ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

日脚伸び

2006-01-31 11:11:26 | Weblog
日脚伸びいのちも伸ぶるごとくかな
冬至から1ヶ月以上,このところ随分と日が高くなった。
新聞に「こちらの一月の初めと終わりの昼の長さは,約1時間は伸びた」そうだ。
互いの挨拶に「日がのびましたねぇ-」とか「日が高くなりましたねぇ-]が多い,何だか命が延びるような気がする。
思うこと!!」
 年末の29日東京の築地市場で、長崎県の壱岐港から入荷した285キロのクロマグロが、1千111万5千円と過去二番目の高値で競り落とされたという。最高値は2001年の正月明けの初市でつけた2千20万円。天然マグロも年々捕れなくなっているそうで、高値も仕方がないとは思うが、こうなると一体トロ一切れがいくらに付くものか、口に出来る人が羨ましいような、そんな高い物を食べるなんてチョットどこか狂ってはしませんかと言いたい。「勝ち組」とか「格差」とかがこんなところにもあるんだろうなと思う。



久ぶりの晴天なり

2006-01-29 17:01:48 | Weblog
吸い込まれそうな冬の青空

深雪晴空ふかくして静かなり
今日の北信州は,春を思わせるよな久々の晴天に恵まれました。早速カメラ片手に散歩に出かけた。相変わらず撮る背景は雪ばかりですが,青い澄み切った幽遠なる空を拝むのは幾日振りだろう。こんな天気も束の間,明日からまた日本海側は雪に覆われるそうだ。

この笑顔

2006-01-28 07:11:36 | Weblog
春が待ちどうしい,お茶でもどうでやす

しばれるや屈託のなき明かるさよ
2月近くですがまだまだ寒の内「しばれる」日が続く。この写真は長野県の最北端日本一の豪雪地帯と言われる栄村です。今年の大雪で大変だろうが,村民の屈託の無い笑いは世俗のない純粋さを感じさせる。このところの難解な出来事が多いと,こんな写真は何だかホットさせる。写真撮影は天気の良い日で温かそうな背景がある。

<思うこと!!」
今,国民の最大の関心事は直接係わる消費税への問題だと思う。
この消費税の引き上げ程度により,国民は「勤労精神」を無くして行き、勿論子供を産む気にもならない。つまり、重税が課せられると労働者は「働けど働けど暮らし楽にならず、じっと手を見る」である。益々自己保身になり消費が減退して景気が悪くなる一途となりかねない。まずは政府特に官僚の天下りを初めとして特別行政法人などの無駄を改革し,その結果が国民に見えることが大切である。どの時代も政府の失政を国民に推し付けるのが常である。     

信濃毎日新聞俳壇優秀賞

2006-01-27 16:05:38 | Weblog
二輪草


(1) 二輪草秘湯の空の狭くして    上田市 平林不文彦
(2) 落し水一つに四十八枚田     塩尻市 田中益子
(3) 小春日や寡黙な父子の竹とんぼ  佐久市 西田和彦
本日の新聞で発表した,2005年(7月~12月)の期間優秀俳句です。
(1)山深い温泉宿にあこがれる旅人は少なくないと思う。「空の狭くして」で深山の影,静かさを描き,さらに二輪草の発見が山の草花の力を現しています。
(2)「落し水」機械の入り難い棚田を丹精込めて育てた稲が実り,稲刈りに備えて溜めてあった水を抜。農家の一番うれしい瞬間が良く詠われている。
(3)この句の眼目は「寡黙」にあって奥ゆかしく父子が通じ合う深さを感ずる。偶然に私の昨日のブログに詠んだ友人の句と似ている。流石優秀賞だけあってそれぞれの佳句に感銘する。

久しぶり

2006-01-26 16:20:24 | Weblog
寒日和友は黙して茶を啜る
例のお茶好きの無口な友人が珍しく顔を出してくれた。多分仏壇の仕事のほうが一段落したのだろう。彼は私より一つ年上だがかなり若く見える。家内もお父さんの方がよっぽど年上だねと冷やかす。そんな訳で彼と会うと劣等感にさいなまれる。彼は相変わらず寡黙人である。家ではどうなんだろうと邪推してしまう。もっとも奥さんはにぎやかで明るい人だからバランスが取れているのかもしてない。
思うこと!!」
騒がせています,ホリエモンは「時代の寵児」から一転して「容疑者」になってしまった。マスコミは毎日のようにモラルがどうのこうの言ってますが、経団連も小泉首相も、目いっぱい持ち上げた時期があったはず。小泉首相は 昨年の衆議院選挙においてホリエモンを「勝ち馬」と賞賛し、抵抗勢力である亀井氏の地盤に刺客として送ったことにモラルはあったのか疑問である。またそのような行為が少なからず投資家に影響を与えたことも否定できないと思う。やはり一定の自省が必要かと思うがどうなんだろう。私はフジテレビ争奪戦のとき,若いホリエモンを内心応援しましたが,選挙に出た時に「何でもありき」のホリエモンに疑問を持ちました。

冬の鳩

2006-01-25 21:05:01 | Weblog
なれなれと腹へらかしか冬の鳩
あたりは雪に囲まれて野鳩達も餌がなく腹が減っているのか元気がないように見えたので2~3回餌を与えたことがある。その後私の姿を見ると何処からとなく我先にと鳩達が寄ってくる。私に危険感がないのだろうか?餌がなくギリギリに生きていく知恵だろうと思った。餌を与えることにより,自分で餌を探すことを忘れたとしたらと思い,与えることを止めにしたいと思った。

