疑惑のSTAP細胞論文について、理研が調査結果を発表し、小保方晴子研究リーダーによる捏造があったと結論付けた。しかしこれに対し小保方氏が全面的に反論、理研に対し不服申立てを行う意向だという。まだまだ全面解決には時間がかかりそうだ。
この一連の問題に関しては、次々と疑惑が噴出しているため、ほとんどの人は不正、捏造という結論しかあり得ないと思っていたことだろう。理研の発表は予想通りの結果だったと言える。
しかしここでまた新たな問題が噴出した。捏造の当事者とされる小保方氏がこの理研の発表に反論、理研に対し不服申立てをすると事実上の「宣戦布告」をしたのだ。これには多くの人も予想してなかったのではないだろうか。
疑惑が発覚して以来、小保方氏は精神的にも不安定な状態が続き、憔悴し疲れきった状況で常に付き添いが必要という報道が流れていたので、今回の理研の発表にも観念し、自分の非を認め、然るべき処分を受けた後は表舞台から姿を消すだろうと思われた。
だが実際は自分の非を認めるどころか、理研が間違った発表をしたと言わんばかりの反抗姿勢を見せた。疲れきっている状況にもかかわらず反論するような力がどこから出てくるのだろうか。しかもどう見ても劣勢で勝ち目がない状況なのに、全面的に戦うという姿勢は何かに通ずるようなものがあると思える。
よくフェミニストが使う戦法には、どんな暴論でも何回も主張するうちに説得力を帯びてくるという継続主張的な戦法がある。女性が働くと社会が良くなる、結婚などしなくても良い、女性の人権を著しく傷つける、など自分に有利な主張ばかりを何回も何回も言い続ける。その結果、社会全体がフェミニズムで支配されてしまった。
首都圏、鳥取の連続殺人(不審死)の両被告が共に無罪を言い続けているのもこれと似たような戦法だろう。無罪だと言い続ければ少なくとも死刑は免れるのではないか、願わくば無罪を勝ち取れる可能性もある、こうした強かな目算があるに違いない。
小保方氏の場合も同じだ。STAP細胞は存在する、捏造はしていない、私は悪くない、こう言い続ければ何れ世間の風向きも変るのではないか、そういう目算があるのだろう。
だが、これら継続戦法には共通した特徴がある。それは確固たる論拠が存在しないということだ。そもそもフェミニズムに何の論拠があるというのか。先日の山梨市における講演会騒動の時に上野千鶴子は自身の過去の発言や著書などについて「天にも地にも恥じることはない」と断言した。しかし検索等で調べれば上野の問題発言は幾らでも出てくる。
首都圏、鳥取の連続殺人の両被告にしても同じだ。彼女らは共に、自分はやってない、自殺か事故死か何かだろうと無関係を装っている。被害者が1人だけで証拠らしきものも出ていないというなら誤魔化し通せるという自信も出てくるかも知れないが、複数の死者が出ているし、証拠は沢山挙がっているのだ。
小保方氏もこれと同様な状況と言えるのではないだろうか。疑惑は一杯ある。しかしそれらを全て単純ミスで済まそうとでも言うのだろうか。小保方氏は写真の間違いなどについて昨日釈明文を発表したようだが、そこに悪意がないと言い切れるのか。それに先日発覚した、若山教授がSTAP細胞作成依頼のために小保方氏に渡したマウスが途中で別物に摩り替わり、別物から生成された細胞が若山教授に戻された件はどうやって説明するのか。
もうこれらは単純に逃げ場を失った者が逆切れしているだけと言えるのではないだろうか。だから彼女らには到底勝ち目はないのである。しかし世の中には、フェミニズムのように、どんな問題発言をしようが、どんな突飛な政策を断行しようが、それを批判することすら許されないような圧力がかかっている。だからこそフェミニズムだけは生き続けてしまう。こうした反面教師の事例が人間社会に横たわっているからこそ、小保方氏のような逆切れでその場限りの言い逃れで済ませてしまおうという姑息な女が世間に蔓延してしまうのではないだろうか。
反面教師たるフェミニズム(家族破壊勢力)を世間から撲滅しなければ第二第三の小保方は登場してしまうのではないか。
