クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-05 No.6-1

2011年05月12日 19時47分28秒 | Weblog
<Berlin Classics>
BC 0274 10枚組 \4050
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集&弦楽三重奏曲全集
ズスケ四重奏団
長らく廃盤となっておりました同タイトルですが、ご好評につき数量限定で
の再プレスが決定しました。




<Signum Classics>
SIGCD 253 \1700
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74《悲愴》
メンデルスゾーン:序曲《真夏の夜の夢》Op.21
チャールズ・マッケラス(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
晩年のレパートリーでは、ヤナーチェクやドヴォルザークなどのチェコ音楽、
スコットランド室内管とのモーツァルトやベートーヴェンが印象的なマッケ
ラスが振るロシア音楽、チャイコフスキー。
逝去の前年、マッケラスが"ロンドンの盟友"と繰り広げた「悲愴」は、円熟
の巨匠の最晩年の名演として人々の記憶に刻まれるに違いない。
録音(ライヴ):2009年2月8日、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ロンドン)

SIGCD 264 \2180
ラフマニノフ:前奏曲集&メロディーズ ――
10の前奏曲Op.23/前奏曲ヘ長調Op.2/カノン ニ短調/前奏曲変ホ短調
メロディ ホ長調/ガヴォット ニ長調/前奏曲ニ短調Op.Posth
断章Op.Posth/リラの花Op.21-5/ひなぎくOp.38-3
ヴォカリーズOp.34-14(バックス編)
ムソルグスキー(ラフマニノフ編):
歌劇《ソロチンスクの定期市》より ゴパック
クライスラー(ラフマニノフ編):愛の悲しみ、愛の喜び
アレッシオ・バックス(ピアノ)
イタリアの貴公子アレッシオ・バックスの「バッハ・トランスクライブド」
(SIGCD 156)に続く移籍第2弾はラフマニノフ!
新天地シグナム・クラシックス(Signum Classics)で再び輝きを放つアレッシ
オ・バックスは、1997年第3回浜松国際ピアノ・コンクール、2000年リーズ国
際ピアノ・コンクールを制覇した、イタリアの新世代を代表する若き名ピアニ
スト。アレッシオ・バックスにとってのラフマニノフは多くの作曲家たちの中
でも特別な存在であり、その音楽との相性の良さはコンサートやレコーディン
グですでに実証済。
このラフマニノフでは、さらなる進化を遂げたアレッシオ・バックスのピア
ニズムと出会うことができそうだ!
録音:2010年6月13日-16日、ワイアストン・ホール(モンマスシャー)




<Et'cetera>
KTC 1424 11枚組 \5750 ※7月27日入荷分までの特価 \4580
モーツァルト:ピアノ協奏曲全集 ――
第9番変ホ長調K.271《ジュノム》/第14番変ホ長調K.449
第11番ヘ長調K.413/第15番変ロ長調K.450/第19番ヘ長調K.459
第25番ハ長調K.503/第26番ニ長調K.537《戴冠式》
ロンド イ長調K.386/第12番イ長調K.414/第13番ハ長調K.415
第21番ハ長調K.467/第5番ニ長調K.175/第10番変ホ長調K.365*
第7番ヘ長調K.242《ロドロン》*/+/第22番変ホ長調K.482
第24番ハ短調K.491/ロンド ニ長調K.382/第6番変ロ長調K.238
第20番ニ短調K.466/第23番イ長調K.488/第8番ハ長調K.246《リュッツォウ》
第16番ニ長調K.451/第17番ト長調K.453/第18番変ロ長調K.456
第27番変ロ長調K.595/第1番ヘ長調K.37/第2番変ロ長調K.39
第3番ニ長調K.40/第4番ト長調K.41/協奏曲ニ長調K.107-1
協奏曲ト長調K.107-2/協奏曲変ホ長調K.107-3
ヴィヴィアナ・ソフロニツキー(フォルテピアノ)
タデウシュ・カロラク(指揮)
ムジケ・アンティケ・コレギウム・ヴァルソヴィエンセ、
リンダ・ニコルソン(フォルテピアノ)*、
マリオ・アシュナウアー(フォルテピアノ)+
2010年12月の来日公演では3種類のフォルテピアノを弾き分けるという素晴ら
しい"コンサート"と"レクチャー"を聴かせてくれた"名手"ヴィヴィアナ・ソ
フロニツキーと"名工"ポール・マクナルティ。
2005年から2006年にかけてポーランドのワルシャワでレコーディングが行わ
れたソフロニツキーとマクナルティの共同作業、モーツァルトのピアノ協奏
曲全集がエトセトラ(Et'cetera)から新装リリース!
録音:2005年-2006年、ワルシャワ(ポーランド)





