<写影>
SHHP C005(DVD-Video) 3枚組 ¥12600
「朝比奈 隆 / ブラームス・チクルス 交響曲全集&協奏曲全集」
朝比奈隆歿後10周年記念特別企画 完全限定盤
[DVD 1] 152’
・交響曲第1番ハ短調Op.68
収録:1990年2月5日オーチャードホール(ライヴ)
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
収録:1990年5月1日オーチャードホール(ライヴ)
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
収録:1990年4月3日オーチャードホール(ライヴ)
伊藤恵(P) 藤川真弓(Vn)
朝比奈 隆(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
[DVD 2] 132’
・交響曲第2番ニ長調Op.73
収録:1990年4月3日オーチャードホール(ライヴ)
・交響曲第3番ヘ長調Op.90
収録:1990年5月1日オーチャードホール(ライヴ)
・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
収録:1990年2月5日オーチャードホール(ライヴ)
豊嶋泰嗣(Vn) 上村昇(Vc)
朝比奈 隆(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
[DVD 3] 133’
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
収録:1990年6月1日オーチャードホール(ライヴ)
【特典映像】
インタビュー「実相寺昭雄監督と朝比奈隆先生の思い出」
出演:寺田 農(俳優)
・交響曲第4番ホ短調Op.98
収録:1990年6月1日オーチャードホール(ライヴ)
園田高弘(P)
朝比奈 隆(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
日本が世界に誇る巨匠指揮者、朝比奈隆(1908-2001)が歿後10周年を迎える
2011年に、注目の映像作品が登場します。朝比奈が1990年に新日本フィルを指
揮したブラームスの交響曲全集は、このアニヴァーサリーに向けて2010年に先
行リリースされた「ブルックナー:交響曲選集」に引き続いて、「映像の巨匠」
実相寺昭雄が映像演出を手掛けたもので、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲
2曲や二重協奏曲のほか、特典映像もあらたに追加されたたいへん豪華な内容
となっています。なお、収録内容の一部曲目については、交響曲第1番と第4番
の2曲が過去にソフト化されたことがありますが(『交響的肖像』[廃盤])、こ
うして完全な形で交響曲全曲が揃うのはきわめて意義深いものがあるといえま
す。すべての音源制作は朝比奈、新日本フィル両者とゆかりの深いフォンテッ
クが担当。同一音源によるCDはフォンテックより、ほとんどすべてがリリース
されていますが、ピアノ協奏曲第2番とヴァイオリン協奏曲については映像の
みならず、いずれの音源自体が初出というのも注目すべきポイントとなってい
ます。さらに、特典映像も見どころ満載で、朝比奈、実相寺両巨匠と親交のあ
った名優、寺田農(東海大文学部特任教授)が語るご両人の思い出話が出色。監
督については、いわゆる「TBS実相寺事件」をユーモアを交えて明かしており、
映像ファンもたいへん興味深い内容。また、朝比奈については、ブラヴォーと
ブーイングが相半ばした有名公演「フィデリオ」のエピソードと、その貴重な
ハイライト映像も収められております。
朝比奈隆と実相寺昭雄、巨匠同士の顔合わせが生んだブラームス・チクルス。
ぜひとも、末長くお手元に置いていただきたい、手ごたえたっぷりの内容と
いえるでしょう。
<IDIS>
IDIS 6615 ¥850
ベートーヴェン:
交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43
オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年6月7日(「合唱」),1960年6月2日(「プロメテウスの創造物」)
1番3番(IDIS 6610)、2番5番(IDIS 6612)に続く、1960年ウィーンでのクレン
ペラーとフィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン・チクルス、第3弾は
