クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-06 No.16-1

2011年06月18日 21時21分34秒 | Weblog
<TESTAMENT>
JSBT 28462 2枚組 ¥2800
ハイドン:交響曲第94番《驚愕》
マーラー:交響曲第1番《巨人》
世界初発売
日本語版
日本語解説付き
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1976年2月-3月 
ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ)  ADD ステレオ録音
5月にリリースしたシカゴ響との録音BOXが大好評を得ているジュリーニがベル
リン・フィルを指揮した1970年-80年代の録音が4タイトル、テスタメントから
発売されることになりました。1枚目は1976年に行われたハイドンとマーラー
の交響曲という対照的な2作品で構成されるコンサートのライヴ。スタジオ・
レコーディングのほうが完璧に近づけるにしても、完璧を追い求めることに
よって音楽の生命感や緊張感が失われることを危惧し、ライヴ録音を好んだ
ジュリーニの本領が発揮された流麗な録音です。
解説書より抜粋
1976年の1月後半から2月前半にかけて、ジュリーニは、ハイドンの94番《驚愕》
とマーラーの1番という2つの対照的な交響曲でコンサートを行った。第二楽章
での大音響の和音が有名なハイドンの交響曲だが、ジュリーニのウィーン古典
派レパートリーに対する類稀なる才覚を存分に発揮している。デア・アーベン
ト紙の評論家、ヴォルフガング・シュイミング(Wolfgang Schimming)は「最小
限の動作で、オーケストラからこれだけ優雅で心地よい響きを引き出せる指揮
者はそうはいない。」と書いている。

JSBT 8463 ¥1850
シューベルト:
交響曲第8番《未完成》&第9番《ザ・グレイト》
日本語版
日本語解説付き
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1977年1月 
ベルリン フィルハーモニー・ホール(ライヴ)
ADDステレオ録音
ジュリーニ&ベルリン・フィルのライヴ、2枚目はシューベルトのシンフォニ
ー2作。
解説書より抜粋
ロ短調の交響曲は驚くほど統一感のある感情豊かな音色で演奏された。第一楽
章の挑戦的で反骨心のある様相は徐々に優しい諦観にとって代わられる。チェ
ロによるレントラーのテーマからは、痛みを伴わないなぐさめではなく、深い
悲しみが紡ぎだされた。どちらの楽章においても、悲しみの美しさ、メロディ
ーに具現化された絶望感が伝わってくる。抒情性にとげとげしさはなく、ただ
感傷に流されるのでもない。

JSBT 8464 ¥1850
ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 作品6
ムソルグスキー/ラヴェル編:組曲《展覧会の絵》 
世界初発売
日本語版
日本語解説付
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1977年7月17日&18日 ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ)
ADDステレオ録音
ジュリーニ&ベルリン・フィル・ライヴ第3弾は、《展覧会の絵》をメインに
据えたコンサート。1曲目にはジュリーニのコンサートでは珍しいウェーベル
ンを取り上げ、管弦楽法における簡潔表現の音楽的意義がたくみに描き出され
ています。メインの《展覧会の絵》は当時のベルリン・フィルの力量が十二分
に発揮された炎のような演奏。聴衆の熱狂ぶりがうかがえるライヴ録音です。
解説書より抜粋
「ジュリーニの狙いは、ヘルベルト・フォン・カラヤンのような指揮者のもの
とは根本的に違っている。我らがマエストロはコントラストと緊張感を探求し、
幅広い空間を表出し、音楽を最終的に凱旋となる道の入り口に立たせるのだ。
このイタリア人指揮者は思慮深く帰納的に、音楽の至福の瞬間のために前進す
る。」 

JSBT 8465 ¥1850
マーラー:《大地の歌》
世界初発売
日本語版
日本語解説付き
ブリギッテ・ファスベンダー(メッゾ・ソプラノ)
フランシスコ・アライサ(テノール)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1984年2月 ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ) 
ADD ステレオ録音
解説書より抜粋
「思慮深く、彼は明らかで完璧な‘私はこの世に忘れられ’を出現させた。外
側に半分伸ばした腕に指揮棒を垂直に持つ姿はさながら、芸術における預言者
のようだった。そうして、音楽創造の内なる情熱を求め続けるかに思えた。こ
れこそが、音楽家の最も自然な姿といえよう。奇をてらうことも、音楽そのも
のの意志を曲げることもない。




<Glossa Cabinet>
GCD C80003 ¥1780
シュメルツァー:ソナタ集 ――
6声のソナタ第4番/5声のソナタ第8番/2声のソナチナ第4番
6声のソナタ第5番/3声のソナタ《パストラーレ》/5声のソナタ第9番
6声のソナタ第6番/3声のソナタ《ランターリー》/3声のソナタ第11番
3声のソナタ第10番/3声のソナタ第12番/6声のソナタ第3番
2声のソナチナ第6番/5声のソナタ第7番
アンサンブル・アウローラ、ラビリント
〔エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、オディール・エドゥアール
(ヴァイオリン)、パオロ・パンドルフォ(テナー&バス・ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ユーニス・ブランダン(テナー・ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
シグリット・リー(バス・ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ガエターノ・ナジッロ(バス・ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ロベルト・センシ(ヴィオローネ)、グィド・モリーニ(チェンバロ&オルガン)〕
ビーバーが登場する以前のオーストリアにおいて、ソナタや組曲を発展させる
など、器楽分野を進歩させたシュメルツァー。ハプスブルク家の宮廷でオース
トリア人として初の楽長に任命されるなど、シュメルツァーが後世に遺した影
響は非常に大きい。
録音:1991年、ボローニャ(イタリア)

GCD C80301 ¥1780
ボッケリーニのおやすみ - ボッケリーニ:弦楽二重奏&三重奏曲集 ――
2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ト長調 Op.34-2(G.102)
2つのヴァイオリンとチェロのための三重奏曲ト短調 Op.6-5(G.93)
2つのヴァイオリンのためのノットゥルノ《おやすみ》(G.62)
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための三重奏曲ニ長調 Op.14-4(G.98)
ラ・レアル・カマラ〔エミリオ・モレーノ(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、ウォーター・メラー(チェロ)〕
エンリコ・ガッティとエミリオ・モレーノ、ウォーター・メラー。世界トップ
クラスの古楽系弦楽器奏者たちによるボッケリーニのテーマは"夜の音楽"。
ボッケリーニが用いた強弱、高低、長短。緩急を鋭く変化させることで効果を
発揮する音楽における"明暗法(キアロスクーロ)"を、エンリコ・ガッティたち
が見事に再現している。
イタリアからスペインへと渡り数多くの優れた室内楽作品を遺したボッケリー
ニの音楽を、ラ・レアル・カマラの最高の演奏で。
録音:1994年7月、バルセロナ(スペイン)

GCD C81607 ¥1780
デマレ:
グラン・モテ《主は王となられる(詩篇第96番)》
グラン・モテ《パリのテ・デウム(聖アンブロシウス賛歌)》
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル、
マリー=ルイーゼ・デュトワ(ソプラノ)、ハンナ・バヨディ(ソプラノ)、
ロバート・ゲッチェル(オート・コントル)、
ステファン・ファン・ダイク(テノール)、アラン・ビュエ(バリトン)、
エマニュエル・ヴィストルキ(バス)
アンリ・デマレ(1661-1741)は、フランス宮廷と密接な関わりを持ち、天賦の
才に恵まれながらも、ニコラ・グピエのゴーストライター、弟子のサン=ゴベ
ールとの恋愛を発端にした修道院への追放、変装、裁判、死罪覚悟の逃亡、放
浪生活を経て、1707年にロレーヌ公の宮廷音楽監督として表舞台に復帰すると
いう波乱万丈の人生を送ったフランス・バロックの作曲家。
大規模なグラン・モテを説得力あふれる姿に仕上げ、色彩感覚にあふれたデマ
レの音楽を復権へと導くのは、もちろんフランス・バロックの伝道師エルヴェ
・ニケとコンセール・スピリチュエル!
録音:2003年2月、メス・アルセナール(フランス)

