ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

穴、公開

2011年10月29日 | 日々奮戦


【by オールスポーツ】


さっさと捨てればいいものを、その前にしっかり観察観察。
内側から接着部が剥離していったことがわかる。↓
【ひっくり返して内側から撮影】

越年劣化ととらえるのが正解。10日前の試走の際にもガス抜きコーラを2リットル入れたのだけど、前夜から栓をあけて放置しただけだったので、朝注入した際にパンパンになったし、バスに乗って揺られている間にも膨れてスタート前に最後のガス抜きをした。
【外側から撮影】

この時に剥離がギリギリまで侵攻していたんだろうな。ハイドレ破裂なんてあり得ない話と頭になかった自分のミスだ。
で、昨日までの長い長いレポの通り、なんとか無事にゴールに辿り着いたのでいいのだけど、もし、これから、あの「まさか」が皆さんの身に起こるやも知れない・・・ということで、エキスパート・makotoさんから実践的対処法のコメントをいただいていたので、最後にそれを紹介!

(前略)ハイドレの穴、どの程度か分かりませんが、早めに気付けば対処法はあるんですが。穴あき対処も場数踏むと上手くなります。底に穴があいたら逆さにする。吸うとき苦しいですが。穴は折り曲げるなどしてテープで補修して、穴の位置が上にくるように入れ直し、水を吸い終わったら逆に息を吹き込んで風船のように膨らませる。風船の底に水が溜まるのでまず漏れません。最後の手段は手でぶら下げてとか。あと、水場、ご存知とは思いますが、日原峠と三頭山避難小屋の下にあります。でもパニックになるとできないもんですが。本人に代わってのタラレバでした。ご容赦m(__)m 
<10/23「まさかのハセツネ」へいただいたコメントより>

10/30・コメントで追加情報です。これも共有させていただきます。
ハリ天狗さん、引用には恐縮です。しかし今回みたいに大きな穴で一気に漏れてしまったらどんなに予備知識があっても厳しいものがありますね。もう一つ追加 で、実際にやったことないですが、薄いポリ袋を重ね着させておくという策もよいかも。漏れてもポリ袋に溜まるという寸法。たった数gで命拾い!?。さらに ありがちなのが、バイトバルブの破損や落下。これこそ勢いよく漏れますから大変。これの対処は、ホースを折り曲げて肩にあるホースを通すゴムに押し込んで 止めます。しばっても良いですがピタッと止まらないし、飲むとき解くのが大変。ここでも息を吹き込むのも有効。一番楽なのは先を折り曲げて輪ゴムで止め る。輪ゴム一つくらい持っているでしょう?輪ゴムは何かと便利ですよ。今回の大穴だって輪ゴムでしばれば塞げました。

それにしても、レポも書き終え、あらためて今年のハセツネを振り返ると、ダメになったのはホントにハイドレが破れたせいだけか、位置も問題だけどちゃんと手持ちで完走した選手も過去にはいたし、今回tomoさんのように同じく破れてもサブ10でゴールした強者もいる。ハリ天、ホントにホントか?心弱くないか?ハイドレのせいにしてないか?アクシデントがなくても同じ結果だったんじゃないか?ダメな理由を見つけただけ?って何だか自分に腹を立ててみたりもして。
ま、色んな悔しさが1週間後の今頃湧き上がっているってことでした。

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8 コメント

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僕が以前2回経験した破れ方とまったく同じですね。... (た☆てーの)
2011-10-29 22:14:28
僕が以前2回経験した破れ方とまったく同じですね。僕はハリ天さんみたいに1回目で学習せず、予備に持ってた古いパックを引っ張り出してきて立て続けに同じ過ちを繰り返したバカもんです。月夜見でペットボトルごともらったとか、まったく同じ事しました(笑)ちなみにこのパックは表面がざらざらしていて、テープでの補修も難しいです。
以前、山本健一さんのUTMBの報告会で、ハイドラパックに使用開始日をマジックで記入していて、1~2年で買い換えるようにしているとおっしゃってました。旧型のハイドラパックをまだ使っている方は、ホント買い替えをおすすめしますね。
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ハセツネ前編が終わった後、きっと番外編が出るか... (HAL)
2011-10-30 06:31:46
ハセツネ前編が終わった後、きっと番外編が出るかなとの期待に答えていただいてありがとうございます。
やっぱり、家族が待っているからゴールまで辿りつけることがよ~くわかりました。
家族には悪いけど我侭だけど、早くリタイヤして家族が戻ってくるのをじっと待つよりも、何とかゴールしたいと思う気持ちがあります。それも、救急車に搬送されずとりあえず無事に。その日に心配かけるのはいいとしても、翌日以降に心配はかけたくないから。
一人で大会に行ってもなんか寂しいもので、いつも家族が応援に来てくれるハリ天さんをうらやましく思っています。


