野へ山へ

2004年~

△日ノ原山

2020年09月30日 | 山行記

△日ノ原山に登りました。(宍粟50名山 整備調査登山)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.9.26(土)
 △日ノ原山
行程:国見の森公園=R29=日ノ原バス停=市道=日ノ原大森神社P/登山口ー750m展望地ー△日ノ原山ー音水湖展望地ー29号線沿い登山口ー日ノ原大森神社P/登山口=R29=国見の森公園
1/25000地形図:『音水湖』
宍粟50名山ルートマップ:『36 日ノ原山
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ 整備調査班5班+1名


大森神社側 登山口より入山


日ノ原山周辺の注目ポイントを確認(黄色の枠)


出発時、足元に山ヒルを見つけました。


コオモリの居る隧道(小さなトンネル)に寄るなら右へ。
寄らないなら道標通り、左へ。


展望地から下方のマンガ谷を見下ろす。
ここから先は植林の登山道を歩きます。


△日ノ原山 789m 


△四等三角点
点名:日ノ原(ひのはら)
標高:788.7m
☆山頂でお昼休憩。山ヒルが居たのは初めのうちだけでした。
山頂では平和に食事。


マユミ(ニシキギ科)の実がはじけていました。


ハナビラニカワタケ
☆「食べられるよ」と教えていただき、ひと房食べてみました。
柔らかいキクラゲの食感で何故かちょっと塩味で美味しかったです。


鉄塔や通信施設のある山頂を辞し、下山へ。


音水湖が見える展望スポット1


音水湖が見える展望スポット2(鉄塔41より)
☆紅葉の時季は彩(いろどり)の風景に変わるでしょうね・・


引原ダム側登山口に無事下山。


枯れずの水(見処スポット)
☆駐車地に戻る国道沿いの舗道脇から冷たい水が流れています。
手ですくって飲んでみました。少々アク?のある味でした。

☆ルート中、顕著な崩れや荒れは皆無、滞りなく登山が終了しました。

(植物)

ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)の花


ゴマギ(スイカズラ科)
☆繁殖が旺盛な樹木とのこと。葉をくしゃくしゃと揉み、匂ってみると
すごく芳ばしい胡麻の香りがします。


ゲンノショウコ(フウロソウ科)


ボタンズル(キンポウゲ科)


カメバヒキオコシ(シソ科)


クコ(ナス科)の花


ヒナキキョウソウ(キキョウ科):国見の森公園

コメント

△白山ー△別山 ②

2020年09月30日 | 山行記

:20日
GPS軌跡(クリックで拡大されます。)



起きるとテント本体が薄っすら凍っていました。(写真はフライシートをはがしたところ)
朝露でびっしょり濡れたテントを絞ったり拭いたり・・・あきらめたりしながら撤収。


白山唯一のテント場は、居心地が良くて好展望の素晴らしい幕営地でした!


別山へ。


池塘に見とれてなかなか歩が進みません・・
朝陽を受けた白山にも・・


遥かに北アルプス、御嶽山のシルエット、どこまでも雲海。


振り返ると、全容が見えてまた足が止まります・・・


そして別山へのコースは素晴らしいトレイルでした。(右奥のピークが別山)


池塘が映す秋の空


前方にチブリ尾根が見え始め、チブリ小屋も発見。




別山までO.6km


別山・チブリ尾根 分岐にザックをデポして別山へ向かいます。




△別山 2399m 登頂


△二等三角点
点名:『別山』(ベツサン)
標高:2399.31m
☆去年7月に訪れた折はガスで展望叶いませんでした。
今日、大眺望を目の当りにまた訪れて本当に良かったと実感しました。


西の方角には三ノ峰、黄色い丸は三ノ峰避難小屋


振り返るともう遠くに白山
山頂を堪能し、再び分岐まで戻り、△御舎利山を経てチブリ尾根へ。


△御舎利山から雲海の中へ落ちて行きます。


ガンガン下りるとチブリ避難小屋が見えて来ました。


去年泊まったチブリ避難小屋


7月はニッコウキスゲが満開の笹斜面


猿壁登山口
☆登りも長いですが、下りもやはり長かった・・・


どうにか12:30発のバスに間に合いそうなので元気が出た道標。


市ノ瀬に到着!


