クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-05 No.16-1

2011年05月23日 19時14分32秒 | Weblog
<Classic Concert>
[管楽器特集]
CCR 62032 ¥1980
(1)ヨーゼフ・ホロヴィッツ(1926-):クラリネット・ソナタ
(2)ヴェルディ:リゴレット幻想曲(ルイージ・バッシ)
(3)ヴェルディ:トラヴィアータ幻想曲(ドナート・ロヴレーリオ)
(4)C.P.Eバッハ/ペーター・ヴェーゼンアウアー(1966-):フェルディジェット
(5)ストラヴィンスキー:3つの小品
(6)フランセ:主題と変奏
(7)ドビュッシー:クラリネットのための第1狂詩曲
(8)ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2、道化師Op.3-4
(9)マーク・グレンワース(1960-):ギルバートのためのブルース
フェルディナント・シュタイナー(Cl)ミヒャエル・ヴァインガルテン(Pf)
(1)ファウスト・クインタバ(Pf) 
(4)(9)アンドレアス・シュタイナー(Perc,Drums) 
(4)イバイロ・ヨルダノフ(Cb)
シュタイナーは1970年生まれ、ウィーン音楽大学でペーター・シュミードルら
のもとで学び、現在、ザルツブルク・モーツァルテウム管等のソリストを務
めている。

CCR 62029 ¥1980
(1)ジュール・デメルスマン:オリジナル主題による幻想曲
(2)クライスラー:愛のかなしみ、愛の喜び、美しきロスマリン
(3)エルヴィン・シュルホフ:ホット・ソナタ
(4)ラヴェル:ハバネラ形式の小品
(5)フランセ:5つの異国風舞曲
(6)ペドロ・イトゥラルデ(1929-):小さなチャルダシュ
(7)ルディ・ヴィードーフ(1893-1940):Sax-O-Phun、サクソフォビア
(8)M.L.レイク(1879-1955):ヴィードーフのルバート
ヤン・シュルテ-ブネルト(Sax) フローリアン・フォン・ラドヴィツ(Pf)
シュルテ-ブネルトは1976年生まれ。ベルリン芸術大学、アムステルダム 
スヴェーリンク音楽院でアルノ・ボーンカムプらのもとで学んだ。
ペドロ・イトゥラルデはスペインのもっとも有名なJAZZ Sax奏者。ヴィード
ーフはSaxphone演奏史上のパガニーニのような名人。

CCR 62024 ¥1980
(1)フランソワ・ボルネ(1840-1920):カルメン幻想曲
(2)ライネッケ(1824-1910):
フルート・ソナタ ホ短調 Op.167「ウンディーネ」
(3)クーラウ(1786-1832):
ウェーバーの「オイリアンテ」の主題による序奏と変奏曲
(4)ドゥヴィエンヌ(1759-1803):フルート・ソナタ ヘ長調
ガブリエレ・ヘン(Fl)
スヴェン-イェルク・シュヌーア(Pf)
ブエノスアイレス生まれ、南ドイツ在住の美形フルート奏者、ガブリエレ・
ヘンが古典派、ロマン派、近代のフルートの名曲、難曲を華麗に吹きまくっ
ております。

CCR 62033 ¥1980
(1)スティーヴン・イェーツ(1957-):カント、ソルフェッジエートVII,III
(2)アンドリュー・フォード(1957-):d’amore
(3)トム・ロビン・ハリス(1941-):チェンバロ独奏のための2つの楽章
(4)エドウィン・マクリーン(1951-):霊感(2005)
(5)ジョン・メイローズ(1975-):ヴィヴァルディアーナ(2004)
(6)ロス・エドワーズ(1943-):Yanada(1999),Ulpirra
(7)カスパー・ブルックス(1960-):5つの鐘
(8)クリス・ラストヴィツカ(1973-):Laska
ジェフリー・ブルジェス(baroque Ob)
エレーヌ・フナロ(Cemb)
バロック・オーボエとチェンバロによる現代音楽のユニークな響きをお楽し
みください。
ブルジェスはレ・ザール・フロリサンで20年以上にわたりオーボエを演奏し、
現在はバロック・オーボエの権威としてグローヴ新音楽事典の編纂にも携わっ
ている。

CCR 62056 ¥1980
(1)ヴィヴァルディ:
フルート協奏曲ハ長調 RV443
フルート協奏曲ト短調 RV439「夜」
フルート協奏曲ニ長調 RV90「ごしきひわ」
フルート協奏曲ハ短調 RV441
(2)ピアソラ:タンゴの歴史(ホセ・カルリ編曲)
マリア・ルース(Fl dolce)
トーマス・フェオドロフ(指)アンサンブル・プリスマ
古楽アンサンブルとリコーダーのピアソラが実に新鮮な響きです。




<EURO ARTS>
20 58628(DVD-Video) ¥2900
字幕:仏英独蘭
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
トルステン・ケルル(T サムソン)
マリアンナ・タラソワ(Ms デリラ)
ニコラ・ミヤイロヴィッチ(Br ダゴンの大祭司)
ミルコ・ボロヴィノフ(Bs アビメレク)
タイル・ファヴェイツ(Bs ヘブライの老人)
ガイス・ヴァン・デア・リンデン(T 伝令) ほか
トマーシュ・ネトピル(指)
フランダース歌劇場交響楽団,合唱団
演出:オムリ・ニツァン,アミル・ニザル・ズアビ
装置、衣装:アシュラフ・ハンナ,アミル・ニザル・ズアビ
収録:2009年5月8日,アントワープ
たいへんに注目の映像が登場です。ベルギーのフランダース歌劇場で上演さ
れたサン=サーンスの「サムソンとデリラ」です。「サムソンとデリラ」と
いえば、デリラの有名なアリア「あなたの声に私の心は開く」やバッカナー
ルに代表されるように、官能性とエキゾティズムが特徴で、普段ははそこば
かりが強調されがちです。しかしこのフランダース歌劇場での上演では、イ
スラエル人演出家オムリ・ニツァン(語り草になっているサントリーホール
でのヴェルディ「ナブッコ」で演出をした人)と、パレスチナ人演出家アミ
ル・ニザル・ズアビの二人が共同で演出を担当、結果、現代のパレスチナ人
問題に鋭くメスを入れた舞台になっています。ここでは、ヘブライの民がパ
レスチナ人、ペリシテ人がイスラエル人と、構図を完全に逆転。したがって
サムソンはパレスチナ人の指導者です。冒頭、社交ダンスを楽しむ上流階級
の人々を奥に、貧しい身なりのパレスチナ人が嘆き、その中からサムソンが
声を上げると、上流階級の人々が露骨に嫌な顔をして去っていく、という場
面だけでも、かなり挑発的。アビメレクは白い制服のイスラエル軍人、ダゴ
ンの大祭司は黒い背広姿のイスラエルの政治家。デリラは金だけを信じる娼
婦。こうなると幕切れは当然の事態へと向かいます。この舞台の衝撃がいか
に大きかったかは、ベルギーで賛否両論になったのみならず、米国でもニュ
ーヨークタイムズがわざわざ記事に取り上げたことでも分かります。
刺激的な舞台に目が奪われがちな映像ですが、音楽面での充実も特筆せねば
なりません。このオペラはサムソンに存在感がないと始まりませんが、今も
っとも脂の乗っているヘルデンテノール、トルステン・ケルルのサムソンが
圧倒的。張りのある逞しい声はもちろん、虐げられたものの屈折感まで見事
に表現、歴代の偉大なサムソン歌手と比較しても十分立派なサムソンです。
デリラは、ロシア、サンクトペテルブルグ出身のメッゾソプラノ、マリアン
ナ・タラソワ。近年活躍が著しく、2008年3月、新国立劇場での「アイーダ」
でアムネリスを歌っていました。ダゴンの大祭司のニコラ・ミヤイロヴィッ
チは、1973年、セルビア、ベオグラード生まれのバリトン。太く押しの強い
バリトンの声と立派な体格で、堂々とした存在感があります。さらに今人気
沸騰中のチェコの指揮者、トマーシュ・ネトピルが、切れば血が噴き出すよ
うな鮮度の高い音楽を生み出し、サン=サーンスが当時としてはかなり斬新
な音楽を書いていたことを改めて実感させてくれます。
陳腐化していた「サムソンとデリラ」に、逆転の発想で刺激を与えたこの舞
台、これは見逃せません!

20 53798(DVD-Video) ¥2900
字幕:伊英独仏西
ヘンデル:「セルセ」
ポーラ・ラスマッセン(Ms セルセ)
イサベル・バイラクダリアン(Ms ロミルダ)
サンドリーヌ・ピオー(S アタランタ)
アン・ハレンベリ(Ms アルサメーネ)
パトリシア・バードン(Ms アマストレ)
マルチェッロ・リッピ(Bs アリオダーテ)
マッテオ・ペイローネ(Bs エルヴィーロ)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク,
ルートヴィヒスハーフェン合唱団
演出:ミヒャエル・ハンペ
収録:2000年6月2、3日、ドレスデン
以前、他2作品と併せてセットになっていた「セルセ」のDVDが単売になりま
した。「オンブラ・マイ・フ」で有名なヘンデルのイタリアオペラ「セルセ」
の初映像として非常に話題になったものです。ラスマッセン、バイラクダリ
アン、ピオー、ハレンベリ、バードンと、ヘンデルを得意とする女性歌手が
ずらりと並び、それをバロックオペラの雄、ルセが指揮、ヘンデルのオペラ
の醍醐味がたっぷりの音楽になっています。ハンペの、堅実かつ知的な視点
の冴えた演出も見ものです。




<ELOQUENTIA>
EL 1125 ¥2380
J.S.バッハ:フーガの技法(ヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏による)
SIT FAST(ヴィオール・コンソート)酒井淳、
イサベル・サン=イヴ、トマ・ドゥ・ピエルフ、ジョス・チートハム
ヴィオラ・ダ・ガンバ特有の、肌にぴたりと吸いつくような音色で聴く、
フーガの技法。ヴィオラ・ダ・ガンバによるフーガの技法といえば、フレッ
トワークの名盤がありますが、あちらは6重奏。こちらの盤は4重奏による
フーガの技法です。冒頭の主題提示から、ヴィオラ・ダ・ガンバのなめらか
で吸いつくような音色が鮮烈に耳に響きます。バッハが腕によりをかけて書
いたフーガの緻密建築作品を、4人の奏者がしっとりと見事に空間に描いて
いきます。
SIT FASTのFASTは、スピードとは何の関係もない言葉。「しっかりと座りな
さい」、ひいては「油断するな」、「心してかかれ」、といったような意味
のアンサンブルです。メンバーの酒井はルセ率いるレ・タラン・リリクでも
研鑽を積んだ75年生まれの奏者。チートハムはラ・フォル・ジュルネ音楽祭
にも来日、PARADIZOレーベルからリリースもある実力派。個性豊かなメンバ
ーによる魅惑の音色のアンサンブルをたっぷりと味わいながら聴きたい1枚
です。

EL 1127 ¥2380
カルミナ・ブラーナ(中世版-ルネ・クレマンシック校訂の現代譜に基づく)
エマニュエル・ボナルド(指)
アンサンブル・オブシディエンヌ
録音:2010年8月
カルミナ・ブラーナといえばオルフですが、オルフはこの中世に生まれたカ
ルミナ・ブラーナ(中世の吟遊詩人らによって書かれた詩の集大成、節をつけ
てうたわれ、通常楽器伴奏も伴う)に衝撃を受けて作品を書きました。中世
の詩人たちによって書かれた詩には、ワインのこと、恋のこと、ちょっぴり
の宗教性を感じさせるもの、ちょっぴりいやらしい性的なものなど実に様々
な内容のものが含まれます。ジョングルール(吟遊詩人)の集まりであると
名乗るこのアンサンブル・オブシディエンヌは、カルミナ・ブラーナのエッ
センスともいえる名曲をセレクト、伴奏の楽器も当時の楽器にちかいものを
採用、男声女声の設定も作品の内容や雰囲気にあわせて為されています。実
に様々な内容の歌たちを、鮮やかによみがえらせて聴かせます。




<ORFEO>
ORFEO 829112 2枚組(1枚価格) ¥2450
[CD 1]
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
バイバ・スクリデ(Vn)
サカリ・オラモ(指揮)
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2009年1月29日ストックホルム、コンサート・ホール(ライヴ・デジタル)
[CD 2]
・ブラームス / ヨーゼフ・ヨアヒム編:ハンガリー舞曲集WoO 1(全21曲)
バイバ・スクリデ(Vn) ラウマ・スクリデ(P)
録音:2010年11月7-9日ミュンヘン、グリュンヴァルト、
アウグスト・エファーディング・ザール(セッション・デジタル)
(バイエルン放送との共同制作)
1981年ラトヴィアのリガに生まれ、2001年にエリザベート王妃国際コンクー
ルのヴァイオリン部門で第1位に輝いたバイバ・スクリデ。すでにコンサート
とレコーディング双方で着実にキャリアを重ねていますが、コンクール制覇
以来10年の節目にあたる2011年、ORFEOよりあらたなスタートを切ることにな
りました。記念すべき専属リリース第1弾はブラームス。2009年にライヴ収録
された「ヴァイオリン協奏曲」と、2010年に妹ラウマ・スクリデとデュオを
組み、セッション録音した「ハンガリー舞曲集全曲」という豪華2本立ての
ラインナップです。

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11-05 No.16-2

2011年05月23日 19時13分44秒 | Weblog
<harmonia mundi France>
HMD 9909028(DVD-Video) 2枚組 ¥4500
HMD 9809028(Blu-Ray) ¥5150
字幕:英独仏
ヘンデル:「ベルシャザル」
ケニス・ターヴァー(T ベルシャザル)
ローズマリー・ジョシュア(S ニトクリス)
ベジュン・メータ(CT サイラス)
クリスティーナ・ハマーストレム(Ms ダニエル)
ニール・デイヴィス(Br ゴブライアス)
ルネ・ヤーコプス(指)ベルリン古楽アカデミー,RIAS室内合唱団
演出:クリストフ・ネル
収録:2008年7月,エクサン・プロヴァンス
ヤーコプスのヘンデルがついに映像になりました!2008年7月に、エクサン
・プロヴァンス音楽祭で上演された「ベルシャザル」です。「ベルシャザル」
は1744年に作曲されたオラトリオで、英語で歌われます。初演は1745年3月27
日に行われました。ヘンデルのオラトリオは演奏会上演を前提としています
が、多くのオラトリオは物語性が強く、この「ベルシャザル」も十分舞台上
演が可能な程度です。物語は、名高いペルシャの王キュロスによる新バビロ
ニア王国滅亡に基づいており、旧約聖書のダニエル記などに描かれているエ
ピソードから台本が作られています。ベルシャザルとは、新バビロニア王国
最後の王の王子で、ここでは王として描かれています。
ヤーコプスがヘンデルを指揮すると熱が入るのが常です。ここでも音楽はじ
つにダイナミックで、ヘンデルならではの生々しい感情描写が存分に楽しめ
ます。もちろん歌手も高水準。中でもサイラスのベジュン・メータ、至難な
アリアも惚れ惚れするほど見事に歌い切り、圧倒的。さらに近年モーツァル
ト、ロッシーニのテノールとして活躍する米国のテノール、ケニス・ター
ヴァーのベルシャザル、英国の美声古楽ソプラノ、ローズマリー・ジョシュ
アのニトクリス、スウェーデン出身でやはり古楽畑で活躍するクリスティー
ナ・ハマーストレムの神秘的なダニエル、そしてヤーコプスが「メサイア」
のソリストにも起用したウェールズのバス=バリトン、ニール・デイヴィス
のゴブライアスと、ヤーコプスらしいこだわりの強い配役です。
演出のクリストフ・ネルは、1944年、シュトゥットガルト生まれの、今非常
に人気のある演出家です。ここでは、様式化された城壁を広げた舞台に、古
代風の衣装と現代風の衣装を混ぜ込んだ舞台作りをしており、楽しめる舞台
になっています。
「ベルシャザル」のDVDは初めて、もちろんBlu-Rayでも初めて。鮮明映像で
ヤーコプスのヘンデルをお楽しみください!




<Hungaroton>
HCD 32654/5 2枚組 ¥4160
グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー:音楽カレンダー
1月に/2月に/3月に/4月に/5月に/6月に(水無月)/7月に(乾草月)/
8月に/9月に(秋月)/10月に(酒月)/11月に(冬月)/12月に(降臨月)
バラージ・マーテー(指)
アウラ・ムジカーレ
グレゴール・ヨーゼフ・ヴェルナー(1693-1766)はバロック末期から初期古典
派のオーストリアの作曲家。エステルハージ候の宮廷楽団を高い水準に引き
上げましたが、ハイドンに引き継がれたことを逆恨みし、陰口を言いまくり
「へぼ歌作り」とまで罵倒したサイテーさで音楽史に名を留めています。典
型的な「負け組」作曲家で、今日その作品を聴く機会はほとんどありません
が、「音楽カレンダー」は一年12カ月を描写したもので、ヴィヴァルディの
「四季」に匹敵する巧みさに満ちています。各月は4-5曲の小品から成り、
それぞれに季節感あふれるタイトルが付いています。いろいろなBGMにもピッ
タリで、非常に日本人好みと申せましょう。アウラ・ムジカーレはハンガリ
ーを代表する古楽器団体。

HCD 32691 ¥2080
シャーンドル・ヴェレシュ:
(1)弦楽四重奏曲第1番(1931)
(2)同第2番(1937)
(3)弦楽三重奏曲(1954)
アンサンブル・デ・ゼキリブル
【アニエス・ピカ、セシル・グイロン(Vn)、マガリ・ドムセ(Va)、
ヤンニク・カリエ(Vc)】
世界初録音。シャーンドル・ヴェレシュ(1907-1992)は交響曲第1番を皇紀
2600年に献上したことで、日本人には特別な存在です。彼の弦楽四重奏曲は
世界初録音ですが、バルトークの傑作を思わす辛口の作風で、ハンガリー弦
楽四重奏史上の重要作に数えられます。戦後の弦楽三重奏曲は十二音技法に
基づく野心作。2006年創設のフランスの弦楽四重奏団アンサンブル・デ・ゼ
キリブルは、同時代の知られざる作品の開拓に力を入れる実力派。

HCD 32671 ¥2080
ベンダ兄弟:フルートソナタ集
(1)ゲオルク(イジー)・ベンダ:
フルートソナタ ヘ長調/変ロ長調/イ長調/ト長調
(2)フランツ(フランティシェク)・ベンダ:フルートソナタ ニ長調/ホ短調
ヴェロニカ・オロシュ(Fl)、コウシャイ・マハディ(バロックVc)、
アンゲリカ・チズマディア(Cem)
ボヘミアの音楽一族ベンダ家からは多くの作曲家が輩出されていますが、な
かでもフリードリヒ大王に仕えたフランツ(1709-1786)と、その弟で教会音楽
とメロドラマの作曲で知られたゲオルク(1722-1795)のフルートソナタ集。独
奏者オロシュはフランツ・リスト音楽院でローラーント・コヴァーチとヤー
ノシュ・バーリントに師事、数々の室内楽コンクールに入賞した実力派。現
在ブダペスト・コンチェルト管の第一奏者を務めています。

HCD 32683 ¥2080
エルケル:合唱曲集
(1)ハンガリー国歌/(2)第1ハンガリー王国国歌/(3)輪舞/(4)歌手の行進
/(5)誰のために杯を干すか/(6)あなたがくれるなら、結婚するわ
(7)ペスタロッチの記念年祝典のための合唱曲/(8)熱望して/(9)死へ
(10)第2ハンガリー王国国歌/(11)イシュトヴァーン王-歌劇の合唱曲
(12)ハンガリー・カンタータ
サビナ・シュネーレル(Sop)、メルセデス・ハイム(コントラルト)、
バマ・コヴァーチ、シャーンドル・ケチケーシュ(Ten)、
ヤーノシュ・ファートライ、ラースロー・イェクル(Br)、
デメテル・ピンテール(Bs)、ベーラ・バルトーク男声合唱団、
ペーチ大学女声合唱団、ムジカ・ノストラ女声合唱団、
イシュトヴァーン王歌劇合唱団、MAV交響楽団、
タマーシュ・ラクネル、アーコシュ・ショモジヴァーリ(指)
フェレンツ・エルケル(1810-1893)はリストと同時期のハンガリーの作曲家。
本領はオペラですが、何と言ってもハンガリー国歌の作曲者として記憶され
ます。ここではハンガリーの合唱団が、主に彼の愛国的な作品をとりあげて
いますが、さすがの巧さと熱い思いが感動的。ハンガリー色濃厚な国歌も本
当に名作と聴き惚れてしまいます。

HCD 32574 ¥2080
レンドヴァイ:
(1)天国-ヨハネの黙示録より(2004)
(2)レクイエム(2003)
ラースロー・イェクル(Bs)、イングリート・ケルテシ(Sop)、
ラースロー・ティハニ(1)、ラースロー・コヴァーチ(2)(指)
MR交響楽団、同合唱団
カミルロー・レンドヴァイ(1928-)はフランツ・リスト音楽院名誉教授を務め
る長老作曲家。主にオペラで知られますが、宗教曲も胸に迫るもののある逸
品です。

HCD 32484 ¥2080
ティハニ:空想旅行
(1)エンバンクメント埠頭からの帰り道/(2)夜の節々/(3)海王星通過
(4)衛星トリトン/(5)アティス/(6)マーラーの不思議な角笛
アンサンブル・インターモデュレーション(1)(4)(6)、
ジグモンド・サットマリー(Org)(2)、ガーボル・エックハルト(Pf)(3)、
ジェルジ・ラカトシュ(Fg)(4)、ペーテル・ショモジ(Vn)(5)、
アンドレア・メラート(Ms)(6)、ゾルターン・メジェシ(Ten)(6)
ラースロー・ティハニ(1956)は、ハンガリーの中堅作曲家。このアルバムは
聴き手を約1時間の空想旅行に誘う好企画。ショルティ未亡人と散策したロン
ドンのエンバンクメント埠頭に始まり、ティハニ幼少期の悪夢の思い出から、
宇宙に出て、ピアノ独奏による海王星と、ファゴットが主役の衛星トリトン
を巡った後、時空を超えて古代ギリシャのアティスに会い、さらに20世紀初
頭でマーラーにも会います。ここでは、詩集「子供の不思議な角笛」になか
でマーラーが作曲しなかった詩に附曲するという興味深い試みを行っていま
す。

HCD 32594 ¥2080
メッセージ-ハンガリー若手作曲家たちによるツィンバロン作品集
(1)イローナ・メシュコー:水車小屋の歌/3つの小品/ポエジー
(2)ペーテル・ゾムボラ:前奏曲/インスチチューチオI/A
(3)マーテー・ベッラ:メッセージ/メッセージ02
(4)バラージュ・ホルヴァート:
砂利道-Z.イェネイ65周年のために/さらなるシリーズ
(5)ダーニエル・ディニェーシュ:序曲、エアとドゥーブル
(6)マールトン・ケレークフィ:ラプソディ
ベアータ・モーリ(ツィンバロン)
ハンガリーの民俗楽器ツィンバロン。ここでは6人のハンガリーの若い作曲家
たちが、ツィンバロンの効果と可能性に着目して書き下ろした新作を集めて
います。演奏はモデルばりの美貌を誇るハンガリーの女流ツィンバロン奏者
ベアータ・モーリ。いずれもモーリのために書かれ、名人芸と不思議な表現
力を発揮させています。

HCD 32636 ¥2080
バラッシャ:室内管弦楽曲集
(1)序曲と情景 Op.103(2008)/(2)セゲド協奏曲 Op.88(2004)/
(3)夏の音楽 Op.89(2004)/(4)ナプヘジへのハイキング Op.81(2003)
ベーラ・ドラホシュ(Fl)(3)、
リハルト・ヴェニンゲル(指)ヴェイネル・レーオ室内管弦楽団(1)(2)、
ベーラ・ドラホシュ(指)ブダペスト・ストリングス(3)(4)
シャーンドル・バラッシャ(1935-)は現代ハンガリー作曲界を代表する大物の
ひとり。彼が2003-2008年に作曲した新作オーケストラ曲を集めたアルバムの
登場です。バロック、古典派の音楽形式をふまえつつ、ハンガリーの民族色
や独特の調性感を示しています。

HCD 32651 ¥2080
ファルカーシュ:ハープ作品集
(1)ハープ小協奏曲(1937/1994)/(2)古いハンガリーの旋律(1937)
(3)ソナチネ(1972)/(4)羊飼いの踊り(1975)
(5)シェイクスピアの「十二夜」4つの歌(1954-83)
(6)シェイクスピアの「お気に召すまま」組曲(1939-69)
(7)4つの前奏曲(1987)/(8)アレグロ・インペトゥオーソ(1991)
(9)17世紀のハンガリー舞曲集(1939-69)
メリンダ・フェッレタール(Hp)、クリスティナ・コーニャ(Sop)(5)、
ペーテル・ショモジ(Vn)、バラージュ・トート(Va)(6)、
ベーラ・ドラホシュ(指)
ブダペスト・コンチェルト管弦楽団(1)
フェレンツ・ファルカーシュ(1905-2000)は20世紀ハンガリーの大作曲家の
ひとり。ハンガリー人の手による最初のハープ協奏曲は、第2次世界大戦で
パート譜が消失したため、1956年から新しい伴奏を作り直し、約半世紀後に
完成しました。そのほか、古い伝承舞曲の改編やシェイクスピア劇の付随音
楽まで多彩かつ美しく効果的なものとなっています。独奏のメリンダ・フェ
ッレタールはモスクワ音楽院でヴェラ・ドゥーロワに師事した名手。現在は
セゲド音楽院で教鞭もとっています。

HCD 32656 ¥2080
シュガール:
(1)礼拝堂の2つの花/(2)寸法/(3)虎(ブレイク詩)/(4)思い出/(5)派動
(6)万華鏡/(7)5つの練習曲/(8)エレクトロカリナ/(9)ティリンコーの歌
(9)ミニコンサート
リグヌム木管三重奏団(1)、チャバ・クレニャーン(Cl)、
アンタル・バビッツ(コントラナス・クラリネット)(2)、
ズザーンナ・ミンドセンティ(指)ムジカ・ノストラ合唱団(3)、
ジェルジ・ラカトシュ(Fg)(4)、イシュトヴァーン・マトゥズ(Fl)、
シャム・グリュシュ(ベースギター)、
ベーラ・ファラゴー(シンセサイザー)(5)、ガーボル・エックハルト(Pf)(7)、
マールク・ヒュレプ(オカリナ(8)、ティリンコー(9))、
ミクローシュ・シュガール(指)合奏団(8)、
イシュトヴァーン・ホルヴァート(電子機器)
フンガロトン・レーベルが力を入れる作曲家ミクローシュ・シュガール
(1952-)。このアルバムのほとんどの作品が、アコースティック楽器を電子
機器で増幅して、独特の効果を生んでいます。バス・クラリネットのための
「寸法」など、ちょっと聴くとモンゴルのホーミみたいです。

HCD 32619 ¥2080
ジグモンド・サットマリー:
(1)ヤヌシュ/(2)管弦楽のための3つの小品/(3)談話/(4)弔辞/(5)振動
イーディコー・チェルナ(Sop)、エッケハルト・アベレ(Br)、
アニコー・カタリナ・サットマリー(Vn)、
フランク・サットマリー=フィリピッチュ(Trb)、
ジグモンド・サットマリー(Org、指揮)
MR交響楽団、同合唱団
今日最も優れたオルガン奏者のひとりジグモンド・サットマリー(1939-)は、
即興演奏の名手という点からもわかる通り、ひとかどの作曲家でもあります。
当アルバムは彼のオーケストラ曲をあつめた本格的な作品集。独唱、合唱も
含む大編成の大曲に彼の構成力が発揮されています。サットマリー自身、作
曲家のほか指揮者、オルガン奏者としても参加しています。

HCD 31392 ¥2080
シャーリ:接近と離反
ラースロー・シャーリ(Pf, Org, Acc, Perc, 口笛)、
アンドラーシュ・ペテチ(朗読、Perc)、
バーンク・シャーリ(Org, Harm, Pf)
1990年発売のアルバムの再発。ハンガリーの詩人アンドラーシュ・ペテチの
詩に、ミニマル・ミュージックのラースロー・シャーリ(1940-)が作曲した
もので、クラシックというよりポップス調のオシャレな出来となっています。
ちなみにシャーリは1996年3カ月東京に滞在し、日本の伝統音楽や芸能を研究
したそうです。

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11-05 No.15-1

2011年05月23日 19時10分32秒 | Weblog
<Tallpoppies>
TP 201 ¥2080
ハイドン:ピアノソナタ全集I
(1)前奏曲 ト短調、ソナタ ト短調Hob.XVI:44(1770年頃)
(2)前奏曲 変イ長調、ソナタ 変イ長調Hob.XVI:46(1767/8)
(3)前奏曲 ハ短調、ソナタ ハ短調Hob.XVI:20(1771/80)
ジェフリー・ランカスター(Fp)

TP 208 ¥2080
ハイドン:ピアノソナタ全集II
前奏曲 ニ長調、ソナタ ニ長調Hob.XVI:19(1767)
前奏曲 ホ短調、ソナタ ホ短調Hob.XVI:34(1780-83)
前奏曲 ヘ長調、ソナタ ヘ長調Hob.XVI:23(1773)
前奏曲 ニ長調、ソナタ ニ長調Hob.XVI:14(1761/2-1767)
ジェフリー・ランカスター(Fp)
2010年から始まったハイドンのピアノソナタ全曲録音の第1&2集。ハイドンの
ソナタの前にジェフリー・ランカスターによる雰囲気醸成的な趣をもつ前奏曲
が添えられているのも興味深い。

TP 199 ¥2080
デーヴィッド・スタンホープ:
(1)9つのトランペットのためのオーストラリアン・ファンファーレ
(2)ブラス大アンサンブルと打楽器のためのオリンピックの花火
(3)金管五重奏のための3つのフォークソング
(4)金管五重奏のための典礼ファンファーレ
(5)トロンボーン四重奏のための4つの演奏会用練習曲
(6)ブラス大アンサンブルと打楽器のための
(7)トロンボーン七重奏のためのリトル・リッパー行進曲
(8)金管アンサンブルのための終曲
シドニー・ブラス
50年以上の歴史を持つシドニー・ブラスがオーストラリアの作曲家、スタンホ
ープの金管アンサンブルのための作品をバリバリブリブリと吹きまくっており
ます。シドニーオリンピックで使われた曲も収録!