ハイドレについては、オムツつけているヤツは捨てることにしました。
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ハリ天狗さん、引用には恐縮です。しかし今回みた... (makoto)
2011-10-30 09:36:44
ハリ天狗さん、引用には恐縮です。しかし今回みたいに大きな穴で一気に漏れてしまったらどんなに予備知識があっても厳しいものがありますね。もう一つ追加で、実際にやったことないですが、薄いポリ袋を重ね着させておくという策もよいかも。漏れてもポリ袋に溜まるという寸法。たった数gで命拾い!?。さらにありがちなのが、バイトバルブの破損や落下。これこそ勢いよく漏れますから大変。これの対処は、ホースを折り曲げて肩にあるホースを通すゴムに押し込んで止めます。しばっても良いですがピタッと止まらないし、飲むとき解くのが大変。ここでも息を吹き込むのも有効。一番楽なのは先を折り曲げて輪ゴムで止める。輪ゴム一つくらい持っているでしょう?輪ゴムは何かと便利ですよ。今回の大穴だって輪ゴムでしばれば塞げました。
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ハリ天狗さんの精神力は、ホントに凄いですね。 (じんべー)
2011-10-30 20:36:06
ハリ天狗さんの精神力は、ホントに凄いですね。
私は、第二関門を過ぎてから、胃の中のものを全て吐いてしまい、大ダワまで胃が空でも吐きながら到着し、2時間程仮眠をしたのですが、症状が改善されなかったのでリタイアしました。
ハリ天狗さんの精神力があれば完走できたと、記事を読ませてもらい思いました。

私も、志賀高原のレース序盤で、ハリ天狗さんと同じハイドレーションで、同じように接着部分が剥がれ、いきなり背中が水浸しになりました。
持っていたテーピングで応急処置をしましたが、水漏れが少しましになった程度でした。
それからは、ガムテープを2mくらいに切った物をザックに入れています。
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★た☆てーのさん (ハリ天狗)
2011-10-30 21:57:21
★た☆てーのさん
あれを2回ですか・・・。お疲れ様でした(笑)いやいや本当に大変なことですよね。私なんてホントに破れることってあるんだとわかって、感動すら覚えました。ハイドレーションがまだ一般的でなかった頃は、皆さんあの2リットルのペットボトルをザックに突っ込んでいたんですけどね。背筋が伸びますね^^
ヤマケンさん方式いいですね。今度から採用させていただきます。
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★HALさん (ハリ天狗)
2011-10-30 22:01:02
★HALさん
期待に応えることが出来ましたか。よかったです。
うちも応援に来てくれるのが毎度のパターンになったのはここ5年位のことなんですよ。宮古島みたいな時は家族旅行をかねましたけど、普段は特別には。ハセツネも最初の頃は一人で行って、一人で帰ってきていました。今振りかえると知り合いもいなくて寂しいもんでしたね。
ハイドレは新しくしましょうね。
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★makotoさん (ハリ天狗)
2011-10-30 22:05:29
★makotoさん
勝手に引用させていただきました。少しでも知識を共有出来ればいいですからね。ご提供ありがとうございました。
私の穴の場所がまた微妙で、ホース取り付け口のすぐそばなんですよ。よりによってつまめない場所。なんですかねぇ~。
それにしても飲み口トラブルの件も含めて、皆さんかなりハイドレトラブルにみまわれているのでびっくりしています。私はハイドレトラブル初体験でした(むか~し、ハイドレが出始めた時に安物を買って、中でひしゃげて水が出なかったトラブルはありますが)。
まぁ、兎にも角にも「まさか」の時のために備えあれば憂いなしという教訓でした。
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★じんべーさん (ハリ天狗)
2011-10-30 22:09:35
★じんべーさん
大変なハセツネだったんですね。胃の中のものをすっかり出してしまうと、すっきりすることもあるようですが、完全にエネルギーも気力をも奪われてしまうことが多いようです。それでも止めないかどうかは凄いとか凄くないとかの問題ではないと思いますよ。自分の力や気持ちと向き合って決断したことは、やっぱりその人にとっての最善の選択だと思います。じんべーさんもよかったですよ。

それにしてもじんべーさんもハイドレトラブル経験者でしたか。本当に皆さんやられているんですね。びっくりです。


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