<Footprint>
FRCD 053 \2300
デューベン・コレクションからの祝祭音楽 ――
ブクステフーデ:喜びに響くBuxWV.119、カンタータ《天使に委ねよ》BuxWV.10
ガイスト:Quis hostis in coelis
作曲者不詳:
Ach Swea Trohn、5声のソナタ、汝の若き時よりの妻に喜びを抱け、
主よ怒ってわたしを責めないでください、パッサカリア
メーダー:主に向かって喜びの声をあげよ
トゥンダー:主は我が光
イェテボリ・バロック、マグヌス・キールソン(指揮)
"デューベン・コレクション"とは、スウェーデンのウプサラ大学図書館に所蔵
されている17-18世紀の未出版の楽譜集。スウェーデンのホットなバロック・
アンサンブル、イェテボリ・バロックが約2300曲にも及ぶ膨大なコレクション
の中から選んだのは"Festival Music"。北欧古楽のレベルの高さに感服!
2009年5月の録音。

FRCD 049 \2300
デューベン・デライツ ――
ビュンター:子らよ、主を誉めまつれ
フィレタリ:めでたし、王なるキリストよ
アルブリチ:神が創りしすべてのものを
タイレ:Ach, dass ich horen sollte dass Gott
グネッセル:我がもとに来たれ/アルブリチ:2声のシンフォニア
プフレガー:正しき人の魂は神の御手にあり
ハンフ:我はいかなる時も主を誉めたたえん
アンナ・ヨブラント(ソプラノ)、デューベン・ユナイテッド
スウェーデン宮廷のカペルマイスターを務めたデューベン・ファミリーのコレ
クションからセレクトされた「ソプラノのための歌曲集」。アンナ・ヨブラン
トは、エマ・カークビーとマヌエラ・ウィースラーから大きな影響を受けたと
いうスウェーデンの古楽系ソプラノ。ソリスト、イェテボリ・バロックのメン
バーとして活躍する北欧古楽界注目の名花である。2009年1月の録音。

FRCD 041 \2300
ヨハンソン:バーニング・ブライト
グンナル・エリクソン(指揮)、リルケ・アンサンブル
スウェーデンの伝承詩やライナー・マリア・リルケの詩を題材とした20世紀ス
ウェーデンの作曲家、スヴェン=エリク・ヨハンソン(1919-1997)の合唱作品
集。リルケ・アンサンブルは、スウェーデン合唱界の"もう1人のエリクソン"、
グンナル・エリクソンが1980年の秋に創設した室内合唱団。近現代スウェーデ
ンの合唱音楽の良き理解者たちである。2006年-2009年の録音。





<Daphne>
DAPHNE 1038 \2300
アルベットゥス・ピクトルの時代の歌 ――
ムトン:アレルヤ、主をほめたたえよ/オケゲム:詠唱
リシャフォール:キリストはよみがえり
ジョスカン:ヌンク・ディミッティス、アヴェ・マリア/ジャヌカン:鳥の歌
パレストリーナ:鹿が谷川を慕うごとく/ムトン:羊飼いたちと共に
エスコバル:されどカナの女は叫びて/パイゴット:クイド・ペティス
クレメンス:ラマの声/ブリュメル:主は滅ぼそうと定め
ア・カペラ・ホルミエンシス
中世スウェーデンの代表的画家アルベットゥス・ピクトル(c.1440-1509)と同
じ時代を生きた大作曲家たちの教会音楽集。
中世&ルネサンス音楽の演奏のためにストックホルムで1994年に結成された
ヴォーカル・クヮルテット、ア・カペラ・ホルミエンシスの豊かで幻想的な
ハーモニーがアルベットゥス・ピクトルの時代を描く――。2009年の録音。