TP 214 ¥2080
(1)バーバー:チェロ・ソナタ ハ短調Op.6
(2)ブロッホ:ユダヤ人の生活より3つのスケッチ
(3)ファリャ:スペイン組曲
(4)グラナドス:マドリガル
(5)ドビュッシー:チェロ・ソナタ
デヴィッド・バーリン(Vc)レン・フォルスター(Pf)
チェロのデヴィッド・バーリンはメルボルン響の首席チェロ奏者を20年以上務
めております。




<C Major>
70 6008(DVD-Video) 2枚組 ¥4780
70 6104(Blu-ray) ¥5180
字幕:仏英独西中韓
ベルリオーズ:「トロイアの人々」
ランス・ライアン(T エネ)
エリザベーテ・マトス(S カサンドル)
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms ディドン)
ガブリエーレ・ヴィヴィアーニ(Br コレブ)
ジョルジョ・ジュゼッピーニ(Bs パンテ)
ステファン・ミリング(Bs ナルバル)
ズラータ・ブリチョワ(Ms アンナ)
ディミトリ・ヴォロパエフ(T イラス)
アスカル・アブドラザコフ(Bs プリアム) ほか
ワレリー・ゲルギエフ(指)
バレンシア州立管弦楽団,
バレンシア自治州合唱団
演出:ラ・フラ・デルス・バウス
2009年10,11月,バレンシア,芸術館
大きな話題となった「バレンシア・リング」に続き、バレンシアの芸術館か
ら強烈な映像が届きました。ベルリオーズの大作「トロイアの人々」。今回
もカルルス・パドリッサ率いる舞踏集団、ラ・フラ・デルス・バウスによる
演出がスゴイことになっています。まるで某有名映画を思わせる未来的スペ
ースファンタジー仕立て。奇抜なデザインの衣装、豪華な装置、巨大なスク
リーン投影、宙吊りのダンサーなど、「バレンシア・リング」で大きな評判
となった要素はここでも存分に活用され、見応えたっぷり。
指揮は、近年「トロイアの人々」を盛んに取り上げているワレリー・ゲルギ
エフ。2011年2月14日、雪の東京、サントリーホールで「トロイアの人々」を
演奏会形式で日本初演し、大成功を収めたのは記憶に新しいところ。ここで
も集中力に富んだ、エネルギッシュかつ細かい感情表現に優れたベルリオー
ズの音楽を生かしています。
歌手も豪華です。難役ディドンには、ロッシーニ・メッゾの女王、ダニエラ
・バルチェッローナ。前半の要であるカサンドルは、ポルトガルのプリマド
ンナ、エリザベーテ・マトス。出ずっぱりな上に至難の歌唱が続くエネには、
カナダ、ホワイト・ロック出身で、2010年にはバイロイト音楽祭でジークフ
リートを歌った英雄テノール、ランス・ライアン。コレブには、度々の来日
で日本でも人気の高いイタリア、ルッカ生まれのバリトン、ガブリエーレ・
ヴィヴィアーニ。またズラータ・ブリチョワは、日本初演でもアンナを歌っ
て好評を博していました。
ベルリオーズ渾身の大傑作の充実した上演が映像化されたのは、たいへん喜
ばしいことです。ことにBly-Ray Discでの鮮明画像は圧倒的な迫力。ぜひ大
画面でお楽しみください。

70 6208(DVD-Video) ¥3500
70 6304(Blu-ray) ¥5180
字幕:伊英独仏西中韓
プッチーニ:「蝶々夫人」
ラッファエッラ・アンジェレッティ(S 蝶々夫人)
マッシミリアーノ・ピサピア(T ピンカートン)
アンヌンツィアータ・ヴェストリ(Ms スズキ)
クラウディオ・スグーラ(Br シャープレス)
トーマス・モリス(T ゴロー)
エンリコ・コッスッタ(T ヤマドリ公)
エンリコ・イオーリ(Bs ボンゾ) ほか
ダニエレ・カッレガーリ(指)マルケ地方財団管弦楽団,
マルケ「ヴィンチェンツォ・ベッリーニ」合唱団
演出,衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
振付:ロベルト・ピッツート
収録:2009年8月
夏の野外オペラ祭の中でも、意欲的な取り組みを続けていることで知られてい
る、イタリア、マチェラータのスフェリステーリオ・オペラ・フェスティヴァ
ル(通称マチェラータ音楽祭)。その2009年の演目から、プッチーニの「蝶々夫
人」が映像になりました。このプロダクションでは、音楽祭の監督を務めてお
り、日本でも人気の高い演出家、ピエール・ルイージ・ピッツィが演出を担当
しているのが注目です。
蝶々さんのラッファエッラ・アンジェレッティは、ここ数年でメキメキと頭角
を現してきたトリノ出身のソプラノ。蝶々さんはウィーン国立歌劇場で2007年
から毎年のように歌っているほど高く評価されています。ピンカートンのマッ
シミリアーノ・ピサピアもトリノ出身。プッチーニ・テノールとして、ドイツ、
イタリアでは既にたいへん人気が高い人です(Dynamic社からトッレ・デル・ラ
ーゴのプッチーニ音楽祭での「ボエーム」の映像が発売されています DYNDVD
33564)。ことにピンカートンはデビュー時の役で、ここ数年の出演の半分が
ピンカートンという、まさに当り役。日本でも2009年の新国立劇場で歌ってい
ます。シャープレスのクラウディオ・スグーラは、新世代のヴェルディ・バリ
トンとして今最も注目されている人。1974年、ブリンディジ生まれ。2010年の
「ガラ・ドミンゴ」に抜擢され、ドミンゴを相手にイヤーゴ、エスカミーリオ
など三役を歌って賞賛されたのはまだ記憶に新しいところでしょう。こうした
適材適所の歌手たちを、カッレガーリのイタリアオペラのツボを押さえた指揮
が絶妙にまとめています。
巨匠ピッツィは、自ら美術、衣装を手がけ、美意識を徹底させたもの。ある程
度まで日本人が見ても違和感が少ないくらいに様式を尊重しつつ、その上で独
自の視点や美学を盛り込んでいて、見応えのあるものとなっています。
美しい舞台を、HD収録でますます綺麗に楽しめます。もちろんBly-Rayではな
おさら。「蝶々夫人」の映像は既に多々ありますが、意外なことにBly-Rayで
の発売はこれが初めて。イタリアの夏の夜の野外音楽祭に飛んでいった気分に
なれるでしょう。

70 5908(DVD-Video) 2枚組 ¥4780
字幕:独英仏西
ワーグナー:「パルジファル」
ポール・エルミング(T パルジファル)
リンダ・ワトソン(S クンドリ)
ハンス・ゾーティン(Bs グルネマンツ)
ファルク・シュトルックマン(Br アンフォルタス)
マティアス・ヘレ(Bs ティトゥレル)
エッケハルト・ヴラシハ(Br クリングゾル)
リチャード・ブルンナー(T 第一の聖杯騎士)
シャーンドル・ソーリョム=ナジ(Br 第二の聖杯騎士)
サラ・フライアー(Ms 第一の小姓)
ジェーン・ターナー(Ms 第二の小姓)
ヘルムート・パンプフ(T 第三の小姓)
ペーター・マウス(T 第四の小姓)
アンドレア・ベニッヒ(Ms 天からの声)
ジュゼッペ・シノーポリ(指)バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
演出,装置:ヴォルフガング・ワーグナー
衣装:ラインハルト・ハインリヒ
収録:1998年7月6-13日,バイロイト
待望のDVD化が実現しました!!1998年のバイロイト音楽祭で収録された、
ジュゼッペ・シノーポリ指揮の「パルジファル」です。シノーポリは、1985
年にバイロイト音楽祭にデビュー、以来「タンホイザー」(1985-1987、1989)、
「さまよえるオランダ人」(1990-1993)、「パルジファル」(1994-1999)と出
演を続け、ついに2000年には「指環」全曲の指揮を任されます。翌2001年も
シノーポリが「指環」を指揮する予定が、その年の4月20日に帰らぬ人となっ
てしまいました。生きていればさらに何年もの間バイロイト音楽祭に出演し、
さらなる黄金時代を築き上げていたことでしょう。「パルジファル」は1989
年以来続いているヴォルフガング・ワーグナーのプロダクションですが、シ
ノーポリの鋭利に切り込む音楽によって、新たな世界を獲得することに成功
しました。この映像はその5年目の時のもの。隅々までシノーポリの意図が染
み渡っており、ことにオーケストラがクッキリとした明晰な響きを奏でつつ、
音楽に熱気が宿っているのは、まさにシノーポリならでは。シノーポリのワー
グナー演奏の頂点としてこの映像は語り継がれていくものでしょう。
歌手は、ベテランと中堅に、若い世代が加わっています。ベテラン勢では、
グルネマンツのハンス・ゾーティン、クリングゾルのエッケハルト・ヴラシ
ハ、ティトゥレルのマティアス・ヘレあたりは、安心して聞くことのできる
もの。ことに1975年からバイロイト音楽祭で多々グルネマンツを歌ってきた
ハンス・ゾーティンはさすがの貫禄。デンマークの英雄テノール、ポール・
エルミングは、シノーポリがバイロイト音楽祭で指揮した「パルジファル」
すべてにおいてタイトルロールを務めました。一方、クンドリーのリンダ・
ワトソンは、この時がバイロイト音楽祭初出演で、この成功によって音楽祭
に不可欠のワーグナー・ソプラノに成長しました。
もう二度と生では聞くことのできないシノーポリのワーグナー、それがこう
した優良な収録で残されたのは幸運だったと言えるでしょう。音楽祭期間中
のライヴ収録ではなく、総練習を兼ねた開幕前の上演の収録で、カメラワー
クの制約が少ないので映像に無理が少ないのも利点です。




<MELBA>
MR 301128 ¥2180
ストラヴィンスキー:
(1)イタリア組曲
(2)ディヴェルティメント(「妖精の口づけ」に基づく)
(3)協奏的二重奏曲
(4)歌劇「マヴラ」-ロシア乙女の歌
(5)バレエ音楽「ペトルーシュカ」-ロシア舞曲
レイ・チェン(Vn)、ティモシー・ ヤング(Pf)
[録音:2010年1月/イワキ・オーディトリウム(メルボルン)]
1989年生まれ、カーチス音楽院でアーロン・ロザンドに師事、2009年にエリ
ザベート王妃国際コンクールで最年少出場ながら見事優勝を果たした台湾の
ヴァイオリニスト、レイ・チェン。今年6月にも来日公演が予定されるなど、
現在将来を最も嘱望される若手のひとり。このアルバムはストラヴィンスキ
ーのヴァイオリンとピアノのための作品を網羅したものですが、「イタリア
組曲」はペルゴレージ、「ディヴェルティメント」はチャイコフスキー作品
に基づいているため、旋律的な魅力も手ぬかりなし。レイ・チェンの鮮やか
な技巧と誠実さあふれる丁寧な演奏はさすがの一言に尽きます。大器の印明
瞭な逸材です。

MR 301126 ¥2180
(1)ケクラン:ヴィオラソナタ Op.53
(2)同:4つの小品
(3)ジョンゲン:ヴィオラとピアノのためのコンチェルティーノ Op.111
(4)同:序奏と舞曲 Op.102
(5)同:アンダンテ・エスプレッシーヴォ
(6)同:アレグロ・アパッショナート Op.79
ロジャー・ベネディクト(Va)、ティモシー・ヤング(Pf)、
ベン・ジャックス(Hn)(2)
[録音:2009年2月/イワキ・オーディトリウム(メルボルン)]
イギリス・ヴィオラ界の重鎮としてレスペクトされながら、2002年にオースト
ラリアへ渡り、シドニー交響楽団の首席奏者兼芸術監督も務めているロジャー
・ベネディクト。楽譜は容易に入手できるものの、何故か録音にめぐまれぬケ
クランとジョンゲンのオリジナル作品という大歓迎の新録音の登場です。熱狂
的なファンのいるベルギーの作曲家ジョゼフ・ジョンゲン(1873-1953)は数篇
のヴィオラ曲を残していますが、いずれもフランス印象派風のデリケート極ま
りない絶美の世界に陶酔させられます。ヴィオラ音楽の印象を変えさせられ
ます。

MR 301127 ¥2180
ラフマニノフ:
(1)ピアノソナタ第1番ニ短調 Op.28
(2)同第2番変ロ短調 Op.36(原典版)
(3)アンダンテ・マ・ノン・トロッポ(1917)
(4)オリエンタル・スケッチ
(5)断章(1917)
(6)晩祷 Op.37-第5曲「主よ、今汝の言に従い」(作曲者編)
レスリー・ハワード(Pf)
リスト大全集をはじめ、アントン・ルビンシテインのピアノソナタ全集やグラ
ズノフなど、技巧的な大曲を得意とするピアニスト、レスリー・ハワードがラ
フマニノフに挑戦しました。それもあまりの難解さゆえ、ピアニストが避けて
通るといわれるピアノソナタ第1番と、やはり難しすぎるソナタ第2番の原典版
という所がさすがハワード。ハワードの解釈は明快でピアノの音も透明で美し
いため、余裕の技巧と相まりラフマニノフの音が厚くややがさばった音楽を、
すっきりとわかりやすく語ってくれます。曲の良さを初めて明らかにしてくれ
たと申せましょう。さらにラフマニノフが1917年に作った作品番号のない小品
3篇もハワードの演奏で聴くことが出来るのが嬉しい限り。さらにさらに、無
伴奏合唱の名作「晩祷」の第5曲のラフマニノフ自身によるピアノ編曲も収め
られているのも注目。ラフマニノフ・ファンは絶対に見逃せないアルバムです。





<KII>
KKC-5134 ¥3000
[ORFEO]
ORFEO 778091
輸入盤・日本語解説書付
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61
(2)ベルク:ヴァイオリン協奏曲
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)、
アンドリス・ネルソンス(指)ケルン放送交響楽団
録音:2008年11月4-7日/ケルン・フィルハーモニー
最近目覚ましい成長ぶりを見せる期待の若手ヴァイオリニスト、アラベラ・
美歩・シュタインバッハー。骨太で力強い演奏が魅力。今回は話題のネルソ
ンスの指揮でベートーヴェンとベルクの2大協奏曲に挑戦。どちらも天上的な
精神性に満ちた傑作ですが、彼女は艶のある音色と瑞々しい表現で独自の表
現を披露。ベルク作品での強い緊張感も特筆で、大器ぶりを示しています。

KKC-5137(SACD-Hybrid) ¥3000
[BIS]
BIS SA.1810
輸入盤・日本語解説書付
(1)ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲 Op.42
(2)J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):シャコンヌ
(3)ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
(4)ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの三章
フレディ・ケンプ(ピアノ)
録音:2010年7月/旧ストックホルム音楽アカデミー
イギリス出身の人気ピアニスト、フレディ・ケンプ。スポーツ的な指回りと力
強い演奏が魅力のケンプならではの真骨頂アルバムの登場です。いずれも最高
度に難しいものばかりですが、ケンプの演奏だと何の不安もなく音楽を楽しめ
ます。バッハの「シャコンヌ」ではケンプの成長ぶりを伺える陰影を感じさせ、
惹きつけられます。

KKC-5140(SACD-Hybrid) ¥3000
[ACCENT]
ACC 24179
輸入盤・日本語解説書付
ヴィヴァルディ:
(1)四季
(2)チェロ協奏曲ニ長調 RV403
(3)ソナタ「ラ・フォリア」RV63
シギスヴァルト・クイケン(ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ&指揮)
ラ・プティット・バンド
クイケン2度目の「四季」録音は、幻の「ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ」を
独奏楽器に据えた意欲作。ヴィオロンチェロ・ダ・スパラは一般的なチェロ
奏法とは異なり、「スパラ(肩)」という名称通りヴァイオリンのように肩に
掛けて演奏します。音色はふくよかで柔らかく、低弦楽器のわりに繊細な響
きをもつ逸品です。シギスヴァルト・クイケンの名人芸で新しい「四季」像
がうかびあがる画期的アルバムです。

KKC-5138/9(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥4500
[ACCENT]
ACC 24224
輸入盤・日本語解説書付
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)
シギスヴァルト・クイケン(指)
ラ・プティット・バンド
シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンドが名作ブランデン
ブルク協奏曲の新録音を行いましたが、これがあらゆる点で同曲演奏に一石
を投じる革命的なものとなりました。まず「肩のチェロ」といわれるヴィオ
ロンチェロ・ダ・スパラを用いていること。さらに管楽器はバルブなしのナ
チュラル楽器、オーケストラはバロック時代の形態通り1パート1人という編
成をとっています。そこから生まれる響きは何と純正、天上の音楽のようです。

KKC-5135/6 2枚組 ¥3500
[Harmonia mundi France]
HMC 902083/4
輸入盤・日本語解説書付
C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲集
(1)第1番ヘ長調/(2)第2番ニ長調/(3)第3番変ホ長調/
(4)第4番ハ短調/(5)第5番ト短調/(6)第6番ハ長調
アンドレアス・シュタイアー(Cem)
ペトラ・ミュレヤンス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
[2010年5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)]
今もっとも刺激的なチェンバロ奏者アンドレアス・シュタイアー。彼がC.P.E.
バッハの協奏曲集に挑戦しました。共演は彼が全幅の信頼を寄せるフライブ
ルック・バロック・オーケストラなので、これ以上望みようのない最高の組み
合わせと申せましょう。この録音のため事前にコンサートに臨み、万全の態勢
で収録が行われました。エネルギーに満ちた推進力、切れの良いリズム、緩徐
楽章での冴えさど、どこから見ても完璧です。

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11-05 No.15-2

2011年05月23日 19時10分04秒 | Weblog
<ACCETUS MUSIC>
ACC 20224DVD(DVD-Video) ¥2900
ACC 10224BD(Blu-ray) ¥4250
ドヴォルザーク:スケルツォ・カプリチオーソ, Op. 66
シチェドリン:ピアノとチェロの二重協奏曲「空想の捧げもの」(世界初演)
フランク:チェロとピアノのためのソナタ イ長調
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番変ホ長調Op.70
マルタ・アルゲリッチ&ミッシャ・マイスキー
ルツェルン交響楽団 ネーメ・ヤルヴィ(指)
収録:2011年2月9-10日
ルツェルン・カルチャーコングレスセンター、ライヴ
ボーナス:シチェドリン、アルゲリッチ、マイスキーの世界初演の舞台裏
マルタ・アルゲリッチとミッシャ・マイスキーという豪華アーティストによる
コンサート映像がブルーレイとDVDで発売されます。
注目はなんといっても現代ロシアの重鎮シチェドリンの新作ピアノとチェロの
二重協奏曲「空想の捧げもの」の世界初演映像でしょう。シチェドリンはこの
作品で西洋クラシック音楽の伝統に再び立ち返り、彼自身初のピアノとチェロ
の二重協奏曲を書き上げました。「空想の捧げもの(Romantic Offering)」と
いうタイトルはバッハの「音楽の捧げもの」から影響を受けています。作品は
3つの楽章からなり、「Romantic」という言葉に含まれる「愛」「無限」「欲
望」という意味をシチェドリン自身の作曲技法で作り上げています。
世界初演に至るまでの舞台裏を捉えた特典映像では、シチェドリン、アルゲ
リッチ、マイスキーが作品について語る場面や、リハーサルに立ち会ったシ
チェドリンの様子などが映し出されています。また妻であり現代最高のバレリ
ーナー、マイヤ・プリセツカヤとルツェルンの並木を散歩する映像なども収め
られています。
このコンサート映像には、シチェドリンの作品の他に、後期ロマン派の主要
作品フランク、ドヴォルザーク、そしてネーメ・ヤルヴィ指揮、ルツェルン
交響楽団によるショスタコーヴィチの交響曲第9番が収録されています。ショ
スタコーヴィチを得意とするネーメ・ヤルヴィの豪快に炸裂する会心の演奏
も聴きものです。



<C Major>
70 5708(DVD-Video) 2枚組 ¥4780
70 5804(Blu-ray) ¥5180
字幕:英独仏西
ヘンデル:「テオドーラ」
クリスティーネ・シェーファー(Ms テオドーラ)
ベジュン・メータ(CT ディディムス)
ヨハネス・マルティン・クレンツレ(Br ヴァレンス)
ヨゼフ・カイザー(T セプティミウス)
ベルナルダ・フィンク(Ms アイリーン)
ライランド・デイヴィス(T 使者)
アイヴァー・ボルトン(指)フライブルク・バロックオーケストラ,
ザルツブルク・バッハ合唱団
演出:クリストフ・ロイ
舞台:アネッテ・クルズ
衣装:ウルズラ・レンツェンブリンク
収録:2009年8月,ザルツブルク
「テオドーラ」は、ヘンデルの晩年、1749年に作曲された英語のオラトリオ
で、1759年に亡くなったヘンデルのオリジナルの声楽大作としては「イェフ
タ」の一つ前に位置する作品です。物語は、4世紀初頭のエジプト、アレキサ
ンドリアにいたとされるキリスト教徒テオドーラの殉教の伝説。時はローマ
帝国皇帝ディオクレティアヌスの治世、増大する一方のキリスト教徒に手を
焼いた皇帝は、キリスト教徒を迫害する一方、ローマ人の繁栄のため婦女に
は出産を義務付け、反したら罰則の政策を取っていた。ローマ人貴族の血を
引くテオドーラは、キリスト教に改宗し、信仰に生きるため結婚もせず処女
を通していた。やがてテオドーラにも弾圧の手が及び、彼女は罰として売春
宿に送られる。ところが、やはりキリスト教に改宗した兵士ディディムスが
彼女を救いに現れ、衣装を交換して彼女を逃がしてやる。しかし今度はディ
ディムスが死刑を宣告されてしまい、それを知ったテオドーラは、ディディ
ムスと共に処刑されることを選ぶ、というもの。ヘンデルのオラトリオもほ
ぼこの流れに沿っています。当時のオペラ、オラトリオではハッピーエンド
がお約束だったのにもかかわらず、「テオドーラ」では二人が処刑へ引っ立
てられるという悲劇的結末になっているのが大きな特徴です。しかしその新
機軸が仇となって、1750年3月16日の初演は失敗に終わってしまいました。
今日では、ヘンデル晩年の意欲作としてむしろ高い評価を得ています。
ここに収録されている2009年のザルツブルク音楽祭での上演は、クリストフ
・ロイの演出によるもの。背景に巨大なパイプオルガンを据え、人々は基本
的に黒い簡素な衣装で、売春宿送りにされたテオドーラだけ赤いドレス。こ
の簡素な舞台作りによって、殉教へと向かう弾圧を受ける者の悲しみが静か
に広がる、印象的な舞台になっています。
歌手では、テオドーラを歌うクリスティーネ・シェーファーの集中力のある
歌と、いまやトップ・カウンターテノールとして大人気のベジュン・メータ
のディディムスが絶賛されました。また、テオドーラのキリスト教徒仲間ア
イリーンがベルナルダ・フィンクというのは贅沢な配役です。アイヴァー・
ボルトン指揮のフライブルク・バロックオーケストラは、演出の方向性にあ
わせた抑えの効いた透明な音楽作りで、感動を守り立てています。
晩年のヘンデルの意欲作を、ぜひ鮮明画像でお楽しみください!




<EURO ARTS>
20 58708(DVD-Video) 2枚組 ¥3250
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
第21番ハ長調「ワルトシュタイン」Op.53、第3番ハ長調Op2-3、
第32番ハ短調Op.111、第13番変ホ長調Op.27-1、第30番ホ長調、
第23番ヘ短調「熱情」Op.57、第14番嬰ハ短調「月光」Op.27-2、
第26番変ホ長調「告別」Op.81a
クラウディオ・アラウ(P)
収録:1970、1977年ベートーヴェン・フェスティヴァル、ボン(ライヴ)
20世紀の巨匠ピアニスト、クラウディオ・アラウ。そのアラウが最も得意とし
ていたベートーヴェンのピアノ・ソナタ8曲を収録。1970年と1977年にベート
ーヴェンの街ボンで開かれたベートーヴェン・フェスティヴァルでの貴重な
ライヴ映像です。
アラウが醸し出す温かな雰囲気は、まるでピアノが呼吸しているように自然に
音楽が響いてきます。ベートーヴェンの作曲の真髄を表現し、作品の奥深い所
まで芸術を追求し続けたアラウならではの世界に引き込まれます。

20 58698(DVD-Video) ¥2180
J.S.バッハ:イギリス組曲ト短調BWV808
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲、ピアノ・ソナタ第29番
フリードリヒ・グルダ(P)
収録:1970年ベートーヴェン・フェスティヴァル、ボン(ライヴ)
ジャズに情熱的に取り組み、作曲・即興にも優れ、多彩な活動を続けた20世紀
を代表するピアニスト、フリードリヒ・グルダ。この映像は1970年ベートー
ヴェン生誕200年を記念して行われたベートーヴェン・フェスティヴァルのラ
イヴ映像です。このフェスティヴァルのメイン・アーティストとして登場し
たのがウィーンっ子であるグルダでした。グルダはジャズに傾倒するなど風変
わりな一面もありましたが、彼が最も大きな影響を受けたのはベートーヴェン
の音楽でした。そのベートーヴェンの生誕200年を祝う演奏会でグルダはピア
ノ・ソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」を選曲し、生き生きとした躍動感
溢れる演奏を聴かせてくれています。




<naive>
OP 30517 4枚組 ¥2700
ヴィヴァルディ/ビオンディ&エウローパ・ガランテ-スペシャル・ボックス
[CD1](OP569120)
ヴィヴァルディ:四季
録音:1991年
[CD2](OP 3086)
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集-ヴァイオリン協奏曲ホ短調R281,協奏曲ホ短調R133,
チェロ協奏曲ニ短調R407,ヴァイオリンとオルガンの協奏曲ニ短調R541,
ヴァイオリン協奏曲ヘ長調「聖ロレンツォの祝日のために」R286,
2挺のヴァイオリンのための協奏曲ニ長調R511,
2挺のチェロのための協奏曲ト短調R531
ビオンディ(Vn&指)、
エウローパ・ガランテ、アレッサンドリーニ(オルガン)
録音:1993年4月
[CD3](OP 309004(現状入手不可商品))
ヴィヴァルディ:
弦楽のための協奏曲集-ヴァイオリン協奏曲ハ短調R761,
弦楽と通奏低音のための協奏曲ニ短調「マドリガル風」R129,
2挺のヴァイオリンのための協奏曲ト短調R517,
ヴァイオリンとチェロの協奏曲変ロ長調R547,
ヴァイオリン協奏曲ハ短調R202(Op.11-5),
弦楽と通奏低音のための協奏曲変ホ長調「聖なる墓にて」R130,
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ロ短調
「聖なる墓にて(聖墓のそばで)」R169
ファビオ・ビオンディ(Vn) エウローパ・ガランテ
[CD4](OP 30154(現状入手不可商品))
ヴィヴァルディ:
ドレスデン・ソナタ集-ヴァイオリン・ソナタト短調R26,変ロ長調R34,
ハ短調R5,ニ短調R15,ト短調R28/サラバンド ハ長調
ファビオ・ビオンディ(Vn) マウリツィオ・ナッデオ(Vc) 
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb)
録音:1995年11月
ビオンディによるヴィヴァルディ作品の名録音集。単独盤では現在廃盤になっ
てしまっているものも含まれており、ビオンディ発掘、ヴィヴァルディの魅力
発掘、お買い得価格のセットです。Disc3の協奏曲集は長らく廃盤扱いとなっ
ていたもの。「聖なる墓にて」の繊細な響き、沁みる音楽をご堪能下さい。

OP 30516 4枚組 ¥2700
ヴィヴァルディ/アレッサンドリーニ・スペシャル・ボックス
[CD1](OP 30397---この盤のみSACDハイブリッド)
ヴィヴァルディ:聖母被昇天のための晩祷 ハイライト
(アレッサンドリーニによる再現版)
ジェンマ・ベルタニョッリ(S) ロベルタ・インヴェルニッツィ(S) 
アンナ・シンボリ(A) サラ・ミンガルド(コントラルト)
ジャンルカ・フェッラリーニ(T) マッテオ・ベッロット(Br) 
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:2003年7月
[CD2](OP 30377)
ヴィヴァルディ:弦楽のための協奏曲集(全12曲)
協奏曲イ長調RV159,ト短調RV153,ニ長調RV121, ニ短調RV129,
ト短調RV154,ハ長調RV115,ヘ短調RV143,
ヘ長調RV141,ハ短調RV120,ト短調RV156,イ長調RV158,ニ長調RV123
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
録音:2003年2月
[CD3]
ヴィヴァルディ:グローリアRV589、グローリアRV 588、
深紅色で描かれた女RV 642
リナルド・アレッサンドリーニ(Cemb&指) 
デボラ・ヨーク、パトリツィア・ビッチーレ(S) 
サラ・ミンガルド(A)
アンドレア・ミオ(Ob) ガブリエーレ・カッソーネ(Tp) 
コンチェルト・イタリアーノ&アカデミア(合唱団)
録音:2009年3月
[CD4](OP 30451)
ヴィヴァルディ:オリンピアーデRV 725(抜粋)
サラ・ミンガルド(A、クレタ王子リチダ)ほか
リナルド・アレッサンドリーニ(指)
コンチェルト・イタリアーノ
アレッサンドリーニ率いるコンチェルト・イタリアーノの声の妙技、そして
弦楽の協奏曲集はその一糸乱れぬ完璧なアンサンブルに圧倒されどおし!

OP 30515 4枚組 ¥2700
ヴィヴァルディ/スピノージ・スペシャル・ボックス
[CD1](OP 30453)
ヴィヴァルディ:(1)主が家を建てられるのでなければ(Nisi Dominnus)RV608
十字架にはりつけつけられ(Crucifixus)-クレド ト長調RV 592より 
(3)スターバト・マーテルRV 621
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス,
フィリップ・ジャルスキ(カウンターテナー)
 マリー=ニコル・ルミュー(アルト) 録音:2007年7月
[CD2](OP 30371)
ヴィヴァルディ:
リコーダー協奏曲集-夜 フルート協奏曲Op.10より
(第1曲へ長調「海の嵐」R433,第2曲ト短調「夜」R439,
第3曲ニ長調「ごしきひわ」R428),リコーダー協奏曲ハ短調R441,
フラウティーノ協奏曲ト長調R443,フラウティーノ協奏曲ト長調R312
セバスチャン・マルク(BFl) 
ジャン=クリストフ・スピノージ(指,Vn) 
アンサンブル・マテウス
録音:2000、2001年
[CD3]
ヴィヴァルディ:「怒れるオルランド」(ハイライト)
マリー=ニコル・ルミュー(Ms オルランド) 
ジェニファー・ラーモア(Ms アルチーナ)
ヴェロニカ・カンヘミ(S アンジェリカ) 
フィリップ・ジャルスキ(CT ルッジェーロ) 
ロレンツォ・レガッツォ(Bs アストルフォ) 
アン・ハレンベルク(ブラダマンテ) 他,
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス,レゼレモン合唱団
[CD4]
ヴィヴァルディ:歌劇「忠実な(貞節な)ニンファ」RV714
サンドリーヌ・ピオー(S,リコリ) ヴェロニカ・カンヘミ(S,モラスト) 
マリー=ニコル・ルミュー(コントラルト、エルピーナ) 
ロレンツォ・レガッツォ(B、オラールト) 
フィリップ・ジャルスキ(カウンターテナー、オズミーノ)
トピ・レーティプー(T、ナレーテ) 
サラ・ミンガルド(コントラルト、ジュノーネ)
 クリスティアン・セン(バス=バリトン、エオーロ) 
ジャン=クリストフ・スピノージ(指)
アンサンブル・マテウス,
録音:2008年4、5月
ヴィヴァルディの縦ノリのリズムを鮮やかに聴かせるスピノージのボックス
セット。

V 5271 4枚組 ¥2700
ロシア魂
[CD1](V 5068)
(1)ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 (2)チャイコフスキー:交響曲第4番
トゥガン・ソヒエフ(指揮)、トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団
録音:2006年7月
[CD2](OP 30386)
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番変ロ長調Op.84
スクリャービン:
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調Op.23,同第9番ヘ長調「黒ミサ」Op.68
ラフマニノフ:前奏曲第10番ニ長調Op.23-4
ソコロフ(ピアノ)録音:1984、1988年
[CD3](V 5025)
ショスタコーヴィチ:
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77 (2)同第2番嬰ハ短調 Op.129
セルゲイ・ハチャトリャン(Vn) 
クルト・マズア(指)
フランス国立管弦楽団、録音:2006年7月
[CD4](V 4666)
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ホ短調 Op.40
プロコフィエフ:アダージョ Op.97bis(バレエシンデレラより)、
ピアノ・ソナタ ハ長調 Op.119、バラードOp.15
ソニア・ヴィーダー=アサートン(チェロ)、ロラン・カバッソ(ピアノ)
録音:1992年9月
ソコロフ、ソヒエフ、ハチャトリャン、ソニア・ヴィーダー=アサートンと、
魅力の歌を聴かせる演奏者の秀演がぎゅぎゅっと詰まったボックス。

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11-05 No.14-1

2011年05月20日 16時09分59秒 | Weblog
<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72515 \2080
クルフト:ホルン・ソナタ ホ長調
ベートーヴェン:ホルン・ソナタ ヘ長調 作品17
ハイドン:ラルゴ(弦楽四重奏曲第59番『騎士』より)
ライデスドルフ/ベロンチ:ソナタ 変ホ調 作品164
アンネケ・スコット(ナチュラル・ホルン)
キャスリーン・クック(フォルテピアノ)
19世紀に作曲されたホルンとフォルテピアノのための秀作集です。有名なア
ンネケ・スコット(ナチュラル・ホルン)による華やかな音色と優れた超絶技
巧、そしてデュオ・パートナーであるキャスリーン・クック(フォルテピアノ)
による洗練された、バランス感覚と美的感覚に優れた伴奏。この二人の音楽
性が溶け合って、この録音に特別な輝きを与えています。これほどまでに完
璧な録音はあったでしょうか!」(チャレンジ・クラシックス)
このディスクに収められたのは、19世紀の作曲家たちによるホルンとフォル
テピアノのための作品群です。クルフトは夭逝の作曲家で、その短い生涯に
驚くべき数の作品を残しました。当時の主力音楽雑誌であるAllegemaine
Musikalische Zeitung においても「勤勉且つ精力的な作曲家」と称賛され
ています。そしてベートーヴェンが、ずば抜けたホルンの名手だったジョ
ヴァンニ・プントのために書いたホルン・ソナタ。出版社(ライデスドルフ・
ウント・バウワー)でその名が知られるライデスドルフもまた、多産な作曲
家でした。このライデスドルフと、やはりホルンの名手と伝えられるベロン
チとの連名によるソナタは、ホルン、ピアノ双方のパートを超絶技巧が華や
かに彩っています。最後のラルゴは、ハイドンの弦楽四重奏曲「騎士」に由
来しますが、この素晴らしい編曲版を誰が手がけたのかは不明です。

CC 72500(SACD-Hybrid) \2300
ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
ベートーヴェン:交響曲 第8番 へ長調 作品93
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)
ネザーランド交響楽団(ヘット・オーステン管弦楽団)
アカデミックなアプローチと高い芸術性との絶妙のバランスを保った演奏解
釈で、ヨーロッパを中心にセンセーショナルな成功をおさめているデ・フリ
エンド。そして現在、最も親密な活動をしている手兵、ネザーランド交響楽
団との蜜月コンビネーションは、ベートーヴェンが中期から後期へと向かう
二つの交響曲の真髄に迫る演奏で、全集第3弾となる当盤を含め、国際的に
高い評価を受けているシリーズです!