GCD C80602 ¥1780
モーツァルト:バセットホルンのためのディヴェルティメント集 ――
ディヴェルティメント第1番(K.439bより)
アダージョ ヘ長調 K.580a
ディヴェルティメント第3番(K.439bより)
歌劇《フィガロの結婚》のハルモニームジーク
ディヴェルティメント第5番(K.439bより)
シュタードラー・トリオ〔エリック・ホープリッチ(バセットホルン&クラリ
ネット)、カルレス・リエラ(バセットホルン)、アルフ・ヘルベルク(バセット
ホルン)〕、アルベルト・グミ(バセットホルン)
18世紀オーケストラの首席クラリネット奏者であり、ピリオド管楽アンサンブ
ル、ナハトムジークの主宰でもある、ピリオド・クラリネットの世界的名手エ
リック・ホープリッチと、その仲間たちによるモーツァルト。
18世紀のバセットホルン奏者アントン・シュタードラーは、多くの作曲家たち
にバセットホルンのための作品を依頼しており、天才モーツァルトもその中の
1人。シュタードラーの名前を冠するホープリッチ率いるバセットホルン・ト
リオの妙技が、シュタードラーとモーツァルトが思い描いたバセットホルンの
ためのユートピアを最高の姿で聴かせてくれる。
録音:1996年4月、クエンカ(スペイン)

GCD C80908 ¥1780
ディンディア:マドリガーレ曲集第1巻(1606) ――
慈悲深き恵み/我が息子との別離/私は貧しくみすぼらしい
むごいアマリリよ/蛇の毒/彼は汝が楽しんでいるように見えた
川が呼んでいる/薔薇と百合の間柄/悩まない私の心
しかし誰が我の言葉を聞き飽きたのか?/我は汝を愛していないのか?
我の心に訪れる汝の魂/希望なく、空虚な望み/天国を見つめるフィリ
ラ・ヴェネクシアーナ、クラウディオ・カヴィーナ(指揮)
その生涯で8巻のマドリガーレを残したディンディア(c.1582-c.1629)は、謎に
満ちた部分が多い作曲家だが、この第1巻を書いた1606年頃はまだトリノのサ
ヴォア公カルロ・エマヌエーレ1世お抱えの宮廷音楽家に就任する前、イタリア
各地の宮廷を巡っていた時期であったと伝えられている。
自由な朗唱法と声の名技性を生かしたディンディアの声楽作品の特徴はこの曲
集でも顕著に表れており、中でも「むごいアマリリよ」は絶世の美しさを持つ
隠れた名作である。
録音:2000年12月、ロレット(イタリア)

GCD C80106 ¥1780
天使のリュート - フランスのテオルボ作品集 ――
ベティヌ:アンジェリクのための曲集ハ長調
ヴィゼー:嘆き(ド・ヴィゼー嬢へのトンボー)
フォルクレ:ビュイソン(茂み)/ヴィゼー:テオルボ曲集ニ長調
リュリ:ガラテアのシャコンヌ
ヴィゼー:クロ・デュ・メニル(サラバンド)、シャコンヌ
マレ:夢見る人
ホセ・ミゲル・モレーノ(アンジェリク&独奏用テオルボ)
"天使のリュート"と呼ばれるリュート属の特別な楽器、"アンジェリク"の音色
に接することが出来るホセ・ミゲル・モレーノならではの貴重なアルバム。
モレーノ夫妻の手によって演奏可能な状態に復元された"アンジェリク"。17世
紀フランスの作曲家ミシェル・ド・ベティヌの「曲集ハ長調」は、この"アン
ジェリク"のために作曲された作品であり、"天使のリュート"の特色を知るには
この上ない音楽であるといえよう。
そしてモレーノが独奏用テオルボで弾くフランス・バロックの大作曲家たちの
音楽。これぞフランス・バロックの雅と神秘 ――。
※録音:1997年7月、サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(スペイン)

GCD C80108 ¥1780
皇帝の歌 - ビウエラのための音楽 ――
ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第22番
オルティス:
ベルガマスカによるレセルカーダ第3番、新しいパッサメッツォによるレセル
カーダ第2番
マイモン:ディフェレンシアス・デ・バカス
ダサ:長いパッセージによるファンタシーア第21番
ムダーラ:クラロス伯爵のディファレンシアス/作曲者不詳:夜明け頃来てね
ナルバエス:クラロス伯爵のディフェレンシアス、何で洗いましょう
フエンリャーナ:きみは私を殺めた/ピサドール:夜は暗く
フエンリャーナ:《花咲く日々に生きるかぎり》のグローサ
オルティス:
古いパッサメッツォによるレセルカーダ第5番、ロマネスカによるレセルカー
ダ第7番
パエス:ディフェレンシアス・デ・バカス/ナルバエス:皇帝の歌
ホセ・ミゲル・モレーノ(ビウエラ)
「騎士の歌」(GCD C80101)の続編となるホセ・ミゲル・モレーノのスペイン・
ルネサンス時代のビウエラ作品集。
アルバム・タイトルにもなっている「皇帝の歌」とは、当時の神聖ローマ皇帝、
スペイン王として君臨したカール5世が好んだジョスカン・デ・プレのシャンソ
ン「千々の悲しみ」を、ナルバエスがディファレンシアス(変奏曲)へと仕上げ
た作品。
スペイン・ルネサンス時代の傑作「皇帝の歌」は、スペイン音楽の演奏、発掘、
研究を続けてきたホセ・ミゲル・モレーノの代表的名演である。モレーノが弾
くビウエラの音色も余すことなくじっくりと楽しみたい。
録音:1998年4月、サン・ロレンソ・デ・エル・エスコリアル(スペイン)

GCD C80001 ¥1780
ヘンデル:ソロ&トリオ・ソナタ集 ――
トリオ・ソナタ ト短調 Op.2-2,HWV.387/ソナタ イ短調 Op.1-4,HWV.362
ソナタ ト短調 HWV.364b/ソナタ イ長調 Op.1-14,HWV.372
ソナタ ヘ長調 Op.1-11,HWV.369/トリオ・ソナタ 変ロ長調Op.2-4,HWV.388
アルカディア〔クリストフ・エールサム(リコーダー)、
マイカ・ブランダン(ヴァイオリン)、
ユーニス・ブランダン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ルチアーノ・コンティーニ(リュート)、
アッティリオ・クレモネージ(チェンバロ&ディレクター)〕
アルカディアは、ルネサンス&バロック音楽のスペシャリストであり現在は指
揮者としても活動しているイタリアのチェンバリスト、アッティリオ・クレモ
ネージが創設したピリオド・アンサンブル。
ヘンデルのソロ&トリオ・ソナタ集では、リコーダー奏者のクリストフ・エー
ルサムの活躍に要注目!
録音:1992年2月、ゼーヴェン(スイス)

GCD C80002 ¥1780
歌とリュート - ルネサンス時代の歌曲と器楽小品集 ――
作曲者不詳:私は愛を得た/アテニャン:希望/モルレ:ファンタジー
クレキヨン:あなたのもの/ダ・ミラノ:リチェルカーレ
クレメンス・ノン・パパ:慈悲/アテニャン:ラ・ロック
セルミジ:ラテンス・スクール/セルミジ-ダ・ミラノ:ああ、悲しいかな
アテニャン:ラ・マグダレーナ/ダ・ミラノ:ファンタジア
クレメンス・ノン・パパ:愛こそ我が命/ダ・ミラノ:リチェルカーレ
クレメンス・ノン・パパ:あなたが旅発つというので
クレキヨン:美しく愛されて/ダ・ミラノ:リチェルカーレ
セルミジ:私を揺さぶって/アテニャン:ラ・ブロス
セルミジ-アテニャン:花咲く頃に/ダ・ミラノ:リチェルカーレ
クレキヨン:燃えるような愛が/スピナチーノ:リチェルカーレ
作曲者不詳-アテニャン:運命よ、私の人生を放っておくれ
クレキヨン:私が覚えているとき/ダ・ミラノ:リチェルカーレ
クロディーヌ・アンセルメ(ソプラノ)
パオロ・ケリーチ(リュート&ビウエラ)
艶やかな美声を持ち、数々の名唱を披露してきてくれたジュネーヴ生まれの古
楽系ソプラノ歌手クロディーヌ・アンセルメと、ミラノ音楽院でも教鞭を執る
イタリアのリュート奏者パオロ・ケリーチのデュオが奏でるルネサンス時代の
美しき音楽の花々。
クロディーヌ・アンセルメの歌声が、最良のパートナーのリュート伴奏を得て
名花となる。
録音:1999年、ピサ(イタリア)