市ノ瀬休憩所 
着替えて顔を洗ってさっぱりしてバス(JR松任行)を待ちます。
往路と同じアクセスで、JR金沢駅へ。


サンダーバードに着席してBeerを前にしてFinish!

(21日に写した植物)

タカネマツムシソウ(マツムシソウ科)


カライトソウ(バラ科)


アザミ(キク科)
何アザミ?アザミは種類が多いので判別出来ず。


ミヤマコゴメグサ(ゴマノハグサ科)


ヤマハハコ(キク科)


ゴゼンタチバナ(ミズキ科) 実


オヤマリンドウ(リンドウ科)
チブリ尾根では顕著に多く見かけました。


ツリフネソウ(ツリフネソウ科)


ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)


アキギリ(シソ科)

☆天気に恵まれた二日間、初秋の白山にて最高の時間を過ごすことが
出来ました。

コメント

△白山ー△別山 ①

2020年09月28日 | 山行記

△白山ー△別山を縦走しました。

GPS軌跡(2度クリックで拡大されます。)
:20日


2020.9.20(日)-9.21(月)
 △白山ー△別山縦走
行程:19日 JR大阪駅=(JR高速夜行バス)=
   20日 JR金沢駅=(北陸本線)=JR松任駅=(バス)=市ノ瀬=(バス)=別当出合
       -砂防新道ー南竜道ー南竜ヶ馬場野営場ー(トンビ岩コース)-白山室堂ー御前峰ー大汝峰ー室堂ー(展望歩道)-野営場(泊)
   21日 野営場ー別山ー御舎利山ー(チブリ尾根)-猿壁登山口ー市ノ瀬 =(バス)=JR松任駅=(北陸本線)JR金沢駅=(サンダーバード)=JR大阪駅
地図:昭文社 山と高原地図『白山 2020』
メンバー:単独


百万石ドリーム大阪1号
前夜(19日)に大阪を発ち、早朝にJR金沢駅に到着
寝心地が良かったのか、ぐっすり熟睡出来ました。


金沢駅から北陸本線でJR松任駅へ。


松任駅から(白山登山急行バス)に乗り、市ノ瀬へ。
(例年は金沢駅から出発する便ですが、今シーズンは松任駅発でした。)


市ノ瀬から別当出合までのシャトルバス
(市ノ瀬ー別当出合間がマイカー規制日)


別当出合登山口
身支度を整え、出発!