・STAP不正「小保方さん一人で」…理研報告書 2014年04月01日 15時19分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140401-OYT1T50068.html
「第3の万能細胞」と世界の注目を集めた研究成果には、明白な不正があったと結論づけられた。
発表直後から多くの疑問が指摘された「STAP(スタップ)細胞」を巡り、理化学研究所の調査委員会が1日、公表した最終報告書。意図的な改ざんや捏造(ねつぞう)について、調査委は、研究チームのリーダー・小保方晴子氏(30)が単独で行ったと認定した。小保方氏は記者会見に姿を見せず、科学界を揺るがす不正をした理由は明らかにされなかった。
理研内の専門家3人と外部の有識者3人の計6人全員が顔をそろえ、東京都内で午前10時半から始まった調査委の記者会見。200人を超える報道陣を前に、石井俊輔委員長は「不正行為は小保方さん一人で行った」と述べ、あくまで小保方氏による改ざんや捏造が今回の問題の背景にあるとの考えを示した。
・STAP論文不正、小保方氏らの処分検討 野依理事長、論文取り下げ勧告へ 再現実験に1年 2014年04月01日 17時48分
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/01/news129.html
理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーなどが英科学誌「Nature」に発表した「STAP細胞」の論文に関する調査で、ねつ造・改ざんに当たる不正があったと認定されたことを受け、理化学研究所の野依良治理事長らが4月1日午後に都内で会見を開いた。野依理事長は「誠に遺憾。科学社会の信頼性を損なう自体を引き起こしたことに対して改めてお詫びします」などと謝罪した。
小保方氏や理研所属の共同研究者らの処分については、懲戒委員会を設置して検討する。野依理事長は「場合によっては私を含む役員の責任も、しかるべき段階で厳正に対処しないといけないと思っている」と、自らの処分についても言及した。
外部有識者から成る「改革委員会」を設置し、第三者の視点から体制を検証してもらった上で、野依理事長を本部長とする「改革推進本部」(仮称)を設置して再発防止策を実施していく。また、理研内部でSTAP現象の再現実験を行い、外部の研究者の検証実験にも協力する。
小保方氏は調査結果に「とても承服できない」と不服申し立てを行う意向。不服申し立てを受けた場合は再度調査を行った後、研究不正が確定した段階で野依理事長から論文の取り下げを勧告する。
■若手リーダー抜擢あだに 「規範作りたい」と野依理事長
調査委の報告では、小保方氏の研究ノートは3年間で2冊しかないなどずさんなデータ管理が浮き彫りになっており、小保方氏をユニットリーダーとして採用したプロセスにも疑念が集まっている。小保方氏が所属する理研発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)の竹市雅俊センター長によると、小保方氏は公募で採用。研究計画の提出とプレゼンなどを通じ、「非常に優れた若手研究者」と評価していたという。
理研CDBはこれまでにも、20代の若手研究者をユニットリーダーとして抜擢し、成果をあげてきた。「CDBには27歳や29歳のユニットリーダーがおり、大きく成長して有名大教授になった人もいる。若い人には大きな可能性があり、経験のなさはメンター制度などで補える。世界で成功している研究所は多様性が高い。カルチャーを勉強して規範を作りたい」(野依理事長)
今回の問題は、抜擢した若手研究者の倫理観・経験の不足と、サポートすべき研究者の指導力不足が原因と判断。外部有識者から成る「改革委員会」を設置し、データの取得・管理から成果の発表までのプロセスを再点検した上で、野依氏を本部長とする改革推進本部で再発防止に取り組んでいく。
■再現実験に1年 外部研究者への講習も
