おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

食物銀行

2014-06-13 23:36:46 | 教会

今日は、王牧師と藩牧師(竹子坑教会)と一緒に、
食物銀行(フードバンク)の見学に行ってきました。
ずっと行きたかったのですが、
何せ2ヶ月に1回しか機会はなく、
その日に都合が悪いとさらに2ヶ月待たなければいけないのです。
というわけで、
今日やっと行けました♪ 

台湾には北部、中部、南部と3つの食物銀行がありますが、
中部の食物銀行は南投の竹山というところにあります。
車で40分、意外と遠かったです。

そこには広い敷地に大きな倉庫があり、
そのうち一つを食物銀行で利用しています。

食物銀行については、以前このブログでも書いたことがあります。

今日、聞いたところによると、
1999年の台中大地震の後、
被災者の救済のために宣教師が立ち上げた組織だそうです。

企業からお米やシリアル類、食用油や醤油、缶詰、
洗剤などの日用品などの寄付を募り、
それを貧しい人に再分配するのが目的です。

寄付をした企業は、
税金の控除を受けられます。
彼らにも利点があるからでしょう、
クリスチャン企業に限らず、
多くの企業の協力を得られています。

それらの食べ物や日用品などを必要な家庭に届けるために、
2ヶ月に一度、
教会のボランティア(多くは牧師)が物資を取りに来ます。
この日は、約50教会からボランティア来ていました。
北部や南部の食物銀行には、
もっと多くの教会が協力しているようです。

立新教会は、現在9家族を援助しています。
竹子坑は12家族です。
それぞれの家を訪問し、
安否を確認し、
拒否されない限り、祈って帰ってきます。

そのような貧しい家庭は地域の学校が紹介してくれるようです。
社会の中で教会が信頼され、
良い役割を果たしているのでしょう。

貧困問題は、日本にとっても、
今やとなりの国の話しではないはず。
聞けば東北の教会の団体が、
今度台湾の食物銀行を見学に来るとか…。

はい、学ぶところは大いにあると思います! 

 

コメント
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