<Phono Suecia>
PSCD 187 \2300
フォンタジー ――
ニルソン:フォンタジー/ブレーマン:ディンカム・シンカムII
ヤンソン:サクソフォン四重奏曲第1番/セーデルベリ:オセラトゥス
サミュエルソン:セイレーン
レーヴァンデル:ニッセ、カーチャ・マリの子守歌
スウェーデン・サクソフォン四重奏団《ローリン・フォーンズ》、
ダニエル・サウル(打楽器)
ローリン・フォーンズは、4人の女流サクソフォン・プレーヤーたちによって
1986年に結成されたスウェーデンのサクソフォン四重奏団。アンデシュ・ニ
ルソン2008年の作品「フォンタジー」など、現代スウェーデンのサクソフォ
ン四重奏曲はどれも完成度が高い。2009年&2010年の録音。

PSCD 186 \2300
リュート・コン・フォルツァ - ペーテル・セーデルベリ ――
ハムブレウス:リュート独奏のための変奏曲
ニルソン:テオルボのためのリュータ
ペーテシュ:リュートとライブエレクトロニクスのための小品
エークストレム:テオルボのための《ビジョンと灰》
カルコフ:リュートのための4つの小品
ウーロフソン:沈黙の道 I-III
ペーテル・セーデルベリ(リュート&バロック・リュート&テオルボ) 
エーリク・ペーテシュ(ライブエレクトロニクス)
ストックホルムの王立音楽院とバーゼル・スコラ・カントルムで学んだ本格派
リュート奏者ペーテル・セーデルベリが、"リュート"と"コンテンポラリー"の
新たな可能性を追求。古楽器のリュートと現代作品という一見ミスマッチな組
み合わせも、予想外の相性に驚き。2009年&2010年の録音。

PSCD 175 \2300
メルネス :管弦楽のための作品集 ――
管弦楽のための《通路》*/サクソフォン協奏曲《ラビュリントス》**
交響曲第1番 《イーカロス》***
エサ=ペッカ・サロネン(指揮)*、
スウェーデン放送交響楽団*、
ヨリエン・ペッテション(サクソフォン)**、
マルチェッロ・ヴィオッティ(指揮)**、
イェテボリ交響楽団**、
イマンツ・レスニス(指揮)***、
ラトビア国立交響楽団***
ポーランドのモダニズムから強い影響を受けたスウェーデンの作曲家アーネ・
メルネス(1933-2002)の管弦楽作品集。管弦楽のための「通路」はサロネン&
スウェーデン放送響!1992年*&2000年**&1989年の録音***。




<Ladybird>
Ladybird 79556817 \2300
ヴィクトリア王女とダニエル・ベストリングの結婚式の音楽
グスタフ・ショークヴィスト(指揮)、
グスタフ・ショークヴィスト室内合唱団、王室管弦楽団、他
スウェーデンのヴィクトリア王女とサクセス・ストーリーを歩んだダニエル・
ベストリング氏の"スウェーデン・ロイヤル・ウェディング"の音楽集。
2010年6月の録音。





<Caprice>
CAP 21681(4CDs+DVD-PAL) \9180
スウェーデンのピアニストVol.12
-1950年以前のスウェーデンのピアニストたち
グレタ・エリクソン(ピアノ)、ハンス・レイグラフ(ピアノ)、
ヴィルヘルム・ステーンハンマル(ピアノ)、
エミール・シェーグレン(ピアノ)、他
「ヨーテボリ(イェテボリ)・ポステン紙、マグヌス・ハーグルンドの選ぶ2010
年優秀アルバムのひとつ」と評価された歴史的録音集。1903年-1970年の録音。





<Vax Records>
VAXCD 1014-1030 17枚組 \19500
ウッラ・ビルクヴィスト - コンプリート・レコーディングス
ウッラ・ビルクヴィスト(ヴォーカル)、様々なアーティスト
SP時代を生きたスウェーデンの女性シンガー、ウッラ・ヴィルクヴィスト
(1907-1946)の録音全集。200ページのブックレット付き。
1929年-1946年の録音。




