Hotel Bellevue(ホテル ベルビュー)
大雨の中、ようやくたどり着いたCogneのホテルは、ここに泊まるために、
空室のある日にあわせて旅行全体のスケジュールを組みなおしたほど、期待していたホテルです。
しかし、建物を見た時の第一印象は???。大きな看板が日本の温泉旅館みたいだなぁ…。
傘についた雨のしずくをはらって、ホテルのレセプションに向かうと、
第一声が「こんな雨の中大変だったでしょう。お電話いただければ、お迎えにうかがったのに。
お部屋をご案内する前に、ロビーで何かお飲みになりますか?」という言葉でした。
家族経営のホテルならともかく、この規模のホテルでこんな風に声をかけてもらったのは、
イタリアでは初めての経験でした。
案内してもらった部屋が、また好印象。山小屋風のあったかさと、十分な設備を兼ね備えています。しかも広い!
これがベッドサイドから撮った写真です。
なんとなく、日光の金谷ホテルや湯布院の亀の井別荘のロビーを連想させます。
本棚に並んでいる本は、多くが文学作品です。
そして、これが部屋からの眺めです。
工事中のクレーンがじゃまですが、正面にグラン・パラディーソを望むことができます。
もう一生ここにいてもいいかなって思うくらいの快適さです。
ちなみに、グラン・パラディーソ側から見たホテルの外観です。
すべての部屋にバルコニーがついているのがわかります。こちらに面した部屋が絶対におすすめです。
もし機会があれば、絶対に一度足を運んでみてください。
眺望・部屋の雰囲気・ホスピタリティ、どれをとってもきっと満足できるホテルだと思いますよ。
ホテルのホームページはこちら
Valtournencheを後にした私たちは、今度はグラン・パラディーソのふもとの町、Cogneへと向かいました。
アオスタへいったん戻り、すっかりなじみになったバスターミナルから今度はCogne行きのプルマンに乗り換えます。
Cogneまではプルマンで40分ほど。ひとつ山を越えていく感じです。
プルマンが到着するのは、メインストリートからは少し下った川沿いにある大きな駐車場です。
町に上がるには、このとびらの中にあるエレベーターを利用します。
とはいっても、写真の上のほうに見えている階段を上ったところがもう町なわけですが・・・。
とびらの中はこんな感じです。丸テーブルの上にパンフレット類が無造作に置かれています。
エレベーターの上にはこんなに大きなカウベルが・・・。ということは・・・。
やっぱりここも牛祭りの真っ最中でした。
とはいうものの、今はスーツケースがお供、しかも雨はけっこう降っています。
とりあえずホテルまで行かないと…。それにしても、ホテルの数が多すぎです。Cogne。
イタリア製 真鍮 カウベル S-PB | |
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