CC72516(SACD-Hybrid) 4枚組+ボーナスDVD \7280
ワーグナー:舞台神聖祝祭劇「パルジファル」(演奏会形式)
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダ放送合唱団
ラトヴィア国立合唱団(男声)
アンフォルタス:フォルク・シュトルックマン(バスバリトン)
ティトゥレル:アンテ・イェルクニカ(バス)
グルネマンツ:ロベルト・ホル(バス)
パルジファル:クラウス・フロリアン・フォークト(テノール)
クリングゾル:クリスター・セント・ヒル(バリトン)
クンドリ:カタリナ・ダレイマン 他
EXTONでもおなじみのオランダの鬼才、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンの最
新盤がチャレンジ・クラシックスから登場です。現在、オランダ放送フィル
の他、ダラス響、ロイヤル・フランダース管の音楽監督を務め、ヨーロッパ
での2つのポジションが満了する2012年以降は、よりアメリカでの活動に専
念する予定。すでにフィラデルフィア、ロサンゼルス、セントルイス等の
ビッグ・オーケストラとの客演を重ね、シカゴ響との共演も予定されてい
ます。オランダ放送フィルとのワーグナー・プロジェクトは、これまでも
オランダ国内外で大絶賛を博しています。今回は実力派ソリスト陣を擁して
2010年12月に行われた演奏会形式による公演からのライヴ盤です!見逃せな
いセット(全幕版CD4枚組+ハイライトから構成されるボーナスDVD)です。

CC 72373 \2080
Melodies of Love and Death ? Opera Senza Parole
「ルサルカ」より“月に寄せる歌”
「椿姫」より“過ぎし日よ、さようなら”
「カルメン」より“ハバネラ”、“おまえが投げたこの花は”、
“ダイヤに,スペード…”
「愛の妙薬」より“人知れぬ涙”
「トスカ」より“星は光ぬ”
「利口な女狐の物語」より愛の二重唱
「マノン・レスコー」より“一人寂しく捨てられて”
「ウェルテル」より“春風よ、なぜわれを目覚ますのか”
「トゥーランドット」より“氷のようなあなた様も”
「サムソンとデリラ」より“あなたの声に心は開く”
「ラ・ボエーム」より“冷たいこの手”
「蝶々夫人」より“ある晴れた日”
「ばらの騎士」より“夢なのでしょう。 本当ではないのでしょうか”
オシリス・トリオ
エレン・コルヴァー(ピアノ)
ペーター・ブラント(ヴァイオリン)
ラリッサ・フレーネフェルト(チェロ)
「もし歌い手が自分の担当する音符を仲間の楽器奏者に託したら、有名なオ
ペラ・アリアはどうなると思いますか?オペラというのは物語や動作、そし
て恋人たちの情熱や敵対するものたちの復讐など人間の激しい感情が進める
演劇でありドラマです。ヴァイオリンはチェロに愛を語れますか?ピアノは
弦楽器群に復讐するでしょうか?しかし、ここで、偉大な作曲家たちが永遠
に不滅である所以があるのです。彼らが作った旋律や和声そしてリズムが、
台本と言う具体的な事実が言葉によっては惨めにも表現できないたびに、台
本を超越し、人間存在という根本的テーマの持つ抽象性を言葉によるドラマ
に与えるのです。そして、我々聴衆は決して満足することもありません。
我々はこれらの旋律をすべて、何度でも何度でも聴きたいのです。これらの
旋律を通じて、不幸な結末のオペラの登場人物が体験していることを追体験
するのです。我々は情熱的な愛を一緒に感じ、死の恐怖の前に身震いをする
のです。たいていの場合、我々はオペラが言葉として何を歌っているのかほ
とんど知りません。そして、非常に奇妙なことですが、我々はこうした歌詞
の言葉をほとんど、あるいはまったく理解することなく満足するのです。そ
れらの歌詞がただの下手な韻律であろうと、最高の文学的クオリティを誇る
詩であろうと、お構い無しです。何故か? 音楽が物語を全て語っているの
です!」(ライナーノートより)
オランダを中心に内外で高い評価を獲得するオシリス・トリオによる珠玉の
オペラ・アリアのピアノ・トリオ編曲集(ボブ・ジマーマンによる編曲)です。




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 672635 \2080
サティ:ピアノ曲集
3つのジムノペディ、冷たい小品より逃げ出したくなる3つの歌、
乾からびた胎児、犬のためのしまりのない真正な前奏曲、
いやな気取り屋の3つの高雅なワルツ、スポーツと気晴らし、
最後から2番目の思想、古い金貨と古い甲冑、天国の英雄的な門への前奏曲、
グノシエンヌ、世紀ごとの時間と瞬間の時間、あなたが欲しい、
ラグ・タイム・パラード
ジョアンナ・マグレガー(pf)

WARNER 2564 672698 \2080
D.スカルラッティ:ソナタ集
ソナタK.1、K.9、K.69、K.113、K.127、K.132、K.133、K.141、K.144、
K.159、K.175、K.215、K.380、K.430、K.481、K.492、K.502、K.30
ジョアンナ・マグレガー(pf)

WARNER 2564 672352 3枚組 \2850
J.S.バッハ:フーガの技法、6つのフランス組曲
ジョアンナ・マグレガー(pf)

WARNER 2564 672554 2枚組 \1350
リスト:作品集
ピアノ協奏曲、愛の夢、超絶技巧練習曲より、メフィストワルツ第1番、
スペイン狂詩曲、巡礼の年より、伝説、十字架の道、
ハンガリー狂詩曲第12番、前奏曲、他
ヴァリアスアーティスツ

WARNER 2564 673616 7枚組 \4850
J.S.バッハ:
マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、ミサ曲ロ短調
トン・コープマン指揮、アムステルダム・バロック管弦楽団、他

WARNER 2564 675239 10枚組 \5550
Court of the Sun King
太陽王の宮廷 - フランス・バロックの栄光
Charpentier:Te Deum/Lully:Te Deum
Charpentier:Magnificat、Messe de minuit
Dialogus inter angelos et pastores Judeae
Bernier:Motet du Saint-Esprit/Marchand:Livre d’orgue(excerpt)
Charpentier:Messe pour les trepasses、Dies irae、
Motet pour les trepasses
Couperin:Lecons de tenebres、Motet“Audite omnes et expanescite”、
Motet“Victoria: Christo resurgenti”
Charpentier:Le Reniement de saint Pierre/Gilles:Messe des morts
Lalande:3e Lecon de tenebres/Nivers:Suite du 2e ton
Grigny:Messe“Conctipotens genitor Deus”(excerpt)
Couperin:Messe des Paroisses(excerpt)、Messe pour les Couvents
Lalande:Simphonies pour les Soupers du Roy Hymne“Sacris solemnis”
Couperin:Le Parnasse, ou l’Apotheose de Corelli、
Concert royal No.1、L’Apotheose de Lully
Dandrieu:Trio Sonata, op.1 no.6
La Barre:Suite for 2 flutes Jacquet de la Guerre
D’Anglebert:Pieces de clavecin
D’Anglebert、Boismortier、Chambonnieres、Corrette、
F.&L.Couperin、Rameau、Royer: Pieces de clavecin
Lully: Isis & Armide(excerpts)、Amadis(symphonic suite)
ヴァリアスアーティスツ

●WARNER APEX series 各1枚もの \680 2枚組 \1050
WARNE 2564 674290
Rリムスキー・コルサコフ:シェヘラザード、組曲「サルタン皇帝の物語」
ダニエル・バレンボイム指揮、シカゴ交響楽団

WARNER 2564 674298
シューベルト:弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
シューマン:ピアノ五重奏曲
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
ボロディン四重奏曲

WARNER 2564 673917
ブリテン:
二重協奏曲、シンフォニエッタ、ヤング・アポロ、2つのポートレート
ケント・ナガノ指揮、ハレ管弦楽団
ギドン・クレーメル(Vln)ユーリ・バシュメット(Vla)
ニコライ・ルガンスキー(pf)

WARNER 2564 673912
バルトーク:ヴァイオリンソナタ第2番
エネスコ:幼き頃の印象
シュルホフ:ヴァイオリンソナタ第2番
プラキディス:2つのきりぎりすの踊り
ギドン・クレーメル(Vln)
オレグ・マイセンベルク(pf)

WARNER 2564 674300
ヴァイオリン名曲集
ハチャトゥリアン:剣の舞/ラフマニノフ:ヴォカリース
プロコフィエフ:ピーターとおおかみより/シューベルト:アヴェマア
ウィリアム・クロール:バンジョーとフィドル/グルック:メロディ
ヴュータン:ロンドOp.32-2/ヴィエニャフスキ:伝説Op.17
パガニーニ:ソナタOp.3-4/マスネ:タイスの瞑想曲
シューベルト:魔王、ドイツ舞曲/ガーシュウィン:3つのプレリュード
アレキサンダー・マルコフ(Vln)
ドミトリー・コーガン(pf)

WARNER 2564 674302 2枚組 \1050
シューベルト:ミサ曲第5番D.678、第6番D.950
ニコラウス・アーノンクール指揮、ヨーロッパ室内管弦楽団、他

WARNER 2564 674296
モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番、第20番
マルタ・アルゲリッチ(pf)
アレクサンドル・ラビノヴィチ指揮、パドヴァ管弦楽団
2台のピアノのための協奏曲K.365
アレクサンドル・ラビノヴィチ(pf)
イエルク・フェルバー指揮、ヴュルテンベルク室内管弦楽団

WARNER 2564 673910
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」、第4番「イタリア」
ニコラウス・アーノンクール指揮
ヨーロッパ室内管弦楽団

WARNER 2564 673914
プッチーニ:オペラアリアと歌曲集
キリ・テ・カナワ(Sop)
ケント・ナガノ指揮、フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団
ロジャー・ヴィニョールズ(pf)

WARNER 2564 674378
バルトーク:ピアノ協奏曲第1番-第3番
アンドラーシュ・シフ(pf)
イヴァン・フィシャー指揮、ブダペスト祝祭管弦楽団

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11-05 No.14-2

2011年05月20日 16時09分36秒 | Weblog
<Brilliant Classics>
BRL 9220 2枚組 \1080
ジョリヴェ:歌曲全集
Deux poesies de Francis Jammes、Chewing-gum、Faux Rayon、
Rondel“Au retour de dure prison”、La Mule de Lord Bolingbroke、
Priere des treize hommes dans la mine、
Quatre melodies sur des poesies anciennes、
Le Chant des regrets、Romantiques 、Jeu du camp fou、
Les Trois Complaintes du soldat、Trois Chansons de Menestrel、
Poemes intimes、Trois Poemes galants、Jardins d’hiver
ヴァレーズ:暗く深い眠り
※ブックレットはCDROMで収録
ソフィー・マリレー(MSop)クリスティアン・イムラー(Br)
ルネ・パーラー(Br)フィリッポ・ファリネッリ(pf)

BRL 94061 3枚組 \1550
J.S.バッハ:フーガの技法
カノン変奏曲「高き天よりわれはきたり」BWV.769、
音楽の捧げものBWV.1079、3つの主題によるフーガBWV.1080/18
※ブックレットはCDROMで収録
マッテオ・メッソーリ(Cemb、Org)
カペラ・アウグスターナ

BRL 9231 9枚組 \4380
R.シュトラウス:室内楽曲全集
2つの小品AV.168、AV.178、AV.182-1、AV182-2、ピアノ四重奏曲Op.13、
海辺の城AV.92、2つのハルモニウムのための婚礼前奏曲AV.108、
イノック・アーデンOp.38、ホルン協奏曲第1番(ホルンとピアノによる)、
第2番(ホルンと2台ピアノによる)、アンダンテAV.86a、
セレナーデ(ピアノによる)Op.7、四手のためのフーガAV.81/177、
ガボットAV.57、13の吹奏楽器のための組曲(四手ピアノによる)Op.4、
交響的幻想曲「イタリアから」(四手ピアノによる)Op.16、
ヴァイオリン協奏曲(ピアノ伴奏による)Op.8、アレグレットAV.149、
歌劇「ダフネ」よりアンダンテOp.82、ヴァイオリンソナタOp.18、
チェロソナタOp.6、ロマンスAV.75、弦楽四重奏曲Op.2、
弦楽四重奏楽章AV.211、Variations on a Bavarian Folksong、
5つのピアノ小品Op.3、情緒のある風景Op.9、ピアノソナタOp.5、
交響曲第2番(四手ピアノによる)Op.12、セレナーデ(四手ピアノによる)Op.7、
4つのマーチ、カプリチョOp.85、ピアノ三重奏曲第1番、第2番、
序奏と主題AV.52、ロマンスAV.61、AV.75
ヨハネス・リツコフスキー(Hrn)ウォルフガング・サヴァリッシュ(pf)
バートン・ウェーバー、ギッティ・ピルナー(pf)
ベゴニア=ウリアルテ・ムロンゴヴィウス、
カール=ヘルマン・ムロンゴヴィウス(pf)エルネ・セベスチャン(Vln)
ジンネーファー四重奏団、ペーター・ヴェプケ(Vc)
ウィーン弦楽三重奏団、セバスティアン・ヘス(Vc)
カール=ハインツ・シュテフェンス(Cla)ウェン=シン・ヤン(Vc)

BRL 94189 \540
アルビノーニ:6つのソナタ・ダ・キエザOp.4
アド・コルダ

BRL 94190 \540
ギターとフォルテピアノのための作品集
ジュリアーニ&モシュレス:協奏的大二重奏曲
ジュリアーニ:2つのロンドOp.68
ジュリアーニ&フンメル:国民的大ポプリOp.93
ジュリアーニ:「シリアへの出発」の主題による大変奏曲Op.104
パオロ・プリエーゼ、クラウディオ・マッカーリ(Guitar)
ジョヴァンニ・トーニ(fp)

BRL 94210 \540
チャイコフスキー:世俗合唱曲集
Evening、Autumn、Child’s Song、Blessed is he who smiles、
Why does the sound of the revels grow silent?、
Much too soon in the season、Old French Air、Dawn、Nature and Love、
Before sleep、A golden cloud slumbered、
A greeting to Anton Rubinstein、The Nightingale、
It is not the cuckoo、Night、Hymn to Cyril and Methodius、
A Legend、Neapolitan Air
ヴィクトル・ポポフ指揮
モスクワ・アカデミー合唱団
アンドレイ・アゾフスキ(Sop)ドミトリー・コルチャク(Ten)
Natalia Savelieva soprano(Sop)Vera Trifonova(Sop)
Anetta Michina(MSop)タマラ・クラフチェンコ(pf)

BRL 94216 3枚組 \1550
メンデルスゾーン:付随音楽集
劇音楽「アンティゴーネ」Op.55、劇音楽「コロノスのエディプス」Op.93
劇音楽「アタリー」Op.74
ステファン・ゾルテス指揮、ベルリン放送交響楽団、他
クリストフ・シュペリング指揮、ノイエ・オルケスター、他

BRL 94219 2枚組 \1080
クルーセル:クラリネット協奏曲全集
エマ・ジョンソン(Cla)
ジェラード・シュワルツ指揮、イギリス室内管弦楽団
ヘンク・デ・グラーフ(Cla)
ダニエル弦楽四重奏団のメンバー

BRL 94237 2枚組 \1080
シュレーカー:管弦楽曲集、合唱曲集
交響曲Op.1、インタフェルネスの女、詩篇第116番Op.6、
祝典円舞曲と円舞曲風間奏曲、舞踊劇「ロココ」、5つの歌、
Immer hatt'ich noch Gluck im Leben、
Wollte ich hadern mit Gluck und Schicksal、
アイヒェンドルフ歌曲集より第12番「郷愁」(ヴォルフ原曲)、Fagea、
アイヒェンドルフ歌曲集より第3番「語らぬ愛」(ヴォルフ原曲)、
警鐘、白鳥の歌 Op.11
ゲオルク・メヒトヒルト(Sop)
ペーター・グルケ指揮、ケルン放送管弦楽団、合唱団

BRL 94238 3枚組 \1550
ステンハンマル:交響曲集、ピアノ協奏曲集
交響曲第1番、組曲「ロドレッシの歌」Op.39、
カンタータ「歌」Op.44より間奏曲/交響曲第2番、冬至祭Op.24、
フローレスとブランセフロール、2つの感傷的ロマンスOp.28
ピアノ協奏曲第1番、第2番 
ペーテル・マッテイ(Br)ウルフ・ヴァーリン(Vln)
パーヴォ・ヤルヴィ指揮、マルメ交響楽団
クリスティーナ・オルティス(pf)ルーヴェ・デルヴィンイェル(pf)
ネーメ・ヤルヴィ指揮、イェーテボリ交響楽団




<Regis>
RRC 1370 \680
The Solo Recordings
ディヌ・リパッティ(pf)名演奏集

RRC 1371 \680
R.シュトラウス:交響詩集
ドン・キホーテ
ルドルフ・ケンぺ指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ポール・トルトゥリエ(Vc)、
ティル・オイゲンシュピーゲルの愉快ないたずら
ドン・ファン フリッツ・レーマン指揮  1958年録音

RRC 1372 \680
ヴェルディ:レクイエム
ヘルヴァ・ネッリ(Sop)フェドーラ・バルビエーリ(MSop)
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(Ten)チェーザレ・シエピ(Bs)
アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、NBC交響楽団、他

RRC 1373 \680
ムソルグスキー:展覧会の絵
スヴャトスラフ・リヒテル(pf)
プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番、ピアノ協奏曲第1番
カレル・アンチェル指揮、プラハ交響楽団

RRC 1374 \680
Great British Sopranos
イギリスのソプラノたちヴァリアスアーティスツ
戦前に活躍したイギリスを代表するソプラノ歌手の名演奏集。
マギー・テイト、イゾベル・ベイリー、マーガレット・シェリダン、
エヴァ・ターナー、メアリー・ガーデン、Elsie Suddaby、Miriam Licette、
Dora Labette、他

RRC 1375 \680
Great Welsh Tenor
ヘンデル:アリア集
イギリス民謡集
リチャード・ルイス(Ten)

RRC 6010 6枚組 \4050
ショパン:ピアノ曲集
バラード第1番-第4番、スケルツォ第1番-第4番、ポロネーズ第1番-第6番、
マズルカ集Op.6、Op.17、Op.24、Op.30、Op.33、Op.41、Op.50-1-3、
Op.56-1-3、Op.59-1-3、Op.63-1-3、Op.68、Op.51、Op.50、
24の前奏曲Op.28、ノクターン第1番-第19番、ワルツ第1番-第14番 
録音1936、1937、1946、1955、1956、1958、1959年
アルトゥール・ルービンシュタイン(pf)



<Membran>
●DOCUMENTS Series
MEMBRAN 233157 2枚組 \950
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」
ゲオルグ・ショルティ指揮、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、他
オットー・エーデルマン(Bs)イラ・マラニューク(Sop)
リーザ・デラ・カーザ(Sop)ヒルデ・ギューデン(Sop)
ジョージ・ロンドン(Br)

MEMBRAN 233190 2枚組 \950
ヘンデル:歌劇「アルチーナ」
ジョーン・サザーランド(Sop)フリッツ・ヴンダーリヒ(Ten)
ノーマ・プロクター(Alt)ジャネット・ヴァン・ダイク(Sop)  
フェルディナンド・ライトナー指揮、カペラ・コロニエンシス、他

MEMBRAN 233191 2枚組 \950
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
ジョーン・サザーランド(Sop)ジョアオ・ギビン(Ten)
ジョン・ショウ(Br)ジョセフ・ルルー(Bs)
トゥリオ・セラフィン指揮、コヴェント・ガーデン管弦楽団、他

NCA 60213 \1650
恋のアランフェス-ギター四重奏によるロドリーゴ作品集
ロドリーゴ:
アランフェス、わが思い
4つの愛のマドリガル
バレンシアの6つの歌 から 第1、2、4、5、7曲
聖なる羊飼い
ベレンのコプリーリャ
恋する羊飼いのコプラ
ソナタ・ジョコーサ
カスティーリャの抒情詩
恋のアランフェス
スパニッシュ・アート四重奏団
Janet Whitmore-Johnson, soprano
David Johnson, violin
Klaus und Rainer Feldmann, guitar duo
1993/5/25-27

NCA 60226 \1650
ライヒャ:
木管五重奏曲 イ短調 op.91-2
コール・アングレーのためのアンダンテ ヘ長調、ニ短調、
変ホ長調
ライヒャ木管五重奏団 1996/5/28-30

FABFOUR 233307 4枚組 \1050
ジークフリート・ベーレント/世界中のギターで
ダウランド、ミラン、ロジー、シェンク、ロイスナー、ヴィゼ、
パガニーニ、ガブリエリ、フレスコバルディ、ガリレイ、
デュランテ、マレーラ、カルッリ、パーセル、テレマン、
ジュリアーニ、ボッケリーニ、カステルヌオーヴォ=テデスコ、
他スペインの音楽集(いづれも詳細不明)
Pierre W. Feit(Oboe), Zagreber Streichquartett, Siegfried Fink
(Darabukka), Symphonie-Orchester Graunke, Heinz Geese
1975,1977-79

FABFOUR 233308 4枚組 \1050
マリア・カラス/彼女のもっともいとしいアリア集
収録作品(いづれも抜粋、詳細不明)
ノルマ、ランメルモールのルチア、トスカ、トゥーランドット、
蝶々夫人、リゴレット、椿姫、ラ・ワリー、アンドレア・シェニエ、
アイーダ、ナブッコ、セヴィリアの理髪師、ディノラ、
ヴェスタの巫女 他
セラフィン、ヴォットー、バーンスタイン、カラヤン、レッシーニョ、
デ・サバタ他指揮   1951-1974

FABFOUR 233310 4枚組 \1050
クリスマスのクラシック作品集
CD1:
モンテヴェルディ:クリスマスの晩課
エルセ・トープ・シュレーダー、クラウディア・キドン(S)
キルステン・グローヴ(A) 
ポウル・エンボア、ラーシュ・ペデルセン(T)
ペール・ホイアー、ルネ・ステンスヴォルト(Bs)
キム・グリス・ナンフレーズ指揮
デンマーク室内管弦楽団、合唱団1999
CD2:
ヘンデル:メサイア(Part1,2 + Chorus"Hallelujah"
ボーディル・アーネセン(S) ウッラ・クドスク・イェンセン(A)
ミカエル・クリステンセン(T) ハンス・ラーヴェッツ(Bs)
モーテン・トプ指揮 アカデミー管弦楽団、合唱団  1997,1998
CD3:
バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248(抜粋)
ゲルト・ルッツェ(エヴァンゲリスト) クロエ・オーウェン(S)
ヘルタ・テッパー(A) ホルスト・ギュンター(B)
キート・エンゲン(B)
カール・リヒター指揮
ミュンヘン・バッハ管弦楽団、同合唱団   1955
CD4:
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオ、ハープのための幻想曲
フォーレ:ラシーヌ賛歌
ティネベート・ハルトコプフ(S) ボレッテ・ブルノ・ハンセン(A)
ヤン・ルンド(T) ラーシュ・フェンツ・クロウ(Bs)
ユースト・シェリング(Hp) ベント・セアンセン(Org)
スヴェン=インヴァート・ミッケルセン指揮
ローウム修道院声楽アンサンブル1998




<SonyBmg>
SBLM 00001(仮番号) 30枚組 \11000
ロリン・マゼールの芸術
装丁はクラムシェル・ボックス仕様で、各CDは紙製ケースに収納されてます。
Disc.1-5
ベートーヴェン:交響曲全集
ロリン・マゼール指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.6
ベルリオーズ:幻想交響曲
ロリン・マゼール指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.7
ドビュッシー:バレエ「遊戯」、交響詩「海」、夜想曲
ロリン・マゼール指揮、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シェーンベルク合唱団
Disc.8
グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」、
ハーバート:
交響詩「ヘーローとレアンドロス」op.33、
オペレッタ名曲メドレー:おもちゃの行進曲-アブサン・フラッペ-
君は君なれば-君去りしとき-算数なんか大嫌い-だれかと恋におちそうよ-
ジプシーの恋の歌-イタリアの街の歌-もう一度キスして-
アイルランド人は今晩、大はしゃぎ (サンフォード編)
ロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団
Disc.9
ホルスト:組曲「惑星」
ロリン・マゼール指揮、フランス国立管弦楽団
Disc.10
マーラー:交響曲第1番「巨人」
ロリン・マゼール指揮、フランス国立管弦楽団
Disc.11
ラヴェル:ボレロ
ロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.12
レスピーギ:ローマ三部作
ロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団
Disc.13
サン・サーンス:
交響曲第3番op.78「オルガン付き」、交響詩「ファントン」op.39、
交響詩「死の舞踏」op.40、歌劇「サムソンとデリラ」-第3幕バッカナール
アンソニー・ニューマン(オルガン)、
ロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団、
Disc.14-17
シベリウス:交響曲全集
ロリン・マゼール指揮、ピッツバーグ交響楽団
Disc.18
リヒャルト・シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」
ロリン・マゼール指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.19-22
リヒャルト・シュトラウス:管弦楽作品集
・交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」op.30
・楽劇「薔薇の騎士」組曲 op.59
・交響詩「ドン・ファン」op.20
・家庭交響曲 op.53
・交響詩「死と変容」op.24
・交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」op.28
・交響詩「英雄の生涯」op.40
・アルプス交響曲 op.64
・交響詩「マクベス」p.23
ロリン・マゼール指揮、バイエルン放送交響楽団
Disc.23
ストラヴィンスキー:
バレエ音楽「ペトルーシュカ」、交響詩「ナイチンゲールの歌」、
幻想曲「花火」
ロリン・マゼール指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.24
ストラヴィンスキー:
組曲「兵士の物語」、「三楽章の交響曲」、「詩篇交響曲」
ロリン・マゼール指揮、バイエルン放送交響楽団
Disc.25-27
チャイコフスキー:交響曲第4-6番
ロリン・マゼール指揮、クリーヴランド管弦楽団
Disc.28-29
ワーグナー:管弦楽作品集
ロリン・マゼール指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
Disc.30
オーケストラ・スペクタキュラー
チャイコフスキー:イタリア奇想曲po.45、序曲「1812」op.49
ベートーヴェン:ウェリントンの勝利
リスト:交響詩「フン族の戦い」
ロリン・マゼール指揮、バイエルン放送交響楽団
※収録曲順につきましては変更なる場合がございますので予めご了承くだ
さい。

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11-05 No.13-1

2011年05月20日 16時09分09秒 | Weblog
<MARSTON>
52063-2 2枚組 \4360
「ラウル・フォン・コチャルスキ 全録音集 第1集
POLYDOR録音 1924-1928年」
POLYDOR アコースティック録音 1924-1925年頃
ショパン:
ワルツ 変イ長調 Op.42/ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」
ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2/ワルツ 変ト長調 Op.70-1/ワルツ ホ短調 Op.post.
タランテラ 変イ長調 Op.43/練習曲 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」
練習曲 変ト長調 Op.25-9 「蝶々」/練習曲 ヘ短調 Op.25-2
練習曲 ヘ長調 Op.25-3/練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
即興曲 変イ長調 Op.29/夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
夜想曲 嬰ヘ長調 Op.15-2/夜想曲 変ニ長調 Op.27-2
ポロネーズ 変イ長調 Op.53 「英雄ポロネーズ」
バッハ:イギリス組曲第3番BWV808-ガヴォットとミュゼット ト短調
シューベルト(リスト編):菩提樹/リスト:愛の夢第3番 変イ長調
シューマン:寂しい花 Op.82-3
コチャルスキ:プラルディウム 変ニ長調/バレエ「レナータ」からのワルツ
印象 Op.75-2
シューマン:ワルツ Op.124-4
POLYDOR 電気録音 1928年頃
ショパン:
ポロネーズ イ長調 Op.40-1 「軍隊ポロネーズ」/マズルカ ロ短調 Op.33-4
マズルカ イ短調 Op.68-2/子守歌 変ニ長調 Op.57
前奏曲 ホ長調 Op.28-9/前奏曲 嬰ハ短調 Op.28-10
前奏曲 ロ長調 Op.28-11/前奏曲 嬰ト短調 Op.28-12
前奏曲 変イ長調 Op.28-17/前奏曲 ハ短調 Op.28-20/前奏曲 嬰ハ短調 Op.45
ワルツ 変ホ長調 Op.18 「華麗なる大円舞曲」/ワルツ イ短調 Op.34-2
ワルツ 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」/ワルツ 嬰ハ短調 Op.64-2
ワルツ 変ト長調 Op.70-1/ワルツ ホ短調 Op.post.
練習曲 イ短調 Op.10-2/練習曲 変ホ短調 Op.10-6/練習曲 ヘ短調 Op.25-2
練習曲 ヘ長調 Op.25-3/練習曲 嬰ト短調 Op.25-6/練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
新しい練習曲第1番 ヘ短調/新しい練習曲第3番 変ニ長調
夜想曲 変ニ長調 Op.27-2/夜想曲 ロ長調 Op.62-1
シューベルト(リスト編):菩提樹/パデレフスキ:夕べに Op.10-1
ラウル・フォン・コチャルスキ(ピアノ)ADD,148'30
ポーランドのピアニスト、ラウル・フォン・コチャルスキ(1885-1948)は、20
世紀前半の最も偉大なショパン弾きの一人である。僅か3歳で私的リサイタル
を開いたほどの神童な上、ショパンが最も可愛がった弟子のカロル・ミクリに
学び、ショパンのピアニズムを最も正統に受け継いだ存在であった。1920、
1930年代、コチャルスキはショパン弾きとして極めて高い名声を誇った。同時
に、作曲家としても多くの作品を残した。50代後半から第二次世界大戦に巻き
込まれてしまったこと、戦後はポーランドに戻って教職に専念した(弟子の一
人にモニク・ド・ラ・ブリュショルリがいる)ことから、一世代前のアルフ
レッド・コルトーと比べても著しく知名度が低くなってしまったが、彼のショ
パンは今日もっと広く聞かれるべきものである。
今回、marstonがコチャルスキの全録音復刻を計画、これがその第1集である。

