ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

クロッカスの手入

2015-03-28 18:53:33 | Weblog

 クロツカスの跪拝のかたに合掌す

ひそやかに地から湧くよなクロッカス   

 

 いよいよ暖かくなり、さくらの蕾もほころび始めたかの北信州です。今日の午後歩行運動の途中で、いつも環境整備に努力なさっているOさんに出会う。話しによりますとOさんは30~40cm前にある物体が二重に見える現象に陥ったことで、今冬の間、眼科医から治療を受けていたとのこと、やっとこの頃4m~5m位先まで平常に見えるようになったので、庭の整備が出来るようになったと言う。彼はこの機会に八十歳過ぎたので自動車免許を返上したようだ。慎重に行動なさるOさんらしいことだと思った。Oさんは「雪国の春の訪れを一番に感じさせる花であるクロッカス」の手入れに余念が無かった。Oさんは世の中の付き合いが広く、話題が豊富でいなさり、話が面白いので、ついつい彼の話に引き込まれ長くなる。そんなため今日は歩く予定のコースの半分となった。まあいいか、このところ、毎日予定の距離を歩いているので、一日位は楽に行こうと思った。クロッカスの可憐さ、寒さにもめげずに咲く健気さ、清楚な感じといったところに焦点に句を詠みたいと思いましたが、なかなか思うように詠めなかった。

 

 


飯山新駅の珈琲店

2015-03-26 16:52:17 | Weblog

しずしずと淹るる珈琲春さなか

 知り合いのブログで新幹線飯山駅の中2階に素敵な珈琲の店があることを知った。歩行運動のついでに、新駅に開業以来度々訪れていましたが、中2階があるのを気がつかなかった。早速、今日は4日ぶりの好天でしたので、俳句月刊「岳」の2月と3月号を鞄に入れて、浮き浮き気分で出かけた。「パノラマテラス」という飯山らしく木調造りの洒落た喫茶店だった。注文した珈琲を持って、女学生が二人でのんびり編み物をしている隣に座った。「岳」を読んだり、今日のブログにしたい俳句をひねったしながら2時間近くゆっくりした。帰りに店員さんがまた是非お越しくださいと、珈琲の100円値引き券をくださった。大きな徳をした気分となる。


思い出の兄妹会

2015-03-24 09:57:50 | Weblog

兄妹の笑顔が揃ふ小春旅

高遠のコヒガン花に迎へられ

 

 

 

 

何時もさくら咲く季節になると、確か3~4年前の兄妹で行った「高遠城跡公園」のコヒガンさくらの花見を思い出す。旅コースは「妻籠宿」―「高遠公園さくら」―「昼神温泉」と楽しかった思い出が蘇る。4人兄弟の夫婦と家内の兄さん夫婦も入っての兄妹会である。私長男の権威で、万年幹事は妹の夫に頼んだ。彼は(兄貴の命令ではしょうがない)と言い、快く引き受けてくれた。彼は旅慣れと、持ち前のまじめさで、綿密な計画を立ててくれるので、毎年楽しみにしている兄妹会である。少し遠い伊那路の旅でしたが、病持ちの私はこの旅で身体に自信がついた良き思い出の旅であった。                                                                                               

 

                          賑わう中山道妻籠宿 

 

  

                                                                      

 

 

                        高遠のコヒガンさくら

 

 

                                     

 昼神温泉清風苑

                                                                                                              

                                                                                                          

  

 

 

                                                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

  

 

 

 

 