<DACAPO>
8.226094 \1780
シュッツ:マタイ受難曲 SWV479
ユリアン・ポッジャー(テノール)
ヤコブ・ブロック・イェスペルセン(バス)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン
ポール・ヒリアー(指揮)
録音 2010年4月5-8日コペンハーゲン ガルニソン教会
ヒリアーによるシュッツ作品の第4集です。今作は、シュッツ(1585-1672)作
品の最高峰であり、最難関の曲「マタイ受難曲」です。この作品が書かれた
1666年と言えば、バロック音楽も最盛期を迎えていたのですが、敢えてシュ
ッツは簡素な形式でこの作品を書き上げました。福音史家とキリスト、そし
て合唱は淡々とこのドラマを歌い継ぎ、そこにはバッハ作品にみられるよう
な劇的なドラマはありません。しかし、このモノクロームの世界にどれほど
まで慈悲の眼差しが浸透しているのか、ここに気が付くことができれば、も
うシュッツの世界から逃れることはできません。完膚なきまでに澄み切った
合唱には言葉もでないでしょう。

8.226053 \1780
スヴェン・エリク・タープ:ピアノ曲集
1-7.主題(鐘)と変奏 Op.43(1944)/8-11.組曲(1927/1929)
12-14.3つのソナチネ 第1番 Op.48-1
15-16.3つのソナチネ 第2番(ファンタジエッタ)Op.48-2
17-19.3つのソナチネ 第3番 Op.48-3/20-22.3つの即興曲 Op.21(1934)
23-25.ソナタ Op.60(1956)
トーニャ・レモー(ピアノ)
スヴェン・エリク・タープ(1908-1994)が生きた時代のデンマーク音楽は、
ドイツ後期ロマン派の影響の中にいくばくかのフランス印象派の流れが混在
したものと言えるでしょう。決して前衛的ではなく、聴きようによっては
「時代遅れ」かもしれませんが、豊かな抒情性と魅惑的なメロディに満たさ
れています。このアルバムには、1920年代の情熱溢れる作品から、1956年の
円熟期の作品まで、彼の多様な音楽性に触れることができます。デンマーク
生まれの女性ピアニスト、トーニャ・レモーはバッハから現代曲まで幅広い
レパートリーを有する才能ある人。ここでも知られざる作品を説得力高く弾
きこなしています。

8.226553 \1780
ペーター・ブルーン:海の手紙
1-4.アンサンブルのための「海の手紙」
(夜更けゆくとき/海が他の海に溺れる/穏やかなれ/天の避難所)
5-10.メゾ・ソプラノとアンサンブルのための「全ての生きとし生ける物と
ともに鳴らす銀の鐘」(あなたの歌を通じて/わが家を失くしたクラリネット
/全ての生きとし生ける物とともに鳴らす銀のピアノ/悲しみに沈んだギター
/コントラバスは今飛び立つ/今、雨の歌)
11-14.アコーディオンとアンサンブルのための「反射する波」
フローデ・アンデルセン(アコーディオン)
ヘレーネ・ギェリス(メゾ・ソプラノ)/エスビェア・アンサンブル
ペッテル・スンドクヴィスト(指揮)
ブルーン(1968-)の音楽は一言では語り尽くせないほどの多様性を秘めてい
ます。彼は1989年に作曲の勉強を始め、同時に大学では哲学を学びました。
1991年から1997年にはデンマーク王立音楽大学で、ノアゴーとラスムッセン
からも教えを受けています。声楽作品と、アンサンブルのための作品を得意
としていて、このアルバムには彼の真骨頂とも言える曲が収録されています。
アンサンブルの指揮は、NAXOSでもおなじみのスンドクヴィスト。どの曲も
一度聴いたら忘れられないほどの強い印象を残しますが、中でもメゾ・ソプ
ラノとアンサンブルのための「全ての生きとし-」のロルカの詩を元にした
歌曲集は、その強烈な音色と言葉遊びがユニークです。

6.220566(SACD-Hybrid) \1980
コッペル:弦楽四重奏曲
1-3.弦楽四重奏曲 第1番(1997)/4-6.弦楽四重奏曲 第2番(2008)
7-9.メゾ・サクソフォンと弦楽四重奏のための五重奏曲(2008)
シェラン弦楽四重奏団
ベンヤミン・コッペル(サクソフォン)
アナス・コッペル(1947-)はヨーロッパ音楽の伝統にしっかりと根差しながら
も、民族音楽、ロック、ジャズのテイストを適度に織り交ぜながら、独自の
音楽を構築することで人気の高い作曲家です。この弦楽四重奏曲も、ノリの
良さが随所に感じられる爽快な音楽。ピアソラが好きな人だったら必ずハマ
ることでしょう。官能的なサックスを聴かせるのは、作曲家の息子でジャズ
奏者として有名な1974年生まれのベンヤミン・コッペル君。このカッコ良さ
は真似できません!