52065-2 2枚組 \4360
「リストの名手たち」
ワルツ即興曲 変イ長調
ペトラルカの三つのソネット
ホルヘ・ボレット(ピアノ)
録音時期不明(BaldwinLP)
バラード第2番 ロ短調
ホルヘ・ボレット(ピアノ)
1986年4月3日,ニューヨーク
スペイン狂詩曲
ホルヘ・ボレット(ピアノ)
1972年2月5日
「ドン・ジョヴァンニ」の回想
パガニーニによる大練習曲第3番「ラ・カンパネラ」
パガニーニによる大練習曲第4番「アルペジオ」
ベートーヴェンの「アテネの廃墟」の主題による幻想曲
超絶技巧練習曲第5番「鬼火」
超絶技巧練習曲10番
グンナー・ヨハンセン(ピアノ)
録音時期不明
ダンテを読んで
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
1982年8月、ザルツブルク
ピアノ・ソナタ ロ短調
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
1977年11月、トロント
2つの演奏会用練習曲第2番 嬰ヘ短調 「小人の踊り」
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
1963年5月、ルガーノ
リストを得意とするピアニストは、常に特別の敬意を表されるものである。
このCDには、20世半ばにリストを見事に弾きのけた三人の名ピアニストの珍し
い録音が集められている。ホルヘ・ボレット(ボレ 1914-1990)とクラウディオ
・アラウ(1903-1991)は日本でも有名だが、グンナー・ヨハンセン(1906-1991)
はピアノに詳しい人でないと知らないかもしれない。デンマーク生まれで、
20代で米国に移住、広範なレパートリーで活躍したが、録音が極めて少なく、
入手可能な録音は、ブゾーニのピアノ協奏曲(Music & Arts M&A1163)くらいし
かなかった。ここに収録されている6曲は、マニアが泣いて喜ぶほど貴重な音
源である。

56001-2 6枚組 \8720
「ヴァンニ=マルクー 全録音集」
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、アコースティック録音(CD1)
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、電気録音(CD1-6)
ラ・ヴォワ・デ・ノートル「シャンテ・デ・メティエ」録音(CD6)
マルニという偽名で録音したもの(CD6)
ヴォワ・ドゥ・ソン・メートル 1955年LP録音(CD6)
ヴァンニ=マルクー(バ
ス・バリトン)
ピエロ・コッポラ(指揮、ピアノ)他、様々な伴奏者
録音:1924-1955年
ヴァンニ=マルクー、本名ジャン=エミル・マルクー(1877-1962)は、20世紀
初頭のフランスの偉大なバス=バリトンである。パリのオペラ座に初出演した
のが1908年、それから歌手を引退する1948年までの40年間、マルクーは偉大な
歌手であり続けた。オペラからポピュラー曲まで幅広く歌い、残された録音も
膨大である。今回、marstonがそのすべてを復刻、CD6枚に収めた。1924年の
アコースティック録音から、80歳近くになった1955年の録音まで、いずれも貴
重な録音である。一時代を築いた偉大な歌手のすべてを、素晴らしい復刻で楽
しむことができる。
「ヴァンニ=マルクー 全録音集」 曲目・録音データ明細
●CD1(79:34)
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、アコースティック録音
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」-私は最高の権力を得た
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」-カザンの町であったこと
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1924年9月26日、パリ、
ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」-ああ、やっと気分が良くなった,
まるで汚れを知らぬと
フェヴリエ:「モンナ・ヴァンナ」-ここに老人はいない
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1924年10月6日
マスネ:「ドン・キショット」-星が現れる時,友よ、聞いてくれ,私は死ぬ
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1924年10月13日
トスティ:ご婦人よ、あなたは眠っている
トレッリ:あなたは知っている
コッポラ:溜め息
クラ:古い噴水,朝早く
セヴラック:愛する人形
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1925年2月6日
グラズノフ:東洋のロマンス
ボロディン:眠る王女
マルティーニ:愛の喜び
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1925年9月24日
GRAMOPHONE COMPANY、パリ、電気録音(CD6の2曲目まで)
マスネ:「ドン・キショット」-星が現れる時
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月6日
マスネ:「ドン・キショット」-主よ、私の魂をお受けください,私は放浪
の騎士です
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月13日
マスネ:「ドン・キショット」-友よ、聞いてくれ
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月7日
マスネ:「ドン・キショット」-私は死ぬ
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月6日
●CD2(77:14)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」-さあ、窓辺においで
プッチーニ:「ボエーム」-古い外套よ
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月12日
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」-私は最高の権力を得た,ああ、
苦しい(2種)
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月7日
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」-私は死ぬ
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月13日
ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」-ああ、やっと気分が良くなった,
まるで汚れを知らぬと
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1927年10月6日
マルティーニ:愛の喜び
トスティ:ご婦人よ、あなたは眠っている
グラズノフ:東洋のロマンス
コッポラ:溜め息
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1928年6月18日
カーペンター:ジャズの少年たち,クライン・ブルース
セヴラック:愛する人形
ブロージ:志願兵
シューベルト:鱒,笑いと涙
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1928年6月28日
デュパルク:ロズモンドの館
マスネ:「パニュルジュ」-トゥーレーヌの歌
シューマン:くるみの木
不詳:素晴らしい住み家
不詳:私たちの村で
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1930年5月28日
●CD3(73:54)
マスネ:「ノートルダムの曲芸師」-聖処女はよく聞いてくださる
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」-家の前で,やさしい蚤が一匹
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1930年9月23日
トスティ:最後の歌,秘密,
管弦楽団
1930年9月24日
アーン:捧げ物,あなたの慈悲を
トスティ:ニノン
ベンベルク:インドの歌
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1931年4月14日
トスティ:愛の苦しみ
シューベルト:菩提樹,水車屋の花(フランス語)
伝承曲:昔々、一人の羊飼いがいた
伝承曲:マリーの歌
ランセル:カンタティユ
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1931年6月23日
ウェッケルラン:幸せに生きる,ノルマンドの歌
フォーレ:秘密
トスティ:別れの歌
ピエロ・コッポラ(ピアノ)
1931年6月26日
ラパラ:ハバネラ
トーマ:「ハムレット(アムレ)」-生きるべきか死ぬべきか
マスネ:「クレオパトラ(クレオパトル)」-テラスに一人
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1931年10月5日
●CD4(73:56)
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」-カタログの歌
ヴェルディ:「ドン・カルロス」-一人眠ろう
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1931年10月7日
伝承曲:ムール貝を採りに,とても愛らしいシルヴィー,三人の王女
ベアルヌ民謡:ルシニュレット
ウェッケルラン:朝の星,甘いキスを一つ、リゼット,僕のかわいい恋人
リュシアン・プティジャン(ピアノ)
1932年5月2日
グノー:花に添えて,祈り
ピエモンテの古謡:美しいマリオン
17世紀の歌:エグゾデのメヌエット
ウェッケルラン:五月の愛
リュシアン・プティジャン(ピアノ)
1932年5月3日
デルメ:あなたは本当に素敵だ,老乞食,憂鬱,愛の星
リュシアン・プティジャン(ピアノ)
1932年11月3日
トレス:「パリのミュージックホール」-一言もなしに,ハバナ人
デルメ:飾り,小さな悩み,自由な歌,幕を閉めよう,すべて単純に
管弦楽団
1933年10月12日
●CD5(78:08)
デルメ:花束を贈る,愛の魅力,マノンに捧げるスタンス,小さな敷石
リュシアン・プティジャン(ピアノ)
1933年10月17日
ルナール:さくらんぼの実る頃
プリヴァ:時の歌
セヴラック:愛する人形
マルティーニ:愛の喜び
リュシアン・プティジャン(ピアノ)
1933年10月22日
ディオ:リラがまた咲く時
フラグソン,クリスティーヌ:戻り来る
ルルー:ジャン=ピエールの手紙
ナドー:マルサラの兵士
アンドレ・レルミト(ピアノ)
1934年5月7日
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」-私の心は悲しみ
マスネ:「ドン・キショット」-友よ、聞いてくれ
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1934年6月8日
ベルトミュー:「美しい航海」-一晩、一時間
ベルトミュー:「ロベール・マケール」-美しい星に
イヴェン:「家なき児」-狼たちが,僕のローラ
E.ベルヴィリ(指揮)管弦楽団
1934年11月7日
シャルパンティエ:「ルイーズ」-子守歌
トーマ:「ミニョン」-逃げ出し、震えて,彼女の心の昂ぶりを私は鎮め
てやった
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1934年11月12日
グブリエ:「夜は美しい」-夜は美しい,脱いだドレスが
アンリ・グブリエ(指揮)
1935年9月30日
●CD6(68:25)
ハヴォス:決して
マルセル・カリヴァン(指揮)管弦楽団
1936年12月7日
カスタニャーロ:あなたは私に言った
マルセル・カリヴァン(指揮)管弦楽団
1937年4月13日
ラ・ヴォワ・デ・ノートル「シャンテ・デ・メティエ」録音
ラルビ:忘れられた歌,タイピストの歌,大工の歌,売り子さんの歌
ジャニーヌ・ウーセ(ピアノ)
1931-1932年
マルニという偽名で録音したもの
コッポラ:キスのために,二つのうち良い方,タンゴのおかげで,あなた
が愛して何になる
ピエロ・コッポラ(指揮)管弦楽団
1932年11/12月
ヴォワ・ドゥ・ソン・メートル LP録音
デルメ:新しい歌曲集(14曲)
イレーヌ・エトフ(ピアノ)
1955年

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11-05 No.13-2

2011年05月20日 16時08分34秒 | Weblog
<QUERSTAND>
VKJK 1017(SACD-Hybrid) \2380 ※5月25日までのご注文特価 \1980
ブルックナー:
交響曲第3番 ニ短調(1873年第1稿)
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2010年9月ライヴ
ブロムシュテット&ゲヴァントハウス管弦楽団のライヴによるブルックナー
・シリーズ第5弾。2010年の新録音です。この交響曲第3番は初稿による演奏
です。近年、この初稿による演奏は増えてきていますが、ブロムシュテット
は、1998年のゲヴァントハウス・カペルマイスター着任コンサートでも、
「第3番」をこのワーグナーに献呈された初稿で演奏しており、並々ならぬこ
だわりを感じさせます(当レーベルのVKJK0507ボックスセットでCD化済)。
ブロムシュテットとしては相当自在なアゴーギグがあり、それがまた実に効果
をあげており、この初稿がまるで未熟さや失敗な部分などない、完璧な作品で
あることを証明しています。時として官能的な揺らぎすらも見せ、如何に巨匠
がこの曲を愛しているかの証でしょう。

VKJK 1118 \1680
「バザール」-フルート四重奏作品集
モーツァルト:フーガK.401(K.375e)
ドビュッシー:夏の風の神、パンに祈るために/夢想/2つのアラベスク
テレマン:四重奏曲ホ短調
ヴォルフガング・バルチュ(b.1963):足音(2010)
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
メンデルスゾーン:
「無言歌」より(安らぎも無くOp.30-2/5月のそよ風Op.62-1/別れOp.85-2
羊飼いの嘆きOp.67-5/タランテラOp.102-3)
モーツァルト:アダージョK.540/メヌエットK.355(K.576b)/小ジーグK.574
ブラームス:8つの小品Op.76より4曲
マイク・モーワー(b.1958):ヒア・ウィー・ゴー・アゲイン(1980)
ハイケ・ベックマン(b.1959):バザール(2009)
アルカディ四重奏団:
【ユディト・コンター(アルトfl),ズザンネ・シュラーゲ(ピッコロ),
トーマス・ブリンクマン(fl)、マティアス・シュミット(バスfl)】
録音:2010年6月28-30日,
ピッコロからバス・フルートまで、フルート4人によるアンサンブルです。フ
ルートばかりでよく溶け合って美しいです。バス・フルートなんか息が大変
そうです。

VKJK 1012 \1680
「ヒストリカル・トロンボーンVol.1」
-ルネッサンス・トロンボーン
バルトロメ・デ・セルマ・イ・サラベルデ(3曲)
ディエゴ・オルティス(6曲)
ジョヴァンニ・バティスタ・ボヴィチェッリ(1曲)
フランチェスコ・ロニョーニ=テッジョ(2曲)
ジョヴァンニ・バッサーノ(1曲)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1曲)/の作品
エルコーレ・ニシーニ:「アヴェ・マリス・ステラ」による即興
エルコーレ・ニシーニ(バロックTrb)
インストゥルメンタ・ムジカ:
【ウタ・シュミット(b-fl)、ズィタ・ミキヤンスカ(Org,ウ゛ァージナル)、
モニカ・フィシャレク(ドルシアン)、ノラ・ティエレ(打楽器)】
録音:2010年10月、ドレスデン
エルコーレ・ニシーニはミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ管に席を置きながら
ルネサンス・トロンボーンやバロック・トロンボーンを学び直した。この「ヒ
ストリカル・トロンボーン」シリーズは全4枚が予定されており「バロック編」
「古典編」「ロマン派編」が予定されている。
どちらも美しい!クラシックからポピュラーまで歌えます!

VKJK 1103 \1680
「アウフタクト」
エデンロート:チリ・コン・カルネ/ガストルディ:美しい男
ガストルディ:愛しき乙女たち/メンデルスゾーン:船路
ジルヒャー:サンクトゥス/パレストリーナ:おお、慈悲深きイエスよ
マウエルスベルガー:主よ,知らしめ給え/グリュック:すずしき谷間に
フンパーディンク:宗教的な夕べの歌/レーガー:夜の歌
ブラームス:森の夜/民謡:黒い鳥/民謡:グリーンスリーヴス
エリントン:クリオール・ラヴ・コール(*)
ヘイマン:友よ、良き友よ(*)
ハモンド&ヘーゼルウッド:アイム・ア・トレイン/他,全20曲
オクタヴィアンス(男声声楽アンサンブル)
(*印のみ)ヘルマン・ヴェルナー(Pf)
録音:2010年11月、イェーナ
2006年イェーナ・フィル少年合唱団OBで結成された若手男声アンサンブル、オ
クタヴィアンス。ルネサンスから民謡、ジャズまで2曲を除きア・カペラで歌
います。

VKJK 1109 \1680
「SJAELLA(シャエラ)」
クヌート・ニューステット/ラヨシュ・バルドス/モーリス・デュリュフレ
ヤヴィエル・ブスト/ツェザール・ブレスゲン/の作品
レノン&マッカートーニー:ドライヴ・マイ・カー,ブラック・バード
スティング:ヴァルパライゾ,フィールズ・オヴ・ゴールド
ヴィクター・ヤング:フェン・アイ・フォール・イン・ラヴ/他全16トラック
シャエラ(女声アンサンブル)
録音:2010年12月27-30,
シャエラは15-19歳の女声6人のア・カペラ・アンサンブル。「シャエラ」の名
前の由来はスカンジナヴィアの言葉で「ソウル(魂)」の意味。まだ若いのに前
身のアンサンブルは2005年から活動しています。クラシックからビートルズ、
スティングのナンバーまで、美しいア・カペラで歌っています。児童合唱とも
違う、大人のアンサンブルとも違う、とにかく美しいアンサンブルです。癒さ
れます。

VKJK 1105 \1680
「シオンの慰め」
-ヨハン・ユストゥス・カーレ:教会カンタータ集(世界初録音)
ヨハン・ユストゥス・カーレ(1668-1720頃):あなたの住まいは何と素敵なの
でしょう、万軍の主よ/鹿が新鮮な水に鳴くように/
ヨアヒム・パウリ(1636-1708)&J.クリューガー(1598-1662):シオンの慰め
J.J.カーレ:われ山に向かって目を上げ
J.パウリ:日は落ち、今、夜が来た/J.J.カーレ:全世界よ、神を讃美せよ
マリア・スキバ(ソプラノ)
コレジオ・ハレンセ(古楽アンサンブル)
録音:2010年5月,
カーレは17-18世紀に活躍したオルガニストで作曲家。そのカーレ作品を中心
に世界初録音となるソプラノと小アンサンブルによる教会カンタータを収録。

VKJK 1004 \1680
「シューマン生誕200年アルバム」
「月に寄す」-シューマン、シューベルト、ツェルター歌曲集
ツェルター:テューレの王
シューベルト:
漁夫D.225/最初の喪失D.226/海の静けさD.216/テューレの王D.367
魔王D.328/人間の限界D.716/月に寄せて(5-7曲目はツェルター作)
歌劇「ヴィラ・ベッラのクラウディーネ」D.239より「恋は至るところに
ツェルター:さすらい人の夜の歌(2曲
シューベルト:さすらい人の夜の歌D.768,D.224
シューマン:
ベルシャザールOp.57/憎みあう兄弟Op.49-2/手袋Op.87
リーダークライスOp.39(全曲)
ゴットホルト・シュヴァルツ(Br)
ミハエル・シェーンハイト(Pf)
録音:2010年4-10月、ケルン
ツヴィッカウ生まれのバス・バリトンのゴットホルト・シュヴァルツは指揮者
としても活躍しています。このアルバムでは、シューマンのリーダークライス
をメインに凝った選曲となっている。

VKJK 1114 \1680
「4世紀にわたる音楽」
-リュート、マンドリン、ギターのための作品集
ダリオ・カステージョ(17世紀):第1ソナタ
コレッリ(1653-1713):12のソナタOp.3より教会トリオ・ソナタ
ヨハン・コンラート・シュリック(1748頃-1818):
ディヴェルティメント ニ長調
ヴァレンティン・レーザー(1735-1782):
2つのマンドリンと通奏低音のためのソナタOp.3-6
桑原康雄(1946-2003):「機織る乙女」による集第と変奏
ホセ・アントニオ・ザンブラーノ(1965-):ベネズエラ組曲
アンサンブル・ル・ソン・ダルジャン:
【カテリーナ・リヒテンベルク、ジルケ・リシュコ、ミルコ・シュラーダー】
録音:2008年9月5-7日,
バロックから現代まで4世紀にわたるリュート、マンドリン、ギター音楽を集
めたアルバム。優雅なバロックに始まり、日本を代表するマンドリン作曲家で
世界で認められた桑原康雄を経て、南米の民族舞踊風のベネズエラ組曲で賑や
かに終わります。





<ミッテンヴァルト・レーベル(日本)>
MTWD 99047 \2500
メトネル(1880-1951):ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ短調作品57「叙事詩的」
メトネル:3つの夜想曲作品16より第3番
グレチャニノフ(1864-1956):瞑想曲作品14
谷本 潤(ヴァイオリン)
ウラディーミル・ブードニコフ(ピアノ)
録音:2010年11月24・25日、笠懸野文化ホールPAL
優れたヴァイオリニスト谷本潤とピアニスト・ブードニコフのメトネル作品
中、宝物的価値を持つヴァイオリン・ソナタ第3番への取り組みに注目している。
(アレクサンドル・ボンドリアンスキー【モスクワ・トリオ ピアノ奏者・
人民芸術家】)




<OehmsClassics>
OC795 \1750
J.S.バッハ:リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュートのための編曲集
1.シチリアーノ(ヴァイオリン・ソナタ 第4番 ハ短調より)
2.ペダル練習曲 イ短調(原調 ト短調)BWV598
3-7.イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
8.前奏曲 ニ長調 BWV1006a
9-15.フランス組曲 第5番 BWV816
16-21.フランス組曲 第3番 BWV814
22.目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645/23.フーガ ト短調 BWV1000
シュテファン・テミング(リコーダー&音楽監督)
ドーメン・マリンチッチュ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
アクセル・ヴォルフ(リュート)
録音 2011年1月
コレルリ(OC598)、ヘンデル(OC772)で、超絶技巧と確固たる時代考証をまざま
ざと見せつけた驚異のリコーダー奏者、テミングの最新作はバッハ(1685-1750)
の作品集です。もし、リコーダーでバッハを演奏したいとしても、そのレパー
トリーは非常に限られています。しかし、テミングは「バッハのハープシコー
ド作品は他の楽器で演奏されるためにコピーが可能である」と主張、その結果、
なんと、イギリス組曲とフランス組曲のメロディをリコーダーで吹いてみせる
のです。確かに当時は様々な編曲も花盛りでしたし、ヴィヴァルディの協奏曲
を独奏版に編曲したバッハ自身の作品も多数存在します。さて、テミングの思
惑は当たってますでしょうか?
シュテファン・テミング・・・1987年ケープタウン生まれ。ミュンヘンとフラ
ンクフルト大学でミヒャエル・シュナイダーにリコーダーを学ぶ。様々な音楽
コンクールで優勝した後、リコーダー・アンサンブル、古楽アンサンブルに参
加。様々な現代音楽作曲家も、彼のために曲を書いているなど、すでに彼の演
奏は「既に巨匠の域」と絶賛されています。

OC784 \1750
グルジアン・ミニアチュアズ
1.スルハン・ナシーゼ(1927-1996):室内交響曲 第3番
2-4.ヨゼフ・バルダナシュヴィリ(1948-):
ピアノと弦楽、チェレスタとハープシコードのための「協奏曲、ほとんど幻
想曲のように」
5-15.スルハン・ツィンツァーゼ(1925-1991):
室内管弦楽団のための「ミニアチュアズ」
グルジア室内管弦楽団インゴルシュタット
アリエル・ズッカーマン(指揮)
アレクサンダー・コルサンティア(ピアノ)…2-4
録音 2010年9月19-21日 ノイマルクト ヒストリシャー・ライトシュタードル
グルジアのティフリス(トビリシ)で1964年に創設され、1990年にドイツへ移っ
た「グルジア室内管弦楽団インゴルシュタット」の20世紀の音楽集です。彼ら
は既にドイツで確固たる地位を築いていて、様々なレパートリーを有し、現代
作品も意欲的に紹介しています。このアルバムでは、現代グルジアの音楽を紹
介。未知の作曲家の作品との出会いを楽しむことができます。「協奏曲、ほと
んど幻想曲のように」でピアノを担当しているアレクサンダー・コルサンティ
アは、1988年にシドニー国際ピアノコンクールと、1995年にテル・アビブで開
催されたルービンシュタイン国際コンクールで1位を獲得したグルジアのピア
ニストです。東洋と西洋の出会いから幾千年、良い具合に熟成された音楽をお
楽しみください。

OC790 \1750
デヴィッド・イアンニ:ピアノ作品集 「夜に祈る人」-神秘的なピアノの夢
1-3.こぼれ落ちる真珠(マジック・ミラー/涙のよる/別れ)
4.白いばら Op.40/5.バラード 第1番 Op.39/6.バラード 第2番 Op.64
7.バラード 第3番 Op.78/8.星の歌 Op.41
9-11.夜に祈る人 Op.79
(Iアヴェ・マリア/IIサンクトゥム/IIIヌンク・ディミティス)
12-14.ラヴ・レター Op.62(あなた/切望/ラヴ・ソング)
15.ソナタ 第1番 Op.65
デヴィッド・イアンニ(ピアノ)
録音 2010年4月
1979年ルクセンブルク生まれのピアニスト&作曲家デヴィッド・イアンニに
よる、彼自身の選集アルバムです。ルクセンブルクとロンドンで作曲とピアノ
を学び、ウゴルスキやルプーにも師事、16歳でピアニストとしてデビューし
1997年にはベートーヴェン、ラフマニノフなどを収録したCDもリリースしてい
ます。同時期に作曲も始めた彼、既に100以上もの作品を書き、その創作意欲
は留まることを知りません。多数の合唱曲(オラトリオも含む)、子どもたちの
ためのオペラ、弦楽四重奏曲、室内楽などジャンルは広範囲に及びますが、な
んと言っても彼の本領はピアノ曲。ここに収録された繊細で美しい作品は、彼
の感性の豊かさを雄弁に物語るものです。

OC647(SACD-Hybrid) 2枚組 \3050
マーラー(1860-1911):交響曲 第2番 ハ短調「復活」
クリスティアーネ・エルツェ(ソプラノ)
ミカエラ・シュスター(メゾ・ソプラノ)
カルトイザーカントライ・ケルン/バッハ=フェライン・ケルン
ケルン音楽大学マドリガルコア/ケルン音楽大学カンマーコア
フィギュラルコア・ボン
マルクス・シュテンツ(指揮)
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
録音 2010年10月23-27日 ケルン・フィルハーモニー
Recording Producer, Editing, Mastering:Jens Schunemann,
Balance Engineer: Christian Feldgen,
SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas
純器楽作品である第5番、ソプラノを伴う第4番。続くシュテンツのマーラー
・ツィクルスは合唱を伴う第2番へと移ります。ソプラノ、メゾ・ソプラノの
ソロと合唱を伴うこの「復活交響曲」のために、ケルンとボンから5つの合唱
団と、2人の名歌手が力を合わせました。今作もシュテンツは作曲家の真意を
汲むために、入念なスコアの読み込みを行い、確固たる表現力でこの大作を
見事に形にしています。またホールの空気感までをも余さず捉えた素晴らし
い録音にも注目。全てのマーラー・ファンへ捧げます。




<DIVOX>
CDX-70308 4枚組 \4850
メールロ:オルガン作品全集
《第1集 CDX-7030-/10-6(SACD-Hybrid 2枚組)》
(CD1)
1.トッカータ集 第1集-第1番
2.リチェルカーレ集 第1集-第2旋法によるリチェルカーレ
3-5.カンツォーナ集 第1集より(La Gratiosa/Petit Jacquet/La Leonora)
6.トッカータ集 第1集-第3番
7.トッカータ集 第2集-第3番
8.リチェルカーレ集 第1集-第8旋法によるリチェルカーレ
9.カンツォーナ集 第1集-La Cortese
10.トッカータ集 第1集-第4番
11-12.カンツォーナ集 第2集(La Seula/La Pazza)
13.トッカータ集 第2集-第1番
(CD2)
1.トッカータ集 第3集-第4番
2.カンツォーナ集 第2集-La Radivila
3.リチェルカーレ集 第1集-第3旋法によつリチェルカーレ
4-6.カンツォーナ集 第2集より(L'Arconadia/La Palma/La Scarampa)
7.トッカータ集 第2集-第6番
8.トッカータ集 第1集-第9番
9-10.カンツォーナ集 第3集より(Content/Languissans)
11.リチェルカーレ集 第1集-第6旋法によるリチェルカーレ
12.カンツォーナ集 第2集-La Pargoletta
13.トッカータ集 1集-第8番
《第2集 CDX-70311/12(通常CD)》
(CD1)
1.トッカータ集 第2集-第9番
2.リチェルカーレ集 第1集-第11旋法によるリチェルカーレ
3.カンツォーナ集 第3集-Onques amour
4.カンツォーナ集 第1集-La Rolanda
5.カンツォーナ集 第2集-La Ironica
6.トッカータ集 第2集-第5番
7.トッカータ集 第1集-第4番
8.カンツォーナ集 第2集-La Jolette
9.カンツォーナ集 第1集-La Zambeccara
10.第3旋法によるトッカータ
11.カンツォーナ集 第1集-La Benvenuta
12.リチェルカーレ集 第1集-第12旋法によるリチェルカーレ
13.トッカータ集 第2集-第10番
(CD2)
1.トッカータ集 第2集-第7番
2.カンツォーナ集 第1集-L'Alberagata
3.リチェルカーレ集 第1集-第1旋法によるリチェルカーレ
4.トッカータ集 第1集-トッカータ第2番
5.カンツォーナ集 第1集-La Rosa
6.トッカータ集 第2集-第2番
7.トッカータ集 第2集-第8番
8.カンツォーナ集 第1集-La Bovia
9.リチェルカーレ集 第1集-第4旋法によるリチェルカーレ
10.トッカータ集 第1集-第7番
11.カンツォーナ集 第1集-Petite Camusette
12.カンツォーナ集 第1集-Susanne un jour
13.トッカータ集 第1集-第6番
ステファノ・モラルディ(オルガン)
2004年、偉大なるオルガニスト&作曲家クラウディオ・メールロ(1533-1604)
没後400年を記念して、制作されたオルガン作品全集をBOX化。メールロはサン
マルコ大聖堂のオルガニストを長く務め、またオルガン制作者としても名を
馳せました。彼は当時の鍵盤音楽を技術的にも音楽的にも飛躍的に向上させ、
とりわけ、すばらしいトッカータの構造は、後の作曲家・・・ブクステフーデ
たちに強い影響を与えたことで知られます。この演奏は、DIVOXレーベルが誇
る名オルガニスト、モラルディがメールロの生まれた年である1533年に作られ
たオルガン(残存する最も古い楽器3台の中の1台)を使用したものです。明るく
暖かい音色は、当時のベニスの聴衆の趣味にぴったり合っていたようです。
第2集は通常CDですが…これでも充分音はすばらしい…第1集の2枚はSACDのス
ペックを極限まで生かした高音質です。レーベルの拘りが存分に発揮された、
極上の響きに身を委ねる幸福。時を越えた愉悦のひとときをお約束いたします。




<ORCHID CLASSICS>
ORC100015 \1750
冬のスケッチ ビャルケ・モーゲンセン:アコーディオン名演集
1.伝承曲:Oi Da Snowball Tree(パニツキー編)
2.伝承曲:2つのロシア民謡(P.P. ロンドノフ編)
3-5.ソロタリョフ(1942-1975):室内組曲
6.レプニコフ(1932-2007):カプリッチョ
7.チャイコフスキー(1840-1893):ロシアの踊り(B.モーゲンセン編)
8.チャイコフスキー:夜想曲(B.モーゲンセン編)
9.セミョーノフ(1946-):ゲルダーローズ
10.ムソルグスキー(1839-1881):村にて(B.モーゲンセン編)
11.プロコフィエフ(1891-1953):行進曲
12.プロコフィエフ:スケルツォ
13.ユン・キン(1954-):2つのロシアの主題による幻想曲
14.伝承曲:ヴォルガの舟歌(V.チェルニコフ編)
15-20.クスヤコフ(1945-2007):冬のスケッチ
ビャルケ・モーゲンセン(アコーディオン)
録音 2009年12月1日、2010年3月2日 デンマーク コペンハーゲン,
ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック
多くの国の音楽文化は、伝統の中に必ずアコーディオンの歴史も伴うようで
す。ポーランドのポルカ、フランスのミュゼット、アルゼンチンのタンゴ、
ブルガリアのホウロウ・・・。この「一人で奏でる移動可能なオーケストラ」
は、様々な音楽シーンを盛り上げる立役者であることは間違いありません。
ロシア式アコーディオンは、「バヤン(吟遊詩人を意味する)」と呼ばれ、他
の楽器とは違った鍵盤配列を持つものです。発明は1907年と比較的新しいの
ですが、後に西洋音楽の演奏もできるように改良が加えられ、現代音楽の作曲
家たちも、この楽器のために重要な作品を書いています。ロシアの冷たい空気
と、迸る情熱が感じられるような作品集となりました。ここでアコーディオン
を演奏するのは、1985年デンマーク生まれのモーゲンセンです。7歳でアコー
ディオンを演奏し始め、2-3年も経つ頃には名手と呼ばれるまでになりました。
13歳でテレビに出演、その後もデンマーク音楽大学で勉強を続けながら、デン
マーク中で演奏活動を行い、また幾つかの音楽コンクールでも賞を獲得してい
ます。現代作曲家たちは彼のために多くの作品を書いていますが、このアルバ
ムでも聴けるように、彼自身もアコーディオンのために積極的に編曲を行い、
新たなる可能性の模索に余念がありません。

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11-05 No.12

2011年05月20日 16時08分01秒 | Weblog
<Onyx>
ONYX 4070 2枚組 \3250
ペザント・ガール ――
デュオウード(バーリー編):フォー・ネディム(フォー・ナディア)
ジョン・ルイス/ブラッチ(バーリー編):ジャンゴ
フロリアン・ヘルマン(バーリー編):黒い瞳
ブラッチ(バーリー編):
エル・ネモ・クランツ・ウィズ・バルトーク・デュオス
ウェザー・リポート(ザヴィヌル/バーリー編):ペザント
バルトーク:
デュオス・ウィズ・インプロヴィゼイションズ(44の二重奏曲より)
バーリー:ユーラ - ロシア民謡リューバによる
ブラッチ(バーリー編):ビ・ロヴェンゴ
ウェザー・リポート(ザヴィヌル
バーリー編):貴婦人の追跡
ンドゥール:ライフ
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための《二重奏曲》Op.7
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)
マシュー・バーリー(チェロ)
ジュリアン・ジョセフ(ピアノ)
ポール・クラーヴィス(ドラムス/パーカッション)
サム・ウォルトン(パーカッション)
オニックス(Onyx)という新しいステージに上がり、ヴィヴァルディ、シュー
ベルト、リサイタル・プログラム、バッハ、ベートーヴェンの名演を送り出し
てきた女王ヴィクトリア・ムローヴァ。
「鏡の国のアリス」以来となるムローヴァのクロスオーヴァー・プログラム
「ペザント・ガール(田舎娘)」のキーワードは、「ジプシー音楽」、「伝統
音楽」&「ウクライナ」!
ムローヴァは「ペザント・ガール」を実現させるために、夫君でチェリスト
のマシュー・バーリーや天才ジャス・ピアニストのジュリアン・ジョゼフ、
「鏡の国のアリス」のメンバーだったポール・クラーヴィス、サム・ウォル
トンとスペシャル・ユニットを結成!
アラブの弦楽器ウードを弾く"デュオウード"、フランスのジプシー・バンド
の"ブラッチ"、セネガル・ポップスの巨星"ユッスー・ンドゥール"、伝説の
ジャズ・バンド"ウェザー・リポート"、そして"バルトーク"&"コダーイ"の
音楽とインプロヴィゼーションから生まれる強烈なリズムと憂愁を帯びた旋
律の音世界が、"ウクライナ"というムローヴァのバックグラウンドと結びつ
く。女王ムローヴァのもう1つの姿を映し出す「ペザント・ガール」が、世界
を再び驚かすことになる ――!