雪疲れ

2006-01-24 17:44:35 | Weblog
冬の千葉マリンスタジアム付近の黄昏海岸(友人馬場君撮影)

雪疲れみなみの国に馳せもせし
雪のない暖かい地方が羨ましい。市民は雪疲れで郷のテーマ「雪と遊ぼう」なんて夢を見ていられない状態ですが,だが「住めば都」プラス思考で活きたいと思う。
あの春の芽吹きの季節が待ちどうしい。厳しい冬を過ごした者のみが味わう開放感である。




初句会

2006-01-23 18:41:14 | Weblog
 傘寿の日花丸つけし初暦   車さん
 健やかの他に恃まず初詣   キャサリンさん
 リハビリの一歩も希望冴ゆる朝 雅綾さん
 ささやかな決意もありて賀状書く 哲子さん
掲句は俳句サロン初句会での好成績の句です。兼題は夢・希望・野心・決意・懺悔・計画など自由に設定,季語は冬季(立冬~立春前日)に限定と当季雑詠(=自由題)でした。好成績の方は毎月安定して選句されております。
私はまたまたイマイチの成績でしたが句作2年,ようやく俳句を理解し始めたような気がしてきております。ネット俳句サロンを運営して下さる主宰「風狂子」さんに感謝の気持ちで一杯である。因みに私の句「なぞ賭けの得意な孫の初電話」が2名に選句された。



今日の暖かさがうれしい

2006-01-22 11:58:20 | Weblog
雪かぶる南天(おおにし・ひろし氏撮影)

南天燭に暖かき陽がのこりけり
昨日と同様に暖かい春を思わせる好天に恵まれた。運動不足の解消と思い早速散歩に出かける。久しぶりに何時も出会う馴染みの人達と行き交う。皆さんの足取りは軽く挨拶は「良い天気で良いですね」となる。やはり雪からの開放感に漲っているようだった。良く雪を片付けてある知り合いの庭の南天燭の赤がまぶしいくらいに冴えて見えた。
カメラを持ち合わせていなかったので,以前送っていただいた大西広さんの写真を拝借する。

好天

2006-01-21 10:16:53 | Weblog
雪晴れて行き交う人の緩む顔
好天といっても冬の空,少し靄が掛かった暖かい日となる。靄といえば何時も疑問に思うのだが,「霧と霞と靄」はどう違うのだろうと思う。気象現象とすれば地上にたちここめる水蒸気だと思うが,句では「春は霞で秋には霧」を使うらしい。そういえば春霞と言うが秋霞とは言わないようだ。

思うこと!!」
昨年まで様々な話題を提供してきたライブドアですが今年になり、マスコミの
集中砲火を受けています。 同時に小泉自民党の株価がさがり支持率が売られそうだ。ヒューザー社長は、一時の元気がなく、ひたすら「刑事訴追のおそれがありますので答弁を控えさせていただきます。」と九官鳥のように繰り返すだけになりました。これから法の道になり,怖い検事さんがお相手してくれるでしょう。国会議員は例によってそのへんのオッサンの押し問答に終始しました。

我が在所

2006-01-20 16:52:14 | Weblog

ひっそりと寄り添う過疎の集落

過疎なりし雪深くとも我が在所

今日から大寒,天気が良かったがやはりキリット寒い。
15k新潟県寄りへ写真を撮りに出かけた。北へ来ると市街地と比べると倍近い雪に驚いた。ここまで来たのだからと思い,知人宅を訪ねた。彼の話ではこのは10年前までは20戸存在していたが今では8戸になったとのこと,彼は住めば都だ,春が待ちどうしいよと笑っていた。

除雪に活躍するロータリー車




蕎麦湯

2006-01-19 16:44:01 | Weblog
雪の戸隠連山と結氷の鏡湖


戸隠の寒さを思う蕎麦湯かな

先日,息子が実家である戸隠へ里帰りして,打ち立ての手打ち蕎麦をお土産に持って帰った。早速夕飯に御馳走になる。さすが信州でも屈指の戸隠そばだけあって喉こしが最高だった。茹でた後の蕎麦湯がまた格別でした。神秘的な冬の戸隠山を撮って来てくれました。

2006-01-18 08:13:43 | Weblog
冬の薔薇この微笑にトロトロと
夕べ東京の娘から次女(静季1歳7ヶ月)の可愛い(過大かな)写真がメールに載ってきた。5日ばか前に電話すると,この冬3回目の風邪を引いて機嫌がわるかった。この笑顔だとすっかり治って気分が良いのだろう。電話では「爺大好き」と片言で言う。もうすでに,デレデレ爺の操縦術をママから教わっているようだ。

寒の空

2006-01-17 11:28:41 | Weblog
冴ゆる日の仰ぎて大気深く吸う
来る20日が寒の入りである。今日は昨日と打って変わって寒い日でした。朝のうちは小雪でしたが,午後近くの温泉へ行く途中は晴れ間がありましたので車から降りて冬の紺碧で寂寥たる千曲川を撮る。何だか怖さを感じた。

寒椿

2006-01-16 09:57:31 | Weblog
日溜まりにほろほろ零る寒椿
私共北信州は今雪に覆われていて,土の上の花を見ることが出来ない。せいぜいシクラメンなど鉢物の花しかない。先日,須坂の義兄のところへ用があった。日溜りの庭に雪をかぶった寒椿が誇らしげに咲いていた。同じ北信州でも僅か25k位南に行くと大雪と言われても,20cmくらいしかないのに驚く。