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11-05 No.6-2

2011年05月12日 19時46分40秒 | Weblog
<PNEUMA>
PN 1320 \2080
L'Amore Mi Fa Sollazar(愛が私を慰める)
レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した楽器によるルネサンス音楽コンサート
ヤコプ・オブレヒト(1430-1505):Rompeltier
ヨアン・アンブロジオ・ダルツァ(活躍:1500頃):
Tastar da corde / Piva a la ferrarese
不詳:L'amor, donna, chio te porto / Io mi voglio lamentare
Guarda, donna, il mio tormento(以上3曲、「王宮の歌集」(15世紀)から)
ヨハネス・ティクトーリス(1435-1511):Virgo Dei trono digna
ジョスカン・デプレ(1450頃-1521):Lle Fantazies de Joskin
ミケーレ・ペゼンティ(1470頃-1524頃):Inhospitas per alpes
ガブリエル・メーナ(活躍:1496頃):
De la dulce mi enemiga(「王宮の歌集」から)
ルイス・デ・ミラン(1500頃-1561):
Madonna per voi ardo / Recordans de mia segnora
ハインリヒ・イザーク(1450頃-1517):Carmen in fa
ディエゴ・オルティス(1510頃-1570頃):
Recerdadas 1 y 2 sobre la Spagna
[ラ・スパニャによるレセルカダ第1&2番]
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470頃-1535頃):Non val Aqua
ハインリヒ・イザーク:Choralis Constantinus から Duo III
不詳/ロレンツォ・イル・マニフィコ(1469-1492)作詩:
Lasse'in questo carnovale(「マリャブ写本」(1512、フィレンツェ)から)
ハインリヒ・イザーク:Choralis Constantinus から Duo IV
ロイゼ・コンペール(1445-1518):J'ay un syon sur la porte
フアン・デル・エンシナ(1468-1529):Fata la parte(「王宮の歌集」から)
ムシカ・アンティグア
ルイス・アントニオ・ムニョス
(歌、リラ・ダ・ブラッチョ、ヴィオラ・オルガニスタ、ヴィオラ・ダ・
ガンバ)
ハビエル・カブレ
(レオナルドのペーパー・オルガン、オルガネット、ヴィオラ・オルガニスタ)
フェリペ・サンチェス・マスクニャノ
(リュート、ビウエラ、ビウエラ・デ・ペニョラ)
ダビド・マヨラル(カンタラ、小太鼓、タンバリン)
アルフォンソ・トマス(笛、鈴、ゴング、鐘) 
エドゥアルド・パニアグア(笛、鐘)
エドゥアルド・パニアグア(指揮)
録音:2011年2月、マドリード
ルネサンスを代表する天才レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)が残した発
明楽器の設計図を基に作られた楽器を用いてルネサンス音楽を演奏するとい
う好企画盤。タイトルはレオナルドによる音楽的語呂合わせ(L'Amore
Mi Fa Sollazar レ・ミ・ファ・ソ・ラ)です。
「レオナルドのペーパー・オルガン」は抱えて歩きながら演奏できるよう改
良されたオルガン。音の途切れを防ぐためにダブルアクションの送風装置
(ふいごを押しても引いても空気が送り込まれる)を組み込まれています。楽
器の軽量化のため、強度を高めた紙でパイプを作ることが提案されているた
めにこの名があります。また、演奏しながら歌いやすいよう、パイプは斜め
上に向かって取り付けられ顔を隠さない工夫が成されています。
「ヴィオラ・オルガニスタ」はいわゆる弓奏鍵盤楽器の一種で、17世紀にド
イツで実際に作られ「ガイゲンヴェルク」と呼ばれています。内部にヴァイ
オリンの弦が張られており、ハンドルを回して回転弓を回し、鍵盤を押し込
むことで回転弓を弦に押し付けて発音する構造。鍵盤を押す強さで音の強弱
を付けられるようになっています。




