この前、録画してあった番組「たけしのニッポンのミカタ」を見た。タイトルはズバリ『太りたくなければ糖を摂れ!』肥満研究の権威で、京大一受けたい授業と謳われるほどの人気教授・森谷敏夫先生がこれまでの「糖質カット」のダイエット法に真っ向反論。自ら実践して60歳にして一桁の体脂肪率をキープということで、相当にグラリとくる内容だった。
1)糖は脳の唯一のエネルギー源で、余ってもグリコーゲンという物質にして体内に貯蔵するため、簡単には脂肪にはならない。
2)糖質をカットすると体重は減少するが、それは水分であり脂肪はほとんど減らない。
3)糖質不足の生活を続け、蓄えていたグリコーゲンも枯渇してしまうと、人間は筋肉のたんぱく質を分解してブドウ糖を作り出すため筋肉がやせ細り、太りやすい身体になってしまう。
その他にもポイントがあったけど、ちょっと説明不足で突っ込んで確かめてみたいこともたくさんあった。でも、とりあえず上に挙げた3点は納得。というか、少々ギクッとする部分もあった。
それは昨年、今年の夏の不振の件。昨年は2時間半くらい経つと急激にパフォーマンスダウン。今年も走れないわけじゃないけど、力がうまく伝わらない感覚。ここ数年めっきりご飯の量が減って、省エネ体質になったと自慢していたけど、もしかして単純な糖質不足があったりして。3)が相当に響き渡る。この理屈を耳にすると昨年と今年の夏の自分的にはワケの分からない不調が説明できてしまうような気が。でももう少し、きちんと勉強してみないとな。
う~ん、それにしても・・・。翌日からやたらと腹が減り、ご飯の量が久しぶりに増えたのは気のせいか・・・。
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特に制限もしてないですが、水分で体重が上下するんですね。
そうそう、ゴンちゃんの体型なら全然心配ないし。
グリコーゲンしっかり補充しなくちゃですね。
秋のフルマラソン、素晴らしい成績!すごい。
チッチッチッチ。糖質って言ったって「甘いもの」じゃなくて「炭水化物」・・そう、ご飯だよ。
と、言いつつブラックコーヒーと◯◯◯に寄りかかっている・・・。
1)糖は脳の唯一のエネルギー源で、
これは、完全な誤りです。アンチ糖質制限派の殺し文句ですが、生化学の教科書で、脳はケトン体が利用できると書かれています。
だいたい、この発言をするかどうかで、本物かどうかを見分けています。
農耕が発見される以前は、糖質に頼らず脳はケトン体を利用していたとしか考えられません。
なお、糖質・炭水化物が溢れ返っている現在、現代人のケトン体利用率は低いと言えるでしょう。
>2)糖質をカットすると体重は減少するが、
>それは水分であり脂肪はほとんど減らない。
これも、ごちゃごちゃ書くと長くなるので省略しますが、
糖質を摂らないことによって、インスリン分泌が抑制され、脂肪酸-ケトン体システムがメインとなり、脂肪が燃え続けます。
これも生化学の教科書に書かれているレベルの知識であり、論争の余地がありません。
トライアスリートでもある(であった?)釜池氏の本を紹介しておきます。
医者に頼らない! 糖尿病の新常識・糖質ゼロの食事術 かまいけ式でスローエイジング! 釜池豊秋 http://t.co/9DjZdUN
ぜひ、ご一読ください。かなり科学的に記載されていて、ほとんど生化学の内容で、タイトルから予想されるようなトンデモではありません。
やっぱり来ちゃいましたか(笑)
さすが理科も教えられるって?
テレビ番組ではインパクト作戦もあるでしょうから、タイトル等がセンセーショナルになりますね。
さかんにテロップで「糖尿病・腎臓病の方にはこの限りではない」旨、さかんに流れていました。
天下の京都大学の教授の言い分ですから・・・。糖尿病には糖質抜きが絶対ですよね。そのへんの違いがうまく伝わっていないのかもしれませんね。
万人を納得させる優しく上手な説明が欲しいところですね。
とにかく楽ばかりな方法はなく、ガンガン練習してガシガシ食べることですよね(笑)。
体で実感できる(確かめられる)と一番ですね。
kin29さんはジャンクフーダーでも筋肉モリモリですからね。あんまり心配ないでしょ。
それと、京大だからと言って信用出来るとは限りません。
かく言う私、京大理学部出身!なのですから。
・・・・・お、お見それしました~(^▽^;)
こりゃ人体対決しちゃいますか(笑)。
これからも厳しい科学的コメントを期待します。どうぞよろしく!勉強します!実験します!