中飯場


青空が広がり始め、白山の稜線を望む。


甚之助避難小屋
大勢の人々が休憩していました。小屋の中も混んでいる様子・・
少し先の水場で休憩し、更に先を進みます。


振り返ると、眼下に甚之助避難小屋、そして別山の雄姿が。


南竜道分岐を経て南竜道へ進みます。ここからは初めてのルート。


気持ちの良いトラバース道をずんずん進むと、南竜山荘とテント場が見えて
来ました。なだらかな山腹に平和な趣を感じます。


エコーライン分岐を通過


白山国立公園 南竜ヶ馬場野営場 到着。
連休とあって、既に多くのテントが張られていました。


白山を望む良い場所を見つけ、さっそく設営。
張ったら間髪入れず、サブザックにて白山へ出発。


登りはトンビ岩コース(美濃禅定道)を選びました。
少し上がり、振り返った地点。


更に登り、岩の上から眼下や別山を望む。


トンビ岩


西の方角に観光新道のシャープな尾根の全貌。


白山 奥宮祈祷殿 山籠殿


室堂平から御前峰を目指します。振り返ると室堂の各建物、後方に別山。


白山奥宮


△白山 御前峰 登頂


△一等三角点
点名:「白山」(はくさん)
標高:2702.14m


南側の展望


東側の展望


北側の展望
ゆっくりと眺望を堪能し、大汝峰目指して一旦、御前峰から下ります。


翠ヶ池は残雪時に訪れた時とは印象が違いましたが、やはり美しい色合いでした。
御前峰からは見えないので、やはりここまで降りて見る価値はあると思いました。


血の池
グリーンの色合いですが、何故「血の池」なのでしょう・・・
分岐を経て大汝峰へ。


大汝峰への登りはガレ場に見えますが、結構登り易いです。


△大汝峰 2648m 登頂。


大汝神社
☆石組で囲ってあるのは、積雪からお社を守るためでしょうか・・


今度は大汝峰から御前峰を対峙
山頂を辞し、下山すると室堂方面へ進みます。


千蛇ヶ池 
まだ雪渓が乗っていたことに驚きました。夏も融けるほどの気温まで
上がらなかったのでしょうか・・さすが白山。


室堂 ビジターセンターに戻りました。


南竜への復路は展望歩道を選びました。


池塘
展望歩道から南竜までは長いコースのせいか、人けが無くなりました。
熊に遭遇しうるエリアでもあり、テント場に近付くまで笛を吹きながら歩きました。


本来なら北アルプスの展望が利くコースですが、夕方のガスが湧き、遠望叶わず。
かろうじて下方に白水湖が見えました。


展望地には俯瞰図の石盤


やっと野営場が見えた時はほっとしました。


木道に出合い、南竜山荘やテント場も目前。


南竜山荘
人気が高い山小屋とのことです。冷えたBeerを購入する為、寄りました。


マイテント帰着!
何とお隣に色違いのテントが張られていました。
さて、間髪入れず夕食の支度をしてBeer!


今回もlight&fast&美味しい・・の山ご飯です。


お腹いっぱいで外へ出ると夕焼け・・


皆、テントの外へ出て夕焼けを写していました。
周囲の人々と夕陽を共有する良い時間・・


火事みたいな夕焼けでした。
そして夜は満天の星空。とても寒かったですがダウンにくるまれて熟睡しました・・・

(20日に写した植物)

ミヤマアキノキリンソウ(キク科)


サラシナショウマ(キンポウゲ科)


アキギリ(シソ科)

 
キオン(キク科)


ハクサンカメバヒキオコシ(シソ科)


ノコンギク(キク科)?


センジュガンピ(ナデシコ科)


オオカメノキ/ムシカリ(スイカズラ科)の実


ツルリンドウ(リンドウ科)


ヤマハハコ(キク科)


ハクサントリカブト(キンポウゲ科)


カニコウモリ(キク科)


オヤマリンドウ(リンドウ科)


ウラジロナナカマド(バラ科)


ミヤマリンドウ(リンドウ科)


シラタマノキ(ツツジ科)


アオノツガザクラ(ツツジ科)


コケモモ(ツツジ科)実


ガンコウラン(ツツジ科) 実


イワギキョウ(キキョウ科)


チングルマ(バラ科)実


シラタマノキ(ツツジ科) ピンク色の実

コメント (2)

横尾忠則の緊急事態宣言

2020年09月28日 | 日々

2020.9.18(金)
横尾忠則の緊急事態宣言
記者説明会・内覧会 に出席しました。
諸事情により、ここしばらく横尾氏から肉声でのお話を
伺えないのは寂しい限りでしたが、
作品の多くから最近の心情を存分に感じ取ることが
出来ました。


横尾忠則現代美術館

「横尾忠則の緊急事態宣言」
開催:2020年9月19日(土)-12月20日(日)






