ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

焼け石に水

2012-08-31 14:20:45 | Weblog

打水が日課となりし隣主人

おしゃべりな孫も無口の残暑かな

我が街の露地に沁み込む秋暑し

 内水は夏の季語ですが、立秋になっても夏より暑い日が続く。予報では今日は飯山は長野県で一番の暑さで35度以上の猛暑に達すると言う。このごろ。前のお宅の御主人は、家の前の道路と庭の水打ちが日課となっている。私は「焼け石に水」だと思うのですが、本人も承知の上だと思いますが、一瞬の涼しさを味わっているように思える。この暑さでは水を打って10分と経たないうちに道路はからからになる。また主人は腹いせに水打ちしているようにも見えてくる。それとも、晩酌が上手くなるように運動の一環としての水打ちかもしれない。兎に角このところの暑さはジュンジョウでない。まだまだ当分残暑が続く模様だ。

 


運動会の練習

2012-08-30 10:43:09 | Weblog

園庭の小石を拾ふ運動会

我もまた裸足になりたや運動会

 

園児の姿が見ない園庭

孫のにいちゃん達は、この暑い中、九月に行われる運動会の練習を毎日園庭で行っているそうだ。爺かけっこは僕いつも一番だよ、リレーも強いんだから、と得意げに話す。弟は、この頃の暑さに負けたのか食欲がない。兄ちゃんは湧也、「食べないとかけっこに負けてしまうぞ」と兄貴ぶって発破をかけていた。お兄ちゃん達は素足で運動会をするようなので、毎日運動会が行われる園庭の小石やガラスの欠けらをみんなで拾ってから練習するのだと言う。これも暑い中大変なようだ。日増しに成長をする兄妹、爺は今年もお兄ちゃん達の運動会の見学を今から楽しみにしている。この毎日続く暑さの中の練習、熱中症に掛からなければよいがなと思う爺である。幼稚園が終わってお兄ちゃん達が帰って来たので、あまり暑いから運動会の練習はしなかったねと言うと、お兄ちゃんは本堂で組み体操など練習したとのことだった。この幼稚園はお寺さんの経営ですので広い新しい本堂がある。


朝焼け

2012-08-29 07:38:50 | Weblog

 新涼のなかの朝焼け瑞気湧く

朝四時少し回ったころまだ辺りは暗いうちに歩きはじめる家内、こんな綺麗な風景に会うと、良く孫のお兄ちゃんが口にする「早起きは三文の徳」そのものであると思う。この頃の家内の写真は少し上達したように思う。そういう私も写真の善し悪しが良く分からないのであるが・・・・・・・」こんな爽やかそうな朝ですが、日中は残暑厳しく高温に成る模様だ。救いは朝夕涼しくなったことです。今日の句の「新涼」の季節、午前中十時ごろまで、PCに向かっていると部屋の窓から涼しい風が入るのが何よりもうれしい。

 


秋暑し

2012-08-28 15:42:41 | Weblog

猫の目に残る暑さや石畳

 世の狂い花にも移る残暑かな

 今年は例年になく異常な暑さが続く、正に残暑厳しさである。天気予報では日本列島の東側に大きな高気圧が居座り北から延びる低気圧を遮っている様子、そのため、沖縄、九州地方は台風の影響がありますが、日本列島を直撃する台風は中国はじめ朝鮮半島に向きをかえているようだ。この雨の無い暑さは9月の半ばごろまで続くとのこと。我が北信州は毎日の日照りで、畑の農作物に大きな影響が出ていると聞く。私も覚えのない暑さである。そんな中、今の電気事情で節電が歌われている。昨日の新聞にも電機メーカが揃って大きな赤字、また、大きなリストラが始まろうとしている。心配はその下請け孫請けである、生死の危険にさらされるだろう。その上円高が続く日本経済、こんなせっぱつまった時こそ、日本総国民の智恵の出しどころと思う。残念なことは肝心な政治が相も変わらず権力闘争、領土問題、特に経済などの難局が沢山の今、政局よりも大局を強く望む。政官ともに自分たちの領域を取っ払って一丸となり、日本の為に一致団結を望む。また国民一人一人がやってもらうことばかり考えずに、お互いに何をしたらよいか考え実行する大切な時期のように思えている。日本は、数多くの難局を乗り越えて来た歴史がある。何だか理屈ぽいブログと成りましたが、きっと日本の智恵と組織がこの難局を克服すると信じている私である。

 

 


