JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

普通が普通じゃなくなったら

2007年01月23日 | y-その他

「天気良好なれど風冷たし」みたいな一日でした。
こんな日は車の中はとんでもなく暖かく、降りるとぶるぶるっときて、頻繁にこれを続けていると間違いなく体調を崩すだろうといった感じ、空気も乾燥していますので風邪をひかないように注意しましょう。

今日はいくぶん寒いとはいえ、寒中にもかかわらず昨日のマスターの話ではありませんが、まさに『迎春』であります。原因は地球温暖化なのか、エルニーニョなのか、専門家でもない私にはわかりもしません。ただお逢いする方々口をそろえておっしゃるのは「どっかおかしいよね」、私もそう思います。
暖かい冬は過ごしやすいし、燃料費も抑えられて悪くはありません。だけど、こんな年は一転冷夏だったり、大きな台風が襲ってきたり・・・・なんだかとても不気味です。
友人Mさんなど
「バブさん、こりぁそのうち地球がダメになっちゃうんじゃないの?」
これに答えて私
「地球の前に日本がダメになるような気もしますけど」
「ははははは・・・」って、笑い事じゃないんですけどね。

このまま、季節の移ろいがますますわからなくなる時代が来るのでしょうか?
日本に四季が無くなったら・・・
『節分』が無くなるってこと? 豆が食えなくなっちゃうジャン
『春分の日』も『秋分の日も』無くなっちゃう? 休日が減っちゃうジャン
『春休み』『夏休み』『冬休み』の呼び名が無くなっちゃう? なんて呼べばいいのよ
『四季の歌』が『昔話の歌』になっちゃう? いっぱいある『さくら』の歌はどうなんの
って・・・・バーカ

東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花
あるじなしとて春な忘れそ

明後日は『初天神』、太宰府をはじめ各天満宮では特別な縁日が模様される日です。受験生にとって大切な大切な神様、菅原道真公は梅がお気に入りだったそうですが、毎日が夏になっちゃったりしたら、彼も何に京を想えばよいのやら、学問の神の力もおちてしまいそうです。

いずれにしても、四季あっての日本、四季あっての日本文化であります。私たちの時代にそれを絶やすことになれば、なんだかとても恥ずかしいし、子孫に顔向けできなくなってしまいますね。
普通に季節が巡って、普通にそこで生きていく、普通の人間にはそれが一番の幸せですものね。
それでは私は普通に、いつものように、飲みますか・・・・・
ガーーン! ジン・ビームが一杯分しかありましぇん! しょうがない2杯目からはジンに切り替えます。

さて、今日の一枚は、私にとって可もなく不可もなくというスリー・サウンズです。
彼らのアルバムは無性に聴きたくなるといった感じもなく、かといって聴いていて邪魔にもならない、適当に安心して聴いていられます。
「最近の音楽はなんだか俺にはついて行けないなぁ」
なんて時に、スリー・サウンズみたいなのがへんに心和むのは私だけでしょうか?
普通が一番、普通がいい、それならスリー・サウンズもいい。

IT JUST GOT TO BE / THE THREE SOUNDS
1960年12月13,15日録音
GENE HARRIS(p) ANDREW SIMPKINS(b) BILL DOWDY(ds)
1.ONE FOR RENEE
2.STELLA BY STARLIGHT
3.IT JUST GOT TO BE
4.IF I WERE A BELL
5.BLUE 'N BOOGIE
6.THE NEARNESS OF YOU
7.REAL GENE
8.SOUTH OF THE BORDER

追伸、

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、この花の名前がわかる方いらっしゃいますでしょうか?
母が名前を知りたがっているもので、



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