野依理事長主導のもと、STAP現象の再現実験も行う。理研CDB特別顧問の相澤慎一氏を実験総括責任者、論文の共著者で理研CDBプロジェクトリーダーの丹羽仁史氏を研究実施責任者として、4月1日から約1年にかけて検証する。開始4カ月をめどに中間報告、実験終了をもって最終報告を実施。理研外部からの研究者の問い合わせにも真摯に対応するほか、手技講習の実施も検討する。
また、共同研究者で小保方氏の指導に当たった理研CDB副センター長の笹井芳樹氏もコメントを発表。疑惑発覚以降、笹井氏のもとに寄せられていた質問のうち主だったものについてはまとめて回答・解説することを検討しているという。
■小保方氏、調査委の報告に「当惑」
会見では、「多数の疑惑が指摘されている中、調査委員会が調べた疑念は6点のみで、疑惑の全体像や不正の動機などは明らかになっていない。理研内部の人が委員長を務める委員会ではなく、外部の委員による第三者委員会で改めて調査すべきでは」との指摘が記者から相次ぎ、野依理事長は「是非そうしたい」と応じた。
調査委の最終報告書は、川合眞紀研究担当理事が小保方氏に直接会って説明し、手渡したとう。小保方氏は弁護士を同伴しており、報告書の内容に「だいぶ当惑していた」という。今後は懲戒委員会から小保方氏への聞き取り調査が行われるほか、動機を含めた全容解明に向け、理研からも「できる限り話を聞いていきたい」(川合氏)とした。
小保方氏の心身の状態については「研究発表後から、今までにない環境で心身ともに疲れ切っている」(同氏)状態で、理研にも出勤していないという。本人による会見は、調査委員会による調査中の段階では理研が禁じていたが、調査が終わった現段階では禁止していない。「本人が是非会見したいならば、理研としては、安全性を確保した上で協力する」(同氏)
・「彼氏に会う」1歳置き去り容疑の母逮捕
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140329-1277575.html
大阪府警淀川署は29日、JR新大阪駅のトイレに長女(1)を置き去りにしたとして、保護責任者遺棄の疑いで兵庫県尼崎市西難波町、飲食店従業員松下由香菜容疑者(22)を逮捕した。長女にけがはなかった。
淀川署によると、松下容疑者は「新しくできた彼氏に会うため置いていった」と供述している。
逮捕容疑は、28日午後9時ごろ、大阪市淀川区のJR新大阪駅3階の多目的トイレに、長女を置き去りにした疑い。
約20分後にトイレの前を通りがかった女性が泣き声に気付き、長女は駅構内の交番に連れて行かれた。松下容疑者は置き去りにする前、託児所を探してこの交番に寄っており、松下容疑者は託児所に電話して連絡先を残していた。(共同)
[2014年3月29日23時4分]
・「慰安婦=性奴隷」幻の反論文書を入手 政府「国連報告は不当」 2014.4.1 09:18
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140401/plt14040109250005-n1.html
慰安婦募集の強制性を認めた平成5(1993)年の河野洋平官房長官談話を引用し、慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した96年2月の「クマラスワミ報告書」について産経新聞は31日、日本政府がいったん国連人権委員会(現人権理事会)に提出しながらすぐに撤回した反論文書を入手した。文書は報告書を「極めて不当」「無責任で予断に満ち」「歴史の歪曲に等しい」と厳しく批判したが、非公開のため「幻の反論文書」となっている。
文書はクマラスワミ報告書が国連人権委に提出された直後の96年3月にまとめられたもので全42ページ。撤回した理由について、複数の外交筋は「反論することで、かえって慰安婦問題の議論を起こしかねないと懸念したためだ」と述べる。
報告書は、強制連行の証拠はみつかっておらず「もっぱら被害者自身の口頭証言に基づく」と指摘しながらも、河野談話を根拠として、強制連行を認定した。