<NUMERICA>
NUM 1208 \1850
音楽の地理学 Vol.4
カルロス・セイシャス(1704-1742):ピアノ協奏曲イ長調(*)
ボッケリーニ(1743-1805):チェロ協奏曲ト長調(+)
モーツァルト(1756-1791):ディヴェルティメント ニ長調 K.136(#)
バルトーク(1881-1945):ルーマニア民俗舞曲(**)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
ポルトガルの田舎の旋律(ピアノ四手連弾のための;1979)(++)
ジョゼ・アタラヤ:多面体の音楽(ピアノとコンピューターのための)(##)
ブリュノ・ベルトワーズ(ピアノ(*/++/##)、コンピューター(##))
クリスティナ・マルゴット(ピアノ(++)
ジェド・バラハル(チェロ(+))
マルタ・エウフラジオ(ヴァイオリン(**))
ライゼス・イベリカス管弦楽団
ピエロ・ベッルージ(指揮(+))
パウロ・マルティンス(指揮(*/#/**))

NUM 1212 \1850
フラウタスティカ(フルータスティック) フルートとピアノのための音楽
コープランド(1900-1990):二重奏曲(1971)
ブロッホ(1880-1959):旋法組曲(1956)
プーランク(1899-1963):ソナタ(1956-1957)
シューベルト(1797-1828)/イシュトヴァーン・マトゥス編曲:
アヴェ・マリア/君は憩い/しおれた花/セレナード
J・S・バッハ(1685-1750):ソナタ ロ短調 BWV1030
イシュトヴァーン・マトゥス(フルート)
ナンシー・リー・ハーパー(ピアノ)
録音:2004年9月24-25日、ブダペスト、フンガロトン・スタジオ
イシュトヴァーン・マトゥスは1947年ハンガリーのナジケーレシュに生まれ、
ブダペストのリスト音楽アカデミー、ブリュッセル高等音楽院を卒業(1972年)
後、ピエール・ブーレーズに招かれパリのIRCAM(フランス国立音響音楽研究
所)研究員となり、アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーとして
活躍しました。録音の数はHungarotonレーベルだけで50以上を数え、1991年
以降はフルート教育法に関する論文も数多く発表しています。





<TACET>
TACET 193 \2380
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ3曲
ブラームス
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108
ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン) Daniel Gaede
セッ・シュ・リュー(ピアノ) ?雪甦 Xuesu Lie
2006年録音
1966年ハンブルグに生まれ、数々のコンクールにて賞を受賞しウィーン・
フィルのコンサート・マスターをつとめたダニエル・ゲーデによるTACET
レーベルへの久しぶりの録音です。
このまま止まってしまうのではと思われる程の、息の長い第一番の主題演奏
から始まるこのアルバムは全三曲を通して温かく素朴で美しい演奏です。
TACETレーベルの特徴である音質の良さも、演奏の情報量の多さを際立たせ、
聴くものに、よりその感動を伝えます。




<ARCHIPEL>
ARPCD0527 \880
マーラー:大地の歌
マルガ・ヘフゲン(アルト)
ミシェル・セネシャル(テノール)
ロリン・マゼール指揮
RAIローマ交響楽団
1959年3月7日ローマでのライヴ録音
とても、良い音質です。
若きマゼールによる、大地の歌。素晴らしい演奏です。

ARPCD0528 \880
ブラームス:ドイツ・レクイエム op.45
ヴィルマ・リップ(ソプラノ)
エバーハルト・ヴェヒター(バリトン)
オットー・クレンペラー指揮
ウィーン・フィル、ウィーン楽友協会合唱団
1958年6月15日ウィーンでのライヴ録音
とても、良い音質です。
よく知られた名演奏です。