実のりの秋

2012-08-27 07:43:56 | Weblog

 

栗菓子と北斎の街布施かな

 江戸の浮世絵師葛飾北斎」がこの地を訪れて色々な功績を残したことと、栗菓子で有名な小布施の街、北斎と栗菓子を題材に街おこしに成功し。段々と色々な施設が出来て いまでは、全国的に有名な地となり年中、観光客が絶えないと言う。誠に羨ましい限りの街です。此処までに成るには栗菓子製造のメーカー初め行政、先を見据えた街づくりに係わった先人の大変な努力があったのだろうと思います。 

 

 

                                     

巨峰成るベールを脱げば美人かな

 

                                                   

 

 

 

 

 

 

 

を捥ぐ仕草となりてはつとする 

 見るからに美味しそうな桃でしたので戴きそうになった。

私はもぎたての堅い桃が好物ですので、飯山の方はこれから桃が最盛期になると思うので、採りたての堅い桃を齧って見たいと思う。

 

     

 

 

 

 

薄紅の初化粧なる林檎かな

 


沖縄歌舞団来飯

2012-08-26 22:49:14 | Weblog

沖縄の軽快な舞い秋を呼ぶ

 

 

 

 飯山市市民芸術観賞会の沖縄歌舞団、琉球舞踊と島歌へのいざないを鑑賞堪能した。主催は、飯山市教育委員会と飯山市芸術文化教会である。文化協会の場末に所属しているため、毎年この市民芸術祭を鑑賞している。沖縄の舞踊や島唄は生で鑑賞するのは初めてであるが、歴史の富んだなかなかのものでした。カメラは撮っていましたら、係員からフラッシュを焚かないでくださいと注意を受ける。カメラは自動フラッシュのため、止め方が分からないので、他にも、舞踊、島唄など沢山撮りたかった場面がありましたが、残念でしたが、撮れずじまいでした。下の三枚目の写真の太鼓演奏の方は司会者の説明では、もう10年前くらいになりますがNHKの「朝の連続テレビ小説」で放送した「ちゅらさん」のおばぁ役をなさって評判になりました、平良 とみさんの御主人で、地元沖縄県で演劇、一人芝居の公演に数多く出演され活躍されているそうです。次回から始まる「NHK朝の連続テレビ小説」は大阪と沖縄が舞台ですので、沖縄のおじぃ役で出演なさると紹介され、御本人も挨拶された。今から楽しみである。暑い中会場いっぱいのお客さまで埋まった。珍しさもあり大変有意な観賞会だった。

 

                                                                                   沖縄歌舞団チームリーダーんの古謝弘子さんの踊り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


忘れてはならない敗戦日

2012-08-25 10:53:02 | Weblog

     孫たちに囲まれている敗戦日    正義

        語らざる言葉の重さ敗戦日      徳田千鶴子 

世界遺産 広島原爆ドーム

       向日葵や我ら受難の少年期  平原哲郎

 八月十五日から丁度10日が過ぎましたが、忘れてはならないあの悲惨な第二次世界大戦の終結を記念する日である。八月十五日当日終戦日の献句が出来てブログにする予定でしたが、例の大腸ポリープ切除手術の日であった。ツイツイ今日のブログで改めて戦争の悲惨さを回想する。広島、長崎の原爆投下の大非惨、都会地へのB29による爆弾の投下により東京周辺初め沢山の都市が焼け野原に、その上、本土決戦の沖縄の犠牲、身近の友人のB君も戦争疎開者である。私の周りにも父を戦争で亡くし、淋しさと苦しさを味わった友達が多くいた。その後、あの食料難からよくぞ立ちあがった日本、敗戦以来68年経ち、戦争を語る人々が年々少なくなっています。上の徳田千鶴子さん(馬醉木)の句のように、戦争が重く心に圧し掛かっている句と、私の句のように年代からして戦争経験者ではありませんが、あの苦い経験を忘れない上にも、今の孫に囲まれた幸せをかみしめ、もう二度と戦争は起こらないことを切望する一人です。


飛騨高山の朝市

2012-08-24 07:17:01 | Weblog

朝の市飛騨高山の初秋かな

 

 

