JAZZを聴きながら ふたたび

恥も顧みないで再々開、よろしければお付き合いを

全快?!

2009年04月03日 | v-x

いやいやいや、ありがたいものです。しばらく更新をしなかったら「ついに肝臓でも壊したのかと思った。」とか、「入院したんじゃないか」とか、みなさんにいろいろ言われまして、ほんと、こんなバカタレの心配をして下さいましたこと、心より感謝いたします。ありがとうございました。

じつは先週の土曜日から入院を・・・・・
といっても、私がじゃありませんで、PCがぶっ飛んだんであります。思えばブログにも書きましたけどちょっと前にも危ない時があったんですよねぇ、PCも人間同様「ちょっとしたサインに気付いて、速く手当をするが肝心」ということなのでしょう。
でもおかげさまで、なんとかスクラップは免れ、昨日退院してまいりました。
それで今日、久々の更新となったわけです。

そんなこんなでしばらく休んだおかげで、またまた飲み過ぎネタや、新聞ネタ、映画ネタ、本ネタ等々、その間の話題には尽きないのでありますが、せっかくですので小出しにしていくことにしましょう。(笑)

突然の寒の戻りに歩みを止めていた春さんも、今日の午後あたりからまた少しずつ動きだし、桜もやっと咲き始めました。それでも首都圏あたりに比べると一週間ほどの遅れでしょうか、来週末あたりが見頃のようです。

「バブさん、え~~と、日本語で何でしたっけ、あの、ザン?ザー?・・・だから、バブさんが言ってたヤツ、友達に買ってきてもらいました。」
Mさんのお店でアルバイトをしている中国人留学生、Yさんです。
「ザン?ザー???????あ~~~、山椒、中国山椒、花山椒

そうなんです。このあたりのスーパーには花山椒がめったに置いて無くて、
「Yさん、今度中国に帰ったら本場の山椒買って来てよ。」
と以前頼んだことがあったのでした。

「いやぁ、嬉しいなぁ、ほんじゃさっそく麻婆豆腐でも作ってみようかな、作ったときにはYさんにもおっそわけするからね。」
とありがたくいただいたのですが、よくよく考えてみれば手作り麻婆豆腐などもうずいぶん作っていません。「おっそわけ出来る味かどうか、まずは一度作ってみてから」ということで作ってみました。

ということで、この花山椒をたっぷりきかせた麻婆豆腐が、先週の『料理当番、本日の一品』だったわけです。
いやぁ、さすが本場物、少量でも舌に来るあの独特のシビレ感は花山椒でしか味わえませんねぇ。
「○○、なんだかいつもの麻婆豆腐と味が違うなぁ」
とは、インスタントに馴れきった母の言い分でして、私的にはとても美味しい麻婆豆腐だったと満足しています。
「Yさん、まぁこれならおっそわけ出来そうだから、今度作って持ってくね。」

さぁ、今日は五日遅れの料理ネタでしたが、明日は三日遅れの飲み過ぎネタでも行っちゃおうかなぁ、あはは、PC全快でさらにこの駄ブログは続くのでありました、とさ。

さて、今日の一枚は、その三日遅れの飲み過ぎネタにも通じる一枚なのですが、プレスティッジ・オールスターズ・セッションです。
いわゆるプレスティッジお得意のオールスターもの?企画もの?
まっ、そんなことはどうでもいいんですが、けして寄せ集めアルバムではありません。

三日前に飲んでいるときに同席した私より四歳ほど年上の社長さんが、
「高校生の時、マル・ウォルドロンを聴きに行った事があったなぁ」
てなことをおっしゃいましてね、
「あっ!そこに私もいました。」
てな話から、ジャズ談義、映画談義と盛り上がり・・・・おっといかん、これは明日の話題でした。(笑)
ともかく、そんな話からふと思い出したアルバムなのです。

マルが仕切ると、どうしてもこういった雰囲気になるんでしょうか?それとも集まったミュージシャンの色なんでしょうか?アル・コーン、アート・ファーマー、ハル・マクシック、ケニー・バレル、マルと続くソロが、お洒落な雰囲気を醸し出すタイトル曲で始まるこのアルバム、なかなかのもんで、お酒にもよく合う一枚だと思いますよ。(日本酒の雰囲気じゃありませんけど....笑)

仕切り屋としてのマルは、他のプレスティッジ盤を聴いても、やはり一目置くべきなのでしょうか?
今日は、そんなマルに敬意を表し、カテゴリーは「v-x」にさせていただきました。

EARTHY / THE PRESTIGE ALL STARS
1957年1月25日録音
MAL WALDRON(p) ART FARMER(tp) HAL McKUSICK(as) AL COHN(ts) KENNY BURRELL(g) TEDDY KOTICK(b) ED THIGPEN(ds)

1.EARTHY
2.WHAT'S NOT
3.I WOULDN'T
4.THE FRONT LINE
5.DAYEE