<PentaTone>
PTC 5186 182(SACD-Hybrid) 3枚組 ¥3850
ブラームス:交響曲全集 ――
交響曲第1番ハ短調Op.68/悲劇的序曲Op.81/交響曲第2番ニ長調Op.73
大学祝典序曲Op.80/交響曲第3番ヘ長調Op.90/交響曲第4番ホ短調Op.98
クルト・マズア(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音
をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
旧東ドイツの名匠クルト・マズアがカペルマイスターを務めた同じく旧東ドイ
ツの名門ゲヴァントハウス管のブラームス全集がSACD Hybridで復活!
往年の名エンジニア、クラウス・シュトリューベンが手懸けたサウンドがマル
チ・チャンネルでどのように再現されるのかも楽しみなポイント。
録音:1976年10月、パウル・ゲルハルト教会(ライプツィヒ)




<Raumklang edition apollon>
RK ap 30107 ¥2300
中部ドイツのバロックの葬送音楽 ――
作曲者不詳:詩篇《神よ、あなたの善きものにより私に恵みを》
オットー:人よ、女より生まれし者/ローゼンミュラー:世に別れ告げて
シュッツ:アンフィオンと共に/シャイン:挽歌
シュッツ:葬送音楽I&II(ドイツ・レクイエム)
シャイデマン:心から汝を愛す、おお主よ
プレトリウス:平安と喜びの中で私はこの世を去る
シュッツ:葬送音楽III(ドイツ・レクイエム)
アンサンブル・アマコード、ゲジーネ・アドラー(ソプラノ)、
ジドニー・オットー(ソプラノ)、ドロテア・ヴァグナー(ソプラノ)、
シュテファン・ゲーラー(テノール)、カペラ・サジタリアーナ・ドレスデン
ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団の出身者たちによって1992年に結成さ
れたドイツの男声ア・カペラ・ヴォーカル・アンサンブル、アンサンブル・ア
マコードが歌うドイツ・バロック!
ライプツィヒで発見された未出版の写本、神への懺悔の詩篇(1711年頃)や、ハ
インリヒ・シュッツの「ドイツ・レクイエム」で再現される「中部ドイツのバ
ロック時代の葬送音楽」。
このプログラムのためだけに3人のソプラノ、1人のテノールを加えて"混声合
唱"となったアンサンブル・アマコードと、ドレスデンのピリオド・アンサン
ブル、カペラ・サジタリアーナ・ドレスデンの一期一会のハーモニーが厳粛に
響く。
録音:2006年11月&2008年1月、ルカ教会(ドレスデン)




<Raumklang>
RK 3006 ¥2300
ダウランドの喜び - ルネサンス&バロック時代のハープ音楽 ――
ダウランド:
デンマーク王のガリアード、ラクリメ、ウィルビー卿ご帰館、
ハンソン夫人のパフ、ホワイト夫人に事なし
ヴァイス:幻想曲とフーガ ニ短調/ロイスナー:パドゥアナ、ソナチナ
ダウランド:
ジョン・スミス卿のアルメイン、ウィンター夫人のジャンプ、
タールトンのジグ、タールトンの復活、常にダウランド, 常に悲しき
ユーデンクーニヒ:カラタ・アラ・スパニョラ、ロシーナ
クラウス:シュティーフル・タンツ、ミルネリン、シュニート・シュッヒ
M・ノイジードラー:フゲリン・タンツ/H・ノイジードラー:外国の踊り
作曲者不詳:ゲストレイフト・ダンツ
J.S.バッハ:アルマンド、サラバンド、ガヴォットとロンドー
ダウランド:1日でもあるとすれば
トム・ダウン(アルパ・ドッピア&ゴシック・ハープ)
アーリー・ミュージックのシンデレラ、ピリオド・ハープのために、ドイツの
ハープ奏者トム・ダウンがルネサンス&バロックのリュート音楽をハープ版に
アレンジ。
2つの異なるピリオド・ハープ、アルパ・ドッピアとゴシック・ハープが奏で
るダウランドでは、儚くも古き良き音色に心を奪われる ――。
2010年5月の録音。

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11-06 No.16-2

2011年06月18日 21時21分12秒 | Weblog
<ABC Classics>
ABC 476 3828 ¥2250
タパス - テイスト・オヴ・ザ・バロック ――
カプスベルガー:トッカータ・アルペッジアータ
ファルコニエーリ:チャコーナ
カプスベルガー:私のアヴリッラ、ベルガマスカ、カナリオス
カッツァーティ:パッサカリア/モンテヴェルディ:金色の髪
即興曲:スパニョレッタ/モンテヴェルディ:かくも甘い苦悩
ファルコニエーリ:フォリア/即興曲:アンダルシアのパッサカリア
フェラーリ:恋する男達よ、私は君達に言いたい
ラウレンティ:前奏曲第12番/メールラ:チャコーナ
即興曲:タランテラ、トッカータ - カプスベルガーによる
イダルゴ:希望、思い、死
ポール・ダイアー(芸術監督&チェンバロ)
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
愛、火、美、自由からインスパイアされた17世紀南ヨーロッパの音楽に"即興"
というスパイスが加わったユニークなバロック・プログラム。極上のバロック
音楽のテイスティング・プレートが、オセアニア、オーストラリアが特別便で
届きます!
2009年6月&7月の録音。

ABC 456 364-2 ¥2250
ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲集《四季》ヴァイオリン協奏曲ニ長調RV.208
《ムガール大帝》
ヴァイオリン協奏曲イ長調RV.335《かっこう》
エリザベス・ウォルフィッシュ(バロック・ヴァイオリン)、
ポール・ダイアー(芸術監督&チェンバロ)、
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
ロカテッリ・トリオ(コンヴィヴィウム)のメンバーであり、オーストラリアが
誇るバロック・ヴァイオリンの先駆者、エリザベス・ウォルフィッシュが弾く
ヴィヴァルディの「四季」!バロック・ヴァイオリンのシンプルで艶のある音
色、絶妙なバランスで保たれたスピード感を感じさせてくれる「四季」には聴
けば聴くほど増してゆく味わいがある。
1996年8月の録音。弊社初紹介。

ABC 476 8030  2枚組 ¥3380
モンテヴェルディ:歌劇《オルフェオ》
マーク・タッカー(テノール)、サラ・マクリヴァー(ソプラノ)、
アントニー・ウォーカー(指揮)、
カンティレイション、アンティポデーズ管弦楽団、他
オーストラリア、シドニーの古楽シーンにおける2004年のハイライトと絶賛さ
れたモンテヴェルディの「オルフェオ」のライヴ!マーク・タッカーやサラ・
マクリヴァーの古楽唱法、オーストラリア最高の合唱団カンティレイションの
歌声など、好演誕生の要素が揃い踏み。
2004年12月、シティ・リサイタル・ホール(シドニー)でのライヴ録音。
弊社初紹介。

ABC 476 125-0 ¥2250
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622
アルカンドロよ告白しようK.294/私はあなた様に明かしたい、おお神よK.418
私の感謝をお受け下さいK.383/夜の女王のアリア
クレイグ・ヒル(バセット・クラリネット)、
シンディア・シーデン(ソプラノ)
ポール・ダイアー(芸術監督&チェンバロ)
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
クレイグ・ヒルは、メルボルン交響楽団の首席奏者、オーストラリア・ブラン
デンブルク管の首席奏者、コンチェルト・コペンハーゲンの客演首席奏者を兼
任するピリオド・クラリネットのスペシャリスト。師であるディーター・クレ
ッカー譲りのサウンドとテクニックがバセット・クラリネットでモーツァルト
を華麗に奏でます。
2001年6月、シティ・リサイタル・ホール(シドニー)でのライヴ録音。
弊社初紹介。

