ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

大晦日

2005-12-31 09:59:34 | Weblog
北信州の沈む夕陽


去ぬる年に思い残しの多きかな

2005年最後の日となった。今年も掲拙句のように何かやり残して終止符を打つような気がしてならない。毎年あれも,これもと「絵に描いた餅」となる。加療中の身のこと故,来年こそは自暴自棄にならぬようにマイペースでゆっくりとゆったりと思うが,はたして性格上どうなるか自信がない。
今年も私のつたないブログに訪問くださり,コメントいただいた方々本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。

餅搗き

2005-12-30 15:45:49 | Weblog
餅を搗く年重ぬるや背の丸く
今日は久振りの良い天気なので散歩に出かける。友人の建設会社の事務所前に通りかかると,大きな声で餅を搗く掛け声が聞こえてきた。遠慮が要らないので事務所を覗く。この会社は仕事納めには餅を搗くのが恒例行事だそうだ。社長の搗いている姿を見て,彼の背中が丸まったのに驚く,自分も彼と同年だから周りから見ると年重ねに見えるのだろうと想像してしまった。建設不況で何時も愚痴っている彼ではあるが,久しぶりに元気な姿を見てうれしくなった。カメラに収めたかった光景ですが生憎持っていなかった。

年賀状

2005-12-29 09:31:03 | Weblog
賀状かく一句添ゑたしままならぬ
何だか忙しく,やっと昨日年賀状を出した。28日でも全国津々浦々に届くようだ。ここ二年賀状に一句添えましたが,何故か今年は気に入った句が出来なかった。句作三年にもなると格好を付けたがるのか,そんな自分が嫌である。

師走の雪

2005-12-28 09:29:25 | Weblog
客となり花びらのようにあそぶ雪
一週間以上も降り続いた雪は今日は静かに舞っている,だが大雪警報が解除されたわけではない。昨年の今頃は平地で5~10cm位だったと記憶している。報道では50数年ぶりの師走の大雪だそうだ。鉄筋の家でもさすが心配になり4日連続で融雪装置にスイッチを入れ,800㍑の灯油を使ってしまった。融雪設備だけでも数百万円だ雪国は掛が大きい,経済が薄いのに大変である。この過酷な雪が人口減に拍車をかけている。愚痴言っても始まらないと思い思いつ愚痴ってしまう。提句のように都会に降って子供たちに歓迎されるような雪であったらと思う。




美女軍団

2005-12-27 09:06:16 | Weblog
冬の星トリノの空に輝けり
国際的に注目を集めています日本女子フィギュアは写真の3人の美女がトリノへの切符を手にした。近年日本女性はスタイルがよくなった。一昔前は胴長の短足が当たり前だったが,今は外国人に引けを取らないスタイルの良さに好感を持っている。

師走の俳句サロン

2005-12-26 19:40:10 | Weblog
数へ日や己が流儀で鉄を研ぐ     宏太郎
明日ありと日差しを背なに毛糸編む  雅綾
夫も子もなけれど背に陽の暖さ     哲子
音無しの定め冴ゆるや除夜の鐘    常之
師走のサロンの兼題は「師走」「冬芽」「自画像(冬の季語使用)」だった。
投句17名 投句総数68句 選句17名でした。献句は4点以上の好成績の句です。
私の提句「とりどりの世相に痛む師走かな」は3点でしたがまだまだだと改めて思う。反省
常之さんの「音無しの定め冴ゆるや除夜の鐘」彼は失聴生活十年の句です。
  

 

クリスマス

2005-12-25 11:00:31 | Weblog
箍のない仏神聖のクリスマス
ボランティア夜警に出会ふクリスマス
昨日,このブログを書いている途中で突然PCの画面が消えた。電話回線の故障だと察知した。この大雪で引き込み線が切れたとのこと,やっと今日(26日)になって復旧した。パソコンお宅の私としましては本当に参ってしまった。
上の句は日本人は器用というか無節操なのか仏,神,キリストを抵抗なく取り入れる。歴史的に宗教戦争起こした民族には想像もつかないだろう。
下の句は用事があり街に出ますと,PTAの父兄なのか夜警する姿に合う。今日はクリスマスイブ,一家団欒をしている家族があるのに大変だなと思う。



