ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

ペースがわかるか

2017年03月11日 | 日々奮戦


【ペーサーと化す。ピッチまで揃っていたのだ】

昨日は1×1×1×1=1
なんて書いていたけど、この持論の主・ヨッシーの父さんからは早速に「最近、経験値も考える必要があるかなと思ううになりました。しかも、これは1よりも大きいかもっ?」というコメントをいただきました(by Facebook)。

ごもっともごもっとも。実は、やっぱり、この経験値とやらが大きな鍵を握っていることは確かなのです。
最近フルマラソンについて思うことは、とにかくペース設定の重要性。マラソンはひたすら順当なペースで決まります。
東京やびわ湖の日本人エリート選手が前半必死で攻めて終盤やっぱり失速、、、という方式はある程度仕方ないこと。最初から自分のペースを守ってなんていうレベルではないから当然です。
でも、我々一般市民ランナーはトップ争いをするわけではなく、ほとんどの人がただひたすら自己記録との戦いな訳です。ベストタイムを持っている過去の自分との勝負なのです。
きっちりと42kmという距離を走り切ることが出来るペース。それを探り、決定していくのが練習。本番はそのペースをなぞるだけ。
プラスαはもちろんあって、当日のそれこそ気候条件だったり、気力だったり。最初から欲張ったペースは失敗の元、プラスαは付いてきません。失敗の数だけ経験値が活きてきます。

昨日昔の記事を色々読み返していて見つけた中にもう一つ面白い数字比較がありました。再掲しておきます。
私の30歳vs55歳の勝負の数字です。いつ見ても面白いです。明日も面白い数字を並べられたらいいなぁってことで。
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攻める30歳、守る55歳。明らかに歳を重ねたアドバンテージに光が当たります。
  ■1986.3.9・30歳・佐倉M      ■2011.1.30・55歳・勝田M

  05km 0:19:55(19:55)          0:21:00(21:00)
  10km 0:39:55(20:00)          0:41:42(20:42)
  15km 0:58:47(18:52)          1:02:31(20:49)
  20km 1:18:44(19:57)          1:23:28(20:57)
  25km 1:39:09(20:25)          1:44:19(20:51)
  30km 1:59:41(20:32)          2:05:07(20:48)
  35km 2:21:54(22:13)          2:26:17(21:10)
  40km 2:46:14(24:20)          2:47:40(21:23)
  Goal   2:58:19(12:05)          2:57:17(09:35)
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緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

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2 コメント

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旧佐倉マラソンのコース (Take)
2017-03-16 10:26:14
1986年の佐倉のコースは今よりもずっときつかったですよね。最後は今のコースの最初の部分をそのまま戻ってきましたから、ラスト3キロはずっと上ってましたよね。
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★Takeさん (ハリ天狗)
2017-03-16 17:02:24
もう遠い記憶になってしまっていますが、、、
上り坂ヶを登り切ったところがちょうど30km地点だったことだけは覚えています。
見ず知らずのベテランランナーさんがペースメイクして下さり、30km地点で
「よくここまで頑張れた。今日君はこれで50分を切れるよ。あとは頑張れ!」
と見送っていただきました。
・・・が、37km付近に突然高い壁が現れ、撃沈でした。
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