ABC 446 272-2 ¥2250
ヘンデル:アリア集 ――
歌劇《アルチーナ》HWV.34より/歌劇《ジュリアス・シーザー》HWV.17より
歌劇《リナルド》HWV.7より
グラハム・プシー(カウンターテナー)
ポール・ダイアー(芸術監督&チェンバロ)
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
グラハム・プシーは、ベルギーのモネ劇場、イタリアのスカラ座など、世界中
の歌劇場でヘンデル歌手として活躍してきたオーストラリアのカウンターテナ
ー。ABCクラシックFMレコーディング・オヴ・ザ・イヤー受賞タイトル。
1994年8月の録音。弊社初紹介。

ABC 434 720-2 ¥2250
ブランデンブルクのお気に入り ――
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV.1048
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.3-9,RV.230
ヘンデル:フルート組曲ト長調HWV.350
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3-8,RV.522
グルック:復讐の女神達の踊り、精霊の踊り
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.3-7,RV.567
ヘンデル:シバの女王の入場
ポール・ダイアー(芸術監督&チェンバロ)
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
大バッハがブランデンブルク辺境伯に献呈した「ブランデンブルク協奏曲」
や、ヴィヴァルディの「調和の霊感」など、オーストラリアのピリオド・オー
ケストラ、ブランデンブルク管の"お気に入り"がギッシリと並んだプログラ
ム。演奏レベルも、もちろん高水準!1992年1月の録音。弊社初紹介。

ABC 456 6922 ¥2250
17世紀頃ロンドンの仮面劇と劇場音楽 ――
ジョンソン:
2番目の王子たち、あなたは輝く百合が咲くところを見たことがありますか
ルポ:幻想曲ニ短調/アドソン:コートリー・マスキング・エアーズ
ウィルソン:持って行け、あの唇を
コプラリオ:美しい島、《妖精の女王》からの音楽/他
サラ・マクリヴァー(ソプラノ)
ポール・ダイアー(芸術監督&チェンバロ)
オーストラリア・ブランデンブルク管弦楽団
オーストラリアの古楽系ソプラノ、サラ・マクリヴァーが、17世紀頃のロンド
ンを舞台として演奏された仮面劇の音楽、劇場音楽を歌う。マクリヴァーの古
楽唱法が、まるで17世紀当時にいるかのような雰囲気を創り出す。
1997年8月の録音。弊社初紹介。




<URANIA>
WS 121.126 3枚組 ¥2080
The Greatest Soprano of the Twentieth Century
CD1:The Early Decca and Cetra Records:1949-1950
オペラ・アリア集(トロヴァトーレ、アイーダ、蝶々夫人、ファウ
スト、マノン・レスコー、トスカ、椿姫、オテロ、フィガロの結婚、
ラ・ボエーム、メフィストーフェレ、ラ・ワリー、アンドレア・シェニエ)
CD2:Decca Evergreen:1955-1958
オペラ・アリア集(運命の力、トロヴァトーレ、セシリア、ウィリ
アム・テル、アドリアーナ・ルクヴルール、フィガロの結婚、
エフゲニー・オネーギン、エジプトのジューリオ・チェーザレ、
ゴールのアマディージ、フラーヴィオ、セデチーア)
CD3:The Great Opera Duets:1951-1960
オペラ・デュエット集(ラ・ボエーム、蝶々夫人、トスカ、トゥーラ
ンドット、アイーダ、オテロ、椿姫、アンドレア・シェニエ)
レナータ・テバルディ(S)
2004年に亡くなったレナータ・テバルディは、1950年代から1960年代にかけて
イタリア・オペラ界でマリア・カラスと人気を二分する人気を得ました。今年
は彼女が日本へ第3回NHKイタリア・オペラ公演で初来日してから丁度50年の節
目の年となります。

WS 121.127 2枚組 ¥1450
ボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」
チェザーレ・シエピ(メフィストーフェレ)
マリオ・デル・モナコ(ファウスト)
レナータ・テバルディ(マルゲリータ)
ルチア・ダニエリ(マルタ)
フロリアーナ・カヴァッリ(エレナ) 他
トゥリオ・セラフィン指揮
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団、合唱団  1958年





<ANDROMEDA>
ANDRCD9093 6枚組 ¥3180
フルトヴェングラー指揮
ベートーヴェン:交響曲全集(ライヴ音源)
CD.1
(1)交響曲第1番 ハ長調 op.21   
ウィーン・フィル 1952年11月30日 ウィーンでのライヴ
(2)交響曲第6番 ヘ長調「田園」 op.68 
ベルリン・フィル 1954年5月23日 ベルリンでのライヴ
CD.2
(3)交響曲第3番 変ホ長調「英雄」 op.55 
ベルリン・フィル 1952年12月8日 ベルリンでのライヴ
(4)序曲「レオノーレ」第3番
ウィーン・フィル 1944年6月2日 ウィーンでのライヴ
CD.3
(5)交響曲第7番 イ長調 op.92   
ベルリン・フィル 1953年4月14日 ベルリンでのライヴ
(6)交響曲第2番 ニ長調 op.36  
ウィーン・フィル 1948年10月3日 ロンドンでのライヴ
CD.4
(7)交響曲第4番 変ロ長調 op.60  
ウィーン・フィル 1953年9月4日 ミュンヘンでのライヴ
(8)交響曲第8番 ヘ長調 op.93  
ベルリン・フィル 1953年4月14日 ベルリンでのライヴ
CD.5
(9)交響曲第5番 ハ短調「運命」 op.67  
ベルリン・フィル 1954年5月23日 ベルリンでのライヴ
(10)序曲「レオノーレ」第2番
ハンブルク国立フィル 1947年6月9日 ハンブルクでのライヴ 
(11)序曲「コリオラン」 op.62
ウィーン・フィル 1951年10月29日 ミュンヘンでのライッヴ
(12)序曲「エグモント」 op.84
ウィーン・フィル 1953年9月4日 ミュンヘンでのライヴ
CD,6
(13)交響曲第9番 二短調「合唱」 op.125   
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ) Elisabeth Schwarzkopf
エルザ・カヴァルティ(アルト) Elsa Cavelti
エルンスト・ヘフリガー(テノール) Ernst Haefliger
オットー・エーデルマン(バス) Otto Edelmann
フィルハーモニア管弦楽団、ルツェルン音楽祭祝祭合唱団
1954年8月22日 ルツェルンでのライヴ
以上、指揮は全て ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
演奏は全て既発のものです。
録音年月日は、広く知られているものです。
ANDROMEDAレーベルが世に問うフルトヴェングラーのベートーヴェン:交響曲全
集(ライヴ録音集)です。音情報の余分な無駄をそぎ落とし、くっきりとした
音質で演奏の芯が際立ち、名演と言われる数々の演奏が持つ圧倒的な情熱を
伝えます。





<CARUS>
83.364 ¥2380
3人の現代作曲家による「夜」をテーマにした管弦楽作品集
(1)Marco Shadler(1964- スイス):「Nachtschict : ナイトシフト」(26:37)
Mattias Frommelt(1975- スイス):
(2)「Nocturne : 夜想曲(3楽章)」(12:51)
(3)「Turbulenz : 乱流」(8:48)
(4)「Ohne Namen : 無題」(6:06)
(5)イェルク・ハイゼルマン Jurg Hanselmann(スイス):
ピアノ協奏曲「Dies Irae Variationen : 怒りの日の主題による変奏曲」
(22:22)
演奏:5)サンドラ&イェルク・ハイゼルマン(ピアノ) 
1,5)Albert Frommelt 指揮リヒテンシュタイン交響楽団
2.4)Benjamin Lack 指揮フォーアアールベルク・シンフォニエッタ
3)ウィリアム・マックスフィールド指揮
リヒテンシュタイン交響楽団
録音:1)2009年6月18日 2,4)2010年6月13-16日 3)2010年5月1日
5)2007年3月25日
楽譜の出版事業を行うCARUS社にとり、知られた楽曲の楽譜の製作はもとより、
新しい世代の作曲家による優れた楽曲の発掘と紹介は必然です。
今回3人のスイス出身の若い作曲家による5曲のオーケストラ作品を収録。
決して効き辛い作品ではありません。特に興味深いのはハイゼルマンのピアノ
協奏曲です。自らもピアノ奏者として演奏会を行いCDを発売しているだけあり、
聴く者のつぼを押さえたマイケル・ナイマンばりの名曲です。