柚子風呂

2005-12-24 08:41:09 | Weblog
柚子風呂の柚子は背中が好きなよう
22日の冬至に南瓜と柚子風呂に入るのが習慣ですが,我が家は都合で1日遅れの冬至となった。窓越しに激しく降る雪の気配を感じながらの柚子風呂は一層の温もりと快き香りが心地よかった。

百合鴎

2005-12-23 15:08:56 | Weblog
百合鴎純白ならぬ身を浮かせ
ブログでのコメント仲間の広島の方が百合鴎(都鳥)の写真を送って来てくれた。海のない信州ではこの百合鴎は見ることができませんが歳時記で調べると,冬に暖地の沿岸に集団で渡ってくる春には北に帰る,ハトより大きく、カラス類より小さい。私は鴎は冬の海で数回となく見ましたが百合鴎は知らない,見たとしても鴎だと思っていたのだろう。


久しぶりの青空

2005-12-21 19:02:01 | Weblog
北帰行各駅ごとの雪深む
一週間ぶりに青空に会う。連日の雪(今年の12月は記録的な大雪)にはほとほと参ってしまった。こうなると「雪と遊ぶ」なんてともんでもなく苦しみである。昔から1里1尺と言って,ここより北へ4K下るごとに33㎝雪が多くなるそうです。新潟県との県境地方は私共飯山の3倍もの積雪と聞く,この青空もつかの間,今夜半から大雪となる天気予報だ。このところ雪の話題ばかりである。

雪見酒

2005-12-19 11:24:28 | Weblog
雪見酒友と論議の四面楚歌
名古屋方面は58年ぶりの師走の大雪のようです。こちら北信州の大雪警報がやっと本日11時に解除となった。昨日はこの雪の中ですが,仲間との忘年会に出席した。近くの温泉旅館で雪見酒と洒落た。何時ものように酔いが回るにつれ,
世相の激論となる,気の置けない仲間ですのでそこはお互いに心得ていて適当に鉾を納める。私も咬みあわない意見がありましたが久しぶりに楽しい一夜だった。

ふんばる

2005-12-17 16:02:08 | Weblog
是がまあつひの栖か雪五尺   一茶
我が在所ふんばっており雪五尺
近年にない師走の大雪となりました。たぶん俳句のように五尺以上はあるでしょう。このところのローカルニュースは必ず大雪のことから始まります。また今夜から大寒波の到来で日本海地方は70cm以上の積雪だと注意を呼びかけております。大雪に備えあちこちで雪下ろし作業が始まっていた。いくら「雪と遊ぼう」と言っても,急な大雪に戸惑いがつのるばかりである。雪降ろしで踏ん張っている写真を撮りましたが失敗でした。

逞しく

2005-12-13 12:32:30 | Weblog
見上げれば空に突き刺す冬芽吹く
師走の俳句サロンの兼題のひとつの「冬芽」ですが,なかなか浮かばず困窮です。
この句を16日の締め切りまでに推敲を重ねたいと思う。
雪が降りて寒い季節の到来ですが,写真のように寒さに耐えて新しい芽を育み元気に空に突き刺している冬芽を見ると,何だか勇気と活力が沸いてくるような気がしました。

2005-12-12 09:49:55 | Weblog
外は雪夕餉は鍋を囲むなり
昨日は一日中雪が降って大雪でしたが,今朝からはすっかり晴れて久々の陽射が眩しい,また夕方には寒波が訪れとの天気予報,北信州の冬は好天は続きません。夜勤がある息子が居て,久々に4人が揃いましたので夕餉は暖かい鍋を満喫しました。

2005-12-11 13:13:29 | Weblog
雪ふるや街の響を飲み込めり
二週間ぶりのブログです。こちら北信州は昨夜から本格的な雪となりました。
毎年のことですが,いよいよ雪との戦いと思うとなんだか全身が引き締まるような気がしております。この地方は「雪との戦い」という暗いイメージを払拭しようと逆に「雪と遊ぶ」と表現することを市民運動にしております。見る見るうちにもう積雪が50cm超えております。