交番に春の鉢花

2015-03-22 13:12:01 | Weblog

交番の留守を預かる春の花

 昨日の午後は今春最高の高い温度だったと言う。こんな日は明るい気分で足を運ぶ、このところ、めっきり暖かくなったので、室内の機械歩行から外歩きに切り替えている。やはり、美味しい空気をいっぱい吸っての歩行運動は気持ちが晴々とする。また、運動の為歩いている顔見知りの方と挨拶し合うのも、これまた何処か新鮮で良い気分である。また、わざわざ車を徐行して下さって、手を挙げて行く知り合いの方数人と出会う。昨日は新幹線新駅に顔を出さず通り過ぎ、お寺と仏壇店の連なる「愛宕町」を過ぎ、高橋まゆみ人形館で一休みする。その後、仲町道りの交番の角を曲がって帰途に着く、約3キロの道のりだろう。交番を廻る時、交番の窓越しのカンターに写真の鉢植えの奇麗な花に気がついた。そこで、勇気を絞って交番の中へ入って勤務中の交番巡査に、私は怪しいものではありません、交番の前を通ったら奇麗な花がカンターに飾ってありましたので今日のブログにしたいと思いますので写真を撮らせて下さいと懇願した。そうすると勤務の巡査さんは私のことを知っているらしく、何時もここを通る方ですね、どうぞどうぞと、心安く許して下さった。ついでに花の名前を聞きますと、良く分からないようでしたので、家へ帰って「四季の花図鑑」を引っ張り出して調べると多分、ヨーロッパの窓辺を飾る花「ゼラニウム」ではないかと分かった。「ゼラニウム」は春の花ですが歳時記にはありませんので、仕方無く季語を「春の花」とした。春の花は総称さくらの花を指すのですが、この句には「春の花」を使わせてもらった。ブログの俳句では「交番の留守を預かる春の花」と詠みましたが、昨日の交番には珍しいことに二人の巡査管が勤務していなさった。思い出せば随分前のことですが、俳句教室で「どんぐりや何時も不在の駐在所」と詠って「特選句」となったことを思い出した。


お彼岸お中日

2015-03-21 09:53:51 | Weblog

草餅の濃き香濃き色濃きうまさ

ごまおはぎ半分食べて彼岸の日

 

  しばらく、裏の和菓子屋さんの御主人に合ってないので、珍しく顔を出した。ここの和菓子屋さんは若い御夫婦は工場で数人と菓子を製造しながら、工場の店舗で励んでいる。従って裏の菓子屋さんは、工場から出来あがって来た和菓子を老夫婦で仲良く、たまには喧嘩しいしいお店番をしていなさる。御夫婦の人の良さからか菓子を買いながらか、お茶を戴いて談笑するお客さんが多い。私が行った時も同じ街の知り合いの奥さん方が談笑中であったので、遠慮して帰ろうとしたら、お店に美味しそうな季節の菓子「よもぎ草餅」が並んでいた。随分前に、家内がこの和菓子屋さんから「よもぎ草餅」を買って来てくれたので、今年初めてではない。私は病気の為、甘いものを摂ることを控えなければいけないこと重々承知していますが、このお菓子屋さんは甘さ控えめにして下さっているので、餅菓子が大好きな私は「よもぎ草餅」に誘惑されるかのように買ってしまった。お茶をしている婦人たちに薦められ、仲間にしていただいた。御蔭で久しくたのしいお茶の一時を過ごすことが出来た。家へ帰って早速買ってきた「よもぎ草餅を写真にしてブログにした後、家内に「よもぎ草餅」を買ってきたと言うと、家内は、爺ちゃん何考えているの、今日は「春分の日」でお萩の日ですよと大笑いされた。そこで、あ、そうか今日は春分の日だと気がついた。一緒にお茶を飲んだ御婦人方は、お萩を買いに来ていなさったのだと分かった、アルツファイマー気味の爺であった。皮肉にも家内は、和菓子屋さんのお隣の奥さんから手造りのお萩を戴いたばかりですよと言ったので、折角買ってきた草餅ですので冷凍にすることにした。お彼岸の日は昼と夜の長さが半々であるといわれるが、実際は昼の方が長いようだ。


プランタンに咲かせた菜の花

2015-03-16 16:56:54 | Weblog

 

 菜の花の百花繚乱蜜満ちて

 

  