83.367 ¥2380
アレッサンドロ・グランディ:「聖母マリアの夕べの祈り」
(Alessandro Grandi 1586頃-1630 イタリア)
マシューホールズ指揮
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム合奏団 ゲッティンゲン聖歌隊
2010年9月12日シュトゥットガルトでのライヴ録音
初期バロックの大作曲家でシュッツにも影響を与えたグランディの透明感ある
敬虔で荘厳な音楽です。古楽アンサンブル「キングズ・コンソート」から派生
した「レトロスペクト・アンサンブル」を立ち上げ、その演奏で各国から高い
評価を得た指揮者でありチェンバロ、オルガン奏者でもある注目の指揮者マ
シュー・ホールズによる演奏。

83.451 ¥2380
ハインリヒ・ヘルツォーゲンベルク:
(Heinrich von Herzogenberg 1843-1900 オーストリア)
ここを離れて見る夢は、どんなに素晴らしいか
[Wie sschon, hier zu vertraumen]
(1)ゲーテの詩集から真実の愛の5つのカノンop.79 から3曲
(2)4つの夜想曲op.22
(3)6つの女性合唱曲op.98 
(4)8曲の歌曲とロマンスop.26から3曲 他
イリス=アンナ=デッカルト(ソプラノ)
ウルズラ・アイッティンガー(アルト)
アンドレアス・ヴェラー(テノール) 
マンフレッド・ビットナー(バス)
マルクス・ウッツ指揮
ゲッツ・ペイヤー(ピアノ)
アンサンブル・カンテッシモ
2010年10月14日チューリッヒでの録音  ※op.79が世界初録音です。
ブラームスの熱心な崇拝者であったヘルツォーゲンベルグの作品にはその影響
が聴かれます。とても珍しい作品ばかりを集めたアルバムです。

83.456 ¥2380
子供の為の合唱曲集(映画「コーラス」から 他)
「Die Kinder des Monsieur Mathieu マチュー氏の子供達(映画「コーラス」の
国際ドイツ題名)」
クリストフ・バラティエ監督による2004年に世界的な大ヒット作品。
恵まれない少年達を音楽を通して立ち直させる感動作品。
映画「コーラス」からブリューノ・クーレ(Bruno Coulais) 作曲による
(1)途中でみてごらん(Voice Sur Ton Chemin)
(2)海への想い(Caresse Sur L'ocean)
(3)凧(Cerf-Volant) フランス語とドイツ語 での演奏 他
ヴィック・ネース
(Vic Nees 1936-:ベルギー)、このアルバムを指揮者でもあるヨハネス・クネ
ヒト
の作品による児童合唱作品を集めたアルバム。全24曲です。
ヨハネス・クネヒト指揮 Johannes Knecht
シュトゥットガルト国立歌劇場児童合唱団 Kinderchor der Staatsoper Stuttgart
ロータス弦楽四重奏団 Lotus String Quartet 他
2010年3月13日、7月23-25日、10月30日シュトゥットガルトでの録音

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11-06 No.15-1

2011年06月18日 21時20分46秒 | Weblog
<FRA PROD>
FRA 005(DVD-Video) 2枚組 ¥4350
FRA 505(Blu-Ray) ¥4450
字幕:仏英独西伊
リュリ:「アルミード」
ステファニー・ドゥストラック(S アルミード)
ポール・アグニュー(T ルノー)
ロラン・ナウリ(Br 憎悪)
クレア・デボノ(S 栄光,フェニス,リュサンド)
イザベラ・ドリュエ(Ms 英知,シドニー,メリッス)
ネイサン・バーグ(Bs イドラオ)
マルク・モイヨン(Br ユバルド,アロント)
マーク・キャラハン(Br アルテミドル)
ほか
ウィリアム・クリスティ(指)レザール・フロリサン
演出:ロバート・カーセン
装置,衣装:ギデオン・デイヴィー
収録:2008年10月,パリ
素晴らしい映像の登場です。「アルミード」は、リュリが完成させた最後のオ
ペラで、また名コンビとしてオペラ史上に名高いフィリップ・キノーとの最後
の共同作業になったものです。題材は、オペラに頻繁に用いられているトルク
ワート・タッソーの「解放されたエルサレム」に登場する魔女アルミーダ(フラ
ンス語でアルミード)と十字軍の騎士リナルド(ルノー)の物語。リュリは十数年
に渡る抒情悲劇(トラジェディ・リリク)の経験から得られた音楽を「アルミー
ド」に惜しみなく注ぎ込み、素晴らしい音楽に仕立てています。キノーの台本
は、およそ90年後にグルックが新たに作曲をしており、こちらも傑作として知
られています。
ここに収録されているのは、2008年10月にパリのシャンゼリゼ劇場で上演され
た舞台。ラモー「レ・ボレアド」、ヘンデル「アルチーナ」、「セメレ」など、
数々のヒットを飛ばしたクリスティとカーセンのコンビが、ここでも大きな話
題になりました。
「アルミード」の成功如何はタイトルロールにかかっています。ここでのドゥ
ストラックのアルミードは、歌、演技、容姿、衣装、すべてが揃った絶品です。
ドゥストラックは数年前に、やはり激しい気性で愛に苦しむ女メデーの音楽を
集めたアルバム(Ambroisie AM157)が絶賛されました。ここでもアルミードを
鮮やかな切り口で描いています。
クリスティの音楽の素晴らしさは言うまでもありません。多くの人たちがリュ
リを演奏するようになった今日でも、クリスティのリュリは気品ある力強さで
頭一つ抜けています。
作曲家リュリの集大成「アルミード」の、このような充実した上演を映像で見
れれるとは、なんと喜ばしいことでしょう。もちろん映像は鮮明、ことにBlu-
Rayでは美しさに目を見張らずに入られません。




<Supraphon>
SU 4037 ¥1780
イバラの中の花々-三聖女の伝説
(1)聖カテリーナ (2)聖バルバラ伝 (3)聖マルガレーテ伝
バルボラ・ソイコヴァー(指)
ティブルティナ・アンサンブル、ハナ・ブラシコヴァ(ゴシックHrp)
【録音:2010年11月/フシテ教会(プラハ)】
チェコがキリスト教化したのは980年代とされ、中世には敬虔で美しい宗教曲が
数多く作られました。ことに殉教した三聖女カテリーナ、バルバラ、マルガレ
ーテの伝説は美しい歌物語的な宗教音楽となり、今日に伝承されています。ア
カペラの女声のみ、時にゴシック・ハープの典雅を伴い歌われるさまは、この
世のものとは思えぬ純な美しさで、心洗われるかのようです。これからの暑い
時期に、一服の清涼剤のような涼風をもたらしてくれるエコCDです。バッハ・
コレギウム・ジャパンの名唱で話題のハナ・ブラシコヴァが参加しているのも
注目。何とゴシック・ハープも彼女の演奏で、俗世の煩わしさを忘れさせてく
れます。

SU 4059 ¥1780
ショパン:
(1)スケルツォ第1番ロ短調 Op.20/(2)同第2番変ロ短調 Op.31
(3)同第3番嬰ハ短調 Op.39/(4)同第4番ホ長調 Op.54
(5)練習曲嬰ハ短調 Op.25の7/(6)同変イ長調 Op.25の1
(7)マズルカ ホ短調 Op.41の1/(8)同ヘ短調 Op.68の4
(9)同ハ長調 Op.7の5/(10)同ハ長調 Op.56の2
イヴァン・モラヴェッツ(Pf)
【録音:1989年11月/トロイ貯蓄銀行ホール(ニューヨーク)】
米DORIANレーベルからのライセンス音源。硬質で色彩感に満ちた音色、隙のな
い技巧で知られるモラヴェッツは、日本にも熱狂的なファンを持つ巨匠。イマ
ジネーショあふれる彼のショパンは独特の味わいに満ちていて、はまると他の
演奏が物足りなくなる魔力を秘めています。超オススメ。