第9交響曲です。IDISは今回も良質な音源を見つけ出したとのことです。余白
に「プロメテウスの創造物」序曲 を収録。
IDIS 6619 ¥850
ベートーヴェン:
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年6月2日(第6番)、5月31日(第4番)、ウィーン
クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベートー
ヴェン・チクルスの第3弾は、「田園」と第4番。標題性にこだわらない「田園」
も見事なら、冷静かつ広い視野の音楽作りが映える第4番と、クレンペラーの
素晴らしさが堪能できる2曲です。
IDIS 6614 ¥1650
バッハ:
パルティータ第5番 ト長調 BWV.829
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
前奏曲とフーガ第7番 変ホ長調 BWV.876
前奏曲とフーガ第22番 変ロ短調 BWV.891
前奏曲とフーガ第9番 ホ長調 BWV.878
前奏曲とフーガ 第14番 嬰ヘ短調 BWV.883
クラヴィア協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
グレン・グールド(P)
アーネスト・マクミラン(指)トロント交響楽団
録音:1954年10月4日、トロント(BWV.829),1952年10月21日、
トロント(BWV.971),
1955年3月29日,1952-1954年(前奏曲とフーガ)
グールドのカナダ時代の貴重な録音です。ここには「獅子の子、猫に非ず」
を証明する強い個性の放出がすでに見て取れます。
IDIS 6618 ¥1650
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 D.385
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
アレクサンダー・シュナイダー(Vn シューベルト)
ヨゼフ・シゲティ(Vn ベートーヴェン)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)
録音:1957年4月(シューベルト),1951年3月(ベートーヴェン Op.96),
1949年3月(ベートーヴェン Op.30-2)
名ピアニスト、ミエチスラフ・ホルショフスキーが、二人の偉大なヴァイオリ
ニストの伴奏を務めた録音。シュナイダーとのシューベルトは、プエルト・リ
コでのカザルス音楽祭でのライヴ録音。ベートーヴェン2曲は米Columbia録音。
<EURO ARTS>
20 58818(DVD-Video) 6枚組 ¥9450
字幕:伊、英、独、仏、西、日本語
DVD1&2
歌劇「フィガロの結婚」(全曲)
イルデブラント・ダルカンジェロ(Br フィガロ)
アンナ・ネトレプコ(S スザンナ)
ドロテア・レーシュマン(S 伯爵夫人)
ボー・スコウフス(Br アルマヴィーヴァ伯爵)
クリスティーネ・シェーファー(S ケルビーノ)
マリー・マクローリン(Ms マルチェリーナ)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs バルトロ)
パトリック・ヘンケンス(T ドン・バジリオ)
オリヴァー・リンケルハーン(T ドン・クルツィオ)
フローリアン・ベッシュ(Br アントニオ)
エヴァ・リーバウ(S バルバリーナ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
演出:クラウス・グート
装置・衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2006年7-8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
DVD3&4
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全曲)【ウィーン版】
クリストファー・マルトマン(Br ドン・ジョヴァンニ)
アーウィン・シュロット(Bs レポレッロ)
アンネッテ・ダッシュ(S ドンナ・アンナ)
マシュー・ポレンザーニ(T ドン・オッターヴィオ)
ドロテア・レッシュマン(S ドンナ・エルヴィーラ)
エカテリーナ・シューリナ(S ゼルリーナ)
アレックス・エスポジト(Br マゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs 騎士長)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