ARPCD0530 \880
ラヴェル、モーツァルト、プロコフィエフ
(1)ラヴェル:「ボレロ」
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番「トルコ風」 イ長調
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) Arthur Grumiaux
1960年11月9日ミュンヘン
(3)プロコフィエフ:交響曲第7番「青春」 嬰ハ短調
1960年11月11日ミュンヘンでのライヴ録音
ルドルフ・ケンペ指揮 Rudolf Kempe
バイエルン放送交響楽団
それぞれ、良い音質です。
ケンペ指揮のボレロの音源はとても珍しい為、レーベルに確認を行いました
ところ入手したマスターにおける記載にて確かであるとの事。
マーラーの第5番ARPCD0519(#4035122405194)等の珍しい音源復刻を通して
ヨーロッパ等で評価高いこのレーベルのケンペの扱いを信じ、且つケンペ指
揮のボレロは現状流通する商品が現存しない事から、日本でも扱いを行いま
す。このボレロの演奏には大胆な演奏ミスがあります。尚、他2曲(モーツァ
ルトとプロコフィエフ)は既に他レーベルから商品化の実績がある演奏です。

ARPCD0532 \880
ベートーヴェン:
(1)交響曲第7番 イ長調 op.92
NBC交響楽団
1953年11月15日ニューヨーク、カーネギーホールでのライヴ録音
(2)ピアノ協奏曲第5番「皇帝」 変ホ長調 op.73
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ニューヨーク・フィル
1959年2月26日ニューヨーク・カーネギーホールでのライヴ録音
ピエール・モントゥー指揮
それぞれ良い音質です。
名演奏の復刻です。




<WALHALL>
WLCD0332 2枚組 \1750
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」(英語)
チャールズ・カルマン(アイゼンシュタイン)
マルゲリート・ピアッツァ(ロサリンデ)
ヒュー・トンプソン(フランク)
リチャード・タッカー(アルフレード)
ジョン・ブラウンリー(ファルケ)
ユージン・オーマンディ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1951年1月20日メトロポリタン、ニューヨークでのライヴ録音
とても良い音質です。英語による上演のライヴ録音です。ご注意ください。
オーマンディは1950年12月20日に「こうもり」を指揮してメトロポリタンに
初登場しました。1953年までに15回の演奏を集中して行っている中の4回目
の演奏です。
名役者をそろえた、観客の興奮が伝わる楽しい演奏です。




<MYTO HISTRICAL>
MYTO 255 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
アントニエッタ・ステッラ(レオノーラ)
ジュリエッタ・シミオナート(アズチェーナ)
カルロ・ベルゴンツィ(マンリーコ)
エットレ・バスティアニーニ(ルーナ伯爵)
ウィリアム・ウィルダーマン(フェルナンド)
ファウスト・クレヴァ指揮 Fausto Cleva
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1960年2月27日メトロポリタン、ニューヨークでのライヴ録音
とても良い音質です。キャストも魅力的です。

MYTO 280 \1050
マリア・カラス ハンブルグでのコンサート 1959年5月15日
(1)スポンティーニ:歌劇「ウェスタの巫女」より1曲
ユリアのアリア 「神よ、恐れおののき祈りを捧げます」
(2)ヴェルディ:歌劇「マクベス」より3曲
マクベス夫人のアリア 「野望に満ちて」、「早く来て、明かりをつけて」他
(3)ロッシーニ:歌劇「セビーリャの理髪師」より1曲のアリア
ロジーナのカヴァティーナ 「今の歌声は心に響く」
(4)ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より1曲
エリザベッタのアリア 「世の空しさを知る神」
(5)ベッリーニ:歌劇「海賊」より3曲
イモージェネのアリア 「無邪気なほほえみで」 他
マリア・カラス(ソプラノ) Maria Callas
ニコラ・レッシーニョ指揮 Nicola Rescigno
NDR交響楽団
1959年5月15日ハンブルグでのライヴ録音 全12トラック
とても良い音質です。

MYTO 281 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「リゴレット」
ヒルデ・ギューデン(ジルダ)
ジーン・マデイラ(マッダレーナ) 
リチャード・タッカー(マントヴァ公爵) 
レナード・ウォーレン(リゴレット)
アロイス・ペルネルシュトルファー(スパラフチーレ)
アルベルト・エレーデ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1951年12月8日メトロポリタン、ニューヨークでのライヴ録音
とても良い音質です。素晴らしいキャストによる初出となる演奏です。

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