 今日も暖かいい春日和になりました。今日も新幹線の新駅前を通るコースを歩くことにした。駅の売店の社員の方の話では、50円コーヒーは今日が最後と聞いておりますので、50円の美味しいコーヒーを目当てに新駅に立ち寄った。今日は「北陸新幹線」開業3日目である。月曜日の平日とあって、前日2日間の賑わいと打つ手変わった落ちずいた駅の様子であったが、うれしいことに、「観光案内所」と信越自然郷の「アクティブチィセンター」に旅の支度をした観光客らしいお客様が数人カンターにおいでになっていた。スキーにおいでになったのか、それとも、温泉を楽しみにおいでになったのかはさなかではありませんが、静かに観光客が増加しているようで、うれしくなった。1時間以上の時間を予定していましたので、観光センターの椅子に腰かけ、駅の外窓際でコーヒーを飲みながら、俳句の月刊誌「岳」をゆっくり詠むことが出来た。本を読む時間は家に居ても充分に取れるのですが、どうもその気にはならないものですが、不思儀なことに環境が変わることによって読む気となって本に集中することが出来る。窓の外に、市内の小学生がプランタンに植えてくれた、早咲きの菜の花に何処から来たのか蜜蜂が蜜を吸いに数匹やって来ていた。そうだこの様子を句に詠もうと俳句帳をカンターに開いたが「菜の花」と「蜜蜂」または「蜂」でも春の季語ですので季語重となりかねないので、なかなか詠めないでいた。俳人「藤田湘子」は「自分の眼をちゃんと持って作句することが大切、拙くてもいい。うまく作ろうとしなくていい。良く対象を見て、自分の眼で感じたものを素直に表現することだ。と言っていますが、なかなか思うように行かなかった。拙句ですが「菜の花の百花繚乱蜜満ちてとやっとの思いで詠んだ。新駅から離れて仏壇町を通り、何時も「高橋まゆみ」人形館でトイレをかねてベンチで一休みしますので、人形館で足を止めた。平日の月曜日にも係わらず、御夫婦連れのお客様が多いのに驚いた。ここにも「新幹線開通」の影響がでているのかなと、思いながら人形館を後にした。

 

 


新幹線開業記念に同級会

2015-03-15 05:17:26 | Weblog

友に会ふ懐かしうれし木の根明く

 

 

 

先日は春そのものの暖かい日であった。勿論に待ったようにして歩行運動に出た。昨日開業した新幹線駅前が歩くコースである。今日も沢山のお客様が新駅の出入りで賑やかであった。開店記念にとても美味しい普段一杯百円の暖かなコーヒーが半値の五十円で飲めるので、コーヒーを飲みながら駅前の光景を楽しんだ。気が付くと、駅前広場のベンチを囲んで、顔見知りの私より三歳年上の先輩諸氏が談笑していたので、傍へ寄り挨拶かたがた、今日は何の集まりですかと、声をかけますと、先輩は「北陸新幹線飯山駅開業記念」に昭和二十年国民学校最後の入学生の同年会を故郷飯山で開催することのことで、新幹線から降りる東京方面の同年生を待っているとのこと、しばらくすると、新幹線駅から降りてくる、懐かしい同年生と歓待の握手をしながらおのおの「おーおーしばらく元気でいたかね」と懐かしそうに言葉を交わしあっていた。残念なことにカメラを持ち合わせ無かったので、この光景を撮ることが出来なかった。今日の句の下五の「木に根明く」は歳時記にはありませんが、私が末席にいる俳句会「岳」の主宰で、金子兜太、高野ムツオ、宇多喜代子さんら有名な俳人が所属する「現代俳句協会」の会長を務めていなさる信州大学名誉教授「宮坂 静生」先生が提唱なさっている「地貌季語」を詠いました。


2015/3/14 北陸新幹線開通

2015-03-14 11:30:29 | Weblog

 新幹線待望の花根となりぬ

 

   飯山市民は三十年以上待ちに待った、待望の北陸新幹線の開通の日であった。2015年3月14日は記念となった日である。大勢の市民が新駅に集まり歓迎ムードで盛り上がった。この盛り上がりが一過性で無いことを祈るのみであります。

 

 

右の写真は千曲川口の「振舞いコーナー」と特産品コーナー」「イベントコーナー」は沢山のお客さまでいっぱいとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 次男坊、ゆーちゃん達「中央幼稚園」の年長組さんはコーラスで東京から来た新幹線を迎えた。お婆ちゃんの話では最高なコーラスとなったとのこと、ゆーちゃんは幼稚園最後の良い思い出となったでありうと思う。今日の記念する日を何時までも忘れないでほしい。

 

 

 

 

 

 

 今日のおめでたい日に二台の仏壇町の神輿でいわってくれた。遠く浅草の「三社祭」の担い手初め各地から応援に来て下さって新幹線の開通に花を添えてくださった。御神輿担ぎは、めでたい時には最高の演出となる。 

                                                                                  

 

 


東日本大震災の日

2015-03-11 07:45:04 | Weblog

東北に心浮きたつ春ほしい

 