演出:クラウス・グート
装置、衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2008年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
DVD5&6
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)
ミア・パーション(S フィオルディリージ)
イザベル・レナード(Ms ドラベッラ)
トピ・レーティプー(T フェランド)
フローリアン・ベッシュ(Br グリエルモ)
ボー・スコウフス(Br ドン・アルフォンソ)
パトリシア・プティボン(S デスピーナ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アダム・フィッシャー(指揮)
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2009年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
クラウス・グートの演出で話題騒然となった、ザルツブルク音楽祭2006/2009
で上演されたモーツァルトのダ・ポンテ オペラ3部作がボックス・セットで
発売されます。
指揮者にはアーノンクール、ド・ビリー、アダム・フィッシャー、そしてアン
ナ・ネトレプコ、イルデブラント・ダルカンジェロ、パトリシア・プティボン
などの豪華歌手陣を揃え、音楽面でも非常に完成度の高い上演です。
ネトレプコが圧倒的存在感を放ち、巨匠アーノンクールの説得力ある音楽を聴
かせる「フィガロの結婚」、グートの冴えわたる演出で上演された「ドン・
ジョヴァンニ」ウィーン版、森の中の別荘で描かれる若者たちの変化を描い
た「コジ・ファン・トゥッテ」などどれも大きな評判となった上演のライヴ
映像です。
<C-Major>
70 6408(DVD-Video) 2枚組 ¥4800
70 6504(Blu-ray) ¥5180
字幕:英独仏西韓中
ドヴォルザーク:「ルサルカ」
クリスティーネ・オポライス(S ルサルカ)
クラウス・フローリアン・フォークト(T 王子)
ギュンター・グロイスベック(Bs 水の精)
ナディア・クラステヴァ(S 外国の王女)
ヤニナ・ベヒレ(Ms 魔法使い)
ほか
トマーシュ・ハヌス(指)
バイエルン国立管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
演出:マルティン・クシェイ
装置:マルティン・ゼートグルーバー
衣装:ハイディ・ハックル
照明ラインハルト・タウプ
収録:2010年10月、ミュンヘン
2010年10月にバイエルン国立歌劇場で上演されたドヴォルザーク「ルサルカ」
は、鬼才マルティン・クシェイの斬新な舞台を巡って賛否両論あったものの、
大きな話題を提供しました。もともと「ルサルカ」は、人間界に夢を抱いた水
の精ルサルカが、犠牲を払っても王子と恋に落ちるも、王子が心変わりし、し
かし最後には呪いに苦しむ王子とルサルカが愛の死を迎えるという物語で、民
話ならでは悲惨さをワーグナー張りのロマンティシズムに昇華したもの。ク
シェイはそれをさらに現代的に描き、金持ちの青年に恋をした娘の悲しみを前
面に出した上で、第3幕はあっと驚く展開に仕立ててます。御伽噺の世界を期
待していると驚かされるものの、民話が持っていた残酷性を伴った悲恋を現代
的に表現した舞台としては成功しています。
ルサルカのクリスティーネ・オポライスは、1979年、ラトヴィア生まれのソプ
ラノ。近年ドイツ語圏を中心に大活躍しており、大ソプラノとしてのブレイク
も間近と期待されている人。王子には、ローエングリーンで大人気になったク
ラウス・フローリアン・フォークト。1970年生まれのこのドイツのテノール
は、今こうした王子役を歌わせたら抜群です。出番は少ないながら存在感の求
められる水の精には、1976年生まれのオーストリアのバリトン、ギュンター・
グロイスベック。彼は今年バイロイト音楽祭への初出演が決まっています。
外国の王女のナディア・クラステヴァは、1976年ブルガリア生まれのメッゾソ
プラノ。ウィーン国立歌劇場を中心に活躍しており、メッゾの新星として大き
な期待がかかっています。そして魔法使いには、1968年、ハンブルク生まれの
メッゾ、ヤニナ・ベヒレと、勢いのある充実したキャストが組まれています。
指揮は、2007年から2009年までブルノ国立歌劇場の音楽監督を務めたトマー
シュ・ハヌス。新鮮で瑞々しい音楽で《ルサルカ》の魅力を存分に引き出して