                        飛騨の女の高山訛り秋の市

俳句教室の仲間に当年八十六歳となる矍鑠とした御老人「藤吉」さんがおいでになる。この方の故郷は飛騨高山とのこと、飛騨高山に生まれ育ち、高山の地で長く仕事をなさっていた方で、奥さまを亡くされ、長野市に嫁いでいなさる娘さんのところに移住されて来なさったとのこと。藤吉さんの詠む句は中々味があって佳句が多いと思っておりましたが、高山時代から俳句を嗜まわれ「岳」の高山支部に所属していなさったようで、長野に来てからも、私と同じ俳句教室に通われている大先輩である。以前、句会の暑気払いが私の隣の席でしたので、藤吉さんの方から、高山時代の話をなさった。私も長女の嫁ぎ先のお父さんが飛騨高山の出身の上に高山には二回ほど旅をしたことから「高山宮川の朝市」の話をして懐かしんだ。以来藤吉さんは覚えていなさったのか、先日の教室の折に里帰りしたと言われ、宮川朝市の写真を数枚下さった。高山の人気のスポット今でも盛大に行われているようだ。藤吉さんは俳句を詠い、頭を使うせいか、何時も若々しい,どんな遠くの吟行会でも必ず出席するとのこと、私なんか脱帽の一途である。


稲穂垂れ始める

2012-08-23 07:09:31 | Weblog

雨無きも逞しく成す稲穂かな

故里のたよりはやはり稲の出来

穂の揺れてこぼれる白き稲の花

 今日のブログの写真は、始めたばかりの家内の撮った写真です。家内は毎朝暗いうちにおよそ8000歩、歩くのが日課となっています。まだ辺りは薄暗いためか、カメラに慣れがないのか、少し暗くぼけて撮れていますが、記念に今日のブログに乗せることにしました。私はといえば、毎朝、家の周辺一周400m位の四角な道のりを五周回るのが日課にしています。それでも準備体操から入れると一時間近くかかります。杖を突きながらの歩行ですので以前の倍近い時間がかかります。それでいて疲労感は以前と変わらなく消費カロリーは280~300カロリーとなる。この頃の暑さでどしても外出を控えますので、田圃の稲がこんなに成長していたなんて、ついぞ知らずにいました。歳のせいなのか、このごろは特に時の流れる早さを感じています。


向日葵

2012-08-22 13:37:10 | Weblog

まんべんの大向日葵に迎へられ

中野市農面通りの向日葵

碧い空向日葵の色なおも濃し

向日葵の数を数へる閑な人

  

座間市の向日葵畑 (ネットより)

 先日中野市へ行く途中農面道路の左側にこの暑い中、太陽に向かって整然と並んで咲いている向日葵を眼にする。まとまって栽培されている向日葵を探していましたので、運転している家内に車を止めてUターンしてもらい、向日葵畑を写真にした。この暑い中良く元気でと思う。もっとも日に向かって咲くから「向日葵」と言ううのだと何かで知った。今、休耕田を利用して広々と向日葵を咲かせ。道行く人々を楽しませている地域があちこちにあると聞く。神奈川県座間市では「夢と希望、いやしのひととき」をテーマに今年も座間のひまわりまつりが開催されます。座間のひまわりは、18年前から遊休農地の荒廃化対策として市の花「ひまわり」の植栽が地域の農家の皆さんにより行われてきました。現在では、5.5ha 55万本の規模を誇るひまわり畑のほか、市内の小中学生、商店街、事業所などでも自主的に植栽され、街中で多種多様なひまわりを楽しむ事ができます。また、ひまわり写真コンテストも行われておりますので、是非ご応募下さいとネットにあった。

 


雁木通りに秋の風

2012-08-21 17:26:32 | Weblog

秋の風雁木通りに遊ぶかな

 雁木は、私共飯山のような雪の多い地方で積雪期にも通りを往来できるように作られたもので、商店街の店が軒を延長するような格好で設けていることが多かった。 従来はその名の通り木製が大半を占めたが、近年ははアーケドなどそれ以外も出てきた。 ただ近年は商店街の衰退により雁木やアーケードの維持保存もおぼつかない状態となっている例が目立つ。この雁木通りは「寺と仏壇店」が連なるため、まちづくりの一環として数年前に建造した。新しい頃は、雁木通りが街の風情とマッチしない感じがしましたが、最近になってようやくこの街に解け込んだ気がしております。少し昔は、本町のメイン通りや、上町、新町通りなどの、雁木が見事に連なっていました。近年になって除雪機械初め融雪設備が出来まして、冬でも多くの通りが車が通行できるようになり、各々の家が建て変わり、雁木の姿がどんどんとなくなりました。

 