 僕にとってあの日は、ありきたりな言葉ではありますが、ホントに地獄でした。家も失い、親も失い、なにもかも失った僕に残されたものは、自分の命と兄弟だけです。人間は、失ってから気づくとよく言いますが、まさにその通りです。ホントに大切だったからこそ、悲しかったし、悔しかったし、後悔がとてつもなくおおきくなったんだと思います。失ってから、もっとこうしてあげればよかったとか、今でも毎日そう思っています。

                                 茨城県高校3年生

 

 

 

 

      写真はネトより

 私の周りでは、家をなくした人、友達をなくした人、親をなくした人などがたくさんいます。私も、大切な友達と優しくしてくれたその子のお母さんを亡くしました。
私の中学校はとても山の上にあり、いつも音楽室からは海が見えていましたが、その海がこんなに怖いと思ったのは震災の時が初めてでした。高校では逆に海に近いところに通っているので、津波の被害にあった友達も沢山います。
その中で今、私達は震災を乗り越えて自分達の将来に向けて歩いています。
とても悲しくて、辛い思い出だけど、今は頑張って、頑張って頑張って、頑張って頑張って、幸せになりたいです。
                          宮城県 16歳 女の子

今日はあの「東北大震災」の日から満四年目の日。毎日のように災害四年目を迎える「東北大震災」で報道満載ですが、上の大きな被害にあった当事者の少年少女の私記をを読んで、遠く離れていて直接被害の無い私の無力さ無責任さを切々と感じております。当時は義援金など小さな気持ちを表せて戴きましたが、もう四年も経ったのかと余りにも無責任な私が居ることに痛恨の思いにかざされた。この大災害を忘れることなく、小さな私が出来る範囲で、何か協力出来たらと改めて思う今日の三月十一日であった。


日脚伸ぶ

2015-03-10 12:54:37 | Weblog

ゆるゆると妻の買い物日脚伸ぶ

  午前10時少し回った頃、家内はチョット買い物に出てくると言って、買い物に出かけた。七人家族の大家族の我が家は、家計に気を配り倹約ムードとなる。多分、本日Dスーパーがサービスカードが老人に対して五倍のセールだからと言っていましたので、Dスーパーへ行ったのだと思いますが、珍しい事になかなか帰ってこない!!」既にお昼が回って午後一時近くになった。毎日お昼御飯は十二時正確でしたので、家で待っている私の腹がグーグーと鳴り始めるほどに腹が空いてしまった。しばらく我慢していると、帰って来た。済みません遅くなってと言いながら、慌ててお昼の支度を初めた。家内いわく、数人の知り合いと会い、話しかけられてついつい遅くなったとのことだった。そこで私は「いくら日が永くなっても安心しているとつけが回って来るよ」と一言、皮肉を込めて苦言を申しあげるそうろうなり。だが毎日大家族の洗濯、掃除、食事の支度に追われている家内である。たまにはストレスの発散することも大事なことかもしれないと思い、反省した私である。


恋の猫

2015-03-09 09:18:46 | Weblog

恋猫の自信ありげに闊歩する

成し遂げて罷り通りし恋の猫

 今日は雨が来そうなどんよりした天気でしたが、割と暖かかったので、歩行に出る。街中で恋に成就したのか自信ありげにゆっくり闊歩する猫に遭遇。2月に恋猫をブログにした記憶が残っていますが、残念なことにブログの話題に困窮状態である。、先のことなんか何も考えずに、今、恋のことだけに精一杯に、真剣に生きてる猫が何処か羨ましい気がした。(笑)


雪の下から顔を出した蕗の薹

2015-03-08 11:30:55 | Weblog

 

北国の雪をかむりし蕗の薹 

挨拶が吾一番の蕗の薹

雪を割る音聞こへそな蕗の薹

 

 毎年、春一番に雪の下から顔を出す「蕗の薹」が採れる崖がある。その崖に、毎日のように車で蕗の薹の状態を見に行っていますが、その場所は、まだまだ雪に覆われておりますので、なかなか「蕗の薹」に出会えなかった。この場所は大勢の方が「蕗の薹」が出るのを今か今かと待っていますので、時期を逃してしまうと雪の下から出たばかりの、新鮮な蕗の薹が採ることが出来ない場所である。昨日は一か八かで、私は足が不自由で崖を這い歩く自信がありませんので、家内をつれて「蕗の薹」の場所に出かけた。うれしいことに偶然にも「蕗の薹」に出会えた。まだ充分に出ていませんでしたが、一回の蕗味噌が出来る程度の収穫があった。蕗味噌で一杯が大好きな仏壇の父に供えた。私も父に似てか、蕗味噌でのお酒が大好きでしたが、断酒をしていますので、ぐっと唾を飲んで我慢の人となった。蕗の薹の今年初めての春の香りと春の味を味会うことが出来た。今日の午後、また恵みの場所に行きたいと思っている。もうすでに時下の人達に採られているに違いないと思うのだが・・・・・・・」