います。ボーナスにメイキング映像を収録。
SHHP C005(DVD-Video) 3枚組 ¥12600
「朝比奈 隆 / ブラームス・チクルス 交響曲全集&協奏曲全集」
朝比奈隆歿後10周年記念特別企画 完全限定盤
[DVD 1] 152’
・交響曲第1番ハ短調Op.68
収録:1990年2月5日オーチャードホール(ライヴ)
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15
収録:1990年5月1日オーチャードホール(ライヴ)
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
収録:1990年4月3日オーチャードホール(ライヴ)
伊藤恵(P) 藤川真弓(Vn)
朝比奈 隆(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
[DVD 2] 132’
・交響曲第2番ニ長調Op.73
収録:1990年4月3日オーチャードホール(ライヴ)
・交響曲第3番ヘ長調Op.90
収録:1990年5月1日オーチャードホール(ライヴ)
・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
収録:1990年2月5日オーチャードホール(ライヴ)
豊嶋泰嗣(Vn) 上村昇(Vc)
朝比奈 隆(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
[DVD 3] 133’
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
収録:1990年6月1日オーチャードホール(ライヴ)
【特典映像】
インタビュー「実相寺昭雄監督と朝比奈隆先生の思い出」
出演:寺田 農(俳優)
・交響曲第4番ホ短調Op.98
収録:1990年6月1日オーチャードホール(ライヴ)
園田高弘(P)
朝比奈 隆(指揮)新日本フィルハーモニー交響楽団
日本が世界に誇る巨匠指揮者、朝比奈隆(1908-2001)が歿後10周年を迎える
2011年に、注目の映像作品が登場します。朝比奈が1990年に新日本フィルを指
揮したブラームスの交響曲全集は、このアニヴァーサリーに向けて2010年に先
行リリースされた「ブルックナー:交響曲選集」に引き続いて、「映像の巨匠」
実相寺昭雄が映像演出を手掛けたもので、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲
2曲や二重協奏曲のほか、特典映像もあらたに追加されたたいへん豪華な内容
となっています。なお、収録内容の一部曲目については、交響曲第1番と第4番
の2曲が過去にソフト化されたことがありますが(『交響的肖像』[廃盤])、こ
うして完全な形で交響曲全曲が揃うのはきわめて意義深いものがあるといえま
す。すべての音源制作は朝比奈、新日本フィル両者とゆかりの深いフォンテッ
クが担当。同一音源によるCDはフォンテックより、ほとんどすべてがリリース
されていますが、ピアノ協奏曲第2番とヴァイオリン協奏曲については映像の
みならず、いずれの音源自体が初出というのも注目すべきポイントとなってい
ます。さらに、特典映像も見どころ満載で、朝比奈、実相寺両巨匠と親交のあ
った名優、寺田農(東海大文学部特任教授)が語るご両人の思い出話が出色。監
督については、いわゆる「TBS実相寺事件」をユーモアを交えて明かしており、
映像ファンもたいへん興味深い内容。また、朝比奈については、ブラヴォーと
ブーイングが相半ばした有名公演「フィデリオ」のエピソードと、その貴重な
ハイライト映像も収められております。
朝比奈隆と実相寺昭雄、巨匠同士の顔合わせが生んだブラームス・チクルス。
ぜひとも、末長くお手元に置いていただきたい、手ごたえたっぷりの内容と
いえるでしょう。
<IDIS>
IDIS 6615 ¥850
ベートーヴェン:
交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
「プロメテウスの創造物」序曲 Op.43
オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年6月7日(「合唱」),1960年6月2日(「プロメテウスの創造物」)
1番3番(IDIS 6610)、2番5番(IDIS 6612)に続く、1960年ウィーンでのクレン
ペラーとフィルハーモニア管弦楽団のベートーヴェン・チクルス、第3弾は
第9交響曲です。IDISは今回も良質な音源を見つけ出したとのことです。余白