個人的に好きな作品にも多く出逢えました。
原画に向き合ってこその臨場感。

コメント

散歩

2020年09月28日 | 日々

老母を伴い母子大池(もうしおおいけ:三田市)へ散歩に
出かけました。


水量が少ない池


今夏、96歳を迎えた老母、年々衰える脚力が心配です。
どうか転ばない様に・・・いつまでも歩ける様に・・・と願っています。


毎年、真っ先に色付くイロハモミジがもう既に。
ここが一番日当たりが良いのかもしれません。

2020.9.13(日)
 母子大池まで散歩

コメント

名鉄と近鉄

2020年09月22日 | 日々

今月上旬、遠縁の葬儀で愛知県知多へ参りました。
往きは家族と車で行きましたが、帰りは私だけ
先に帰宅する都合上、名鉄&近鉄で帰りました。


知多半田駅から乗った名鉄(名古屋まで)
JRで帰る予定でしたが、葬儀に来られていた地元の方々に
名鉄と近鉄のアクセスを推奨され、初めて乗車の機会を得ました。


近鉄特急アーバンライナー(名古屋から大阪難波まで)
近鉄に乗ったのは、子供の頃、家族旅行で伊勢志摩へ行った時以来、
人生で2度目です。


レギュラー車両。平日だったせいか空いていました。


一回しか乗ったことが無いのに、蒸しおしぼりを手渡された
ことが印象に残っています。今はこの様な“おしぼりサービス”
が設置されており、その名残りに驚きでした。


☆電車に揺られて帰る帰途・・今日の様な日は鉄道がしみじみ気持ちに
合っている気がしました。

コメント (2)

タマムシ

2020年09月19日 | 日々

先日、住居の共同廊下にタマムシがいました。
山の中でも目立つのに、こういう場所では尚更、
ぱっと目に付きました。
三田市ではよく見かける気がします。多いのでしょうか・・

コメント (2)

カエル

2020年09月19日 | 日々

8月上旬に写したアマガエルの写真です。





カエルを5匹、見つけられますか。(クリックで拡大されます。)

コメント (2)

△岡ノ上三山(おかのうえさんざん)

2020年09月15日 | 山行記

整備・調査登山で△岡ノ上三山を周回縦走しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.9.12(土)
 △岡ノ上三山(宍粟別撰5名山)
行程:国見の森公園=R29=県道8号線=広域基幹林道峰山線=駐車地/登山口1
-△出石山(ひついしやま)-ジャンクション分岐ー△熊ノ原ージャンクション分岐ー△岡ノ上ー林道ー駐車地P
=林道=東河内=R29=国見の森公園
1/25000地形図:『安積』
宍粟別選5名山ルートマップ岡ノ上三山
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ調査・整備5班+1名


登山口1(駐車地前)から入山
土塁に沿って左へ進みます。


途中に出合う作業道を横断し、向かいの道標を目指して進みます。


アセビの尾根を進むと、小高い丘の上に出石山(ひついしやま)の山頂標柱が
見えました。
☆一番初めに単独で来た折は、ここまでの踏み跡が錯綜しており、アセビの海で
溺れかけました。やっと、「出石山」と描かれた細い木の標柱を見つけた時は
「ここか!」と小躍りした思い出があります。
今もアセビの繁茂は著しいですが、しっかり道が付いて、年月の経過を感じました。


△出石山(ひついしやま)1050m 到着
もう古い木の標柱はありませんが、山頂の雰囲気は今も変わりません。
ちょっと休んで熊ノ原へ・・


三山へ向かうジャンクション分岐


熊ノ原へ向かう途中に展望地の看板を見ますが、今日はガスっていて
展望が叶わないので、取りあえず通過。


乙女岩
ランドマークになった、巨岩です。


今日は(不謹慎ながら)岩の上に乗って林道を眺めてみました。


△熊ノ原or△熊ノ原山 どちらも正解でしょうか。


△四等三角点
点名:細畑
標高:1008.85m


△熊ノ原 1015m 到着。
ここでお昼休憩を取りました。


うっかり、お弁当の箸を忘れたことに気付き、
落ちていた枝を削って代用・・土混じりのご飯になりました。
***
食後はジャンクション分岐まで戻り、三山目の△岡ノ上へ向かいます。


今度は展望地へ行ってみるものの、やはりガスっていて残念。


少し林道を歩き、岡ノ上取り付きに来ると、いつの間に作業道が出来ていました。


作業道を進まない様に、道標を設置しました。


こちらもやはりアセビが繁茂し、ルートが判り難くなっていました。
行く手に見える道標まで、アセビの刈り込みをしました。


△岡ノ上 949m 到着。


△四等三角点
点名:岡ノ上
標高:949.07m
☆初めて訪れた折には三座目の岡ノ上だけ、辿り着けませんでした。
今は目印のテープや道標が要所に付けられ、当時より明解になったと
思われます。
少し休憩をして林道へ戻り、駐車地へ帰ります。


