ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

千曲川の鴨

2006-10-30 08:31:43 | Weblog
千曲川水に風あり鴨来る

そろそろ千曲川に鴨が飛来する時期だが、まだ見当たらない。市民公園の池には数日前から飛来してきている。千曲川の鴨はやはり絵になり句にもなる。仕方なく公園の池に写真を撮りに出かけたが、警戒心が強いのか私の気配を察知して、数十羽の鴨が池の真ん中に寄って望遠レンズで無いと撮れない。持ち合わせなかったのでズームで撮ったが上手くいかなかった。ネットから春の親子連れの鴨の写真を使わせて頂いた。




写真ネットより


刈田

2006-10-29 07:31:42 | Weblog
刈田晴れぶつかりあって雀来る

あみもとひろこ

掲句はインターネット俳句センター(水煙)のメンバー「あみもとひろこ」さんの句です。この時期、刈り採った後、こぼれた稲を啄ばみに来る雀の集団を見かける。この雀のさまをどう句に表現したら良いか思案していたところ提句に出会う。「ぶつかりあって」と捉えられたところさすがだ。 先日、写真の刈田に沢山の雀がぶつかりあっているのを見たので、その光景を撮りに行くと、すでに雀の陰がなかった。多分、こぼれた稲を全部啄ばんだのだろう。

秋の暮

2006-10-28 17:15:31 | Weblog

薄焼けの越えて暮れゆく郷の秋

今日は秋の爽やかな好天に恵まれた。秋を染める夕暮れの神聖なる空に魅せられて、夕方二回目の散歩に出る。少し冷やりとする風が頬を打ち心地良かった。
上の写真は東の連山で薄く染まった紅葉に夕陽が射して一層赤く見えた。
下の写真は夕陽が東の山に沈んだ瞬間、同じ時間ですが山の高さの違いだろうか
空の明暗がハッキリしていた。また、以前より、友人の馬場君から秋の山を背景にした夕焼けを撮ってくれと頼まれているのですが、中々綺麗な夕焼けに遭遇することが出来ないでいる。しばらくして寒さが増してくると、夕焼が濃くなるのではと期待している。




おふくろの味

2006-10-27 06:34:14 | Weblog

また出ずの母のかの味茸めし

天然の栗茸とジコボを例のきのこ狩りの名人、無口の友達から頂く、この頃、すっかり厨夫となり、「おさんどん」が日課となった。早速、楽しみにしていたきのこ御飯を炊いた。あの美味しかったおふくろの茸飯の味がだせるか、期待しましたが今回もいまいちの味であった。大変な変わりがないのだが、やはりお袋の優しい微笑が味となって私の中にあるのかなーと思った。

寺町の初紅葉

2006-10-26 19:18:52 | Weblog
寺めぐり最初の寺に初紅葉

寺めぐり遊歩道の最初、称念寺という寺の紅葉が最盛期かなと思い、カメラを片手に出かけた。残念なことに今年はまだ色付き初めたばかりである。一週間早かったな、毎年、この称念寺さんの境内の赤く染まった紅葉は、市民始め寺めぐりのみなさんに感動を与えるスポットです。今日も数組の寺めぐりのお客様が見えていた。
また紅葉の最盛期を狙ってブログにしたいと思います。


無言

2006-10-25 11:50:19 | Weblog
顔二つ無言の夕餉秋時雨

昨夜、娘夫婦が孫を連れてパパの実家へ出かけた。何時もの賑やかな夕飯が家内と二人きりとなる。孫の話題もなく話すことがない。その上午前中に、些細のことから家内を怒鳴ってしまった。私の中で何か気まずさがある。40年近く連れ添うと互いに交わす言葉が少なくなる。世の御夫婦はどうだろうな、とふと思った。

秋の展覧会

2006-10-23 16:10:30 | Weblog

腕を組み唸り続けの秋の展


いよいよ 秋の展覧会の幕開けである。春の展を含め今回で4回目の出展ですが、今回は自分の中では秘かに自信を抱いておりましたが、みなさんの絵を拝見すると見事に秘めた自惚れが打ち砕かれた。だがプラス思考に転じ、みなさんの上手さに少しでも近づこうと新たなる目標が出来ました。



出展の信州の山郷(8号)


衣被(きぬかつぎ)

2006-10-22 06:53:09 | Weblog
この味を忘れざるかな衣被

北信州の正義

衣被つるりと剥けし夕浅間

松本 澄江


衣被は秋の新里芋の子芋を皮のまま茹でて塩をふって食べるもことを言う。毎年、この皮のままの子芋を食べるのを楽しみにしていなながら「衣被(きぬかつぎ)」と言う言葉を知らなかった。俳句の秋の季語にもなっている。近くの木島地区で採れる里芋は甘く独特のぬるめがあって旨いので有名です。この新里芋を娘の嫁ぎ先へ送るのを恒例となっていて毎年大変喜ばれている。