納涼(盆)花火大会

2012-08-20 10:08:18 | Weblog

遠花火一呼吸して爆は)ぜにけり

 病院のベツトにひびく遠花火

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 14日の夜入院してまして飯山納涼花火大会を見る事が出来なかった。ママに花火打ち上げの写真を以前から頼んでおきましたので、私のデジカメで撮ってくれた。花火は動くので、シャッター優先オート(S)で撮れと言っておましたが、それを忘れてオートで撮ったとのこと、何枚も撮った写真の中から良さそうな写真は二枚だけだった。この花火は商工会議所主催である。不景気が続く地方ですので、各企業、商店の寄付の額が減り、年年歳歳と少しずつ寂しくなっている。かれこれ十五年前になりますが、話によると私が、花火大会実行委員長を仰せつかったころの半分も寄付が集まらないとのことです。病院に顔を出した家内の話だと、幸いのことに、昨年よりかなり賑やかに高価と思われる花火が上がったのこと、お盆に帰郷し、子供の時代からこの「納涼花火大会」を楽しみに見に来て下さる方々の為にも、何とか頑張って続けられる事を祈るのみです。

                  星少し残して落ちる花火かな

 

                                                      


千葉名産梨届く

2012-08-19 08:16:55 | Weblog

 梨齧る友のこころざしなを甘き

梨の里発ちて林檎の国に来し

梨を剥く今日も水々生き生きと

 今年も千葉の友人から名産の梨(幸水)が届く。毎年の彼の志がありがたい。幸いに孫達は梨が大好きだ。「わーおじちゃんから梨届いたよ」とチョッキの早い次男坊が送られてきた梨の箱を開けて、チョットズボンで拭く真似をして皮をむかずに一口パクり、「爺、甘くて美味しいよ」の一言。「洗わなくちゃ駄目でしょ」とママに叱られるが、何のそのの次男坊、逞しいのやら、心配やらで複雑な爺であった。今年の梨は雨が少なかったのか少し小粒でしたが、甘さは例年より甘かった。ちなみに、千葉の梨は名産だけに生産量は日本一。続いて茨城、福島、栃木と続くようだ。


大腸ポリープ退治

2012-08-18 05:39:05 | Weblog

盆最中ポリープ退治忘れまじ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 お盆前12日から大腸に潜んでいる二個のポリープの退治をして戴いた。普段血液をサラサラする薬、ワーハリン、バイアスプリン、プラビックスと沢山のんでいますので、ポリープを切除した後に出血があるので、それらの薬を一週間位止めて、内視鏡で切除するのですが、今度変わった主治医の丸山先生は、再発が心配なので入院してワーハリンなどの薬が止めた変わりの点滴治療を勧めてくれた。そんな分けで急遽、消化器科の山本先生に治療をしていただくことになった。山本先生からはもう何回となく胃と大腸の内視鏡検査をして戴いている。先生はこの病院に長く勤務され、確かな技術とユーモアがあり、多くの患者から信頼されている先生である。そんな事情で、十三日の迎え盆、十六日の送り盆をすることが出来なかった。また、帰郷している長女一家ともゆっくり会うことや、納涼花火大会も楽しむことが出来なかった。何よりは、今年初めてお墓にお参り出来なくて、御先祖様はさぞ寂しかったか怒っているだろうと思う。先生初め看護師さんの御世話で無事治療が終わり、昨日退院することが出来た。そんなわけでブログを長く休みましたが、またボチボチと話題がありましたら再開したいと思っております。

 


突然に東京の友人に会う。

2012-08-11 11:45:32 | Weblog

邂逅に言葉はいらず秋の雲

 先日リハビリセンターで、突如と東京に在住の友人にぱったりと出会う。脳梗塞を患ってから十数年、中学校の同級会に出席しなかったので彼とは長い間、出会いはなかった。彼は二才年上の従兄の見舞いに来たとのことでした。見舞い相手の方は私とは、以前からの知り合いの方で、私と同様に脳梗塞を発病しなさった。私は発病以来14年にもなり、以来ズット日赤のリハビリーセンタにお世話になっていますので、何かと脳梗塞に関する経験が長いので、良く声をかけてくださる仲だった。まさか友人が知り合いの方と従兄同士だとは知らなかった。彼とは普段年賀状のやり取りや、近況をメール交換しておりましたので、突如会っても発する言葉は要らなかった。あまりにも久しぶりなので、彼と一献と思いましたが、彼は新幹線での日帰りの計画とのことだった。便利と言えば便利になりましたが、何か淋しさが増す時代となった気がする私です。