ここから駐車地まで砂利道を歩きます。


行く手右斜め方角に△暁晴山


振り返ると△黒尾山(くろおさん)、更に右方向に目を向けると


先週、登った△日名倉山も眺望出来ました。


登山口1に戻り、無事下山。

(植物)

雨上がりで色々なキノコが見られました。名前は判らず・・


出石山(ひついしやま)の頂上に狂い咲き?のレンゲツツジ(ツツジ科)

 



ガマズミ(レンプクソウ科/ガマズミ科)の赤い実


ネコハギ(マメ科)

☆時折、小雨に遭いましたが、途中から止んで無事に登山が終了しました。
今日は登山道を覆うアセビの刈り込みやイヌワラビの刈り払い、
道標の整備などを行いました。

(お土産)
宍粟の山へ行くと、帰りに道の駅で採りたてお野菜を
買って帰ります。
千種方面の山の時は、みちの駅ちくさで、
29号線経由の時は、みちの駅一宮に寄ることが多いです。


野菜高騰の折、袋いっぱいのししとうやナス、ミョウガなど・・・
とても安いのでありがたく、たくさん買ってしまいます。
ししとうの袋の中にたまにピーマンが2個くらい混ざっていて(写真)、
そんな偶然も楽しいです。


帰宅してオーブンでこんがり焼いておしょうゆをたらし、
熱いうちにあっという間に完食です。


コメント

△大海里山ー△ダルガ峰

2020年09月14日 | 山行記

△大海里山、△ダルガ峰を歩きました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.9.8(火)
  △大海里山ー△ダルガ峰
行程:神戸三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=宍粟市役所=R29=駒の尾登山口
   ー大海里峠ー△大海里山ー△ダルガ峰ーちくさスキー場=R29=宍粟市役所~~往路に同じ~~神戸三田IC
1/25000地形図:『西河内』
宍粟50名山ルートマップ:『8ダルガ峰
メンバー:山友3名+私 


台風一過の朝、余波の風が吹く中、駒ノ尾登山口から入山しました。
今日は、こちらの山が初めてというお二人を含むメンバーです。


ジュウモンジシダ
☆初訪のお二人は自然大好きで、色々な植物に興味津々でした。


昨日までの大風で、地面には色々な落とし物がありました。
これはリスの巣だそうです。杉の木皮?を上手に丸めて造られています。
近くにはエビフライや二つに割れたクルミも多く落ちていました。


ツノマタタケというキノコでしょうか。


トチの葉も大風で落ちたのかな・・と思いましたが、
葉の付け根を見ると、ホオノキの葉の様です。


氷ノ山などでも雨の後によく見かける大きな青いメタリックなミミズは、
シーボルトミミズ という名前だそうです。この程、調べて解りました。


賑やかにおしゃべりも弾みながら大海里峠へ到着。


峠から岡山方面を眺望。風が強いせいか空も澄み渡っていました。


大海里山を目指して


ミズナラの実 どんぐりになる前の状態でしょうか。
訂正)→クヌギの若い実 の様です。


ミズナラのドングリ 
まだ若い実ですが、強風で落ちてしまったのでしょうか。


△大海里山 登頂。
頂上直下に付けられたロープに助けられ、急斜面を乗越しました。


△四等三角点
点名:『大海里』(だいかいり)
標高:1,206.0m




大海里山は眺望がよく、氷ノ山、三室山、後山・・と県下標高No3座が望めます。
ことに積雪の時はさらに素晴らしいです。
まだお昼には早く、休憩後はダルガ峰へ向かいます。


マンネンスギ(ヒカゲノカズラ科)


ミズメ(カバノキ科)
サロメチールの香りのする木皮、初めて嗅いだお二人もうっとり。




オオイタヤメイゲツ(カエデ科) 
黄葉に染まるのはまだ先の様子


△ダルガ峰 1163m 到着。
和やかにお昼休憩を取りました。


胴体が赤いアリが、こぼした飲み物を吸っています。
帰宅後に調べると、ムネアカオオアリ と思われました。
素肌にジュースや甘味液などが付いていると、寄って来てチクっと
噛まれます。(何ヵ所か噛まれました。)


ダルガ峰を後に、なだらかな林間を歩きます。
ルート中、一本だけ倒木がありました。折れたばかり・・の様子。今般の大風
の影響でしょうか。


ゲレンデに下りず、尾根を伝って下りようと思ったところ、
作業道が縦横に付いており、それではと作業道を辿って下りてみました。


つづら折りに付けられた作業道は重機が通ったあとなので、
ご多聞に洩れず、雨後もあってズボズボ・・と足が潜りました。靴がどろどろ!


