はどうであろう。政、官において自分だけが良けれがと言う無責任者が横行し、動脈硬化が進んだ先の見えない日本になったと思うのは私だけだろうか。拙句ですが、今の私の思いを句にしてみました。



飯山線シリーズ

2008-04-28 11:09:36 | Weblog
夏近し飯山線はたんたんと


滝澤豊満氏写真集より

私共ふるさとの「JR飯山線」(長野―越後川口)は赤字路線の代表格だろう。この豪雪地帯を走るには除雪のコストは計り知れないほど掛かる思う。その上、沿線の人口減とモータリー化により乗客は減少の一途をたどっている。子供初めお年寄りなど弱者の為に「たんたん」と走ってくれている「飯山線」に改めて感謝の念を覚える。






葉さくら

2008-04-27 08:09:12 | Weblog
明日がある中学生と桜若葉


満開の櫻がつかの間に若い葉さくらとなった。その老木さくらの下を毎日登下校する中学生はどんな気持ちだろうと、ふと思う。大きな笑い声を立てて明るく下校する中学生をみると、さくらの鑑賞に慕う心などとんとなさそうだ。でもこの若々しい中学生は、これからたくさんの苦しいこと楽しいことを経験できる明日がある。
加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、ひとは君に心を向ける。

























チューリップ

2008-04-26 16:13:18 | Weblog
チューリップ喜びだけを伝えたる



歩いていますと、どのお宅の庭も、ひときわ目立つ華やかなチューリップが盛んに咲いている。今、チューリップは春の花壇の主役だ。これほどに、沢山の人たちに愛されている花だと改めて思いました。友人のベンちゃんに丁寧に指導していただいたが、相変わらず、チューリップの背景をボヤカスことが出来ないでいる。




参考に

2008-04-25 09:55:01 | Weblog
種蒔くやそないがあらば憂いなし


昨日、脳外科の定期診察でした。診察室の控の間に、パンフレットがありましたので参考になればと思い立ちブログにしました。パンフの症状が「脳梗塞」の前兆で「TIA]と呼ばれています。こんな症状がありましたら、直ちに診察を受けましょう。
画面が小さく説明文が見えにくいと思いますので説明いたします。
左から右へ順に3段に説明をいたします。
(1)急に箸やペンを落とす。片方の手や足の力がはいらない
(2)物につまずいて転ぶ
(3)身体の半分(顔も含む)がしびれる
(4)急にろれつがまわらなくなる
(5)一時的に言葉が出なくなる
(6)片目が見えない
(7)めまいがする
(8)ふらつく
(9)物が二重に見える
加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、ひとは安心して君に寄ってくる。

つばめ来る

2008-04-23 10:03:27 | Weblog
つばめ来るあたりのリズム速くなる

写真ネットより

櫻はもうぼちぼち散り始めております。それにしても花の命は短いものですね。ぱっと咲いて、さっと散る。そんなところが日本人に愛される所以かもしれません。また、この数日「つばめ」が勢い良く飛び回り始めました。北信州は春真っ只中というところです。「つばくろ」の速く飛び交うすがたを見ますとのんびりや私も何だか気忙しくなったような気分となります。

堅香子(からくりの花)

2008-04-22 06:53:08 | Weblog
片栗の花の素直に身を反らし

古のしのぶ堅香子花明かり


写真ネットより

例年少し遅く咲く場所の「かたくりの花」が咲き始めたという情報が今朝飛び込んできましたが、この2~3日あの「木島平」のかたくりの群生にあいに行くことが出来ない。「かたくり」元気でいてくれよと、願うのみである。

さくら咲く

2008-04-21 16:03:49 | Weblog
老さくら天衣纏ゐて咲き誇る


久しぶりのブログです。3日ばかり、友人と房総路を旅している間にお遅ばせなが我が北信州も待望の「さくら」が咲き満開となりました。久しぶりの「健康歩行」でしたが、あたりは、さくら、椿、チューリップ、辛夷、木蓮、水仙、芝さくら、くるめ躑躅、など一斉に咲き誇っています。

画友シリーズ

2008-04-16 05:52:35 | Weblog
しの字なる枝垂れさくらのあればよし


画友「枝垂れさくら」

今日の画の仲間の方は市役所のOBで「飯山北高校」の美術部出身で県展に何回も入選暦のある方のようです。私よりかなりの先輩ですが、いつも落ち着き払い冷静沈着に画に向かっているすがたが勉強になります。お酒が入ると賑やかな明るく楽しい方です。

加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、もっと大切なものが見えてくるそれは、すでに持っているもののなかにある。


画友シリーズ

2008-04-15 07:09:06 | Weblog
晩秋や母の笑顔にあいに帰し


画友の「里山の晩秋」

今日の画の方は80歳を少し超えた元気な御婦人です。私共の絵仲間では最高齢な方ですが、毎回車を運転士颯爽と教室にやってきます。清楚でどこか気品が漂う温かみのあるこの老婦人に教室で会うのも楽しみの一つとなっている。

加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、いま自分にあるものが、素晴らしく思てくる。



画友シリーズ

2008-04-14 06:58:54 | Weblog
釣れてよし釣れなくてよし春の川


画友の[釣り人]

今日の写真も今回の展覧会に出展した仲間の画です。彼も中々の画を描く、題名の「釣り人」に思い立ったような句を添えてみた。

加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、自分の時計が回りだす。


画友シリーズ

2008-04-12 15:12:12 | Weblog
己が画のむなしさ覚え春愁う



画友の「旅立ち」

写真は何時も一緒に水墨画を習っている画友の画です。上手いに付きます。彼は学生時代から画が好きで習い続けていると聞く。画は,先日ブログにしましたが、新聞に載った、犀川ダム湖の白鳥の北帰行のすすがたを描いたのだろう。常に比較論ですが、画友のこんなすばらしい画を見ると、隣に掲載されている自分の絵の虚しさに感じ入りながらも明快な目標を得たような気となった。

加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、自立した自分がいる。


心酔の小沢昭一さん

2008-04-11 11:55:15 | Weblog
寒月や女房と腕を組んでいる

小沢昭一


今朝のNHKの番組「生活ほっとモーニング」で「昭和のこころを語る」と題して私が心酔する「小沢昭一」さんが出ていた。彼は今日の番組でも「日本は大国でなく小国でよい」「幸せはささやかが極上ですよと言っていました」同じ俳優養成所時代の将来を嘱望された女優の卵である奥さんと結婚して50数年になるそうです。奥さんは女優の道を捨てて「小沢昭一」に尽くしてくれたとの事、番組の中で紹介された掲句は、そんな奥さんへの感謝の句だと思う。「小沢昭一」さんも80歳に届くと言う。健康で何時までも活躍してもらいたいと願うのみである。

加島祥造の「求めない」から
求めないーすると、自分のセンター(中心)が見えてくる。