おかあちゃん牧師の日記

新船橋キリスト教会の牧師です!
日々の生活のこと、教会のこと、
家族のことなどを書いています!

S伝道師

2013-07-16 22:53:39 | 教会

竹子坑教会のS伝道師ご家族が、
今日インドネシアに発ちました。
奥様がインドネシアの華僑の出身なので、
しばらくの里帰りです。

写真は先週の火曜日行われた竹子坑、立新教会合同の
課輔班スタッフによるS伝道師家族の送別会です。 
そうです。
S伝道師はこの7月をもって、
教会を辞することになりました。 

神学校時代から竹子坑教会で奉仕していた彼は、
神学校を卒した後、
そのまま伝道師として竹子坑教会に残り、
教会に仕えてきました。 

彼が来てくれたから、
王牧師は竹子坑教会を辞して、
立新教会を開拓することができたのです。

ところがこの一年、
S伝道師はいろいろと苦労してきました。
まっすぐで、伝道熱心、
正義感が強く、曲がったことが大嫌いな彼は、
何度も教会の長老や長老夫人とぶつかって来ました。

台湾の協同会の教会には、
長老、執事などの職務は基本ないのですが、
竹子坑教会の場合は特殊で、
10年以上前に分裂した長老教会の何家族かが、
竹子坑教会に移って来た歴史があるので、
長老と呼ばれる人が3人いるのです。

月に一度、
S伝道師ご夫妻と分かち合いと祈りの会を持ってきた私たちは、
問題が起こる度に、
どう対処したらいいのかいっしょに祈って考えてきました。

若くて配慮が足らなかった部分もあるでしょう。
急激な変革を求めすぎたとも言えるでしょう。
でも、彼の実直な態度に、
私たちは学ぶことも多くありました。

S伝道師の奥さんのことも私は大好きでした。
インドネシア生まれのインドネシア育ち、
でも中国語も台湾語も流暢に使いこなし、
私たちと祈るときには涙することも多かったけれど、
基本、いつも笑顔で、
純粋にイエス様を愛し、家族を愛し、教会を愛していた…。 
ステキな女性だったのです。

竹子坑教会とはうまくいかなかったけれど、
若い彼らの賜物が生かされて奉仕できる場所が、
きっとどこかにあるはず。

続けて彼らのために祈っていきたい。
そしてずっと友達でいたい…。

コメント
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