蕎麦打ち体験

2006-10-21 07:58:32 | Weblog
大円に新蕎麦をのす力かな

新そば喰ふ息の太さよ信濃人

知り合いに蕎麦打ちの名人がいる。以前から数回となく新蕎麦が出たら「蕎麦打ち講習会」を開いてくださいとお願いしていた。私共地方は蕎麦の本場ですのであちこちに「蕎麦打ち体験会」があるのですが、なかなか参加する機会がなかった。蕎麦打ち名人は私が段取りしたら講習会を開こうと言ってくれた。早速、公民館をお借りし、友人、知人に呼びかけ、本日の午前中に待望の「蕎麦打ち講習会」が開かれた。参加者は自分たちの打った新蕎麦の濃い香りと滑らかな喉越しに大満足のようだった。

農終い

2006-10-20 16:00:38 | Weblog
晩秋の陽が背に射して農終い

農の終いだろう。コンバインで刈った後の藁を片付けている伯母さんに会う。晩秋の優しい陽が伯母さんの背を射し、暖かく癒しているかに見えた。かなりのお年寄りのようですが、その作業運を見ていると、長く農業に携わったと思われる見事な手捌きを見た。伯母さんのうしろ姿に、無事お米が採れたという安堵と安らかさを感じた。

実りの秋

2006-10-19 20:57:21 | Weblog
りんご熟れ観光客の顔も熟れ

散歩コースに知り合いが経営する観光農園がある。たしか、昨年もブログにしたと思うが、りんご(ふじ)が熟れる今、都会の観光バスのお客様で賑わう。主人の話では、景気が回復しているのかなー、このところの観光客の買いぷりに変化がある。今まではお土産に買うりんごも控えめであったが、この頃は一人当たりの量が増えているとのことだ。まだまだ私共地方の景気は冷え切ったままだが、都会との格差がこんなとこから見へて来ているのかなと思った。


甲州ぶどう

2006-10-18 09:46:34 | Weblog
乳房にの甲州ぶどうまた会えて

長女の姑さんが毎年、甲斐の国勝沼の親戚先が生産している甲州葡萄を送ってくださる。この甲州葡萄は自然の甘味で何ともいえないサラッとした爽やかな味が気に入っている。沢山いただくので、近くの親戚に配るのも年中行事の一つになっている。「このところの勝沼は朝夕の寒暖の差があるので例年より甘く美味しいですよ」と添え書きが入っていた。

主治医

2006-10-17 19:13:26 | Weblog
白血球主治医も低めいわし雲

本日、日赤脳外科の診察日でした。以前から、血液検査で白血球が少ないことを指摘されていた。単位は分かりませんが4000以上なくてはいけないのに3100です。今の横山主治医の前の辻先生には、免疫力が弱く、細菌性病原菌に感染しやすくインフレンザ始めいろいろな病気に掛かり安い身体だと言われていた。改めて横山先生に聞くと、「僕も白血球が3000位で少ないんだよ」、良く分からないけどそんなに心配することないよと言われた。単純非才、一時安心するが、またしばらくすると、もやもやする。今日の地方紙の「けさの一句」に「安住 敦」の<妻がゐて子がゐて孤独鰯雲>があった。加藤楸邨は「鰯雲ひとに告ぐべきことならず」と詠んだ。鰯雲という季語は何かもやもやとした陰ある心を詠うとき使うようだ。

鍋倉山の紅葉

2006-10-16 17:28:45 | Weblog

色一つ足したしブナの紅葉狩り

鍋倉山付近の紅葉が最盛期と聞き、早速写真を撮りに出かける。例年だと、ブナの木はもっと濃い色に染まるはずだ。丁度、福島県の方と居合わせた。彼も今年の紅葉はいまちのだと言っていた。彼は毎年、残雪時と紅葉時の鍋倉山のブナの木をわざわざ福島県から撮りに来るそうだ。この茶屋池を中心とした鍋倉山周辺のスポットは有名で、全国から沢山の写真マニアが訪れるとのことだ。地元にいながら全然知らなかった。良い機会なので福島県の彼から紅葉写真のいろはを伝授してもらった。彼は今夜車に泊まり、明日は良い天気になるはずだから日の出の瞬間の茶屋池とブナの木を撮ると言っていた。なるほどなとあらためて感心する。