JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

猿からふと老婆心

2015年09月06日 | p-r

昨日は久しぶりの好天でしたが、今日はすでに朝からどんよりとした雲が空を覆っています。
今年は「いつ梅雨だった?」ってな春から初夏だったのが、ここに来て「あれ?今が梅雨?」みたいな感じで、「確実に地球は病んできているんだなぁ」みたいな。まっ今さらですけど。

今日も「前回に引き続き」的内容で申し訳ないんですけど、
偶然?発見したカセット・テープともう一つこんなEP盤も出てきました。

小学校何年生だったでしょうねぇ
父母の実家に遊びに行くとちょっとした楽しみがありました。それはテレビです。

当事私が住んでいた地区ではローカル放送のみ(たぶんNHK2局を含め4局位だったと思います。)でしたが、父母の実家辺りじゃ新潟の放送が受信できたのでありました。
『狼少年ケン』『ビッグX』てなアニメは、私はここでしか観られなかったのです。

 

そしてもう一番組『ザ・モンキーズ・ショー』
おそらくこれは姉が観たがったのか、ともかく従兄弟達とともに大人数の子供達で観た記憶があります。

モンキーズといえば、「作られたグループ」つまりはイギリスのビートルズが凄まじい勢いでアメリカを侵食(笑)する中、
「そんじゃまぁこれに乗っかって、アメリカでもビートルズに匹敵するグループを作ってみんべぇかぁねぇ」
てんで、オーディションを企画、約400人の応募の中から、デイヴィー・ジョーンズ、マイク・ネスミス、ピーター・トーク、ミッキー・ドレンツの4人が選ばれ結成されたと・・・まっこのオーディション自体やらせ色プンプンだったようですけど。

ともかく、こうして結成されたモンキーズは、本家『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』をヒントに作られたというテレビ番組『ザ・モンキーズ・ショー』とレコード販売の連動企画により、人気を博したと・・・・まぁまぁ、ビートルズに対抗できたかは別ですが

そんな中、我が姉がビートルズはもとよりモンキーズに興味を抱いていたのは、まさに時代であります。
おそらく彼女が持っていたEP盤も、この最大のヒット曲『恋の終列車』だけでは無かったと思いますが、発見できたのはこれ一枚でした。

それにしてもまぁネット社会というヤツは凄いもんで、あの時、父母の実家でしか観られなかった『狼少年ケン』『ビッグX』『ザ・モンキーズ・ショー』なんざぁいとも簡単に観ることが出来ます。
もちろんあの時のような喜びがこみ上げてくるかというと、んな事もありませんけどね。(なんせ陳腐な代物ですもん。笑)
そう考えると、「テレビ小僧」の時代もすでに終わりつつあるのかも知れませんね。って言うか終わってますね。
今や「ネット小僧」かぁ・・・・

「テレビばっかり観てないで、勉強しなさい!」
が、うちの息子の時代になると
「ゲームばっかしてないで、勉強しなさい!」
それが

「携帯ばかりいじってないで、勉強しなさい!」
になって、
いったいこれから先「何ばかり」になっていくのでしょうか?
そして、その変化のスピードはモーレツに(古いねぇ、言い方が、昭和だねぇ。)加速している訳で・・・・
はたして少年少女達はそれに本当の意味でついて行けるのか?
これを『老婆心』と言います。(笑)

さて、今日の一枚ですが、ショーティー・ロジャースです。

何故に彼を選んだか?それは彼が「モンキーズに深く関わっていた」というただそれだけの理由です。(笑)
正直、私的にはそうそう聴くトランペッターではありません。
それは西海岸だから?白人だから?
いえいえ、そんな差別的理由ではありませんよ。
なんと言ったらいいでしょ?凄く抽象的ですけど「興味が湧かない」から・・・ですかねぇ(笑)彼のプロデューサー、アレンジャーとしての才能は別としてもね。

そんなこんなで「ベタベタ・ウエストコースト・ビッグバンド」みたいなベイシー・トリビュート・アルバムです。
ベイシーも彼のアレンジだとスマートに聞こえる?
ともかく、「西海岸の名手が集まるとベイシーはこうなる」みたいなものかな?

SHORTY ROGERS COURTS THE COUNT / SHORTY ROGERS
1954年2,3月録音
SHORTY ROGERS, CONRAD GOZZO, MAYNARD FERGUSON, HARRY EDISON, CLYDE REASINGER(tp) JIMMY GUIFFRE(bs) ZOOT SIMS, BOB COOPER(ts) HERB GELLER, BUD SHANK(as) MILT BERNHART, HARRY BETTS, BOB ENEVOLDSEN(tb) JOHN GRAAS(frh) PAUL SARMENTO(tu) MARTY PAICH(p) CURTIS COUNCE(b) SHELLY MANNE(ds)

1.JUMP FOR ME
2.TOPSY
3.IT'S SAND MAN
4.BASIE EYES
5.DOGGIN' AROUND
6.DOWN FOR DOUBLE
7.OVER AND OUT
8.H & I
9.TAPS MILLER
10.TICKLETOE
11.SWINGIN' THE BLUES
12.WALK, DON'T RUN



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