やっとゲレンデ脇に下りて来ました。


最後はテニスコートの脇から出て来ました。


締めくくりとして登山口標柱にて山行終了!

☆台風が往き、青空が広がる千種の山を気持ちよく歩きました。
次は紅葉の山でしょうか・・またご一緒出来る日を楽しみにしています。

コメント

△日名倉山

2020年09月13日 | 山行記

△日名倉山に登りました。
(宍粟50名山ガイドクラブ調査・整備登山)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.9.5(土)
△日名倉山
行程:(往復)しそう森林王国=R29経由=日名倉山登山口第二P-△日名倉山
1/25000地形図」『千草』
宍粟50名山ルートマップ『21日名倉山』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ調査・整備班 5班+1名


通称“軽バス”と呼ばれているこの車は、かなりの悪路、急傾斜でも
登ってしまう、頼もしい車両です。


日名倉神社から伸びる林道を走り、林道沿い手前の駐車地に
車を停めました。この先の林道終点にも駐車地はありますが、
路面がかなり荒れており、厳しい状況でした。


「日名倉山頂マデ三千米」と刻印された標石


大きな倒木がありました。どかせる大きさではないので、真ん中を通過。


杉の木に枝打ちのあぶみが立ててありました。


「姥が懐」と書かれた古い看板がありました。
姥が懐・・・何を示すのだろう?と思いましたが、同じ様に呼ばれている場所は、
方々にある様です。


一か所、繁茂したミツマタ(ジンチョウゲ科)が登山道を覆っており、
邪魔な枝を剪定しました。太い枝でも切り易く、柔らかい木でした。


ナラ枯れの木が目立っていました。
砥の粉が吹き出している様な木肌は、カシノナガキクイムシの
蔓延により食害の状態。


奥峰越(おねみごえ)の登山口からあらためて入山。


植林の登りを経て「一の丸」のピークに到着。
暑い日だったのでよく汗をかき、休憩ごとに水分を摂りました。


二の丸
「・・・次いで二の丸と高度を上げるごとに展望が良くなり、間近に後山が見え出す」
(宍粟50名山ガイドブック「21日名倉山」の文章より)


△日名倉山 1047m登頂
一年ぶりの日名倉山でした。


△一等三角点
点名:雛倉山(ひなくらさん)
標高:1047.09m


頂上から東側には千種の山々、三室山、遥かに氷ノ山、右の方向に植松山、荒尾山など、
宍粟の峰々が一望です。
景色を眺めながらゆっくりとお昼休憩を取り、再び往路を戻りました。


鞍部の展望広場
ここからさらに下り、無事、駐車地へ下山しました。

(植物)

ヤブマメ(マメ科)





ベニバナボロギク(キク科)


まだまだ緑色のイロハモミジ

 
ミゾカクシ(キキョウ科)


オミナエシ(オミナエシ科):県立国見の森公園 入口

☆蒸し暑い日の整備登山になりましたが、
沢の冷たい水に喉を潤しながら尾根に上がると、
涼しい風が吹き渡り、汗もすっと引きました。

コメント

雨具のケア

2020年09月13日 | 日々

今般の御嶽登山では久しぶりに土砂降りの中で
雨具を着ました。五ノ池小屋は乾燥室完備
なので、即、乾かすことが出来、大変助かりましたが、
帰宅後は防水リキッドで雨具をケアをしました。


O.D. S.R.リキッドスプレーを雨具に噴霧


当て布をして低温でリキッドを浸透させます。
スプレーするだけよりも生地表面の防水効果が高まる様です。

コメント

△御嶽山(おんたけさん)②

2020年09月11日 | 山行記

(8月31日(月))

GPS軌跡(クリックで二度拡大されます。)




