ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

マッサージ講習会

2005年10月18日 | 日々奮戦

本日から4日間(18・19・25・26)、近くの町の町民講座として「スポーツマッサージ講習会」の講師。
昨年、某先生より引き継いで開催。今年は2回目となる。
昨年は、間にテーピング講習もはさんだが、テーピングは別枠で開き、今年はすでに終了。なので、今回はマッサージに集中である。
講習会に参加の皆さんは、その「気」が起きて申し込みをし、参加してくるのだから、なんとか役に立つ「物」を持って帰っていただきたい。
今からプロになろうというのではないのだから、大変な技術は必要ない。
しかし、せめて日常生活ですぐに役立つ基本技術だけは持ち帰ってもらいたい。
ということで、まず第1回目の今日は、「軽擦法」を徹底的に。
「軽擦(けいさつ)」とはマッサージの基本中の基本。軽くなで、さすることだ。
「マッサージは軽擦に始まり軽擦に終わる」と言われるほど重要な技術。色々コツはあるものの慣れてくれば結構これだけで楽にすることが出来る。
マッサージだけで飯を食おうと思うなら、黙って毎日三千回の軽擦をしなさい、と。
それ程に「軽擦法」は重要な技術だ。
三千回とは言わぬまでも、まぁ、だまされたと思って自分の太ももを手の平全体でゆっくりゆっくりとさすってみていただく。
段々に腿が温かくなってくるし、手の平も血行がよくなってくる。
こうなったときに両手の間に「気のボール」が作れるか?
この気のボールを感じることが出来るようになると、しめたもの。色んな事がうまくできるようになる。
なにやら特殊能力のようだけど、誰にだってできる。
まさか~、とか言ってないで、やってみることだ。私はすぐにでっかいボールができるようになった。
「痛いの痛いの飛んでいけ~」のお母さんマジックの原点はここにあり、なのだ。
手って不思議な力、大きな力があるのです。
緑風堂鍼灸院WEBSITE

コメント (9)
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