に「プロメテウスの創造物」序曲 を収録。
IDIS 6619 ¥850
ベートーヴェン:
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
オットー・クレンペラー(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1960年6月2日(第6番)、5月31日(第4番)、ウィーン
クレンペラーとフィルハーモニア管弦楽団がウィーンに乗り込んでのベートー
ヴェン・チクルスの第3弾は、「田園」と第4番。標題性にこだわらない「田園」
も見事なら、冷静かつ広い視野の音楽作りが映える第4番と、クレンペラーの
素晴らしさが堪能できる2曲です。
IDIS 6614 ¥1650
バッハ:
パルティータ第5番 ト長調 BWV.829
イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971
前奏曲とフーガ第7番 変ホ長調 BWV.876
前奏曲とフーガ第22番 変ロ短調 BWV.891
前奏曲とフーガ第9番 ホ長調 BWV.878
前奏曲とフーガ 第14番 嬰ヘ短調 BWV.883
クラヴィア協奏曲第1番 ニ短調 BWV.1052
グレン・グールド(P)
アーネスト・マクミラン(指)トロント交響楽団
録音:1954年10月4日、トロント(BWV.829),1952年10月21日、
トロント(BWV.971),
1955年3月29日,1952-1954年(前奏曲とフーガ)
グールドのカナダ時代の貴重な録音です。ここには「獅子の子、猫に非ず」
を証明する強い個性の放出がすでに見て取れます。
IDIS 6618 ¥1650
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 D.385
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 Op.96
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 Op.30-2
アレクサンダー・シュナイダー(Vn シューベルト)
ヨゼフ・シゲティ(Vn ベートーヴェン)
ミエチスラフ・ホルショフスキー(P)
録音:1957年4月(シューベルト),1951年3月(ベートーヴェン Op.96),
1949年3月(ベートーヴェン Op.30-2)
名ピアニスト、ミエチスラフ・ホルショフスキーが、二人の偉大なヴァイオリ
ニストの伴奏を務めた録音。シュナイダーとのシューベルトは、プエルト・リ
コでのカザルス音楽祭でのライヴ録音。ベートーヴェン2曲は米Columbia録音。
<EURO ARTS>
20 58818(DVD-Video) 6枚組 ¥9450
字幕:伊、英、独、仏、西、日本語
DVD1&2
歌劇「フィガロの結婚」(全曲)
イルデブラント・ダルカンジェロ(Br フィガロ)
アンナ・ネトレプコ(S スザンナ)
ドロテア・レーシュマン(S 伯爵夫人)
ボー・スコウフス(Br アルマヴィーヴァ伯爵)
クリスティーネ・シェーファー(S ケルビーノ)
マリー・マクローリン(Ms マルチェリーナ)
フランツ=ヨーゼフ・ゼーリヒ(Bs バルトロ)
パトリック・ヘンケンス(T ドン・バジリオ)
オリヴァー・リンケルハーン(T ドン・クルツィオ)
フローリアン・ベッシュ(Br アントニオ)
エヴァ・リーバウ(S バルバリーナ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
演出:クラウス・グート
装置・衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2006年7-8月、ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
DVD3&4
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全曲)【ウィーン版】
クリストファー・マルトマン(Br ドン・ジョヴァンニ)
アーウィン・シュロット(Bs レポレッロ)
アンネッテ・ダッシュ(S ドンナ・アンナ)
マシュー・ポレンザーニ(T ドン・オッターヴィオ)
ドロテア・レッシュマン(S ドンナ・エルヴィーラ)
エカテリーナ・シューリナ(S ゼルリーナ)
アレックス・エスポジト(Br マゼット)
アナトーリ・コチェルガ(Bs 騎士長)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
演出:クラウス・グート
