クロツカスの跪拝のかたに合掌す
ひそやかに地から湧くよなクロッカス
いよいよ暖かくなり、さくらの蕾もほころび始めたかの北信州です。今日の午後歩行運動の途中で、いつも環境整備に努力なさっているOさんに出会う。話しによりますとOさんは30~40cm前にある物体が二重に見える現象に陥ったことで、今冬の間、眼科医から治療を受けていたとのこと、やっとこの頃4m~5m位先まで平常に見えるようになったので、庭の整備が出来るようになったと言う。彼はこの機会に八十歳過ぎたので自動車免許を返上したようだ。慎重に行動なさるOさんらしいことだと思った。Oさんは「雪国の春の訪れを一番に感じさせる花であるクロッカス」の手入れに余念が無かった。Oさんは世の中の付き合いが広く、話題が豊富でいなさり、話が面白いので、ついつい彼の話に引き込まれ長くなる。そんなため今日は歩く予定のコースの半分となった。まあいいか、このところ、毎日予定の距離を歩いているので、一日位は楽に行こうと思った。クロッカスの可憐さ、寒さにもめげずに咲く健気さ、清楚な感じといったところに焦点に句を詠みたいと思いましたが、なかなか思うように詠めなかった。