SU 3845 ¥1780
スメタナ:ピアノ曲集 Vol.5
(1)バガテルと即興曲 Op.6(全8曲)/(2)ギャロップ ニ長調
(3)華麗なギャロップ(1840)/(4)ポルカ「ルイーゼ」(1840)
(5)ポルカ「ゲオルギア」(1840)/(6)ピルゼンの思い出/(7)学生時代より
(8)即興曲変ホ短調(1841)/(9)同ロ短調(1841)/(10)同変イ長調(1841)
(11)マズルカ・カプリッチョ/(12)歌詞のない二重唱(1842)
(13)ワルツ集(1844)/(14)カドリーユ ヘ長調(1843)
(15)同変ロ長調(1843)
イトカ・チェホヴァー(Pf)
【録音:2011年2、3月/マルティーネク・スタジオ(プラハ)】
スプラフォン・レーベルが進めるスメタナ・ピアノ曲全集の第5巻。スメタナと
いえばオーケストラ曲や室内楽のイメージが強いですが、本人がピアノの名手
だったこともあり、多くのピアノ曲が残されています。そのいずれもが技巧
で内容も凝り、ショパンやリストに匹敵する魅力的なピアノ音楽作曲家だった
ことを再認識させてくれます。チェコの女流チェホヴァーはエネルギッシュな
技巧派で、スメタナ特有の細かい音の動きを完璧に再現。民俗舞曲ポルカのリ
ズムの良さも最高です。

SU 4058 ¥1480
ボヘミアの印象
(1)スメタナ:ボヘミアの森と草原から
(2)ドヴォルザーク:「チェコ組曲」より前奏曲、ロマンス、
(3)同:序曲「自然のなかで」Op.91
(4)スーク:夏のおとぎ話 Op.29より間奏曲
(5)ノヴァーク:スロヴァキア組曲より恋人たち、田舎楽士
(6)マルチヌー:「花束集」より牧歌
(7)ヤナーチェク:利口な女狐の物語-序奏
(8)同:ラシュスコ舞曲よりのこぎり
(9)フィビヒ:詩曲
ヴァーツラフ・ノイマン(1)‐(3)、(6)‐(9)(指)、
リボル・ペシェク(4)(指)
チェコ・フィル、イジー・ビェロフラーベク(5)(指)
プラハ・フィルハーモニア
【録音:1971-85年(1)‐(4)(6)‐(9)/ルドルフィヌム、1998年
ドモヴィナ・スタジオ(5)(プラハ)】
一見チェコを代表する作曲家を集めた名曲集風ですが、選んでいる曲が凝って
います。あえて誰でも知っている曲にしないところがスプラフォンならではで、
新たな宝石を発見できる喜びに満ちています。あの甘く美しいフィビヒの「詩
曲」を何とノイマンの指揮で聴くことができるのも注目です。




<EUROARTS>
20 66468(DVD-Video) ¥2900
ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲Op.120(60mm)
ダニエル・バレンボイム(P)
収録:1991年フィルハーモニー・ガスタイク、ミュンヘン
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲Op.24(29mm)
イェフィム・ブロンフマン(P)
収録:1987年マックス・ヨーゼフ・ザール ミュンヘン・レジデンツ
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV988(81mm)
アンドラーシュ・シフ(P)
収録:1990年ライトシュターデル、ノイマルクト(ライヴ)
この映像は音楽都市ミュンヘンの貴重な映像を発売するシリーズ「メトロポリ
タン・ミュンヘン」の第1弾。
ドイツ3大クラシック作曲家J.S.バッハ、ベートーヴェン、ブラームスが残した
偉大な変奏曲「ゴルトベルク変奏曲」「ディアベッリ変奏曲」「ヘンデルの主
題による変奏曲」を収録した映像。演奏するのはバレンボイム、ブロンフマン、
シフの現代を代表する巨匠ピアニスト3人。
1991年に録音されたバレンボイムのディアベッリ変奏曲。バレンボイムならで
はの細部に至るまで徹底した表現力と独自の様式美に溢れた演奏を披露してい
ます。
ミュンヘンのレジデンツ内にあるマックス・ヨーゼフ・ザールで1987年に収録
されたブロンフマンのヘンデルの主題による変奏曲。高度な技巧を要するこの
作品を説得力あふれる演奏で名手ブロンフマンが聴かせます。
アンドラーシュ・シフの2つのゴルトベルク変奏曲の録音は、名盤として高い
評価を得ていますが、この1990年に収録されたライヴ映像は、2度の録音の丁
度間に位置する時期のものです。優れた音楽的感覚と並はずれた知性と明晰さ、
圧倒的集中力と安定感に脱帽です。




<WAON RECORDS>
WAONCD 210 ¥2080
G.F.ヘンデル:フルート・ソナタ集
(1)ホ短調 HWV379(op.1-1a)
(2)ト長調 HWV 363b(op.1-5) 
(3)ロ短調 HWV367b(op.1-9)
(4)イ短調HWV374(ハレソナタ第1番)
(5)ホ短調HWV375(ハレソナタ第2番)
(6)ロ短調HWV376(ハレソナタ第3番)
(7)ニ長調HWV378
福永吉宏(フルート/ヘルムート・ハンミッヒ銀管No.436((4)(5))、
銀管No.12((1)(2)(3)(6))、木管No.228((7)))
上尾直毅(チェンバロ/Bruce Kennedy, Amsterdam 1993,
after Michael Mietke, Berlin)
録音:2010年3月30,31日&4月1日/滋賀県立高島市立ガリバーホール
ベテラン福永と、名手上尾によるヘンデル・ソナタ集。
「このソロソナタ集は、緩徐楽章における美しい旋律、早い楽章におけるソロ
とバスの2声で書かれていながらも多声部の教会作品を思わせるような響きを持
つ対位法的手法、複数ある楽章のうちの幾つかに舞曲楽章を織り交ぜながら1曲
のソナタを形作る方法など、基本的にはコレッリ以来多くの作曲家がすでに行っ
てきた様々な伝統的なスタイルを踏襲している。しかしながら、それら伝統的
な形式の上に成り立つ個々の楽章を観た時、ヘンデル以外に書きようがないこ
の上もなく甘く切ない旋律や、激しく猛り狂う感情の世界が確かに存在し、さ
すが劇作品を熟知した作曲家の手によるものだと深く驚嘆させられる。」
(-ブックレットより)
旧東ドイツの名匠ヘルムート・ハンミッヒは生涯に役460本のフルートとピッコ
ロを製作しました。彼のフルートは、銀管・木管ともいわゆるモダン楽器です
が、ヘンデルのフルート・ソナタを演奏するのにとてもふさわしい資質を持っ
ている楽器としてここの録音では3本の楽器が曲にあわせて選択・使用されてい
ます。芯の太い音質、柔らかなニュアンス、自在な即興演奏を可能にする抜群
のコントロール性といった楽器の素晴しい可能性を、名手福永が見事に引き出
しています。上尾のサポートも光ります。音の芯が見事にとらえられた優秀録
音ぶりも注目です。
福永吉宏(ふくなが・よしひろ)
1981年、京都・バッハ・ゾリステンを創立・主宰、バッハの教会カンタータ
200曲全曲を20年計画で全曲演奏する連続演奏シリーズは、2005年11月に最終
回を迎え完奏、各メディアで報道され注目を浴びた。フルート奏者として活躍
する傍ら、各地にてレクチャーコンサート等を開催するなど、その活動は多彩。
上尾直毅(うえお・なおき)
上尾は東京芸術大学のピアノ科を卒業してからバロック音楽の学びを深めるた
め、チェンバロを本格的に始める。チェンバロのほか、フォルテピアノ、ミュ
ゼットやクラヴィコードも得意としている。




<K617>
K617 227 ¥2180
ブクステフーデ(c.1637-1707):
(1)カンタータ「(O dulcis Jesu, o amor cordis mei)」BuxWV 83
(2)シャコンヌBuxWV 160
(3)カンタータ「おお、慈悲深く、優しく、神々しい父よ」BuxWV 82
(4)前奏曲BuxWV 163 (5)カンタータ「Fallax mundus」BuxWV 28
(6)ソナタBuxWV 266 (7)カンタータ「おお、神の都」BuxWV 87
(8)パッサカリアBuxWV 161 (9)十字架の歌BuxWV 76
ラファエル・ケネディ(S)、
ダ・パーチェム〔ヴィルジニ・デシャルム&ステファニー・ポーレ(Vn)、
シルヴィー・モケ(Vl)、マルク・ヴォルフ(テオルボ)、
ヤニク・ヴェルレ(Cem)、ピエール・アドリアン・シャルピ(Org)〕
録音:2010年9月
ブクステフーデはオルガン作品だけではなく、豊かな声楽作品も多数のこして
います。さらに、その声楽作品は、(1)のようにラテン語の典礼音楽風なもの
から、(6)のカンタータのようなルター派教会の様式に則ったものまで、様々
なスタイルのものがのこされています。魅力ある器楽作品と声楽作品を組み合
わせたブクステフーデの魅力を堪能できる1枚。ラファエル・ケネディの澄ん
だ歌声が疲れた心に沁み渡るようです。