装置、衣装:クリスティアン・シュミット
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2008年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
DVD5&6
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(全曲)
ミア・パーション(S フィオルディリージ)
イザベル・レナード(Ms ドラベッラ)
トピ・レーティプー(T フェランド)
フローリアン・ベッシュ(Br グリエルモ)
ボー・スコウフス(Br ドン・アルフォンソ)
パトリシア・プティボン(S デスピーナ)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
アダム・フィッシャー(指揮)
演出:クラウス・グート
装置:クリスティアン・シュミット
衣装:アンナ・ゾフィー・トゥマ
映像監督:ブライアン・ラージ
収録:2009年7月、8月ザルツブルク音楽祭(ライヴ)
クラウス・グートの演出で話題騒然となった、ザルツブルク音楽祭2006/2009
で上演されたモーツァルトのダ・ポンテ オペラ3部作がボックス・セットで
発売されます。
指揮者にはアーノンクール、ド・ビリー、アダム・フィッシャー、そしてアン
ナ・ネトレプコ、イルデブラント・ダルカンジェロ、パトリシア・プティボン
などの豪華歌手陣を揃え、音楽面でも非常に完成度の高い上演です。
ネトレプコが圧倒的存在感を放ち、巨匠アーノンクールの説得力ある音楽を聴
かせる「フィガロの結婚」、グートの冴えわたる演出で上演された「ドン・
ジョヴァンニ」ウィーン版、森の中の別荘で描かれる若者たちの変化を描い
た「コジ・ファン・トゥッテ」などどれも大きな評判となった上演のライヴ
映像です。
<C-Major>
70 6408(DVD-Video) 2枚組 ¥4800
70 6504(Blu-ray) ¥5180
字幕:英独仏西韓中
ドヴォルザーク:「ルサルカ」
クリスティーネ・オポライス(S ルサルカ)
クラウス・フローリアン・フォークト(T 王子)
ギュンター・グロイスベック(Bs 水の精)
ナディア・クラステヴァ(S 外国の王女)
ヤニナ・ベヒレ(Ms 魔法使い)
ほか
トマーシュ・ハヌス(指)
バイエルン国立管弦楽団,
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
演出:マルティン・クシェイ
装置:マルティン・ゼートグルーバー
衣装:ハイディ・ハックル
照明ラインハルト・タウプ
収録:2010年10月、ミュンヘン
2010年10月にバイエルン国立歌劇場で上演されたドヴォルザーク「ルサルカ」
は、鬼才マルティン・クシェイの斬新な舞台を巡って賛否両論あったものの、
大きな話題を提供しました。もともと「ルサルカ」は、人間界に夢を抱いた水
の精ルサルカが、犠牲を払っても王子と恋に落ちるも、王子が心変わりし、し
かし最後には呪いに苦しむ王子とルサルカが愛の死を迎えるという物語で、民
話ならでは悲惨さをワーグナー張りのロマンティシズムに昇華したもの。ク
シェイはそれをさらに現代的に描き、金持ちの青年に恋をした娘の悲しみを前
面に出した上で、第3幕はあっと驚く展開に仕立ててます。御伽噺の世界を期
待していると驚かされるものの、民話が持っていた残酷性を伴った悲恋を現代
的に表現した舞台としては成功しています。
ルサルカのクリスティーネ・オポライスは、1979年、ラトヴィア生まれのソプ
ラノ。近年ドイツ語圏を中心に大活躍しており、大ソプラノとしてのブレイク
も間近と期待されている人。王子には、ローエングリーンで大人気になったク
ラウス・フローリアン・フォークト。1970年生まれのこのドイツのテノール
は、今こうした王子役を歌わせたら抜群です。出番は少ないながら存在感の求
められる水の精には、1976年生まれのオーストリアのバリトン、ギュンター・
グロイスベック。彼は今年バイロイト音楽祭への初出演が決まっています。
外国の王女のナディア・クラステヴァは、1976年ブルガリア生まれのメッゾソ
プラノ。ウィーン国立歌劇場を中心に活躍しており、メッゾの新星として大き
な期待がかかっています。そして魔法使いには、1968年、ハンブルク生まれの
メッゾ、ヤニナ・ベヒレと、勢いのある充実したキャストが組まれています。
指揮は、2007年から2009年までブルノ国立歌劇場の音楽監督を務めたトマー
シュ・ハヌス。新鮮で瑞々しい音楽で《ルサルカ》の魅力を存分に引き出して
います。ボーナスにメイキング映像を収録。