ONYX 4080 \2180
ペイペル&エッシャー - ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ペイペル:
ヴァイオリン・ソナタ第1番、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、
ヴァイオリン・ソナタ第2番
エッシャー:ヴァイオリン・ソナタ
フォールモーレン:牧歌
デ・レーウ:ソナチナ
オランダのクリスマス歌曲による即興曲(Midden in de winternacht)
フィリップ・グラファン(ヴァイオリン)、イェルガー・ブランケン(ピアノ)
フランスの天才ヴァイオリニスト、フィリップ・グラファンのレア・ダッチ
・ワークス!
ヴィレム・ペイペル(1894-1947)とルドルフ・エッシャー(1912-1980)の師弟
コンビを中心に、ハルトマンとメシアンの下で学んだデ・レーウやフォール
モーレンなど、20世紀オランダの"レア"なヴァイオリン作品にスポットライ
トをあてるグラファンならではの好企画。
ハイペリオン(ヘリオス)からリリースされている「レア・フレンチ・ワーク
ス」の続編として聴いても面白そう。

ONYX 4083 \2180
レスピーギ:ローマ三部作 ――
交響詩《ローマの松》/交響詩《ローマの噴水》/交響詩《ローマの祭り》
ジョゼップ・カバリエ=ドメネク(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
コリン・デイヴィス、デイヴィッド・ジンマン、ヨルマ・パヌラ、セルジュ
・コミッショーナといった大指揮者たちの下で研鑽を積んだスペイン、バル
セロナのマエストロ、ジョゼップ・カバリエ=ドメネク(1973-)がロイヤル・
フィルとのコンビでオニックスに初登場!
デュトワ体制となり勢いに乗るロイヤル・フィルを率いていきなりの「ロー
マ三部作」という大胆な選曲には期待させられてしまう。イベリア半島に現
れたスペイン人マエストロの才能や如何に!




<SOMM(ソム)>
国内の代理店が変更になり、新規のご案内となります。
以前ご紹介の商品も含まれますので、ご注意下さい。
(これまでご注文をいただいていて未入荷のSOMMレーベル商品は、すべて
ご注文キャンセルとさせていただきますので、再度ご注文をお願いいたします)

"SOMM(ソム)"は、1995年に設立されたイギリスのインディペンデント・レーベ
ル。イギリスの演奏家による優れた演奏、巨匠トーマス・ビーチャムの名演な
どは要注目です!

★期間限定割引:2011年10月31日入荷分まで、今回ご案内商品は\100割引と
なります。品切れ等で入荷が遅れた場合は、通常価格になる場合がございます
ので、お早めにご検討下さい。

SOMMCD 245 \2180
マーラー(シュタイン編&プラット校訂版):交響曲第4番ト長調(室内楽版)
ベルリオーズ(デイヴィッド・マシューズ編):
歌曲集《夏の夜》(独唱&室内楽版/マシューズ編曲世界初録音)
デイヴィッド・カーティス(指揮)
オーケストラ・オヴ・ザ・スワン、ヘザー・シップ(メゾ・ソプラノ)
バーミンガム・タウン・ホールのレジデント・チェンバー・オーケストラ、
オーケストラ・オヴ・ザ・スワンの"室内楽編曲版"マーラー&ベルリオーズ!
マーラーの「交響曲第4番」は、ウィーンの作曲家エルヴィン・シュタイン
(1885-1958)のアレンジに、アメリカの若手指揮者アレクサンダー・プラット
が校訂を加えたヴァージョンを使用。個々に高い力量が求められる室内楽編
成から浮かび上がるマーラーは、シンプルな響きと一体感が美しい。
マシューズ編曲版のベルリオーズはこれが世界初録音!
2009年3月25日、バーミンガム・タウン・ホール(イギリス)でのライヴ録音。

●Somm(Beecham)
SOMM-BEECHAM 29 \1650
ビーチャム・コレクション ――
ワーグナー:歌劇《リエンツィ》序曲
ディーリアス:夏の庭で
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944《ザ・グレイト》
トーマス・ビーチャム(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
巨匠トーマス・ビーチャム(1879-1961)が遺した名演の復刻を行いイギリスで
凄まじい人気を誇るソムのビーチャム・コレクション。没後50周年記念として
リリースされるロイヤル・フィルとのワーグナー、ディーリアス、シューベル
トのライヴは、商業用録音としては世界初CD化となる。
録音(全てライヴ):1956年12月9日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(ワーグナー)&1956年8月24日、アッシャー・ホール(ディーリアス)&1955年
12月14日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(シューベルト)

●Somm(Celeste Series)
SOMMCD 0103 \1780
ショパン:ピアノ作品集 ――
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1《小犬》/3つのエコセーズOp.72
4つのマズルカOp.6/即興曲第1番変イ長調Op.29/即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36
即興曲第3番変ト長調Op.51/幻想即興曲嬰ハ短調Op.post.
2つの夜想曲Op.27/4つのマズルカOp.17/幻想曲ヘ短調Op.49
レオン・マッコーリー(ピアノ)
レオン・マッコーリーは、ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第1位、リ
ーズ国際ピアノ・コンクール第2位の実績を持ち、アヴィー(Avie)からリリー
スされたモーツァルトとハンス・ガルで一気に知名度を上げたイギリスの実
力派ピアニスト。
イギリスの名門ロンドン王立音楽大学の教授が弾くショパン・リサイタルは、
緩急のバランス、表情の変化が見事。
2010年7月14日&15日、チャンプス・ヒル(ウェスト・サセックス)での録音。

SOMMCD 0101 \1780
ヴェナブルズ:
ピアノ五重奏曲Op.27/ヴァイオリンとピアノのための《3つの小品》Op.11
チェロとピアノのための《エレジー》Op.2
ヴィオラとピアノのための《独り言》Op.26
チェロとピアノのための《詩曲》Op.29
マーク・ベビントン(ピアノ)、
グレアム・J.ロイド(ピアノ)、コウル弦楽四重奏団
リヴァプール出身で現在のイギリスを代表する歌曲の作曲家の1人、イアン・
ヴェナブルズ(1955-)の室内楽作品集。
歌曲の作曲で培われた作曲技法、メロディアスなフレーズがヴェナブルズの
室内楽の持ち味。「ピアノ五重奏曲」、「独り言」、「詩曲」は世界初録音。
2009年5月23日-24日、アボッツホルム・スクール(スタフォードシャー)での
録音。

SOMMCD 0102 \1780
ソー・スウィート・ア・メロディ ――
ベルリオーズ:《キリストの幼時》第1部より トリオ
ラインベルガー:グローリア
リスト:眠りから覚めた御子への讃歌
ゴダール:見よ、幼子を
ブリテン:あの幼子は、バルラロー
ベルリオーズ:《キリストの幼時》第2部より トリオ
ラインベルガー:サンクトゥス&ベネディクトゥス
ゴダール:おやすみ、イエス
ベラ:言葉は肉となりて
ラインベルガー:幼な子はベツレヘムに生まれぬ
ブリテン:やさしい歌、間奏曲(キャロルの祭典より)
トスト:ボネ・ヘスレ
ヴォ―ン=ウィリアムズ:おお、わが心よ
ブリテン:4月の露のように(キャロルの祭典より)
ヒルデガルド合唱団、
ガリヴァー・ラルストン(指揮)
エミリー・ファン・エヴェラ(ソプラノ)
オックスフォードのヒルデガルド合唱団の新録音は、母なる聖母マリア、イエ
スの降誕をテーマとした女声合唱のためのレパートリー集。
イギリス、フランス、ドイツ、さらには東欧スロバキアから集められた音楽
が、マリア、イエスの存在により一本の線で結ばれる。
2009年8月28日-29日&10月21日、サマータウン(オックスフォード)での録音。

●Somm(New Horizons)
SOMMCD 0100 \1780
グラズノフ:ピアノ・ソナタ第1番Op.74、ピアノ・ソナタ第2番Op.75
リャードフ:ポーランド民謡の主題による変奏曲Op.51
アレンスキー:6つの奇想曲Op.43
マーティン・カズン(ピアノ)
グラズノフの「ピアノ・ソナタ」にリャードフ、アレンスキーというロシア
音楽ファン垂涎のロシアン・プログラム。
2005年のエットレ・ポッツォーリ国際ピアノ・コンクール(イタリア)で第1位
に輝いたスコットランド出身のピアニスト、マーティン・カズンは、グラミ
ー受賞映画の「シャイン」に"手"の出演(ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番)
を果たすという珍しい(?)経歴の持ち主である。
2009年1月11日-12日、フィロソファー・バーン(ノーフォーク)での録音。
弊社初紹介

SOMMCD 099 \1780
アイアランド:ピアノ作品集Vol.3 ――
狂詩曲(1915)/2つの小品/4つの前奏曲/2つの小品
ロンドンの夜のバラード/アーモンドの木/3つの舞曲/前奏曲変ホ長調
狂詩曲第1番(1906/世界初録音)
マーク・ベビントン(ピアノ)
マーク・ベビントンは、イギリスの"ソム(Somm)"を自身の活躍の場と定め、
近代イギリスのピアノ作品の演奏をライフワークとするイギリスのピアニス
ト。ピアニスト、作曲家、レーベルの全てが"イギリス"のアイアランド第3集
では、1906年作曲の「狂詩曲第1番」が世界初録音。
2008年1月5日-6日、CBSOセンター(バーミンガム)での録音。弊社初紹介




<TACET>
TACET 196 \2380
ドヴォルザーク:弦楽作品集
(1)弦楽六重奏曲 イ長調 op.48
アウリン弦楽四重奏団
クリスティアン・アルテンブルガー(ヴァイオリン)
パトリック・デメンガ(チェロ)
(2)三重奏曲 ハ長調 op.74
クリスティアン・アルテンブルガー(ヴァイオリン)
マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン)
スチュアート・イートン(ヴィオラ)
(3)「ミニアチュア」 op.75a(三重奏曲 第2番)
マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン)
イエンス・オッパーマン(ヴァイオリン)
スチュアート・イートン(ヴィオラ)
2010年録音11月録音
クリスティアン・アルテンブルガー(ヴァイオリン)
パトリック・デメンガ(チェロ)(ACCORDレーベルにバッハ:無伴奏チェロ組曲
全曲の録音もある実力派です)
アウリン弦楽四重奏団
マティアス・リンゲンフェルダー(ヴァイオリン)
イエンス・オッパーマン(ヴァイオリン)
スチュアート・イートン(ヴィオラ)
アンドレアス・アーント(チェロ)
1981年にケルンで結成されたアウリン弦楽四重奏団。
ケルン音楽大学でアマデウス弦楽四重奏団に学び、ガルネリ弦楽四重奏団に
アメリカで学んだ後、数々の国際コンクールで賞を受け、現在に至るまで多く
の演奏会を行い、且つレパートリーを広げています。明快な表現力で緊張感
溢れる音楽を作り出す実力派の演奏家達です。録音技術の高さ、音質の良さ
で知られるTACETレーベルならではの自然で深みのある音で、彼らの演奏の
素晴らしさが際立ちます。




<MALIBRAN>
フランスMALIBRANレーベルの新譜の扱いを開始させて頂きます。弊社で扱わせ
て頂くものは、すべてプレス製造された音楽媒体(ソフト)で、一時期CD-Rで
発売されておりましたアイテムは扱いません。つきましては、MALIBRAN社の
カタログ全てを取り揃えません。フランスの演奏家、作品を中心に良質で優れ
た音源を発売し続けるMALIBRANレーベルにご期待下さい。

CDRG191 2枚組 \2380
マスネ:歌劇「エロディアード」
アンドレア・ギオー(サロメ)
ミミ・アールデン(エロディアード)
シャルル・カンボン(エロド)
ギー・フシェ(ジャン)
アルベール・ヴォルフ指揮
オランダ放送管弦楽団、合唱団
1957年録音
1881年12月19日ブリュッセルのモネ劇場で初演された4幕7場の歌劇。
ロマンティックで美しいメロディが印象的な「サロメ(王妃エロディアードの
娘)」の物語です。
※音質はとても良いです。

CDRG192 \1350
エルネスト・ブランク(バリトン) 名唱集
フランス人ながらイタリア、ドイツ・オペラも、みごとに歌い上げる、やわら
かく美しい響きが特徴的なバリトンであるブランク(1923-2010)の1955-1978年
における演奏会からアリア集を集めたアルバムです。
全18トラック 79分12秒。インタビュー(バイロイトの想い出)も含みます。
ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」から
サン=サーンス:歌劇「ヘンリー8世」から
マスネ:歌劇「エロディアード」から
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」から
ビゼー:歌劇「真珠とり」から
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」「タンホイザー」から
ベッリーニ:歌劇「清教徒」から
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
グルック:歌劇「アウリスのイフィゲニア」から
マスネ:歌劇「タイス」から
指揮:ギュスターヴ・クロエ、ヴィットリオ・グイ
アンドレ・クリュイタンス、ジョン・プリッチャード
ジョルジュ・プレートル 他
録音年代もばらばらで統一感はありませんが、全体的に良い音質です。
一部の古い時期に録音されたものに、マスターに起因する傷が聴かれます。

CDRG193 2枚組 \2380
初録音時(1951年)の演奏記録!
グノー:歌劇「ピエール師」
ゲオリ・ブエ(エロイーザ)
ジャクリーヌ・クシェ-ル(ジャクリーヌ)
アンリ・レ・クレジオ(アベラール)
ミシェル・ルー(ベルナルド)
マックス・ドローヌ指揮
管弦楽団、合唱団 (記載無し。詳細不明です)
1951年パリでの録音
グノーの未完成の3幕の歌劇「ピエール師」の1951年にラジオ放送の為に収録、
記録された、この作品最初の録音です。未完成部分はマスネの弟子で指揮者
で作曲家でもあるマックス・ドローヌの補筆によって完成された版での演奏
です。
ラジオ放送向けに収録されたもののため、音質はとても良いです。
貴重な音源の復刻です。




<ACOUSENCE>
ACOCD10811 \2380
ホーレンシュタイン・アンサンブル、デビュー「テンペルホーフ」
(1)ラヴェル:序奏とアレグロ
(2)ハーバード・ハウエルズ(Herbert Howells : 1892-1983 イギリス):
「狂詩的五重奏曲」 クラリネットと弦楽四重奏のための作品
(3)ジャン・エミール・ポール・クラ(Jean Emile Paul Cras : 1879-1932
フランス):
「五重奏曲」 フルート、ハープと弦楽三重奏のための作品
(4)ヴォーン・ウィリアムズ:「残酷な美(3つのロンデル)」
独唱、2台のヴァイオリンとチェロのための作品
フィオニュアラ・マッカーシー(ソプラノ)
ホーレンシュタイン・アンサンブル
Teresa Kammerer(ヴァイオリン)
Jana Kramer(ヴァイオリン)
Matthias Benker(ヴィオラ)
Andreas Timm アンドレアス・ティム (チェロ)
Silvia Careddu シルヴィア・カレッドゥ (フルート)
Ronith Mues(ハープ)
Ralf Forster(クラリネット)
2010年10月16-18日 コンチェルトハウス、ベルリンでの録音
Konzerthaus Orchester Berlinで活躍する若手7人が2008年春に設立したアン
サンブルのデビュー・アルバムです。
”テンペルホーフ”というタイトルはベルリンにあった戦争に由来の深い空港
名。歴史ある場所から縦横無尽に演奏の幅を広げる事を自らのアンサンブル・
イメージと重ね合わせたタイトルです。
彼らは偉大な指揮者ヤッシャ・ホーレンシュタインを音楽性のみならず人物、
人生観に共感しており、ホーレンシュタイン・アンサンブルという名前をつけ
て活動しています。
メンバーはヴァイオリンx2、ヴィオラ、チェロ、フルート、ハープ、クラリ
ネットの7名ですが、その中での組み合わせ、またはゲストの付加によって
多くの楽曲に適応できる、まさに縦横無尽なアンサンブルです。
レパートリーは、ラモー、モーツァルト、ベートーヴェンからラヴェル、
ドビュッシーそしてメシアン、イサン・ユンと古典から現代までと幅広く、
音楽する喜びに溢れた、闊達な演奏が魅力的です。
アイルランドのベテラン、フィオニュアラ・マッカーシー(ソプラノ)を迎えて
の美しいヴォーン・ウィリアムズの作品含めあまり耳にする機会の無いクラ、
ハウエルズ等の野心的な作品を完成度の高い演奏でこのアンサンブルの
実力をご堪能下さい。




<WALHALL>
WLCD0337 3枚組 \2700
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」
ルシル・ウドヴィク(ジョコンダ)
ミニョン・ダン(ラウラ)
ノーマン・スコット(アルヴィーゼ)
フラヴィアーノ・ラボー(エンツォ・グリマルド)
ルイザ・バルトレッティ(チェーカ)
アルド・プロッティ(バルナバ)
カルロ・フェリーチェ・チラーリオ指揮
コロン劇場管弦楽団、合唱団
1960年7月28日ブエノス・アイレスでのライヴ録音
※良い音質です。



<MYTO>
MDCD0006 3枚組 \4380
マイアベーア:歌劇「悪魔のロベール」(イタリア語)
ジョルジョ・メリーギ(ロベール)
レナータ・スコット(イザベル)
ボリス・クリストフ(ベルトラム)
ジャンフランコ・マンガノッティ(ランボー)
ステファニア・マラグー(アリス)
ニーノ・サンツォーニョ指揮
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、合唱団
1968年5月7日フィレンツェでのライヴ録音
※とても良い音質です。以前、他のレーベルから発売あり。
素晴らしいキャストによる、スケールの大きな名演奏。待望の復刻です。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 290 2枚組 \1750
ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」
ジョン・サザーランド(ルチア)
ジョアン・ジビン(エドガルト)
ジョン・ショウ(エンリーコ)
ジョゼフ・ルーロー(ライモンド) 
ケネス・マクドナルド(アルトゥーロ) 
マルグレータ・エルキンズ(アリーサ)
ロバート・ボウマン(ノルマンノ)
トゥリオ・セラフィン指揮
コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団、合唱団
1959年2月26日ロンドンでのライヴ録音
※以前、他レーベル他から、発売あり。
サザーランドの出世作です。彼女を語る上で、欠かせないアルバムです。




<Inenita>
PI 2757 \2080
マリオ・ピラーティ(1903-1938):管弦楽作品集
前奏曲、アリアとタランテッラ(1932)(*)
4つのイタリア民謡(小管弦楽のための;1931)(*)
バガテル集(室内管弦楽のための;1933)(*)
ディヴェルティメント(金管アンサンブルのための;1932)(+)
モスクワ交響楽団(*)
モスクワ交響楽団金管ソロイスツ(+)
アドリアーノ(指揮)
録音:2007年3月(*)、2008年5月(+)、モスフィルム・スタジオ
近年再評価が著しいイタリアの作曲家ピラーティの、すべて世界初録音とな
る作品集。ピラーティはナポリに生まれ、ナポリ音楽院でアントニオ・サヴァ
スタ(1873-1959)に師事。35歳の若さで病死しましたが、多数の作品を残しま
した。作風には交友関係にあったレスピーギを感じさせる部分もあります。




<DUX>
DUX 0786 \1800
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):作品全集 Vol.2
「オフェルトリム集」(1611)から
Ascendit Deus / Confirma hoc Deus / Portas caeli aperuit Dominus
Benedictus sit Deus Pater / Sacerdotes Domini / Mirabilis Deus
Gloriabuntur in te Omnes / Beata es Virgo Maria
Filiae regum in honore tuo / In omnem terram exivit sonus
Confessio et pulchritudo / Assumpta es Maria / In virtute tua Domine
Protege Domine plebem tuam / Stetit angelus / Iustorum animae
Domine Deus in simplicitate cordis mei
スシ・フェルフォグリア、ヤドヴィガ・コヴァルスカ(オルガン)
コレギウム・ジェレンスキ
スタニスワフ・ガウォンスキ(指揮)
ミコワイ・ジェレンスキはポーランドの作曲家・オルガニストで、ローマで学
んだという説もありますが、その生涯について詳しいことはほとんどわかって
おらず、彼の名を伝えるものは「オフェルトリム(奉献唱)集」と「コムニオ
(聖体拝領唱)集」の2巻の曲集のみです。前者には複合唱形式による壮大な作
品、後者には小編成の作品が収められています。

DUX 0819 \1800
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):作品全集 Vol.4
「コムニオ集」(1611)から
In splendoribus I / In splendoribus II / Video caelos apertos
Exiit sermo / Responsum accepit I / Responsum accepit II
Si consurrexistis / Confundantur superbi / Venite post me
Semel iuravi / Principes persecuti sunt / Amen dico vobis quidquid
Mirabantur omnes / Introibo ad altare Dei / Illumina faciem tuam
Gustate et videte / Qui manducat meam carnem / Tu es Petrus
Amen Dico Vobis Quod Vos / Ecce Virgo Concipiet
Spiritus qui a Patre procedit / Qui mihi ministrat / Beata viscera I
Beata viscera II / Mitte manum tuam
エマ・カークビー(ソプラノ)
ジグムント・マギェラ(テノール)
ウーカシュ・モトコヴィチ(バリトン)
ヨエル・フレデリクセン(バッソ・プロフォンド・コロラトゥーラ)
トマシュ・ゴラ(ヴァイオリン)
ボグダン・ピズナル(トロンボーン)
アンジェイ・ビャウコ、スシ・フェルフォグリア(オルガン)
スシ・フェルフォグリア、ヤドヴィガ・コヴァルスカ(オルガン)
コレギウム・ジェレンスキ
スタニスワフ・ガウォンスキ(指揮)
シリーズ第1作に続きエマ・カークビーが参加しています。

DUX 0740 \1800
【旧譜・再案内】
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):作品全集 Vol.1
「オフェルトリム集」(1611)から
Laetentur caeli / Deus firmavit / Tui sunt caeli / Elegerunt apostoli
Iustus ut palma florebit / Anima nostra / Inveni David / Reges Tharsis
Desiderium animae eius / Tu es Petrus / Laeramini in Domino
Mihi autem nimis / Diffusa est gratia / Constitues eos
Veritas mea et misericordia / Ave Maria / Terra tremuit
Angelus Domini descendit / Intonuit de caelo / Confitebuntur caeli
Dextera Domini / Posuisti Domine / Gloria et divitiae
コレギウム・ジェレンスキ
カペラ・コラコヴィエンシス
スタニスワフ・ガウォンスキ(指揮)
録音:2008年8月、2009年6、7月、クラクフ(ポーランド)、
ファティマの聖母教会

DUX 0681 \1800
【旧譜・再案内】
ミコワイ・ジェレンスキ(1550頃-1616頃):
「オフェルトリウム集」(1611)、「コムニオ集」(1611)から
Anima nostra / Ave Maria / Video caelos apertos(*)
Desiderium animae eius / Deus firmavit / Ego sum pastor bonus
Elegerunt apostol / Inveni David / Responsum accepit(*)
Iustus ut palma florebit / Laetentur caeli / Confundantur superbi(*)
Posuisti Domine / Reges Tharsis / Gustate et videte(*)/ Terra tremuit
Principes persecuti sunt(*)/ Tui sunt caeli
エマ・カークビー(ソプラノ(*))
カペラ・クラコヴィエンシス
アンジェイ・ビャウコ(オルガン)
スタニスワフ・ガウォンスキ(指揮)
録音:2008年8月18-21日、クラクフ(ポーランド)、ファティマの聖母教会
シリーズ第1作。カタログには明記されておりませんが、こちらが「Vol.3」
に相当するのかもしれません。

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11-05 No.11

2011年05月19日 22時59分41秒 | Weblog
<RCA RED SEAL>
8869787510-2 9枚組 ¥4900
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
ルドルフ・ブッフビンダー(P)
【録音】2010年9月-2011年3月, ドレスデン・ゼンパーオパーでのライヴ
“ウィーン・ピアノ流派”の後継者の頂点に存在するピアニスト、ブッフビ
ンダーは、既に1980年代にソナタ全集をTeldecに録音を果たしていますが、
今回ライヴでの約30年ぶりの再録音を行いました。曲の解釈から運指法に至
るまで、独自の観点を持ち、孤高のアプローチでこれらの「ピアノの新訳聖
書」を解読し、格別の思いを込めてこれらのソナタを演奏しています
レコーディング・プロデューサーはLiving Stereo SACDシリーズ製作にも携
わったPhilipp Nedelと、エンジニアはMichael Brammannの、2009年のグラミ
ー賞にもノミネートされた、b-Sharpスタジオ・チームが担当しています。




<deutsche harmonia mundi>
8869786045-2 2枚組 ¥2000
ヘンデル:セレナータ・オペラ『ジェルマニコ』(全曲)
サラ・ミンガルド(A), マリア・グラツィア・スキアーヴォ(Sp),
ラウラ・ケリーチ(Sp), フランコ・ファジョーリ(C-T),
マグヌス・スターヴェラン(T), セルジオ・フォレスティ(Bs),
オッタヴィアーノ・テネラーニ(指揮)
イル・ロッシニョーロ(ピリオド楽器使用)
[録音]2010年9月9-19日, ロニーゴ、ヴィラ・サン・フェルモ
(デジタル:ライヴ)
イタリアの指揮者・音楽学者でもあるオッタヴィアーノ・テネラーニは、
2007年にヴィヴァルディの楽譜研究している時に、6人の歌手とヘンデルのた
めに契約された「セレナータ・オペラ」の写譜を偶然発見しました。その後、
音楽的状況、音楽史上、などヘンデルの国際的専門家らが研究を行い、最終
的にヘンデルがイタリア滞在中の1706年頃に作曲されたに違いないと結論に
至りました。
「ジェルマニコ」は、ヘンデルがハンブルクで最初のオペラ「アルミーラ」
を作曲後の1706年にフィレンツェとヴェネツィアへ旅した時に作曲したであ
ろう、ヘンデル初期の重要な作品となるべく作品です。
このアルバムはテネラーニらが楽譜を再構成を行い、世界的バロック歌手た
ちを起用して世界初演が行われた時のライヴ録音となります。

8869788578-2 ¥1600
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ集
「ソナタ ニ短調HWV.359a」「ソナタ ト短調Op.1-6,HWV.364a」
「ソナタ ト長調HWV.358」「ソナタ イ長調Op.1-3,HWV.361」
「ソナタ ト短調Op.1-10,HWV.368」「ソナタ ニ長調Op.1-13,HWV.371」
ユリア・シュレーダー(バロックVn)
クリストフ・ダンゲル(バロックVc), ジョルジョ・パロヌッツィ(Cemb)
ダニエーレ・カミティーニ
(リュート, アーチ・リュート, テオルボ, バロック・ギター),
[録音]2010年10月4-7日, レフォルミールテ教会, スイス
(デジタル:セッション)
ユリア・シュレーダーは、「繊細で官能的、新鮮さに満ちたヴァイオリニス
トの一人」と高い評価を得ているモダン&バロック・ヴァイオリニストです。
2004年以来バーゼル室内管弦楽団のコンサートミストレスを務めており、
ArteNovaから発売された「ホグウッド指揮:劇場音楽集」「アントニーニ指揮:
ベートーヴェン交響曲集」のリーダーを務め、新しい方向性による演奏で好
評を得ています。幅広いレパートリーを持ち、ウィーンのクラブでのミュー
ジカルから、アムステルダム・コンセルトヘボウ、フランクフルト放送交響
楽団、ビルバオ音楽祭などでのソリスト。ウィスペルイ、バルトリ、ヒュー
イット、アンドレア・ショルなどからの多くの共演者より依頼も受け、信頼
の高い演奏家としても有名です。
モダン・ヴァイオリンだけでなくバロック・ヴァイオリン奏者としても評価
は高く、DHMからも弾きぶりとしてのファッシュ(88697446412)やヘンデル
(88697575202)の協奏曲集を録音。そして今回はヘンデルでのソロ・アルバ
ムの録音となりました。





<PRO MUSICA CAMERATA>
PMC 4151 11枚組 ¥3750
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲全集
第9番変ホ長調「ジュノム」K.271/第14番変ホ長調 K.449
第11番ヘ長調 K.413/第15番変ロ長調 K.450/第19番ヘ長調 K.459
第25番ハ長調 K.503/第26番ニ長調「戴冠式」K.537/ロンド イ長調 K.386
第12番イ長調 K.414/第13番ハ長調 K.415/第21番ハ長調 K.467
第5番ニ長調 K.175/第10番(2台のピアノのための)変ホ長調 K.365(*)
第7番(3台のピアノのための)ヘ長調「ロドロン」K.242(*/+)
第22番変ホ長調 K.482/第24番ハ短調 K.491/ロンド ニ長調 K.382
第6番変ロ長調 K.238/第20番ニ短調 K.466/第23番イ長調 K.488
第8番ハ長調 K.264「リュツォウ」/第16番ニ長調 K.451/第17番ト長調 K.453
第18番変ロ長調 K.456/第27番変ロ長調 K.595
第1番へ長調 K.37/第2番変ロ長調 K.39/第3番ニ長調 K.40
第4番ト長調 K.41
ニ長調 K.107 No.1/ト長調 K.107 No.2/変ホ長調 K.107 No.3
ヴィヴィアナ・ソフロニツキ(フォルテピアノ)
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ(*))
マリオ・アシュナウアー(フォルテピアノ(+))
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ
タデウシュ・カロラク(指揮)
録音:2004-2006年、ワルシャワ
使用楽器:ポール・マクナルティ製(モデル:1795年頃、ワルター製)
ロシアの大ピアニスト、ウラディーミル・ソフロニツキー(1901-1961)の娘
ヴィヴィアナは、モスクワ音楽院ピアノ科を卒業後オランダの王立ハーグ音
楽院でチェンバロと時代ピアノを学びました。ムジケ・アンティケ・コレギ
ウム・ヴァルソヴィエンセは1957年、古楽を演奏するポーランドで最初の声
楽・器楽アンサンブルとして創設され、奏者たちは1961年、ワルシャワ室内
歌劇場の創設メンバーも兼ねました。当初はモダーン楽器を使用していまし
たが、1991年以降はピリオド楽器を専門としています。タデウシュ・カロラ
ク(1954年生まれ)は2003年よりムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソ
ヴィエンセとワルシャワ室内歌劇場の指揮者を兼任しています。