 

              


啓蟄

2015-03-06 10:22:31 | Weblog

啓蟄や眠りの深き鍋倉山

写真は飯山観光局提供

日は啓蟄の日、啓蟄は、「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」という歳時記にある春の季語でもある。暦では啓蟄とは言いますが、北信州はこのところのの陽気はめっきり春らしくなりましたが、大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくるというまでには行かない。だが植物の世界では柳の若芽が芽吹き、蕗の薹が、解け始めた雪の下から出始めている吾北信州である。

 

 


雛祭り

2015-03-03 14:54:13 | Weblog

 由諸雛歴史の街に住む誇り

 

 

 

 城下町として栄えた飯山町は江戸や京都の文化をいち早く取り入れる情報文化が進んでいた。従って江戸時代の中期、後期には有力な商家には雛人形を求めて雛祭りを盛大に行った。商家の初女の子の為、かなりの費用をかけて、江戸まで雛人形を手に入れに行ったという。写真の約300年前の雛人形は江戸時代の豪商「野田平」さんからの寄贈だと言う。

 

 

 

 

 

 

 

  雛人形見学の後、お馴染の喫茶店「空楽」に立ち寄る。私の後からブログの仲間のI さんがおいでになった。何時も教養が満ち満ちていなさっても控えめな I さんが私のブログを話題にされたので、何処かに穴があったら入りたい気分となった。I さんからお裾わけ戴いた「甘平」と言う柑橘を家内と食べると余りにもの甘さに驚いた。

 

 

 

空楽の帰りに今日のお雛さんにちなんで、傍の和菓子屋さんに寄って「道明寺」さくら餅を買って 帰った。

 

 

         

 

 

 

 写真の吊り雛人形が展示されている家は江戸時代の豪商「菊一家」いう呉服商の土蔵に大々的に趣味で造っている人達の作品が一同に見事に飾ってあった。この場所で偶然に岐阜県の御夫婦と千葉県の御夫婦と一緒になり、共にお茶をいただいた。私は「随分遠くからおいで下さいましたね」と言うと、シニアのお年頃の両夫婦は戸狩スキー場と野沢温泉スキー場にスキーに来ましてね、余りスキーばかりだと年寄りですのでくたびれて怪我でもしたらと思い、余った一日を宿の方からお聞きして「高橋まゆみ人形館」と「お雛さんの展示」を見に来たと言う二日と三日の予定でスキーを楽しみに来ましたが、余った一日を飯山市内見物にしたと言う。多分団塊の世代の御夫婦だと推察した。団塊の世代は昭和22年から24年生まれの人々は戦後「第一次ベビーブーム世代」と言われ800万人以上健在だと言う。この世代の人達が退職され、既に子育てが終わって余裕のあるシニア夫婦の旅行がブームとなっていると聞く。3月14日の新幹線開業に伴いこの団塊の世代の御夫婦が沢山飯山においで下さることを願っている。

 

 

 

 


はかなき泡雪

2015-03-02 11:02:30 | Weblog

淡雪のさりげなく降りし地に消ゆる

  けさの一句の「地に消ゆるまでの淡雪せつに降る」があった。こちら「北信州」も三月に入ると、降ってもすぐに消えてしまう「淡雪」の日が多くなる。また、厳しく降る雪の中で長く過ごした雪国の人々はふんわりと柔らかな淡雪に心がほぐされ、やさしさを感ずるであろう。今日は今朝から停電に見舞われ、普段電気に頼り過ぎている我が家は慌ててしまった。割合に長かった停電に解放され、春の薄日があたっている外を眺めると天気雨のような淡雪がちらちらと舞っていましたが、もう少し沢山降る淡雪が撮りたく、今日のブログは写真の欄が空白となりましたが、次の機会に空白を埋めたいと思う。