24日、夏見台の調律師さんが、教会のピアノを調律してくださいました。3時間半かかりました。前半は丁寧にパーツを外して掃除して、部品の細かい調整をして、その後、調律に入りました。長く調律していない割には、それほど音はずれていなかったようです。会堂が比較的乾燥しているのと、使用頻度があまり高くないせいでしょうか。音色の調整もしてくださって、素人でもわかるぐらい以前よりも柔らかな音色になりました。
調律師さん曰く、基準の音A(ラ)は、もともと440ヘルツだったのだけれど、今は442ヘルツなのだとか。その方がオーケストラが演奏しても華やかになるからだんだんそうなっていったんだって。へ~、基準の音をかえちゃうなんてすごいな~。
さて、私たちの人生も調律が必要です。毎日時間を決めて、聖書を読んで祈る時間を持つならば、自己中心や罪から守られ、正しい音を奏でることができるでしょう。また私たちの音色(発する言葉や態度)は、きっと柔らかになり、人に恵みを与えることができるでしょう。
教会総会も年に一回の調律です。私たちの教会が、この世の汚れに染まることなく、聖さを保っているか、教会員相互のハーモニーは美しく保たれているか、教会会計が福音宣教のために、健全かつ積極的に運用されているか、私たちは一年に一度調律するのです。明日の総会が祝福されたひと時になりますように!
(「牧会コラム」より)