<Alto>
ALC 1111 ¥750
ボロディン(1833-1887):
弦楽四重奏曲第1番イ長調
弦楽四重奏曲第2番ニ長調
ショスタコーヴィチ弦楽四重奏団
原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1011

ALC 1138 ¥750
コダーイ(1882-1967):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7(*)
無伴奏チェロのための奇想曲
無伴奏チェロ組曲 Op.8
カリーネ・ゲオルギアン(チェロ)
マルコ・リッツィ(ヴァイオリン(*))
新録音。カリーネ・ゲオルギアンはモスクワに生まれたアルメニア系ロシア
のチェロ奏者。モスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事し、1966年第3回
チャイコフスキー国際コンクール優勝。ハチャトゥリアンの協奏的狂詩曲を
作曲者指揮シカゴ交響楽団の伴奏でアメリカ初演して以来国際的に活躍し、
数多くの同時代作曲家の新作を初演。1980年より英国に在住し、ドイツのデ
トモルト音楽大学教授、英国王立ノーザン音楽大学教授を務めています。

ALC 1143 ¥750
パーセル:(1659-1695):宮廷の歌&酒場の歌
劇付随音楽「エディプス王」から
Hear ye sullen powers / Music for a while / Come away, do not stay
[ラウンド、キャッチと酒宴の歌]
Christchurch bells / I gave her cakes and ale
'Tis wine was made to rule the day / He that drinks is immortal
Tom the taylor / Sir Walter enjoying his damsel
[歌、二重唱とアリア]
So! when the glitt'ring queen of night(「ヨークシャーの祝祭の歌」から)
Arise ye subterranean winds / Lost is my quiet for ever
When the cock begins To crow
[ラウンド]
My lady's coachman John / As Roger last night
Hark, how the wild musicians / Not all my torments
オペラ「妖精の女王」から Yes, Daphne
Laudate Cecilium(聖チェチーリアの祝日のための賛歌)
プロ・カンツィオーネ・アンティクァ
コレギウム・アウレウム
マーク・ブラウン(指揮)
前出:Ars Musici, 1141

ALC 1144 ¥750
ハチャトゥリアン(1903-1978):ピアノ作品集
トッカータ(1932)/詩曲(1927)/2つの小品(1926)
ソナティナ(1959)/子供のための10の小品(1964)
ピアノ・ソナタ(原典版;1961)/「仮面舞踏会」から ワルツ
マレー・マクラクラン(ピアノ)
録音:1992年8月、ピーターシャム(英国)、オール・セインツ教会
原盤:Olympia 前出:Regis, RRC 1184

ALC 1145 ¥750
フルートとハープのロマンス
アドルフ・ハッセルマンス(1845-1912):泉 Op.44
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):アレグレット Op.116
フェリクス・ゴドフロワ(1818-1897):演奏会用練習曲変ホ短調
フォーレ(1845-1924):子守歌 Op.16/即興曲 Op.86
フランツ・ドップラー(1821-1883):マズルカ
メンデルスゾーン(1809-1847):春の歌
ジョン・トマス(1826-1913):黄金の麦畑
サン=サーンス(1835-1921):白鳥
アドルフ・ハッセルマンス:枯葉
ビゼー(1838-1875):間奏曲
エリアス・パリッシュ=アルヴェール(1808-1849):セレナード
ドビュッシー:シランクス/月の光
フィリッパ・デイヴィス(フルート)
セルマ・オーウェン(ハープ)
録音:ハーバーダッシャーズ・エイスクス・スクール
前出:IMP Classics / Regis, RRC 1085

ALC 1148 ¥750
三羽のからす ぼろを着たジプシー 英国民謡集
The Three Ravens / The Cuckoo
How should I your true love know(「ハムレット」のオフィーリアの歌)
Sweet Nightingale / I will give my love an apple / The Oak and the Ash
King Henry / Coventry Carol / Barbara Allen
Heigh ho, the wind and the rain(「十二夜」)/ Waly, Waly
Down in yon forest / Matthew, Mark, Luke and John
The Tailor and the Mouse / Greensleeves / The Wraggle Taggle Gypsies
Lord Rendall / Sweet Jane / The Frog and the Mouse
The Seeds of Love / Flowers in the Valley / Near London Town
O who's going to shoe your pretty little foot
Blow away the morning dew / Searching for Lambs / Sweet England
Dabbling in the Dew / Strawberry Fair / Just as the tide was flowing
アルフレッド・デラー(カウターテナー)
デスモンド・デュプレ(リュート、ギター)
録音:1950-1960年代 原盤、前出:Vanguard Classics
ヴァンガードのオリジナル・マスター・テープからのリマスター盤。

ALC 1155 ¥750
ラ・ストゥペンダ! ジョーン・サザーランド オペラ・アリア集
ヴェルディ(1813-1901):
「椿姫」から E strano..Ah forsè lui.. Sempre libera(*)
「リゴレット」から Gualtier Maldé.. Caro nome(*)
「シチリア島の夕べの祈り」から Mercè, diletti amiche(+)
「オテロ」から Mia madre aveva una povera ancella... Piangea cantando(*)
ドニゼッティ(1797-1848):
「ランメルモールのルチア」から
Ancor non giunse!.. Regnava nel silenzio(*)
l dolce suono.. Ardon gl'incensi(*)
「シャモニーのリンダ」から Ah! Tardai troppo.. O luce di quest anima(+)
トマ(1811-1896):「ハムレット」から Mad scene:A vos jeux mes amis(*)
グノー(1818-1893):「ロミオとジュリエット」から Je veux vivre(*)
アルディーティ(1822-1903):口づけ(#)
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
コヴェントガーデン王立オペラハウス管弦楽団(*)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ(指揮(*))
パリ音楽院管弦楽団(+)
ネッロ・サンティ(指揮(+))
不詳(器楽伴奏(#))
録音:1959年(+)/1960年(*/#) ADD 原盤:Decca
「ラ・ストゥペンダ」はサザーランドを称賛したニックネームで、「とても
なくすばらしい声(を持つ女性)」のような意味。

ALC 2018 2枚組 ¥1180
ヨハン・シュトラウスII(1825-1899):オペレッタ「こうもり」
ヴァルデマール・クメント(テノール:アイゼンシュタイン)
ヒルデ・ギューデン(ソプラノ:ロザリンデ)
エリカ・ケート(ソプラノ:アデーレ)
レジーナ・レズニック(メゾソプラノ:オルロフスキー公爵)
ジュゼッペ・ザンピエーリ(テノール:アルフレート)
ヴァルター・ベリー(バス:ファルケ)
エバーハルト・ヴェヒター(バリトン:フランク)
ウィーン国立オペラ合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ガラ・パフォーマンス
レナータ・テバルディ、ジョーン・サザーランド、
レオンタイン・プライス(ソプラノ)
マリオ・デル・モナコ(テノール) 他




<cpo>
777614-2 ¥2450
ジョン・ブロウ:仮面劇「ヴィーナスとアドニス」他
1.仮面劇「ヴィーナスとアドニス」
2.来たまえ、来たまえ、全ての客たちよ/3.グラウンド ト短調
4.クロエは横たわるアミンタスを見つけた
ミレイユ・レベル(メゾ・ソプラノ)/アマンダ・フォーサイス(ソプラノ)
テイラー・ダンカン(バリトン)他
ボストン・アーリー・ミュージック・フェスティヴァル管弦楽団&合唱団
ポール・オデット&スティーヴン・スタッブズ(指揮)
スタッブスとオデット監修による一連のバロック・オペラは世界中で高い評
価を受けていて、グラミー賞などの数々の賞も獲得するなど、マニア垂涎の
アイテムが次々とリリースされています。今作は、イギリスの最初のオペラ?
とされるブロウの「ヴィーナスとアドニス」です。イングランドの作曲家、
ジョン・ブロウ(1649-1708)は数多くの典礼音楽と聖歌を作曲したことで知ら
れますが、この「ヴィーナスとアドニス」は残存する記録の中で彼の唯一の
舞台作品です。当時の国王ジェームズ2世を喜ばせるために書かれた仮面劇
で、素朴なれど、生き生きとした音楽が付けられています。

777629-2 2枚組 ¥2900
オスカー・ネドバル:3幕のオペレッタ「ぶどう園の花嫁」
台本…レオ・シュタイン&ユリウス・ヴィルヘルム
セリフ…フォルカー・フォーゲル
ヴォルフガンク・ミュラー=ローレンツ(テノール)
マルティン.C.トゥルバ(ナレーター)
マルクス・ニーダーマイール(バリトン)
ビビアーナ・ヌウォビロ(ソプラノ)/ミリヤム・ノイルーラー(ソプラノ)
シェーンブルン宮廷劇場管弦楽団&合唱団
ヘルベルト・モグ(指揮)
ボヘミア生まれの作曲家、ネドバル(1874-1930)の楽しいオペレッタです。彼
はドイツ語を話すチェコ人の家庭に生まれ、作曲をドヴォルザークに学び、
ヴィオラ奏者としてボヘミア弦楽四重奏団の創立メンバーとなり15年間活躍
します。同時にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務め、多
彩な音楽活動を繰り広げます。その後、ウィーンで繁栄したオペレッタ市場
に魅せられ、1906年からウィーンへ行き、いくつかのオペレッタを作曲しま
す。当時、すでに2作目のオペレッタ「ポーランドの血潮」で国際的成功を
収めていた彼ですが、この「ぶどう園の花嫁」は、ボヘミア風の音楽を使い、
民族色を強く押し出しています。2010年のプロジェクトです。

777210-2 ¥2450
エルンスト・クルシェネク:
1.交響曲 第4番 Op.113(世界初録音)
2.合奏協奏曲 Op.25-2
フォルカー・ヴォルリッチュ(ヴァイオリン)…2
ディミタール・ペンコフ(ヴィオラ)…2
ニコライ・シュナイダー(チェロ)
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
アルン・フランシス(指揮)
cpoレーベルでは、およそ20年前にクルシェネク(1900-1991)の交響曲の録音
を続けていました。しかし、その時点で第4番は録音されることがありません
でした。その後、今から5年前にcpoのスタッフがクルシェネク研究所から呼
び出しを受け、「ぜひとも交響曲全集を完成させてほしい」と懇願されたと
か。それにより実現したのがこの録音です。この交響曲第4番は、クルシェネ
クがアメリカに亡命していた時期の作品で、大指揮者ミトロプーロスの依頼
で書かれたものです。初演の指揮を担ったのもミトロプーロス。新古典主義、
無調など当時の趨勢を見極めた意欲的な作品で、強い表現力と力溢れる音楽
に満ちています。1920年代に書かれた合奏協奏曲も歯切れのよい作品です。

777411-2 ¥2450
クリストフ・ヴィリバルト・グルック:シンフォニア集
1.シンフォニア Chen G3「ワイマール」
2.シンフォニア・コンチェルタンテ Chen D6
3.シンフォニア Chen A1「レーゲンスブルク」
4.シンフォニア Chen F1 Wq 165.5
5.シンフォニア Chen D2 Wq 165.2
オルフェオ・バロック管弦楽団/ミヒ・ガイッグ(指揮)
グルック(1714-1787)は、18世紀のオペラ作曲家として知られていますが、反
面、シンフォニアについての研究は全く遅れを取っているようです。実際に
書かれた曲数も文献によって違いが見られ、作品を整理したアルフレッド・
ヴォトケンヌによる作品目録(Wq)には、今回このアルバムに収録された作品
の全てが含まれているわけではありません。まだまだ突っ込みどころの多い
作曲家ですが、これらの曲を聴いてみると、彼が当時のウィーンでどれほど
名声を得ていたのかが容易に伺い知れるというものです。

777631-2 ¥2450
アントニオ・ロゼッティ:オーボエ協奏曲と交響曲集
1.オーボエ協奏曲 ハ長調 Murray C29/Kaul III:32
2.オーボエ協奏曲 ハ長調 Murray C30/Kaul III:27
3.交響曲 ヘ長調 Murray A32/Kaul I:10
4.交響曲 ニ長調 Murray A16/Kaul I:7
クルト.W.マイアー(オーボエ)/チューリッヒ室内管弦楽団
ヨハネス・メーズス(指揮)
cpoで大好評、ロセッティ(1750-1792 レスレルとも表記される)の協奏曲集
です。彼は生涯に400を越える作品を残し、その半分ほどは出版者によって
印刷されています。しかし、当時同名の作曲家が何人も活躍していたため、
「間違いなく彼の作品である。」と確証を求めるのはとても困難な作業だと
言われているのです。現在では、特にモーツァルトの作品の手本とされる
「ホルン協奏曲が人気」ですが、このような他の楽器のための協奏曲も独創
的で素晴らしい味わいを有しています。独奏楽器の扱い方や、豊かな和声は
確かにモーツァルトを凌駕すると言っても過言ではありません。

777376-2 2枚組 ¥3400
ゲオルク・フィリップ・テレマン:パリ四重奏曲集 第2集&第3集
1.協奏曲 ト長調 TWV 43:G1(クァドリ 第1番)
2.組曲 第2番 ロ短調 TWV 43:h1(クァドリ 第6番)
3.組曲 第1番 ホ短調 TWV 43:e1(クァドリ 第5番)
4.四重奏曲 ト長調 TWV 43:G4(新四重奏曲 第3番)
5.四重奏曲 ロ短調 TWV 43:h2(新四重奏曲 第4番)
6.四重奏曲 ニ長調 TWV 43:D3(新四重奏曲 第1番)
7.ソナタ 第2番 ト短調 TWV 43:g1(クァドリ 第4番)
8.四重奏曲 イ長調 TWV 43:A3(新四重奏曲 第5番)
ジョン・ホロウェイ(ヴァイオリン)/リンデ・ブルンマイア(フルート)
ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ウルリケ・ベッカー(チェロ)
ラルス=ウルリク・モーテンセン(ハープシコード)
テレマン(1681-1767)の「パリ四重奏曲」の第2集です。第1集(777375-2)で
4曲紹介しましたが、こちらの8曲で完結となります。テレマンがパリで人気
者になるきっかけを作った曲集である「クァドリ(四重奏曲集)」は1730年に
ハンブルクで出版された曲集で、協奏曲、教会ソナタ、フランス風組曲がそ
れぞれ二つ、計6曲から構成されています。「新四重奏曲集」は1738年にパリ
で出版された6曲のフランス風組曲です。曲集ごとに作風の違いはありますが、
一般的にはこの2つの曲集を併せて「パリ四重奏曲集」と呼ばれます。名前を
見ただけで嬉しくなってしまう名手たちの饗宴をどうぞ。

777505-2 ¥1700
フェリックス・メンデルスゾーン:
1.ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 Op.49
2.ピアノ三重奏曲 第2番 ハ短調 Op.66
アトス三重奏団
アトス三重奏団は、2003年に創立、2006年第6回グラーツ・シューベルト&現
代音楽コンクールで優勝するなど、世界中で絶賛されている気鋭の三人組で
す。アルバン・ベルク弦楽四重奏団に師事、今までにもヘルツォーゲンベル
クやスークなどのピアノ三重奏曲をリリースしていますが、今回はメンデル
スゾーン(1809-1847)で勝負します。ロマンティックの極みのような2作品、
彼らは説得力ある演奏ででぐいぐい迫ります。歯切れのよいピアノ・パート、
美しいヴァイオリン、重心の低い安定したチェロ。これは素晴らしい1枚です。

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11-05 No.10-1

2011年05月18日 16時14分17秒 | Weblog
<NIFC>
NIFCCD 604-605 2枚組 ¥4600
ルーカス・ゲニューシャス -
第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ――
ショパン:
練習曲第2番イ短調Op.10-2/12の練習曲Op.25
ポロネーズ第5番嬰ヘ短調Op.44/舟歌嬰ヘ長調Op.60
ワルツ第5番変イ長調Op.42/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11*
ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ/スタインウェイ)、
アントニ・ヴィト(指揮)*、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*
NIFCのブルー・シリーズ、第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ・
レコーディング第3弾は、インゴルフ・ヴンダーと第2位を分け合い、ポロネー
ズ賞を獲得したルーカス・ゲニューシャス(1990-)!
モスクワの音楽一家に生まれたゲニューシャスは、ロシアの名教師ヴェラ・
ゴルノスタエヴァの孫であり秘蔵っ子。このショパン・コンクールのライヴで
も完全に自分の世界を創り上げており、その個性と成熟度は、名手揃いの入賞
者の中でも群を抜いている。
まるでコンサートのようなコンクール・ライヴ。未来が楽しみなピアニストが
また1人登場です!
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・
ホール(ポーランド)/使用ピアノ:スタインウェイ

NIFCCD 606-607 2枚組 ¥4600
ダニール・トリフォノフ -
第16回ショパン国際ピアノ・コンクール・ライヴ ――
ショパン:
練習曲第8番ヘ長調Op.10-8/練習曲第18番嬰ト短調Op.25-6
夜想曲第17番ロ長調Op.62-1/スケルツォ第4番ホ長調Op.54
ワルツ第1番変ホ長調Op.18/舟歌嬰ヘ長調Op.60/3つのマズルカOp.56
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/アンダンテ・スピアナート変ホ長調Op.22
マズルカ風ロンド ヘ長調Op.5/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61
タランテラ変イ長調Op.43/ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11*
ダニール・トリフォノフ(ピアノ/ファツィオーリ)、
アントニ・ヴィト(指揮)*、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団*
ポーランド国立ショパン協会(ショパン研究所)の自主レーベル"NIFC" のブル
ー・シリーズ第4弾は、第16回ショパン国際コンクールの第3位&マズルカ賞受
賞者、ダニール・トリフォノフ(1991-)!
輝かしい音色で疾走する「練習曲第8番」が衝撃的なトリフォノフは、今大会
から公式ピアノに加わったイタリアの銘器"ファツィオーリ"使用の最上位入賞
者。ファツィオーリを特色を完全に把握したトリフォノフのショパンは、間
違いなくショパン・コンクールに刻まれた新たな1ページである。
録音:2010年10月3日-23日、ワルシャワ・フィルハーモニー・コンサート・
ホール(ポーランド)/使用ピアノ:ファツィオーリ




<audite>
AU 97538 ¥2250
「ホルンとピアノのためのフランス音楽」
・サン=サーンス:ロマンス ヘ長調Op.36(1874)
・ジャン=ミシェル・ダマーズ(b.1928):ホルンとピアノのためのソナタ
・サン=サーンス:ロマンス ホ長調Op.67(1885)
・ジャン=ミシェル・デュファイエ(b.1932):ホルンとピアノためのALPHA
・プーランク:エレジー
・デュカス:ヴィラネル
グリエルモ・ペッラリン(Hrn ; パクスマン・モデル20M)
フェデリーコ・ロヴァート(P ; スタインウェイ・モデルD)
録音:2009年7月10-13日イタリア、トレント、
フィエーラ・ディ・プリミエーロ(セッション・デジタル)
ローマの聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団首席ホルン奏者ペッラリンが、
目の覚めるテクニックで聴かせるホルン作品集。このジャンル屈指の名曲&
難曲「デュカスのヴィラネル」をはじめ、ナチュラル・ホルンからヴァルヴ
式ホルンにかけての発展過程で、独自の発展を遂げたフランスのホルン作品
を取り上げています。
なかでも、アルバム独自のカラーを打ち出しているのが、20世紀前半に生ま
れたダマーズとデュファイエの作品。初録音となるダマーズのホルン・ソナ
タは、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」の第1主題の引用とおぼしきテー
マが第1楽章で何度も現われたり、主題と変奏の形式によるアンダンテでは、
リズムのせいか、ややジャズ風の香りを漂わせたりするのが特徴的。
デュファイエのALPHAは1973年にパリ音楽院のホルン最終試験用に書かれた
課題曲。2オクターヴ以上に及ぶ半音階パッセージ、タンギングつきのロン
グ・トーン、さらに超低音域を吹かせたりするいっぽうで、最後のレントの
セクションでは、ただピアノはさまざまな和音を鳴らすだけなのに、ホルン
には自由な表現を要求したりと、まさしく実力をこれでもかと試してくるか
なりの難曲で、こちらもまた、ジャズのエッセンスを取り入れた内容が聞か
れます。




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11-05 No.10-2

2011年05月18日 16時13分45秒 | Weblog

<harmonia mundi>
「ルソン・パティキュリエ」(個人レッスン)シリーズ第2弾の御案内

HMD 9909040(DVD-Video) ¥2450
ニキタ・マガロフ(ピアノ)-プライベート・レッスン
【監督:ミシェル・フォラン】
(1)ショパン:バラード第2番(生徒:パトリシア・パニー)
(2)ムソルグスキー:展覧会の絵(生徒:フィリップ・カッサール)
(3)シューベルト:
ピアノ・ソナタ第17番「マリアの苦しみにのせて」D.632
(生徒:フィリップ・カッサール)
(4)シューベルト:即興曲第2番 変ホ長調 D899(生徒:坂上博子)
(5)シューマン:夢のもつれ(幻想小曲集より)(生徒:フィリップ・カッサール)
(6)ストラヴィンスキー:タンゴ(マガロフ自身の演奏)
(7)ショパン:舟歌(マガロフ自身の演奏)
放送:1989年
これは貴重!洗練の巨匠、ニキタ・マガロフのレッスン。マガロフは演奏者
としても優れた功績を残していることは言うまでもありませんが、教師とし
てもアルゲリッチをはじめ、ルイサダにも影響を与えるなど優れた弟子を育
てています。レッスン風景を見ていると、マガロフの高貴な人格と音楽性が
滲みでており、まさに「音楽家」の姿がここにあると感じます。ショパンの
権威として名高いマガロフ、ショパン作品のレッスンでは、テンポ設定、左
手の扱いの重要さを説きます。ちょっとしたお手本を示しながら話すのです
が、そのお手本演奏がとにかく巧い!引き込まれてしまいます。「君のテン
ポは速すぎるよ」「エスプレッシーヴォに」「君のフォルテは強すぎるよ」
という指示の語り口もなにもかも、実にエレガントで洒脱。マガロフが高貴
なる家柄の出であることも多いに納得です。レッスン場所は雰囲気溢れる
ジュネーブ湖畔のマガロフの自宅。レッスンに訪れる生徒をまず奥様(シゲ
ティの娘)があたたかく迎え入れる姿も印象的です。室内には畏友リパッティ
の写真などが飾られています。楽譜に書かれていること、テキストを尊重す
ることの大切さなどを語ったドキュメンタリーをはさみながら、マガロフの
高貴なる人格溢れるレッスンが続きます。マガロフの演奏姿からは気品が滲
みでています。マガロフに魅了されてしまいます。

HMD 9909036(DVD-Video) ¥2450
ケネス・ギルバート(オルガン、チェンバロ)-プライベート・レッスン
【監督:ミシェル・フォラン】
(1)J.S.バッハ:イタリア協奏曲より第1楽章
(2)J.S.バッハ:パルティータ 第4番 ニ長調 BWV 828より序曲
(ギルバート自身による演奏)
(3)F.クープラン:空想にふける女(La Visionnaire)(ボーモン)
(4)F.クープラン:さまよう亡霊たち(Les Ombres errantes)(ボーモン)
(5)F.クープラン:パッサカイユ(ギルバート自身による演奏)
(6)フローベルガー:ファンタジー(ボーモン/オルガン)
放送:1990年
ギルバートは音楽の勉強を始めた時からチェンバロ一筋。少年の時に聴いた
チェンバロの音色に魅せられて、音楽の世界に入るきっかけとなったのは
チェンバロでした。そんなギルバートが、生徒役として登場している愛弟子
のボーモンの演奏を聴く際の真剣さがまず印象的。生徒はオリヴィエ・ボー
モン。当時すでに演奏者として活躍している名手ということもあってか、ボ
ーモンの素晴しい演奏をまずたっぷりと観ることができる造りになっていま
す。その後でのギルバートの非常に真摯なアドヴァイスも印象的。イタリア
協奏曲では第1楽章冒頭の和音の鳴らし方についてもボーモンと対話をしな
がらアドヴァイスをします。ギルバートはF.クープランの楽譜の校訂もして
いる、フランス・バロックの権威。クープラン作品のレッスンでは様々な貴
重なコメントが飛び出します。空想にふける女(La Visionnaire)はフランス
風序曲でありながら、フランス風序曲の形式に則っていないこと(つまり、
グラーヴェではない)ことの意味について思慮深い発言をしています。また、
さまよう亡霊たちではクープラン作品でのアーティキュレーションの付け方
について、細やかに話します。実際にお手本でほんの少しだけ演奏していま
すが、その演奏が素晴らしくてハッとさせられます。フローベルガー作品で
はオルガンに楽器をかえてのレッスン。音色の選択やフレーズの進め方など
について多いに語っています。ギルバートの、音楽に対する真摯で献身的な
態度が滲みでています。

HMD 9909038(DVD-Video) ¥2450
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)-プライベート・レッスン
【監督:キャスリーン・ジン】
(1)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタop.27-2 イ短調
(生徒:ティエリー・フシン)
(2)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(生徒:ティエリー・フシン、ジョン・マグヌッソン(ピアノ)
/特別出演(譜めくり):ノエル・リー)
(3)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番K.211
(生徒:ルノー・カプソン/ジャン=マリ・コッテ(ピアノ))
(4)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲(生徒:マリー・シュブレ)
(5)ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番op.87 ハ長調より第2楽章
(ヴァイオリン/プーレ、チェロ/グザヴィエ・フィリップス、
ピアノ/ノエル・リー)
放送:1989年
プーレの熱血レッスン。イザイのソナタを顔色ひとつ変えずに超絶技巧の重
音を寸分の狂いもなく鮮やかに弾く姿から始まります。ドビュッシーのレッ
スンでは、自身の父がドビュッシー自身のピアノ伴奏でこのソナタを初演し
た人物ということもあり、ヴァイオリンにもピアノにも音色のひとつひとつ
の出し方に熱い指示が飛びます。モーツァルトのレッスンでは若きカプソン
が登場。プーレは「君の音色は素晴らしいし、語り口もとてもうまい」とカ
プソンを絶賛しますが、「ひとつ君が忘れていることがある。聴衆は必ずし
も奏者の傍にいないってことだ。遠くの人に聴かせるように演奏しなければ
ならない」と演奏者としての心持を説きます。ヴィブラートやレガートのか
け方についての熱のこもった指導、脱力してレガートで奏することの重要さ
を説くあたりに、プーレの音色の魅力の秘密があるのかもしれません。対談
風の場面では、プーレが、シェリングやカール・フレッシュに受けた影響や
演奏することと指導することの両論の活動の大切さなどについても語ってお
り、大変興味深い内容です。

HMD 9909037(DVD-Video) ¥2450
マレク・ヤノフスキ(指揮、指導者)-プライベート・レッスン
【監督:ミシェル・フォラン】
(1)モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」より第1楽章
(生徒:オリヴィエ・デジュール)
(2)ベルリオーズ:レクイエム(指揮はヤノフスキ自身/練習風景)
(3)ベートーヴェン:エグモント序曲op.84(生徒:オリヴィエ・デジュール)
(4)ベートーヴェン:エグモント序曲op.84(ヤノフスキ指揮による演奏)
オーケストラ:ラジオ・フランス管弦楽団((1)(3)(4))
ケルン・ギュルツェニヒ管、
ラジオ・フランス・デュッセルドルフ合唱団((2))
放送:1989年
巨匠マレク・ヤノフフスキ(b.1939)のレッスン。考えてみれば指揮のレッス
ン風景を目にする機会は少ないのではないでしょうか。ここでのレッスンの
流れは、楽譜とピアノを前に生徒とテンポや間の取り方、強弱などについて
生徒とディスカッションしたあと、実際にオーケストラを指揮しながらレッ
スンをつけていきます。オーケストラは当時自身が音楽監督を務めていたラ
ジオ・フランス管が担当しているというなんともいえない豪華さ。エグモン
ト序曲では弱拍の取り方についてきめ細かな指摘と指示。生徒と先生がたが
い違いに振りますが、オーケストラの鳴り方や音の方向性がまったく違って
響いてくるのにびっくりします。指揮のレッスン風景のほか、ヤノフスキが
オーケストラと指揮者との間の人間関係の大切さなど、指揮者としての心得
などについて語っている場面も収録。あらゆるものに対する感覚を磨くこと
の大切さ、語るよりもジェスチャーで示せ、説明は最小限にせよ、説明をす
るとするならば明確なイメージを呼び起こすような言葉を選ぶことの大切さ
などを説いています。指揮者の神秘を少しだけ垣間見ることのできる1枚。

HMD 9909039(DVD-Video) ¥2450
ユーリ・バシュメト(ヴィオラ)-プライベート・レッスン
【監督:ジャック・デュシャン】
(1)序章(ドヴォルザーク:弦楽セレナーデ ホ長調 op.22/指揮・バシュメト)
(2)シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ
(生徒:アンドレイ・グリドチュク(Vla)、ミハイル・ムンティアン(ピアノ))
(3)J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタBWV 1001ト短調よりアダージョ
(生徒:クレール・ボビィ(Vla))
(4)ブラームス:クラリネット・ソナタop.120 ヘ短調(ヴィオヴァ版)
(生徒:ダニロ・ロッシ)
(5)ブリテン:ラクリメより第5楽章(バシュメト自身による演奏)
(6)シューベルト/マーラー編:
死と乙女(バシュメト指揮/モスクワ=モンペリエ管弦楽団のソリストたち)
(7)ブラームス:三重奏曲第5番op.114 イ短調
(ボリス・バラズ(Vc)、クセニア・バシュメト(Pf))
放送:1991年
ジプシー風のお涙ちょうだい風の節回しはシューベルトには厳禁であること、
つねに距離感を保つことの大切さを説きます。バッハでは、音と時間との関
係の大切さ、音楽が線となって進んでいくこと、拍の取り方、さらにハーモ
ニーを大きくとらえることの大切さについても語ります。真摯に音楽に向き
合う姿が印象的なバシュメトによる、音楽に溢れたレッスン。

HMD 9909041(DVD-Video) ¥2450
第1部-声-
(1)ロッシーニ:セビリアの理髪師より「今の歌声は」
(生徒:フロランス・ボンナフー)
(2)モーツァルト:フィガロの結婚より「もう飛ぶまいぞ」
(生徒:ルノー・ドゥルー)
(3)モーツァルト:フィガロの結婚よりスザンナのアリア
(生徒:キャロリン・フェヴル)
(4)リエージュ音楽院でのレッスン風景(発声練習)
(5)R.シュトラウス:万霊節(生徒:マリー・ポール・フェイ)
(6)フォーレ:ゆりかご(生徒:ルノー・ドゥルー)
第2部-オペラのキャラクター
(7)ヴェルディ:ドン・カルロについて(フェリペ2世)
(生徒:ジャン=ルイ・スマニャ)
(8)ドビュッシー:ペレアスとメリザンドについて
(ゴローとメリザンドについて)
(生徒:エレーヌ・ペッラギン&ヴァンサン・ル・テクシエ)
(9)R.シュトラウス:サロメ(ヨカナーンについて)
(ジョゼ・ヴァン・ダム自身による演奏)
放送:1990年
日本でもファンの多いベルギーの名バリトン、男爵ジョゼ・ヴァン・ダムに
よるレッスン。声のこと、オペラの登場人物についてのヴァン・ダム自身に
よる分析など様々な話を交えながら、オペラ・アリア、ドイツ歌曲、フラン
ス歌曲の名曲に細かなレッスンをつけていきます。実際に演奏をする人に
とっては最高の指南DVDとなることでしょう。DVDの最後にはリヨン歌劇場で
フランス語によるサロメ上演の一部が収録、ヨカナーン・パートの自身の練
習風景も収録されています。ジョゼ・ヴァン・ダムがどのように曲を創りあ
げていくかを垣間見ることができ、非常に興味深い1枚です。