<haenssler>
98 628 ¥2080
フォーレ:
・レクィエムOp.48
 岡村 知由紀(S)、デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Br) 
パリ室内管弦楽団
・ラシーヌの雅歌Op.11(Org伴奏版)
・汝はペテロなり
 トマーシュ・セルク(Br)
・タントゥム・エルゴOp.65-2
ポール・ナンスキーヴィル(Org)
リューベック・シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭合唱団
ロルフ・ベック(指揮)
録音: 2010年7月15 & 16日レンツブルク、キリスト教会(ライヴ・デジタル)
[レクィエム],
2010年8月17日メルドルフ大聖堂(ライヴ・デジタル)[Op.11、ペテロ、Op.65-2]
ギュンター・ヴァント時代、ハンブルクNDR響のインテンダントとして巨匠の
信頼も厚かったロルフ・ベックは、1945年生まれのドイツを代表する合唱指揮
者。ベックが手兵シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭合唱団を指揮して、
フォーレの「レクィエム」ほかを演奏したアルバムは、2010年のシュレスヴィ
ヒ=ホルシュタイン音楽祭でおおいに話題になった公演の模様をライヴ収録し
たものです。
ヴィルヘルム・エーマンとヴォルフガング・ゲネンヴァインに師事し、フラン
クフルト・アン・マインの音楽大学ではヘルムート・リリングのクラスで指揮
を学び、合唱指揮の最終課程を修めたのち、ベックはバンベルク交響合唱団の
指揮者を20年以上に亘り務め、現在、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭ア
カデミー合唱団の創設者で芸術監督のポストにあり、バンベルク響、シンフォ
ニア・ヴァルソヴィアにもデビューを果たし、近年オーケストラ指揮者として
の活躍にも目覚ましいものがあります。
大阪フィル、オーケストラ・アンサンブル金沢への客演など来日経験も豊富で、
レパートリーもたいへん幅広く、ヘンデルの主要なオラトリオやメンデルスゾ
ーンからシュニトケまで多岐にわたります。
崇高にして甘美なムードに満ちた傑作「レクィエム」をはじめ、ここでも比較
的若いメンバーの覇気をうまく引き出して、やわらかく美しいハーモニーを作
り上げるあたりにみごとな手腕を確かめられます。

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11-06 No.15-2

2011年06月18日 21時19分50秒 | Weblog
<ARS PRODUKTION>
ARS 38095(SACD-Hybrid) ¥2250
ロゼッティ:モーツァルトのためのレクイエム
アントニオ・ロゼッティ
[フランチシェク・アントニーン・レスレル](1750-1792):
レクイエム変ホ長調(独唱、合唱と管弦楽のための)
Murray H15(1776;プラハ版)(*/+/#)
交響曲変ホ長調 Murray A23(Fassung A)
アントニオ・ロゼッティ/マインゴスス・ゲーレ(1752-1816):
グラドゥアーレ変ホ長調(ソプラノ、合唱と管弦楽のための)
「私の所へ来なさい、皆よ」Murray H24(*/#)
グラドゥアーレ変ロ長調(合唱と管弦楽のための)
「地上のすべての国々は見た」Murray H25(#)
アントニオ・ロゼッティ:
サルヴェ・レジナ 変ホ長調(ソプラノと器楽のための)Murray F85(*)
賛歌「イエス、最強の王」(合唱と管弦楽のための)ニ長調 Murray H31(#)
マルシア・ポーター(ソプラノ(*))
アンナ・ハヴィルコヴァー(メゾソプラノ(+))
オンドジェイ・ソハ(テノール(+))
マシュー・マーカム(バス(+))
プラハ・シンガーズ(合唱(#))
ラ・ジョイア(合唱(#))
カメラータ・フィラルモニカ・ボヘミア(管弦楽)
ヨハネス・メーズス(指揮)
録音:2008年8月13-15日、プラハ、聖ミクラーシュ教会
モーツァルトの死の9日後、1791年12月14日にプラハで彼の追悼式が行われ、
ボヘミアの作曲家ロゼッティのレクイエムが演奏されました。この経緯から
この作品は「モーツァルトのためのレクイエム」と呼ばれるようになりました
が、実際にはこの追悼式のために新たに書かれたものではなく、式の音楽を任
されたノスティツ劇場(現在のエステート劇場)ヨセフ・ストローバッハ(1731-
1794)が時間的に新作は不可能と考え、友人であるロゼッティが15年前に書い
たレクイエムに手を加えたもの(プラハ版)でした。長調で書かれたこのレクイ
エムはモーツァルトの絶筆となった同名作品のような劇的なものではありませ
んが、モーツァルトを愛したプラハの人々が彼の人柄と音楽を偲ぶにはふさわ
しかったのかもしれません。レクイエムの収録時間は23分ほどですが、ディス
クの後半もなかなかおもしろい構成となっています。ロゼッティの交響曲に、
その第2楽章と第3楽章にドイツの教会音楽家ゲーレが歌詞を当てはめた2つの
グラドゥアーレが続き、締めはロゼッティのオリジナルの教会声楽作品2曲。
すでに5枚ものロゼッティのCD(CPO、MD+G)を録音しているスペシャリスト、
ヨハネス・メーズスの堂々たる指揮で楽しめます。全曲世界初録音と表記され
ています。

ARS 38093(SACD-Hybrid) ¥2250
シューベルト(1797-1828):
3つのピアノ小品 D.946/アレグレット D.935
4つの即興曲 D.935/高雅なワルツ集 D.969
ウィリアム・ヨン(ピアノ)
録音:2011年2月、ヴッパータール(ドイツ)





<PLECTRA MUSIC>
PL 20901 3枚組 ¥3580
J・S・バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲全集
4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065(無伴奏)(F/H/M/K)(*)
チェンバロ協奏曲第4番イ長調 BWV1055(M)
2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV1061(F/M)
3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV1063(H/M/P)
4台のチェンバロのための協奏曲イ短調 BWV1065(F/H/M/K/Pc)
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV1052(P)
チェンバロ協奏曲第3番ニ長調 BWV1054(H)
チェンバロ協奏曲第7番ト短調 BWV1058(F)
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV1053(M)
2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV1060(P/H)
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056(H)
チェンバロ協奏曲(チェンバロと2つのリコーダーのための協奏曲)
第6番ヘ長調 BWV1057(K/r)
2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV1062(K/P)
3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV1064(M/F/K)
ダヴィット・モロニー(チェンバロ(M))
カレン・フリント(チェンバロ(F))
アーサー・ハース(チェンバロ(H))
キム・ジョンヘ(チェンバロ(K))
アダム・パール(チェンバロ(P)、通奏低音パートのチェンバロ(Pc))
ニナ・スターン、ダフナ・モア(リコーダー(r))
カーラ・ムーア(ヴァイオリン、リーダー)
マーティン・デイヴィッズ(ヴァイオリン) エイミー・レナード(ヴィオラ)
ダグラス・マクネイムズ(チェロ) アン・ピーターソン(コントラバス)
録音:2007年5月、ウィルミントン(合衆国デラウェア州)、
ザ・バーン・アット・フリントウッズ
使用楽器(チェンバロ):
1707年、パリ、ニコラ・デュモン製
1635年、アントワープ、ヨハネス・ルッカース製
1700-1725頃、スペイン、不詳作者製
16世紀後半-17世紀前半、イタリア、ドメニクス・ピサウリエンシス製
アルバム・タイトルの直訳は「アンティーク楽器によるチェンバロ協奏曲全集」。
複製ではないオリジナルのチェンバロ4台を贅沢に使った全曲録音(断片のみの
BWV1059は未収録)です。(*)は弦楽と通奏低音を省き4台のチェンバロのみで演
奏されています。
ダヴィット・モロニー(1950年生まれ)はスージー・ジーンズ、ケネス・ギルバ
ート、グスタフ・レオンハルトに師事した英国の鍵盤楽器奏者。バッハ、バー
ド、ルイ・クープラン他、フランスHarmonia
Mundi等のレーベルに録音したディスクの数が60を超える巨匠です。20年以上
本拠としていたパリから2001年合衆国に移住し、カリフォルニア大学バークレ
ー校教授兼オリガニストを務めています。カレン・フリントはオバーリン音楽
院およびミシガン大学で学んだ合衆国のチェンバロ奏者。ブランディワイン・
バロック(古楽アンサンブル)のアーティスティック・ディレクターであり、当
レーベルの中心的音楽家です。アーサー・ハースはベス・カープ、アルバート
・フラー、アラン・カーティス、ケネス・ギルバートに師事した合衆国の鍵盤
楽器奏者。キム・ジョンヘはピーボディー音楽院およびオバーリン音楽院で学
んだ後、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でグスタフ・レオンハルトに
師事したチェンバロ奏者。アダム・パールはピーボディー音楽院古楽科で教え
ている若手チェンバロ奏者。