これに対し反論文書は、クマラスワミ報告書を「偏見に基づく」「随所に主観的な誇張」などと強調。報告書が明確な誤りの多いオーストラリア人ジャーナリストのジョージ・ヒックス氏や、戦時中に下関で労務調達に従事し「奴隷狩り」で慰安婦を集めたと虚偽証言した吉田清治氏らの著作を引用していることから、「本来依拠すべきでない資料を無批判に採用」と批判した。
法的議論についても、報告書が日本の法的責任を求めたことを「誤った国際法の解釈」とし、「およそ法的には成り立たない恣意(しい)的な解釈に基づく政治主張」と突っぱねていた。
日本政府は反論文書を撤回後、元慰安婦への支援を行うアジア女性基金の取り組みなどを説明し、報告書の否定を求める記述を削除した「日本の施策」とする文書に差し替えた。
報告書の慰安婦問題に関する部分への国連人権委の評価は「留意(テークノート)」にとどまった。当時の日本政府関係者は事実上、不採択の扱いになったとの見解を示し「国際的にはぎりぎり話を収めた」と語るが、報告書の事実誤認は正されなかった。
【クマラスワミ報告書】 国連人権委員会の「女性に対する暴力」特別報告官に任命されたスリランカ出身の女性法律家、ラディカ・クマラスワミ氏が日本や韓国を訪問し、戦争被害者らから聞き取りし、まとめた報告書。北朝鮮には代理人が訪れ調査した。慰安婦に関する記述は「付属文書1」として添付された。日本政府に対し法的責任の受け入れと被害者への補償など6項目を勧告している。
・小林旭の「演技指導いじめ」で降板 東てる美FBで激怒の背景 2014.03.27 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20140327_248352.html
小林旭(75才)と浅丘ルリ子(73才)という、かつて事実婚状態にあったふたりの44年ぶりの共演で話題となった舞台『熱き心で突っ走れ!』が、今年も3月19日から始まった(6月30日まで)。しかし、その裏で大きなトラブルが勃発していた。
《初日4日前の一昨日の夜、突如、降板させられ出演しなくなりました》
自身のフェイスブックにこう綴ったのは、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で泉ピン子(66才)演じる小島五月の小姑役を演じた東てる美(57才)だった。1974年に日活で初出演を果たした東にとって、日活ニューフェイス3期生の小林は大先輩にあたる。しかし、東はフェイスブックでこう怒りをぶちまける。
《先輩では有りますが小林旭氏の執拗なまでの演技指導??あれはイジメとしか言いようが有りません》
《イジメで自殺する人の気持ちがわかります》
一体何が起きているのか。事情を知る芸能関係者が明かす。
「東さんは今回からキャスティングされたんですが、病気で途中降板をした人が出た関係で急遽、彼女の役が、小林さんのお母さん役に変わってしまったんです。20才ほど年上の小林さんの母親役というのはそもそも無理があったんですが、東さんは公演が近かったこともあり、やむを得ず引き受けたんです。ですが、本読みになると“声が若すぎる”“それじゃダメだ”と小林さんの執拗な演技指導が始まったみたいで…」
小林の母役とはいっても、舞台の設定上は30代。それゆえ東が「30代の役なので、そんなしゃがれた声じゃなくてもよいのでは?」と提案しても、小林は全く聞く耳を持たなかったという。
「声から始まった演技指導は舞台上での立ち位置やセリフの間へと広がっていき…。小林さんは東さんだけを毎日のように怒鳴ってました。東さんとしては最後までやり通すつもりだったんですが、結局は小林さんから何の説明もないまま突如降板させられた形になったんです。後日、舞台を運営する会社から東さんには謝罪があったのですが、小林さんからの謝罪はないまま…。東さんは“弁護士を立てて抗議する”とブチ切れたんです」(前出・芸能関係者)
東の怒りはとてもおさまりそうもないが、はたして裁判にまで発展するのだろうか。
※女性セブン2014年4月10日号