<WAHOO>
WAH 001(DVD-Video) ¥3500
字幕:仏英独西
グレトリー:「嫉妬深い恋人」
マガリ・レジェ(S レオノール) クレア・デボノ(S イザベル)
マリリン・ファロット(S ジャサント) 
フレデリク・アントゥン(T フロリヴァル)
ブラッド・クーパー(T ドン・アロンズ) 
ヴァンサン・ビリエ(Bs-Br ロペス)
ジェレミー・ロレ(指)ル・セルクル・ドゥ・ラルモニ
演出:ピエール=エマニュエル・ルソー
美術:ティボー・ウェルクラン
衣装:ピエール=エマニュエル・ルソー,クロディーヌ・クロラン ほか
収録:2009年11月,ヴェルサイユ宮殿歌劇場
たいへん興味深いDVDの発売です。フランス革命期の前後に大人気を博したフ
ランスの作曲家、アンドレ・エルネスト・モデスト・グレトリー(1741-1813)
の中でも、とりわけ人気の高かった喜劇「嫉妬深い恋人」の映像です。この
オペラは1778年11月20日、ヴェルサイユ宮殿内の歌劇場で初演され、大きな
人気を博しました。物語も音楽もよくできており、気楽に見てもとても楽し
いオペラです。
一方、モーツァルティアンには別の楽しみ方があります。「嫉妬深い恋人」
の台本には、衣装部屋に閉じ込められた「愛人」、夜の庭での「密会」など、
ボーマルシェ、ダ・ポンテの「フィガロの結婚」と酷似した場面があり、そ
うした箇所の音楽では、モーツァルトはグレトリーの音楽を参考にしている
のではないかと言われているのです。たとえば、第1幕、衣装部屋に隠れて
いた人物が女性と分かった後、三拍子のからかうような音楽が用いられてい
るのは「フィガロの結婚」でも同様。また第3幕の夜の庭でのアンサンブル
も、「フィガロの結婚」第4幕とどことなく似ている気がします。
この映像の大きな特徴が、初演場所であるヴェルサイユ宮殿歌劇場での上演
であること。ヴェルサイユ宮殿に歌劇場があるというのはわりと有名ですが、
そこで実際にオペラが上演されることはなかなかありません。この歌劇場は
1770年に作られ、後のルイ16世とマリー・アントワネットの結婚祝賀公演で
こけら落としされた由緒ある劇場です。ピエール=エマニュエル・ルソーは
その点を尊重し、品の良い書割と伝統的衣装を用いており、初演時の雰囲気
を醸し出しています。その上で、幕切れを完全なハッピーエンドにせず、少
し苦味を残すところが見事です。
レオノールのマガリ・レジェは、フランスのソプラノ。古楽系ソプラノとし
て活躍する一方、近年はリヨン歌劇場でも活躍しています。クレア・デボノ
は、マルタ島出身のソプラノ。バロック音楽からモーツァルトなどで人気を
博しています。フロリヴァルのフレデリク・アントゥンは、フランス系カナ
ダ人のテノール。モーツァルト・テノールとして人気急上昇です。ドン・ア
ロンズのブラッド・クーパーは、オーストラリア、シドニー出身のテノール
主に英語圏で活躍しています。
この「嫉妬深い恋人」には、もう一つ有名なエピソードがあります。第2幕
でフロリヴァルが歌うセレナード「なにもかもが眠る間」は、単独で歌われ
ることも少なくない名曲として知られています(ロベルト・アラーニャもア
リア集で歌っています)。この曲にはマンドリンが用いられていますが、マ
ンドリン弾きの間では、この曲で初めてマンドリンのトレモロ奏法が用いら
れた、というのが通説になっています。話には知っていても曲は知らないと
いうマンドリン・ファンも多いでしょう、ぜひ実際に耳にしてみてください。



<Paradizo>
PA 0009(CD+DVD-ROM) ¥2280
MONO
J.S.バッハ:
(1)パルティータ第1番変ロ長調 BWV825
(2)3つの小前奏曲 BWV936-938
(3)イタリア協奏曲 BWV971
(4)イギリス組曲イ短調 BWV807
(5)トッカータ ニ長調 BWV912
(6)半音階的幻想曲とフーガ BWV903
ヴァンダ・ランドフスカ(Cem)
+ DVD-ROM:ランドフスカに関する150点以上の貴重な写真(初出多数)。
[録音:1935-36年]
19世紀の初めに絶滅した楽器チェンバロを20世紀に復興させた立役者の中心
人物ランドフスカ。彼女が第2次世界大戦前にヨーロッパで録音した、名盤の
誉れ高いバッハがオリジナル音源から新リマスタリングで復活しました。そ
の責任者を奇才チェンバロ奏者スキップ・センペが担っているのも注目です。
バロックの一人者とはいえ、ピアノの流派ではショパンの曾孫弟子にあたり、
非常にロマンティックな音楽性の持ち主だったことが明瞭で、濃厚なバッハ
となっています。しかし音楽作りの大きさ、魔術のような説得力の深さなど
真似の出来ない凄さで、ただただ圧倒されます。
さらに嬉しいのが、未発表品を数多く含む150点以上の写真を収めたDVD-ROM。
彼女がパリ近郊で1925年に開校し、第2次世界大戦中ナチスにより押収された
古楽音楽学校の設計図や写真が貴重。ランドフスカが心血を注いだ古楽復興
運動の様子が生々しく伝わってきて心打たれます。このDVD-ROMだけでも超
お宝、ぜひとも持っていたいアルバムと申せましょう。





<ACCENTUS MUSIC>
ACC 30230CD 2枚組 ¥2900
CD1:
ウェーベルン:
管弦楽のためのパッサカリアOp.1、管弦楽のための変奏曲Op.30
ストラヴィンスキー:交響詩「うぐいすの歌」
CD2:
マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」
ルツェルン祝祭アカデミー管弦楽団 ピエール・ブーレーズ(指揮)
録音:2010年8、9月(ライヴ)
ドイツの映像系レーベルACCENTUS MUSICから、2010年ルツェルン音楽祭での
ピエール・ブーレーズ指揮、ルツェルン祝祭アカデミー管弦楽団の演奏によ
るCD2枚組が発売されます。ルツェルン祝祭アカデミー管は世界中から集まっ
た優秀な若手音楽家が、ブーレーズの指導を受けて音楽祭に出演しています。
後進の育成に情熱を注いでいるブーレーズ渾身のオケです。
ディスク1に収録されているのは、現代音楽の巨匠ブーレーズならではウェー
ベルンの管弦楽曲。1908年作曲の最初の作品番号「パッサカリア」はウェー
ベルン独特の音列技法と音色感覚を見事表現し、ブーレーズの鮮やかな指揮
ぶりが劇的な効果を生んでいます。また「管弦楽のための変奏曲」は難解な
ウェーベルンの作品を、すっきりと造形を捉えた精緻な演奏はさすがブーレ
ーズ。また鮮烈な解釈でスリリングな演奏を披露するストラヴィンスキーの
「うぐいすの歌」。
ディスク2に収録されているのはマーラー「悲劇的」。客観的で知性的なア
プローチで端正に構成を浮かび上がらせます。徹底した分析により本質を突
く演奏。そして各楽器のバランスが素晴らしく、透明感を引き出し美感溢れ
た秀演です。

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11-05 No.9

2011年05月17日 12時47分05秒 | Weblog
<DECCA>
277412 2枚組 \2680
ロイヤル・ウェディング 公式アルバム 
デラックス盤CD1
01. エルガー:弦楽のためのセレナード
02. ブリテン:《グロリアーナ》-カントリー・ダンス
03. ヴォーン=ウィリアムズ:グリーンスリーヴスによる幻想曲
04. ピーター・マクスウェル=デイヴィス:さらばストロムネス
05. ディーリアス:春初めてのカッコウを聞いて
06. ウォルトン:《ヘンリー5世》-やさしき唇にふれて別れなん
07. フリンジ:ロマンス
08. パーシー・ウィットロック:ソナタ(オルガンのためのカンツォーナ)
09. ヴィドール:交響曲第5番-トッカータ
10. エルガー:威風堂々第5番"
CD2
01. 女王、エディンバラ公の到着――ファンファーレ
02. 女王、入場――行進曲「ザ・バーズ」(作曲:パリー)
03. 序曲「ロージーメドル」(作曲:ヴォーン=ウィリアムズ)
04. 新婦、入場――「私は歓喜した」(作曲:パリー)
05. 賛美歌「汝 偉大なる救い手よ 我を導き給え」(作曲:ヒューズ)
06. 歓迎と紹介の言葉
07. 婚姻の儀
08. 誓いの言葉
09. 賛美歌「天なる喜び」(作曲:ローランズ)
10. 聖書朗読
11. 賛歌「主が設けられた日」(作曲:ルター)
12. 式辞
13. モテット「ウビ・カリタス」(作曲:ミーラー)
14. 祈り
15. 賛美歌「エルサレム」(作曲:パリー)
16. 神への祈り
17. 英国国歌
18. 署名――「恵みを受けし二人のセイレーン」(作曲:パリー)
19. ファンファーレ“ヴァリアント&ブレイヴ”(作曲:スタッブズ)
20. 新婦、新郎、退場――「戴冠行進曲」(作曲:ウォルトン)
21. トッカータ-交響曲第5番より(作曲:ヴィドール)"
ロンドン・チェンバー・オーケストラ
指揮:クリストファー・ワレン=グリーン
ジェームズ・マックヴィニー(オルガン)、ロバート・クィニー(オルガン)
ウェストミンスター寺院聖歌隊、セントジェイムズ王宮聖歌隊
イギリス空軍ファンファーレ・チーム、他
録音:2011年4月29日 ロンドン、ウェストミンスター寺院
全世界180ヶ国で中継され、20億人がその模様を見守ったウィリアム王子&キャ
サリン・ミドルトンさんの記念すべき式典の公式CD第2弾。1枚もののCDは早く
も現地で5/5に発売、日本では5/17日発売が決定しましたが、神聖なる結婚式
の実況中継を収録したCDに 当日演奏された英国を代表する名曲を収録した
1枚を加えた豪華2枚組もリリースされることになりました。当日のプログラ
ムなども英国王室のオフィシャルサイトを通じて販売され、英国ではまだま
だウェディングの盛り上がりが続いています。

743426(DVD-Video) \3350
743427(Blu-ray) \3880
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》
トゥーランドット:マリア・グレギーナ、リーナ・ポプフラスカヤ(ソプラノ)
マルチェロ・ジョルダーニ(テノール)サミュエル・レイミー(バス)他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:アンドリス・ネルソンス
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
収録:2009年11月7日 メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
絢爛豪華な舞台で定評があるゼッフィレッリ演出の《トゥーランドット》が待
望の映像化!METでは初役となるグレギーナとジョルダーニの瑞々しい歌唱を、
俊英ネルソンスが持ち前の手堅い指揮で整然とまとめたことで評判を呼んだ
名舞台は、今後への期待も含めて必見の価値ありです。




<Deutsche Grammophon>
4779822(アナログ盤) 2枚組 \4280
【初回限定盤】
ショパン・リサイタル
1.ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
2.ポロネーズ第7番変イ長調Op.61《幻想ポロネーズ》
3.バラード第4番へ短調Op.52
4.アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
インゴルフ・ヴンダー(ピアノ)
録音:2011年2月16日 ラジオセンター、ベルリン
昨年のショパン国際コンクールで第2位に輝き、コンチェルト賞と「幻想ポロ
ネーズ」賞も受賞したピアニスト、インゴルフ・ヴンダー。1985年9月8日クラ
ンゲンフルト(オーストリア)生まれで、ウィーン音楽芸術大学を卒業、近年は
アダム・ハラシエヴィッチに師事しており、2006年にはポズナン大学のコンサ
ートホールでアグニエスカ・ドゥッチマール指揮アマデウス室内オーケストラ
とショパンのピアノ協奏曲第1番を共演。これまでに、ベルリンのコンツェル
トハウス、ウィーン楽友協会、チューリッヒのトーン・ハレなどにも登場して
いる期待の若手です。73年におよぶショパン・コンクール史上初となるドイツ
語圏からのファイナリスと登場!ということで、今回ドイツ・グラモフォンで
は例年以上に力が入り、LPまでリリースされることになりました。

4764211(通常CD) \1850
762801(DVD-Video) \3350
シェーンブルン・サマー・ナイト・コンサート2011
演奏予定曲目
シベリウス:鶴のいる風景 op.44-1
リスト:交響詩《前奏曲》
パガニーニ/クライスラー編:ヴァイオリン協奏曲 1番-第1楽章
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲《展覧会の絵》
ベンヤミン・シュミット(ヴァイオリン)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
録音&収録:2011年6月2日 
ウィーン、シェーンブルン宮殿庭園 (ライヴ)
ニューイヤー・コンサート同様にウィーンの風物詩となっているシェーンブル
ンの美しき庭園で開かれる夏の夜のコンサート。今年の指揮台に立つのは炎の
カリスマ指揮者、ゲルギエフです。今年のコンセプトは「名匠の絵画」。ソリ
ストにベンヤミン・シュミットを迎えたヴァイオリン協奏曲や今年のアニバー
サリー作曲家リストの作品もとりまぜ、豪華な夏の夜になることはまちがいな
し!日本の震災に寄り添う気持ちを込めて、シベリウスの鶴のいる風景もプロ
グラムに加えられました。世界遺産に登録される美しきシェーンブルンのバロ
ック庭園に15000人の聴衆が集まる壮麗なコンサートの模様は、世界60カ国で
TV放映が予定されており、ニューイヤーコンサートさながらのラッシュリリー
スで現地では6月下旬にリリースが予定されています。




<DELOS>
DE 3365 \2080
1ボロディン:休息もまどろみもな
2.ムソルグスキー:《ボリス・ゴドノフ》第2幕-最高の権力を手にして
3.同:《ホヴァンシチナ》第3幕-銃兵隊どもの巣は寝静まっている
4.A.ルビンシテイン:《悪魔》-Na Vozdushnom akiane
5.同-泣くな、乙女よ
6.同:《ネロ》-強壮な祝婚歌
7.ワーグナー:おお、お前、優しい夕星よ
8.ジョルダーノ:祖国の敵
9.ヴェルディ:この中に私の運命がある
10.レオンカヴァッロ:失礼致します
11.プッチーニ:テ・デウム
12グノー:門出を前に
13.マスネ:儚い幻影
14.ビゼー:闘牛士の歌
15.トーマス:乾杯の歌
ドミトリー・ホロストフスキー(バリトン)
フローレンス・イッリ=ホロストフスキー(3:ソプラノ) 
ロシア・フィルハーモニア 
指揮:コンスタンティン・オルベリアン
録音:2005年9月 モスクワ
2005年9月にモスクワで録音された当代屈指の名バリトン歌手ホロストフスキ
ーのアルバム。英雄と悪党という両極端なキャラクターを集めた内容で、彼
の柔軟で幅広い音楽性にしかなしえない好企画と言えるでしょう。また、タマ
ーラという女性の美しさに魅了された堕天使デーモンの様子を描いたアントン
・ルビンシテインの《Na Vozdushnom akiane》では、彼の愛妻でソプラノ歌手
フローレンス・イッリとの美しい二重唱が聴けるのも大きな魅力です。

DRD 2005 \2080
ショスタコーヴィチ:映画音楽集Vol.5
1.組曲《黄金の山脈》Op.30
2.組曲《司祭とその下男バルダの物語》Op.36
3.コルジンキナの冒険Op.59
4.愚かな子ネズミの物語Op.56
ベラルーシ国立合唱団(3) ベラルーシ放送交響楽団(1) 
ステート・シネマトグラフィック・オーケストラ(2-4) 
指揮:ワルター・ムナチャカノフ"
ソヴィエト映画音楽のパイオニアとして、1929年から71年の間に30もの作品を
残したショスタコーヴィチ。第3弾にあたる当盤には、1931年公開の《黄金の
山脈》など、彼の演奏機会の稀な4曲を収録。ショスタコーヴィチ&映画ファ
ン必聴の1枚です!

DRD 2008 \2080
20世紀ロシア・ピアノ作品集
1.グバイドゥリーナ:シャコンヌ
2.ペルト:パルティータOp.2
3.ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34(抜粋:第1-3、10、14、16、17、24番)
4.シチェドリン:24の前奏曲とフーガ第1巻《#系》(抜粋:第10、12番)
ウラディーミル・ユリジン=クレヴケ(ピアノ)
現代ロシアを代表するピアニスト、ウラディーミル・ユリジン=クレヴケが贈
る20世紀ロシア・ピアノ作品集。4人の巨匠作曲家たちの傑作を精選して、そ
れぞれの作風に応じた精妙な弾き分けをみごとに実現しています。初心者の入
門にも最適な1枚です。




<Piano21>
P21 035-N(DVD-Video) \3380
ライヴ・イン・上海2007 ――
ペルー - パブロ・チャベス・アギラール(1899-1952):
4つのインカの前奏曲
パラグアイ - アグスティン・バリオス・マンゴーレ(1855-1944):
悲しみのショーロ(カロル・A.ペンソン編)
ブラジル - エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
コラール、アリア、ブラジルの魂
ブラジル - エルネスト・ナザレ(1863-1934):
オデオン、嵐のような口づけ、7月9日、頑張れ, カバキーニョ!
キューバ - イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):
ソレダー(母に捧ぐ)、アディオス,キューバ
アルゼンチン - アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):
アルゼンチン舞曲第2番
アルゼンチン - アストル・ピアソラ(1921-1992):
ラ・ミスマ・ペナ、アイ短調のミロンガ、グアルディア・ヌエバ、
チキリン・デ・バチン、天使のミロンガ
ウルグアイ - ヘラルド・マトス・ロドリゲス(1900-1948):
ラ・クンパルシータ(カツァリス編)
メキシコ - エルネスト・エロルドゥイ(1853-1913):熱帯
メキシコ - アルベルト・フラチェッバ(1883-?):クリオーヤの踊り
メキシコ - マヌエル・M.ポンセ(1882-1948):間奏曲
メキシコ - ルーベン・M.カンポス(1876-1945):
メキシコの旋律より 6つのアリア、みぞれ、ラ・パロマ、
シエリト・リンド、ソン・ミチョアカノ、メキシコの歌
メキシコ - ホセ・アントニオ・ゴメス(1805-1870):
メキシコのハラベの主題による変奏曲(カツァリス編)
ロベルト・シューマン(1810-1856):アラベスク ハ長調Op.18
フレデリック・ショパン(1810-1849):ワルツ第7番嬰ハ短調Op.64-2
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
2007年10月2日に上海音楽院を舞台として次々と披露されたカツァリスが弾く
中米、カリブ海、南米のピアノ音楽。その他の追随を許さぬマニアックなプ
ログラムはもちろんのこと、さらなる驚きと衝撃を与えてくれるのが前代未
聞(!?)の"カツァリス本人による日本語ナレーション"!
レアなラテン・アメリカ・プログラムの曲目詳細を"日本語"で解説してしま
うカツァリスのナレーションは、ファン&マニア必聴必携です!
録音(ライヴ):2007年10月2日、上海音楽院(中国)
収録時間:106分

P21 039-N \2300
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集Vol.7 ――
ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K.595
(第1楽章&第3楽章カデンツァ:モーツァルト作)
ピアノ協奏曲第5番ニ長調K.175
(第1楽章カデンツァ:モーツァルト作/第2楽章カデンツァA:モーツァルト作
/第3楽章カデンツァA:カツァリス作)
第3楽章のカデンツァB(カツァリス作)
第1楽章のカデンツァB(モーツァルト作)
第2楽章のカデンツァB(モーツァルト作)
ピアノと管弦楽のためのロンド ニ長調K.382(カデンツァA:モーツァルト作)、
カデンツァB(モーツァルト作)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
リ・ユンク(指揮)、ザルツブルク・カンマーフィルハーモニー
カツァリスが弾くモーツァルトの醍醐味といえば"様々なヴァージョンのカ
デンツァ"。"Vol.7"に収録された2曲の「コンチェルト」と「ロンド」でカ
ツァリスが繰り出すカデンツァは、「ピアノ協奏曲第5番」の各楽章2パター
ンずつ(第3楽章は両方ともカツァリス作!)など、なんと計10パターン!
カツァリスのモーツァルトは、今回も驚きと仕掛けが満載です!
録音(ライヴ):1998年4月22日(第27番)&1997年10月25日(第5番)&
1999年3月12日(ロンド)、ザルツブルク(オーストリア)




<Compunctio>
COMPCD 003 \2300
エクレーヴ:NOR. ――
3台のピアノのための《パターンズ》/3台のピアノのための小品/ラサール
NOR/フライデー/パッセージ・フォー・ツィター/ティエントI
マッツ・ペアション(ピアノ&クラヴィコード)、
ステファニー・ミュロ(ピアノ)、ニナ・ニルソン(ピアノ)、
ラッセ・エッゲ(ピアノ)、オロフ・オルソン(ヴィブラフォン&ゴング)、
アムンド・ショーリエ・スヴェーン(ヴィブラフォン&ゴング)、
アンドレアス・エクレフ(ツィター)
パフォーマンス、サウンド、レコーディング、パッケージの全てがハイクォ
リティのスウェディッシュ・レーベル「コンプンクティオ(Compunctio)」。
スウェーデンのマルチ・プレーヤー、アンドレアス・エクレーヴ(1975-)の
作品集の「パターンズ」や「小品」では3台のピアノを左、中央、右に配置
し、響きも熟考。ミニマル的で空間全体を芸術として捉えたレベルの高い音
楽が展開されている。2007年11月-2008年7月&2006年の録音。




<SFZ>
SFZ 6015 \2300
モーレル:ホエン・ザ・ウィンズ・ディゾルブ ――
母への歌/空の星/風のささやき/ホエン・ザ・ウィンズ・ディゾルブ
ラサ=リラ*/アナンダ/ジャヤ・バガヴァン*
ユハンネス・モーレル(ギター)、マッツ・モーレル(アルト・フルート)、
ラウラ・フラティチェリ(ギター)*
ユハンネス・モーレルは、名フルーティスト、マッツ・モーレルを父に持つ
スウェーデンの若きコンポーザー・ギタリスト。
インドの高僧スワーミ・ラーマクリシュナーナンダに献呈された「アナンダ」
など伝承音楽からインスピレーションを得た音楽が、シンプルで美しき響き
を湛える。2009年9月13日-16日&10月26日の録音。




<Ictus>
IMP 1111 \2300
シクステン:合唱作品集 ――
マニフィカト/アヴェ・マリス・ステラ/ユビラーテ・デオ
タントゥム・エルゴ/手を叩こう/ソロモンの雅歌
いと高きところにホサナ/アニュス・デイ/詩篇98番
レット・ゼア・ビー
アンデシュ・エビ(指揮)
ミカエリ室内合唱団、フリダ・ヤンソン(ソプラノ)
パトリック・サンディン(バリトン)、ヘンリク・アリンデル(オルガン)
ヨアキム・アグナス(トランペット)
ミカエル・ニルソン(トランペット&打楽器)
アクセル・シェーステッド(トランペット)
ミカエル・オアスカーソン(トロンボーン)
アーケ・レンネルホルム(トロンボーン)
ミカエル・ウェリン・ヴェスベリ(バス・トロンボーン)
クリステル・パルム(チューバ)、マルティン・ラーション(打楽器)
マルティン・ヴェランデル(打楽器)
1970年に合唱指揮者アンデシュ・エビにより結成されたスウェーデンを代表
する合唱団の1つ、ミカエリ室内合唱団が歌う、スウェーデン気鋭の作曲家
フレデリク・シクステン(1962-)の合唱作品集。
金管楽器やオルガンが鳴り響くシクステンの合唱作品は、作風は違えども
ジョン・ラッターを彷彿とさせる。ミカエル室内合唱団の歌唱力も抜群。
2010年9月3日-5日の録音。

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11-05 No.7-1

2011年05月13日 15時13分06秒 | Weblog
<haenssler>
=SWR MUSIC=
93 191 \2250
エルガー:
・序曲「南国にて」Op.50 (22’40”)
録音:2010年9月30日& 10月1日シュトゥットガルト、リーダーハレ
(ライヴ・デジタル)
・序奏とアレグロOp.47 (15’50”)
録音:2010年10月4日& 10月5日SWRフンクシュトゥーディオ
(セッション・デジタル)
・エニグマ変奏曲Op.36 (31’46”)
録音:2007年12月13日& 12月14日シュトゥットガルト、リーダーハレ
(ライヴ・デジタル)
SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
サー・ロジャー・ノリントン(指揮)
ノリントンが手兵シュトゥットガルト放送響を指揮して、「エニグマ変奏曲」
ほかエルガーの作品を演奏したアルバムが登場します。
1934年にイギリス・オクスフォードに生まれたノリントンにとって、イギリス
音楽、とくにエルガーは重要で、過去に「自分の心情にもっとも近い作曲家」
であると述べていたほどです。ノリントンのエルガーといえば、シュトゥット
ガルト放送響とともに、1999年に「交響曲第1番」(93000)を、2001年に「弦楽
のためのセレナード」(93043)をいずれもライヴで録音して高評価を得ていま
すが、ノリントンの情熱に反してあまりレコーディングに恵まれているとは
いえなかったので、このたびのアルバムの登場はおおいに歓迎されるものとお
もわれます。




<BIS>
BIS 1405 \2380
ドビュッシー:ピアノ曲全集 Vol.5
(1)2つのアラベスク/(2)ベルガマスク組曲/(3)ピアノのために/(4)舞曲
(5)バラード/(6)ロマンティックなワルツ/(7)夢想/(8)マズルカ
(9)夜想曲/(10)ボヘミア舞曲
小川典子(Pf)
録音:2000年1月/旧ストックホルム音楽アカデミー
小川典子のドビュッシー・ピアノ曲全集、完結編の第5巻には初期作品が集め
られています。最初のピアノ曲にあたる「ボヘミア舞曲」から人気曲「2つの
アラベスク」や「月の光」を含む「ベルガマスク組曲」まで、ドビュッシー
の最も親しみやすい作品ばかり。小川典子の硬質でクリアな響きが独特のド
ビュッシー世界を作り上げています。

BIS 1975 \2380
レウヴスタ・ブリュークの音楽秘宝II
(1)タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ短調 D55/同第4番ニ長調 D15
(2)ケーラー:2本のフルートのためのソナタ
(3)ヘンデル:歌劇「オットーネ」より2本のフルートのための二重奏
(4)ルーマン:フルート・ソナタ第4番ト長調
(5)ヒンリヒ・フィリップ・ヨンセン:
チェンバロ・ソナタ第3番/1757年復活祭のための教会音楽(抜粋)
(6)作者不詳:チェロ・ソナタ ハ短調
ドロットニングホルム・バロック・アンサンブル
録音:2010年10月、2011年1、2月/レウヴスタ教会
ストックホルム北西約140kmに位置するレウヴスタ・ブリュークは、18世紀鉄
鋼業で栄えた街でした。この街の発展に寄与したベルギーの実業家ルイ・ド
・イェールは数多くの楽譜を蒐集し、コレクションにしていました。当アル
バムはその膨大なコレクションから選ばれたものを披露、好評だった同第1集
(BIS-1526)に次ぐ好企画となっています。スウェーデンの古楽器団体ドロット
ニング・バロック・アンサンブルが精密かつ愉悦にあふれる演奏を繰り広げま
す。

BIS SA 1755(SACD-Hybrid) \2500
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集 Vol.2
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調 K.207/(2)第2番ニ長調 K.211
(3)第4番ニ長調 K.218/(4)アダージョ ホ短調 K.261
(5)ロンド ハ長調 K.371
リチャード・トニェッティ(Vnと指)
オーストラリア室内管
録音:2010年2月、2009年2月/ACOスタジオ(シドニー)
Vol.1(BIS-1754)に続く好評シリーズの完結篇。協奏曲以外にもアダージョと
ロンドが入っているのが嬉しい限り。さらにトニェッティはガット弦と古楽
器系管楽器を採用し、ピッチも幾分下げることでピリオド的解釈を志向して
います。はつらつとした解釈が魅力です。

BIS SA 1968(SACD-Hybrid) \2500
ウーレ・オルセン:
(1)アースガルズの騎行 Op.10 (2)トロンボーン協奏曲ヘ長調 Op.48(46)
(3)交響曲第1番ト長調 Op.5
クリスチャン・リンドベルイ(Trbと指)、ルネ・ハルヴォシェン(指)(2)、
アークティック・フィル
録音:2011年2月/ハルスタド文化会館(ノルウェー)
ウーレ・オルセン(1850-1927)はグリーグより一世代後のノルウェーの作曲家。
グリーグやスヴェンセンと共通するカラフルで爽やかな情感あふれる作風が
特徴です。「アースガルズの騎行」は北欧神話の巨人族を描いたもので、円
谷プロ風の迫力に満ちた音楽が物凄い効果で伝わります。当アルバムがデビュ
ーとなるノルウェー北部北極圏の街トロムソ・ボドに本拠を置く新進オーケ
ストラ、アークテック・フィル、高水準のアンサンブルに注目。首席指揮者
のクリスチャン・リンドベルイの指揮ぶりも光ります。さらに嬉しいのは、
美しいトロンボーン協奏曲の独奏を務めていること。酔わされます。

BIS SA 1600(SACD-Hybrid) \2500
マーラー:
(1)亡き子をしのぶ歌
(2)さすらう若人の歌
(3)リュッケルトの5つの歌
カタリナ・カルネウス(Ms)、
スサンナ・マルッキ(指)
エーテボリ響
録音:2007年6月、2010年1、8月/エーテボリ・コンサート・ホール
ストックホルム出身、ロンドンのトリニティ音楽院で学んだメゾ、カルネウス
のマーラー歌曲集。彼女は期待のマーラー歌手で、ティルソン・トーマスの
交響曲全集でも素晴らしい歌唱を聴かせています。今回は彼女の独壇場で、
美しい声と迫真の表現を堪能できます。フィンランドの女性指揮者スサンナ
・マルッキの好サポートも特筆で、女性の眼から見たマーラーを実感できます。

BIS SA 1707(SACD-Hybrid) \2500
セバスチャン・ファーゲルルンド:
(1)クラリネット協奏曲(2005/6)
(2)弦楽と打楽器のためのパルティータ(2007/9)
(3)イソラ(2006/7)
クリストファー・サンドクヴィスト(Cl)、
ディーマ・スロボジェニュク(指)
エーテボリ響
録音:2008年6月、2010年6月/エーテボリ・コンサート・ホール
歌劇「デーベルン」で注目を集めた1972年生まれのスウェーデンの作曲家セバ
スチャン・ファーゲルルンド待望のオーケストラ・アルバムが登場します。色
彩的で変化に富むクラリネット協奏曲、内的、霊的な祈りの気持ちに満ちた感
動的なパルティータ、さらにかつてハンセン氏病や精神病患者を隔離していた
トゥルク諸島の島を描いたイソラなど、いずれも興味津々です。





<Profil>
PH 08063 \2180
(1)タファネル:木管五重奏曲
(2)バーバー:サマー・ミュージック Op.31
(3)ニールセン:木管五重奏曲 Op.43
シャンティリー五重奏団【ピルミン・グレール(フルート)、フロリアン・
グルーベ(オーボエ)、ヨハネス・ツール(クラリネット)、
ドミトリィ・ババノフ(ホルン)、ベンチェ・ボガーニ(バスーン)】
2006年にミュンヘンで行われたARD国際コンクールで2位と課題新作最高解釈
賞を受賞した実力派シャンティリー五重奏団。全員がミュンヘン・フィルや
ベルリン放送響ほかの団員も務めているので、アンサンブル能力の高さも完
璧。ここではフランス、アメリカ、北欧といった色彩の異なる3作に取り組ん
でいますが、いずれも唖然とする巧さ。作品の素晴らしさに身をゆだねて楽
しむことができます。