PL 20701 ¥1550
マルシャン、クレランボー:チェンバロ作品全集
ルイ・マルシャン(1669-1732):
組曲ニ短調(1699)/ヴェネツィア風/ひょうきん者
組曲ト短調(1702)/ガヴォット ト短調
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676-1749):
前奏曲ト長調/組曲ハ長調(1702-1703)/組曲ハ短調(1704)
ニコラ・ルベグ(1631頃-1702):鐘(1685)
ダヴィット・モロニー(チェンバロ)
録音:データ記載なし 発売:2007年
使用楽器:1707年、パリ、ニコラ・デュモン製

PL 20801 2枚組 ¥1580
ボレル写本の音楽  ジャン=アンリ・ダングルベール(1629-1691):
クラヴサン曲集ハ長調; 前奏曲/アルマンド/クーラント
ガイヤルドとドゥブル/ジーグ/シャコンヌ
ジャック=ドニ・トムラン(1640頃-1693):アルマンド
不詳:王のクーラントとルドゥブル
ジャック=ドニ・トムラン:アルマンド
不詳:パスメス[パッサメッツォ]/ポワトゥのブランル
ジョゼフ・シャバンソー・ド・ラ・バル(1633-1678?):
イングランドのパヴァーヌとルドゥブル/アルマンド
クーラントとルドゥブル/イングランドのパヴァーヌとルドゥブル
ブロシャール氏:アルマンド/クーラントとルドゥブル
ビュール伯爵夫人:クーラント
不詳:サラバンド、右手のルドゥブルと左手のルドゥブル/銃士/御者バレエ
ルイ・クープラン(1626頃-1661):アルマンド-
ジャン=アンリ・ダングルベール:ルイ・クープランのアルマンドのドゥブル(*)
ジャン=アンリ・ダングルベール:
「バスク」のための踊り歌(*)/行進(踊り歌)(*)
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601頃-1672):
若きゼフィルス(サラバンド)-
ジャン=アンリ・ダングルベール:ドゥブル・サラバンド・シャンボニエール(*)
アンリ・デュモン(1610頃-1684):パヴァーヌ
ブア氏:サラバンド
不詳:イングランドのジーグ/もう一つのイングランドのジーグ
アンリ・デュモン:アルマンド/同じもう一つ(のアルマンド)
ルイ・クープラン:ジプシー女
アンリ・デュモン:同じもう一つ(のアルマンド)
不詳:イタリアのアリア
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(クープラン?):
シャンボニエール氏のカナリア
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール:田舎風アルマンド
(ポール・)ド・ラ・ピエール(1612-1689):グラン・シュエドワーズ
クーラント/バレ/ブーレ/サラバンド/パヴァーヌ
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール:
おお、美しい庭(サラバンド)-
ジャン=アンリ・ダングルベール:ドゥブル・シャンボニエール(*)
ヴァンサン氏:パヴァーヌ(*)
ド・ロランシー氏:ファンタジー(*)
(エティエンヌ・リシャール:ジーグ(*)/ジーグ(*)
(ルイージ・)ロッシ:ルイージ氏のパッサカリア(*)
ダヴィット・モロニー(チェンバロ)
録音:データ記載なし 発売:2008年
使用楽器:1635年、アントワープ、ヨハネス・ルッカース製(*以外)
1707年、パリ、ニコラ・デュモン製(*)
カリフォルニア大学バークレー校ハーグルーヴ音楽図書館所蔵 MS1365「ボレ
ル写本」(1660年頃編纂)に所収の楽曲を中心に構成されたアルバム。

PL 20702 ¥1550
ラ・テルプシコール
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):
クラヴサン曲集第1巻(1687)から 前奏曲ニ短調
クラヴサン曲集第2巻(1707)から 組曲ニ調
ラ・フラマンドとドゥブル(アルマンド)/クーラントとドゥブル
サラバンド/ジーグとドゥブル/第2のジーグ/第1と第2のリゴドン
シャコンヌ
フランソワ・クープラン(1668-1733):
クラヴサン奏法(1716)から 前奏曲ニ短調
クラヴサン曲集第1巻(1713)から
勤勉な女(アルマンド)/第1のクーラント/第2のクーラント
慎み深い女(サラバンド)/カナリアとドゥブル/リゴドン/シャロレ風の女
テルプシコール/ガルニエ/幸福な思い/熱心な女/へつらい女/蝶々
アーサー・ハース(チェンバロ)
録音:データ記載なし 発売:2007年
使用楽器:1707年、パリ、ニコラ・デュモン製

PL 21001 ¥1550
ジャック・シャンピオン・ド・シャンボニエール(1601頃-1672):
クラヴサン曲集
組曲ニ調
アルマンド/バグパイプ吹き(アルマンド)/婦人のクーラント/サラバンド
クーラントともう一つのドゥブル/クーラント/パヴァーヌ/サラバンド
組曲イ調
La Rare(アルマンド)/クーラントとクーラントのドゥブル/クーラント
クーラント/サラバンド/ガイヤルド
組曲ハ調
修道院(アルマンド)とクープラン氏の「修道院」によるドゥブル
アルマンド/クーラント/クーラント/サラバンド/もう一つの(曲)
荘重なサラバンド/ジーグ/シャンボニエール(合唱長のシャコンヌ)
神々の維持(パヴァーヌ)/悲しみ(アルマンド)/クーラント
クーラント/サラバンド/村娘(ジーグ)/カナリア
カレン・フリント(チェンバロ)録音:データ記載なし 発売:2010年
使用楽器:1635年、アントワープ、ヨハネス・ルッカース製
出版された2巻の曲集および手稿譜からカレン・フリントが編んだ組曲。

PL 21003 2枚組 ¥2580
エリザベト・ジャケ・ド・ラ・ゲール(1665-1729):チェンバロ作品全集
クラヴサン曲集第1巻(1687)
組曲ニ調
前奏曲/アルマンド/クーラント/(第2の)クーラント/サラバンド
ジーグ/カナリア/シャコンヌ/メヌエット
組曲ト調
前奏曲/アルマンド/クーラント/第2のクーラント/サラバンド
ジーグ/(第2の)ジーグ/メヌエットとドゥブル
組曲イ調
前奏曲/アルマンド/クーラント/(第2の)クーラント/サラバンド
ジーグ/シャコンヌ/ガヴォット/メヌエット
組曲ヘ調
トカード/アルマンド/クーラント/(第2の)クーラント/サラバンド
ジーグ/カナリア/メヌエット
クラヴサン曲集第2巻(1707)
組曲ニ調
ラ・フラマンドとドゥブル/クーラントとドゥブル/サラバンド
ジーグとドゥブル/(第2の)ジーグ/リゴドンと第2のリゴドン
シャコンヌ/ラ・ゲール嬢のメヌエット
組曲ト調
アルマンド/クーラント/サラバンド/ジーグ/メヌエット/ロンド
カレン・フリント(チェンバロ)録音:データ記載なし 発売:2010年
使用楽器:1627年、アントワープ、ヨハネス・ルッカース製

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