<Supraphon>
SU 4057 \1480
レイハ(ライヒャ):ピアノ三重奏曲集
(1)変ホ長調 Op.101の1
(2)ニ短調 Op.101の2
(3)ハ長調 Op.101の3
グァルネリ・トリオ【チェニェク・パヴリーク(Vn)、マレク・イェリエ(Vc)、
イヴァン・クラーンスキー(Pf)】
録音:1994年6月16日、1995年4月18日/ドモヴィナ・スタジオ(プラハ)
ドイツやフランスで活動したライヒャことアントニーン・レイハはもともと
チェコ人。フルート、ヴァイオリン、ピアノいずれもの名手でハイドンやベ
ートーヴェンの親友だった実力者ながら、今日作品全体を聴く機会のない作
曲家です。ここに収められたピアノ三重奏曲はどのパートも協奏曲ばりの難
しさが要求されます。チェコの名門グァルネリ・トリオだからこそ実現した
レベル。すべてグァルネリの銘器で、ことにヴァオリンは往年の名手ジンバ
リストの愛器だったといわれます。




<WERGO>
WER 6736 \2180
シュトックハウゼン(1928-2007):
星座のための12のメロディー(オルガンによる)
(1)みずがめ座 (2)うお座 (3)おひつじ座 (4)即興I (5)おうし座 
(6)ふたご座 (7)かに座 (8)即興II (9)しし座 (10)おとめ座 
(11)てんびん座 (12)即興III (13)さそり座 (14)いて座 (15)やぎ座 
(16)即興IV
ドミニク・シュステック(オルガン、即興)
録音:2008年9月(ケルン、聖ペーター教会)
シュトックハウゼンの「星座のための12のメロディー」は、もともとはオル
ゴールのために生まれた音楽で、前衛的なところがほとんどありません。も
ちろんハーモニーは古典派のものとは少々趣が異なりますが、メロディーと
伴奏という伝統的で明確な構成をとっています。この作品は演奏者に楽器や
音色の選択などを委ねており、ピアノ版や室内楽版、また、6人の奏者による
版(WER 6659)など様々な録音がありますが、ここに新たに登場した録音は一
人の奏者が奏でるオルガンによるもの。それにしても、このオルガンの音は
すごい!オルガンマニアの間では有名なケルンの聖ペーター教会のオルガン
を使用しています。この教会は、信仰の場であることはもちろん、「聖ペー
ター・アート・ステーション」とも呼ばれていて、現代美術の展覧会や、新
しい音楽のコンサートが開かれている、いわば現代芸術の砦。日々の礼拝も
すべて現代音楽で執り行われています。ここに備えられているオルガンは、
エオリアン・ハープ、チェロ、ハープ、サックス、打楽器、ホイッスルなど
様々な音を模した音色が出るストップを合計104兼ね備えていて、すべての音
が一人の奏者の指や足から発せられている音とは信じられない壮大さです。
さらに、この録音でオルガンを弾いているのは、当教会オルガン奏者のシュ
ステック。日々の礼拝で楽器に触れ、楽器を熟知してすべてのストップの音
色を巧みにブレンドすることができる、まさに理想的な布陣での録音となっ
ております。オルガンによるこの作品の演奏は、極彩色の世界。どことなく
メシアンのオルガン作品を想起させるようでもあります。あらゆるものを超
越したもの、時に呪術的なものを強烈に感じさせます。ひとつひとつの曲が
終わり、ウヮンッというオルガンの残響が消えたあとの静寂は、まるで宇宙
に放り出されたような感覚。究極の宇宙遊泳世界を是非ご堪能下さい。

WER 6723 \2180
ヘンツェ:
交響曲第3番(大オーケストラのための)
交響曲第4番(大オーケストラのための)
交響曲第5番(大オーケストラのための)
マレク・ヤノフフスキ(指揮) ベルリン放送交響楽団
録音:2010年1月(第3、第4)、2010年9月(第5)
ヘンツェ自身の舞台作品とも深いかかわりをもつ交響曲第4番などを収録した
充実のヘンツェ交響曲集。オペラから交響曲まで幅広いレパートリーで聴衆
を唸らせ続けているヤノフスキ指揮、注目のヘンツェ新譜の登場です。交響
曲第3番は、世紀末を思わせるような爛熟の官能的響きと大規模な作風が印象
的。交響曲第4番は、静かな弦の響きの中から様々なモティーフが生まれては
消え、発展しながら進み、最後は壮大な音の重なり合いとなる、演奏時間20
分超の単一楽章で非常に高い集中を保った曲。もともとはヘンツェのオペラ
「鹿の王」第2幕の幕切れの音楽として書かれたものです。ヤノフスキの指揮、
オケの巧さが冴えます。第5番は一言で表すならば「ドラマティック」な作品。
バーンスタイン&ニューヨーク・フィルの委託を受け作曲されたもので、ヘ
ンツェいわく「ローマの風景、人々のイメージに触発されて作曲した」もの。
激しいリズムや熱いクレッシェンドの連続など、こちらもまたヤノフスキの
曲の構成力が光る演奏となっています。

WER 6581 \2180
ゴルドン・カンペ:作品集
(1)hal (2)ハイ・ヌーン (3)リプリー・ムジークV (4)qs nachtstueck 
(5)gassenhauermaschinensuite (6)picard
多数の演奏家
ギコギコギコギコ、ヒュ-、ドカン!的ないわゆる「現代」の作品かと思わせ
ておきながら、ピアソラの断片風なテイストが漂ったり、どことなく日本の
音階を思わせる作品など、なかなかにオツな世界が広がっています。カンペ
は1976年生まれ、ドイツ・ヘルネ出身の作曲家。ヘルスキらに師事しています。




<naive>
V 5222(1CD+ボーナス1DVD) \2280
ドゥーブル・ムッシュー(ふたりのオヤジ)-double messieurs-
[CD](1)ヴィシー (2)サン=マロ (3)ソー (4)ナンテル (5)パリ 
(6)トゥールーズ
[DVD]4つの即興
アントワン・エルベ、ジャン=フランソワ・ジジェル(ピアノ)
モダン・ジャズ界でも人気のあるアントワン・エルベと、フランスで大人気
のマルチミュージシャン、ジジェルという今をときめくカッコいい「オヤジ」
2人による豪華コラボアルバム。ミニマル・ミュージック風なドライな響き、
疾走感溢れる活きのよさ、おしゃれな和音など、2人の抜群のセンスが光る1枚
です。付録DVDも2人の丁々発止の即興試合を興味深く見ることができます。




<財団法人 日本伝統文化振興財団>
JVCよりXRCDの発売が当財団に移管!
濃厚でエネルギッシュなところがASTREEの魅力。強烈にパワフルなのに下品
にならず、楽器の音をよく捉え、それと同時に比類なき残響の美しさを聴か
せる。これはまさにASTREEの美点そのものである。1980年代に初CD化された
ものがあるので聴き比べてみたが、これはもう勝負にならないといってよい。
今回のXRCDを一度聴いてしまうともういけない。通常CDとXRCDを聴き比べる
と大体いつも違いに驚くものだが、今回はそれにしても大きな違いを感じた。
多くの音楽ファンへぜひにと薦めたい。(オーディオ評論家:炭山アキラ)

XRCG 30001(XRCD) 9枚組 \28350
[日本語解説付き]
完全限定品
国内盤初CD化
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
パウル・バドゥラ=スコダ(フォルテピアノ)

録音: 1978年-1989年
ウィーン、バウムガルトナー・カジノ
抜群の録音でならしたミシェル・ベルンシュタイン率いるアストレ・レーベル
のXRCD化ですが、驚きのクープラン全集に続く第2弾は、バドゥラ=スコダに
よる画期的な古楽器(フォルテピアノ)によるベートーヴェンの全集が登場!
楽器はベートーヴェン時代のものを使用しており、大いに話題となりました。
演奏、録音とも内外で絶賛されましたが、国内盤CDは発売されませんでした。
まさに幻の逸品。カリスマ・オーディオ評論家 長岡鉄男氏は以下のように絶
賛しておりました。
『作曲年代と同年代の楽器を使用、当時の演奏法で演奏する。演奏する場所
も当時と同じような建物をさがすという凝り方だ。曲については説明の要は
ないが、演奏と録音はひと味もふた味もちがったものだ。音は圧倒的なエネ
ルギー感に驚かされる。左手はグローブをはめて叩きつけるようなソフトタッ
チのメガトンパンチ。この低音はASTR?E以外では聴けない。マイクは4本ぐら
い使って、オンとオフに使い分けているのではないかと思うが、演奏ノイズ
も適当に入る一方、余韻とホールエコーの美しさは比類がない。全体にトロ
リとした艶がのって、まさに濃厚。』
なお、今回解説書は渡邊順生氏の書き下ろしによる詳細な楽器解説、スコダ
自身によるディアベリ変奏曲に関する考察的論文、また、故長岡鉄男氏の高
弟でオーディオ原理主義を標榜する最右翼、炭山アキラ氏による当盤に関す
るオーディオ的聴きどころを論じた読み物など興味が尽きない内容です。
また、アナログ・ディスク(オリジナルLP盤)はピアノ・ソナタ第32番の第1
楽章で右チャンネルの音の一瞬の欠落が指摘されておりましたが当盤では万
全の復活で、当然ながら欠落はございません。

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11-05 No.7-2

2011年05月13日 15時12分33秒 | Weblog
<ATMA Classique>
ACD2 2664 \1850
ハイドン:オペラ・アリア集
「オルフェオとエウリディーチェ、または哲学者の魂」
-幸運なるおまえの胸に(第3幕)、見捨てられたフィロメーナ(第1幕)
「月の世界」-人には分別があります(第1幕)、貴方は私の星だ(第2幕)
「無人島」-序曲、私が見たものは(第1部)、甘い錯乱のなかで(第1部)
「突然の出会い」-序曲
「騎士オルランド」-絶えず震えているの,哀れな私の心は(第1幕)、
行かないで,私の美しきともし火(第1幕)、執念深い神々よ!(第3幕)、
末期の彼の嘆きの言葉(第3幕)
ジェーン・アーチボルド(S)
ビエンヌ交響楽団 
トーマス・レスナー(指)
録音:2010年9月
カナダ人ソプラノ歌手ジェーン・アーチボルド。ロイヤル・オペラ・ハウス、
バイエルン国立歌劇場などヨーロッパ各地のオペラ・ハウスに出演し、2009
年にはバーデンバーデン祝祭劇場で現在最も注目を集めている指揮者の一人
クリスティアン・ティーレマンと当代きっての歌姫ルネ・フレミングと共演
し、頭角を現しています。2011-2012年シーズンからは地元カナダのオペラ・
ハウスと契約。ヘンデルの歌劇「セメレ」を上演予定です。
ここではハイドンのオペラ・アリア集を収録。難易度の高いアリアから、優
しく、柔らかく歌うなど、技巧の高さと表現の幅を感じさせる1枚です。

ACD2 2505 2枚組 \3380
アントニオ・カルダーラ(1670-1736):
オラトリオ「フランク王クロヴィスの改宗」
ル・ヌーヴェル・オペラ アレクサンダー・ワインマン(指)
アリソン・マクハーディ(Ms)ナタリー・ポーラン(S)スージー・ルブラン(S)
マシュー・ホワイト(CT)
録音:2007年7月モントリオール・バロック・フェスティヴァス
アントニオ・カルダーラはヴェネツィア生まれのイタリア・バロックの作曲家
でヴィヴァルディとほぼ同時代の作曲家です。後にウィーンに移りルスポリ大
公の宮廷楽長に就任。オペラやオラトリオを多く作曲しています。
このオラトリオ「フランク王国のクロヴィスの改宗」で題材となっているの
は、メロヴィング朝フランク王国の初代国王クロヴィス1世。当時フランドル
を支配していたクロヴィス1世が領土を拡大し全フランクを統一し、481年メロ
ヴィング朝を開朝しました。496年王妃クロティルドの強い薦めで家臣4000名
とともにカトリックに改宗。これを「クロヴィスの改宗」といい、このオラト
リオの題材となっています。

ACD2 2631 \1850
O VOS OMNES-すべての人々よ
パブロ・カザルス:すべての人々よ、
ブライアン・A・シュミット:ルクス・エテルナ、
ナンシー・テルファー:ホワット・ゼン、マイ・ラブ、
サンドラ・ミリケン:パニス・デイ、
エレアノ・デイリー:イン・リメンバランス、アヴェ・マリア、
レナード・エンス:音楽は、やさしい音が消えた後も、
シューベルト:夜Op.17-4、
ドナルド・M・ケンドリック:マニフィカト、
ジャン・パピノー=クーチュア:テ・マーテル、
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:我々に幼子が生まれた、
モートン・ローリゼン:おお、大いなる神秘、
ジル・ヴィニョー:あなたが死んだら、
マルコ・アントニオ・インジェニェーリ:それらは作られた、
ルイジ・ボッタッツォ:アヴェ・マリア、
ヤーコプ・ハンドル:この世の王国、
イベール:野の花
ヴォーカル・アンサンブル・ガニメデ(メールクワイア) 
イヴァン・サブラン(指)
録音:2009年10月、2010年4月
男声ヴォーカル・アンサンブルのガニメデは1991年に結成され2011年で20周年
を迎えます。
このアルバムは神聖かつ非宗教的なルネサンスから現代までの美しい作品を
収録しています。ガニメデは芸術監督のイヴァン・サブランによって創設さ
れ、男声合唱の古典的なレパートリーから新しい作品まで演奏し、男声合唱
の幅を広げています。2006年にはワールドアウトゲームズのコーラス・フェ
スティヴァルで金メダルを受賞。2010年にはスイスのヌーシャテルで行われ
た国際コーラス・フェスティヴァルで特別賞を受賞するなど、実力を発揮し
ています。
ビクトリア、シューベルトなどの古典的な作品からフレンチ・ポップスのジ
ル・ヴィニョー、ナンシー・テルファーやサンドラ・ミリケンといった現代
合唱曲ではお馴染の女性作曲家など彼らの歌唱力を存分に生かすことのでき
る作品が収録されています。

ACD2 2547 \1850
サマー・ミュージック
マテュー・ルシエ(1973-):熱帯
デニス・プラント(1972-):
ピエドラ・リブレ組曲
【エル・トゥルコ(タンゴ)/ラ・カシータ(ミロンガ・レント)/トレス・マリ
アス(ワルツ)/ラ・マンチャ(ミロンガ)/エスコンディーダ(タンゴ)】
サミュエル・バーバー(1910-1981):夏の音楽Op.31
ヴィラ=ロヴォス(1887-1959):ショーロ形式の五重奏曲
パキート・デリヴェラ(1948): アイレス・トロピカレス
ペンタドル(管楽五重奏)
【ダニエル・ブールジェ(FL)マーティン・カルペンティエール(Cl)
ノーマルド・フォーゲット(Ob)マテュー・ルシエ(Fg)】
録音:2009年4月
夏をテーマにした音楽を集めたアルバム。マテュー・ルシエの「熱帯」はキュ
ーバの舞踏ハバネラを模した作品。バーバーの「夏の音楽」は1955-1956に作
曲され、ちょうど彼の初オペラ作品「ヴァネッサ」を書き上げた時期です。
ノクターン調の形式でバルトークはもちろんラヴェルの影響も感じらます。
ヴィラ=ロヴォスの「ショーロ形式の五重奏曲」。即興性と意外性というヴィ
ラ=ロヴォスの音楽の面白さが詰まった、爽快な作品です。

●旧譜(弊社初案内)
ACD2 2595 \1850
フランソワ=ジョセフ・ゴセック:作品集
フェローを追悼する葬送歌、ラ・マルセイエーズ(ゴセック編)、
革命歌組曲【ア・サ・イラ/勇者への讃歌/
バラ・エ・ヴィアラ祭で人民が歌った歌/勝利の行進曲】、
戦い、アンダンテ、4つの自由への讃歌、6声の交響曲
ル・ジャコバン 
マテュー・ルシエ(指)
録音:2008年4月9-11日

ACD2 2627 2枚組 \3380
モントリオール・オペラ30周年記念ガラ
トマ、ヴェルディ、プッチーニ、ロッシーニ、ヘンデル、チャイコフスキー、
モーツァルト、R.シュトラウス、ビゼー、グノー、マスネ、ワーグナー、
ガーシュウィン、ドリーブ 他
ラファエル・パケ(S)グレゴリー・ダール(B)アントニー・ベランガー(T)
マリアンヌ・フィセ(S)エティンヌ・デュプイ(B)アリソン・マクハーディ(Ms)
マリアンヌ・ランバート(S)リン・フォーティン(S)ノラ・スルジアン(Ms)
フィリップ・アディス(B)グレタン・ラペリエール(B)アリーヌ・クタン(S)
マルク・エルヴィュー(T)他
メトロポリタン管弦楽団
アラン・トゥルーデル(指)
録音:2009年12月6日カナダ・モントリオール、
サル・ウィルフリッド・ペルティエ



<GALA>
GL100678 4枚組 \2980
アンナ・モッフォの芸術
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
アンナ・モッフォ(S) ジョヴァンナ・フィオローニ(A)
ハーバート・ハンド(T) イヴォ・ヴィンコ(B)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ミラノRAI管弦楽団  1959/4/17
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」(抜粋)
アンナ・モッフォ(アミーナ)
ダニーロ・ヴェガ(エルヴィーノ)
プリニオ・クラバッシ(ロドルフォ伯爵)
ジャンナ・ガッリ(リーザ)
アンナ・マリア・アネッリ(テレサ)
ブルーノ・バルトレッティ指揮
イタリア・ミラノ放送管弦楽団 1956
ヴェルディ:歌劇「ファルスタッフ」
ジュゼッペ・タッデイ(サー・ジョン・ファルスタッフ)
シピオ・コロンボ(フォード)
ルイジ・アルヴァ(フェントン)
ロザンナ・カルテリ(アリーチェ)
アンナ・モッフォ(アンネッタ)
アンナ・マリア・カナリ(メグ・ページ夫人)
フェードラ・バルビエリ(クイックリー夫人)
トゥリオ・セラフィン指揮
ミラノRAI管弦楽団  1956
レスピーギ:歌劇「炎」
マラ・コレヴァ、アンナ・モッフォ(S)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ミラノRAI管弦楽団  1955




<KULTUR DVD>
再案内
数年前にご案内したときはRegion Code 1(US Code)でしたが、以下の2タイト
ルは最近Region Codeが「All」に変更されておりましたので、再度ご案内いた
します。

D1101(DVD-Video) \2450
HEIFETZ & PIATIGORSKY
ヴィターリ:シャコンヌ
バッハ:前奏曲 ホ長調
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテッラ、ポロネーズ
パガニーニ:24の奇想曲
メンデルスゾーン:甘い思い出
ブラームス:ソナタ断章、ハンガリア舞曲第7番
グルック:メロディー
プロコフィエフ:行進曲(3つのオレンジへの恋)
ディニク(ハイフェッツ編):ホラ・スタッカート
以上 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)
バッハ:無伴奏チェロ組曲 ハ長調よりブーレ第1番、第2番
ショパン:チェロ・ソナタより緩除楽章
プロコフィエフ:仮面(ロメオとジュリエット)
ルビンステイン:ロマンス
チャイコフスキー:ワルツ
シューベルト(ピアティゴルスキー編):序奏、主題と変奏曲
以上 グレゴル・ピアティゴルスキー(VC)
88分 モノクロ 英語

D1102(DVD-Video) \2450
ARTUR RUBINSTEIN
メンデルスゾーン:紡ぎ歌
リスト:愛の夢
ショパン:ワルツ 嬰ハ短調、ポロネーズ イ長調、前奏曲
嬰ヘ短調、マズルカ 嬰ハ短調、スケルツォ 嬰ハ短調、
夜想曲 嬰ヘ長調、ポロネーズ 変イ長調
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番 変ロ長調-第1楽章
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調
(第1楽章-第3楽章)
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn) グレゴル・ピアティゴルスキー(VC)
74分 モノクロ 英語



<EMI CLASSICS>
●AMERICAN ARTISTRY
CDMW-0269812 \750
ステファニー・ブリス/ブラームス:アルト・ラプソディ
1.ブラームス:アルト・ラプソディ 作品53
2.ワーグナー:ヴェーゼンドンクの歌(5曲)
3.マーラー:大地の歌-第6楽章:告別
ステファニー・ブリス(メゾ・ソプラノ)
アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ、ジョン・ネルソン指揮
ジュエル・ケース 12Pブックレット
アメリカのメゾ・ソプラノ、ステファニー・ブリスの歌う3つの濃厚なロマン
ティシズムに溢れた作品。それぞれ異なる方向性ながら孤独感、あきらめと
精神的な危機を描いています。ブラームスの自伝的「アルト・ラプソディ」
はメゾの中核的レパートリー、ワーグナーの「ヴェーゼンドンク」はヘンツェ
による室内アンサンブル版での演奏。マーラーの「告別」はシェーンベルク
編版が聴けます。

CDMW-0944262 \750
サラ・チャン/デビュー
1.サラサーテ:「カルメン」幻想曲 作品25
2.エルガー:愛のあいさつ 作品12
3.エルガー:気まぐれな女 作品17
4.ハチャトゥリアン:剣の舞(「ガヤネー」より)
5.クライスラー:ミニュエットのテンポで(プニャーニのスタイルによる)
6.パガニーニ:カプリース 第1番 ホ長調 作品1
7.パガニーニ:カプリース 第15番 ホ短調 作品1
8.ショパン:夜想曲 第20番 嬰ハ短調 (遺作)
9.ショスタコーヴィチ:前奏曲 第10番 嬰ハ短調 作品34
10.ショスタコーヴィチ:前奏曲 第15番 ニ長調 作品34
11.リスト:コンソラシヨン 第3番 変ニ長調 
12.ショスタコーヴィチ:メロディ 変ホ長調 作品42の3
13.プロコフィエフ:行進曲(「3つのオレンジへの恋」より)
14.ガーシュウィン:It Ain't Necessarily So(「ポーギーとベス」より)
サラ・チャン(ヴァイオリン)
サンドラ・リヴァース(ピアノ)
ジュエル・ケース 12Pブックレット
ちょうど11歳、サラ・チャンのまごうかたなき天才の証しのデビュー・アルバ
ム。8歳で、メータ、ニュー・ヨーク・フィルとパガニーニの協奏曲1番で登場、
1年半後にこのアルバムが収録された。その後に続く彼女のベスト・セラー・
アルバムの最初となりました。グラモフォン誌も「これは驚くべきディスク」
と絶賛しました。

CDMW-0269782 \750
デイヴィッド・ダニエルズ/A QUIET THING
1.A Quiet Thing(John Harold Kander)
2.Blackberry Winter(Alec Wilder)
3.So Pretty(Leonard Bernstein)
4.My Shining Hour(Johnny Mercer/Harold Arlen)
5.Pampano verde(Francisco de la Torre arr.Arne Dorumsgaard)
6.Con amores, la mi madre(Joan de Anchieta arr.Arne Dorumsgaard)
7.A la caza(Gabriel Mena arr.Arne Dorumsgaard)
8.Come Again, Sweet Love(John Dowland)
9.Flow, my Tears(John Dowland)
10.Music for a while(Henry Purcell)
11.Vaga luna, che inargenti(Vincenzo Bellini)
12.Malinconia, ninfa gentile(Vincenzo Bellini)
13.Ma rendi pur contento(Vincenzo Bellini)
14.Ave Maria(Johann Sebastian Bach arr.Charles Gounod)
15.A Simple Song(Leonard Bernstein)
16.Ave Maria(Franz Schubert)
17.Beautiful dreamer(Stephen Foster)
18.Shenandoah(Traditional)
19.Plaisir d'amour(Giovanni Battista Martini)
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンター・テナー)
クレイグ・オグドン(ギター)
ジュエル・ケース 12Pブックレット
デイヴィッド・ダニエルズの大きな関心事のひとつはカウンター・テナーの
馴染みのない作品も含めてレパートリーを拡大すること。また本当にギター
と合わせて歌うことが好き。その結果、リサイタルで常に歌う曲のプログラム
による作品が録音されました。ダウランド、パーセルからアメリカン・クラシ
ックスともいうべき「夢見る佳人」までが収録されました。オーストラリア
のギタリスト、オグデンによる伴奏で「とてもインティメイトで美しい言葉
とメロディに満ちた」作品となりました。

CDMW-0944272 \750
エロイカ・トリオ
1.ガーシュウィン:3つのプレリュード
2.ラヴェル:ピアノ三重奏曲
3.ゴダール:子守歌(「ジョスラン」より)
4.シェンフィールド:カフェ・ミュージック
エロイカ・トリオ
ジュエル・ケース 12Pブックレット
世界的に最も注目されるトリオ、エロイカ・トリオはすばらしいテクニック
と洗練された演奏で世界的に聴衆を惹きつけています。ピアノ・トリオのス
タンダード作品であれ現代作品であれ情熱にあふれた演奏を繰り広げていま
す。自身の名称をタイトルとしたデビュー・アルバムはNPR Perfomance Today
の’Debut Recording of the Year’とTime Out New Yorkの1997年度の’Top
Ten Recordings’に選ばれています。

CDMW-0269792 \750
トマス・ハンプソン/リーディング・マン-ベスト・オブ・
ブロードウェイ
1.君は我がすべて (Very Warm For May)(Jerome Kern/Oscar Hammerstein II)
2.Bring Him Home(レ・ミゼラブル)(Herbert Kretzmer/Alain Boublil/
Claude-Michel Schonberg)
3.ミュージック・オブ・ザ・ナイト(オペラ座の怪人)(Andrew Lloyd Webber/
Charles Hart/Richard Stilgoe)
4.Soliloquy(回転木馬)(Richard Rodgers/Oscar Hammerstein II)
5.Gigi(恋の手ほどき)(Frederick Loewe/Alan Jay Lerner)
6.Hey There(パジャマゲーム)(Richard Adler/Jerry Ross)
7.Unusual Way(NINE)(Maury Yeston)
8.Not A Day Goes By(Merrily We Roll Along)(Stephen Sondheim, Lyrics-
Stephen Sondheim)
9.How Could I Ever Know?(The Secret Garden)(Marsha Norman, Lucy Simon)
10.愛せぬならば(美女と野獣)(Alan Menken, Tim Rice) 
11.If Ever I Would Leave You(キャメロット)
(Frederick Loewe, Alan Jay Lerner)
トマス・ハンプソン(バリトン)
アメリカン・シアター・オーケストラ、ポール・ジェミニャーニ指揮
ジュエル・ケース 12Pブックレット
トマス・ハンプソンはアメリカを代表するバリトン。世界中のコンサート・
ホールやオペラ・ハウスで、歌手、ピアニスト、指揮者、オーケストラのトッ
プ・クラスと共演して活躍を続けています。オペラでの役どころと並んでこ
のアルバムは彼の音楽的なキャパシティの広さと高さを証明するブロードウェ
イ作品の録音です。

CDMW-0944282 \750
シャロン・イスビン/アメリカン・ランドスケイプ
1.ジョン・コリリャーノ:トロバドゥール(ギターと管弦楽のための変奏曲)
2.ジョゼフ・シュワントナー:From Afar…(ギターと管弦楽のための幻想曲)
3.ルーカス・フォス:アメリカン・ランドスケイプ(ギターと管弦楽のための)
シャロン・イスビン(ギター)
セント・ポール室内管弦楽団、ハフ・ヴォルフ指揮
ジュエル・ケース 12Pブックレット
並外れたリリシズム、テクニックと幅広さで高く評価され、「現代の抜群の
ギタリスト」として奉られる存在のシャロン・イスビン。本ディスクは彼女
のために作曲されたアメリカのギター協奏曲作品3曲の初録音です。2002年度
グラモフォン誌の'Critics' Choice Recording of the Year'とギター・プレ
イヤー誌の'Best Classical Album of the Year'を獲得しています。

CDMW-0269772 \750
アワダジン・プラット/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調
2.ピアノ・ソナタ 第7番 ニ長調
3.ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調
4.ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調
アワダジン・プラット(ピアノ)
ジュエル・ケース 12Pブックレット
同世代のアメリカ出身のピアニスト中で、音楽的な洞察力と没入力から生ま
れる演奏が高く評価されています。ナウムバーグ国際ピアノ・コンペでの優
勝は国際的なピアノ・コンクールで初めて優勝したアメリカ出身ピアニスト
となりました。EMIレーベルへの2作目となるこのベートーヴェンは親密で魅
力にあふれた演奏が展開されています。

CDMW-0269802 \750
サミュエル・ラミー/オペラ・アリア集
1.ヴェルディ:「エルナーニ」 Che mai vegg'io!...Infelice! E tuo credevi
2.ロッシーニ:「オリー伯爵」 いつでも気を配っていないと
3.ヴェルディ:「シモン・ボッカネグラ」 プロローグ
4.ヴェルディ:「ナブッコ」 未来の暗がりの中に私は見る
5.ヴェルディ:「シチリアの夕べの祈り」 そしてお前,パレルモよ
6.ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」 作品24 メフィストのセレナーデ
7.マイアベーア:「悪魔のロベール」 Encore un de gagne
8.マイアベーア:「悪魔のロベール」 ここがあの古い修道院の廃墟だな
9.ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」 中傷とはそよ風のように
10.ヴェルディ:「ドン・カルロ」 Elle ne m'aime pas!
11.ドニゼッティ:「ルクレツィア・ボルジア」 復讐よ 来れ
サミュエル・ラミー(バス・バリトン)
ミュンヘン放送交響楽団、ジャック・ドゥラコート指揮
ジュエル・ケース 12Pブックレット
35年以上のキャリアを続け、バス・バリトンの頂点で活躍するラミーはあらゆ
るレパートリーを歌う幅広い適応力を持つ貴重な歌手です。本アルバムではス
タイルとテクニックのヴィルトゥオジティを発揮して録音史上最もキャスティ
ングされている歌手として実力を遺憾なく証明する仕上がりです。

CDMW-0957132 \750
ストコフスキー/バッハ・バイ・ストコフスキー
1.パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
2.甘き死よ、来たれ BWV478
3.ブーレエ-イギリス組曲 第2番 イ短調 BWV807
4.サラバンド-ヴァイオリン組曲 第1番 ロ短調 BWV1002
5.神はわがやぐら
6.シンフォニア-クリスマス・オラトリオ BWV248
7.小フーガ ト短調 BWV578
8.G線上のアリア-管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
9.わがイエスよ、いかなる魂の苦しみが BWV487
10.前奏曲-ヴァイオリン組曲 第3番 ホ長調 BWV1006
11.トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
交響楽団、 レオポルド・ストコフスキー指揮
ジュエル・ケース 12Pブックレット
英国生まれのアメリカの指揮者ストコフスキー、形式にこだわらずに音楽の輝
きを大胆に表現する指揮ぶりは実にユニークな存在感を現在でも放っていま
す。本アルバムではまさに彼のオーケストラを指揮してのストコフスキー・
バッハを実現している名盤です。

CDMW-0944252 \750
フレデリカ・フォン・シュターデ/フォーレ:歌曲集
1.ゆりかご 作品23の1
2.蝶と花 作品1の1
3.リディア 作品4の2
4.愛の夢 作品5の2
5.歌う妖精 作品27の2
6.川のほとりで 作品8の1
7.私たちの愛 作品23の2
8.イスパハーンのばら 作品39の4
9.ある僧院の廃墟にて 作品2の1
10.夢のあとに 作品7の1
11.月の光 作品46の2
12.マンドリン 作品58の1
13.ひめやかに 作品58の2
14.朝焼けが広がり
15.アルペッジョ 作品76の2
16.牢獄 作品83の1
17.9月の森の中で 作品85の1
18.墓地にて 作品51の2
19.「ペレアスとメリザンド」作品80 第4曲:メリザンドの歌*
フレデリカ・フォン・シュターデ(メゾ・ソプラノ)
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
トゥールーズ・カピトール管弦楽団、ミシェル・プラッソン指揮*
ジュエル・ケース 12Pブックレット
ニューヨーク・タイムズ紙上で「アメリカの最も優れた芸術家で歌手」と形
容されたフォン・シュターデのフォーレの歌曲集。およそ35年以上にわたって
世界のクラシック音楽界の最も愛される歌手として親しまれている’フリッ
カ’の魅力的なアルバムです。

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