一夜明け、4時起きで食当です。


食後、山上での夜明け


たなびく雲間から峰々が覗いています。


小屋へ入り、荷物をまとめます。
今回は今までの小屋泊で一番、贅沢なスペースをいただきました。
諸般の関係で、今季はお布団は使用できないので、寝具(マット、寝袋)は要持ち込みです。


窓を開けると摩利支天山への尾根が見えます。昨夜は月夜の風景でした。


お隣は一室、空けて使用。


五ノ池小屋は国産木材がふんだんに使われた素晴らしい建築です。各所に
下げられたランプも見事に調和していて・・


洗面所
小屋内のシンクがいずれも素敵なタイル張りでした。
私はこのスペースがとても好きです。

(クリックで拡大されます。)



居心地の良い五ノ池小屋とお別れし、継子岳へ向かいます。


登山道脇は昨日に引き続き、コマクサの群落地です。あちらこちらで可憐に咲いている
コマクサのお花がピンクのランプシェードみたい。


岩小屋を通過。


中を覗くと磐座が祀ってありました。


振り返る・・


△継子岳 2859.1m 登頂



△三等三角点
点名:『継子岳』
標高:2859.14m


継子岳から北東の方角は、目前に乗鞍岳、そして北アルプス穂高方面の連なりが
見事でした。過日の立山側と逆方向に対峙し、感動の山頂でした。





四ノ池はお水が無い様に見えましたが、水路が流れていました。


四ノ池から流れている沢を渉ります。
すくって飲むととても冷たくて美味しかったです!


三ノ池


三ノ池の淵を半廻り歩く道のりです。


場所によって色合いが変化して見え、それぞれ大変美しいです。


前回同様、三ノ池避難小屋から三ノ池道を通り、女人堂を目指す予定でしたが、
崩落の為、通行禁止となっていました。急きょ、サイノ河原へ上がることに・・。


三ノ池見納め


道標の♨マークは温泉?と思いきや、違いました。


サイノ河原を経て二ノ池方面へ。


女人堂着。


飯森高原駅目指して下山します。


御嶽ロープウェイ飯森高原駅到着。
今回の登山が終了しました。

(31日に写した植物)

コマクサ(ケシ科)


コケモモ(ツツジ科)の実


イワギキョウ(キキョウ科)


ナナカマド(バラ科)の実


シラタマノキ(ツツジ科)

☆三年ぶりの御嶽山登山は、剣ヶ峰初登頂が果たせました。
快晴に恵まれ、景色も植物も感動の二日間でした。

五ノ池小屋ホームページ

コメント (4)

△御嶽山(おんたけさん)①

2020年09月07日 | 山行記

△御嶽山(おんたけさん)に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.8.30(日)-31(月)
行程:(30日)JR新三田=JR新大阪=(のぞみ)=JR名古屋=(特しなの)=JR木曽福島
=(おんたけ交通バス)=(御岳ロープウェイ)=飯森高原駅ー女人堂ー石室山荘ー△剣ヶ峰ー二ノ池山荘ーサイノ河原ー摩利支天山ー五ノ池小屋泊
   (31日)五ノ池小屋ー飛騨頂上ー継子岳ー開田頂上ー三ノ池避難小屋ー二ノ池山荘ー石室山荘ー女人堂ー飯森高原駅=(ロープウェイ)=(バス)
=JR木曽福島~~ 往路に同じ ~~JR新三田
地図:昭文社 山と高原地図『御嶽山2020年度版』
メンバー:夫・自分


JR新三田を始発(4:54)で出発、JR木曽福島に8:29到着。
おんたけ交通バスでロープウェイ乗り場へ向かいます。


細い道、霊場も通りながらロープウェイ乗り場へ到着。
ここからロープウェイに乗り、


飯森高原駅に着地。


黒沢口 登山口から登り始めます。


八合目女人堂


八合目から御嶽山稜線を眺望
ナナカマドの一部が既に紅葉を始めていました。(写真、〇の中)


少し雲行きが怪しくなり、ぽつぽつ雨が降り出しました。


入山の挨拶をしました。


写真では判り難いですが、大粒の雨が降り出しました。
雨具を着て、一路、写真の石室山荘へ。山荘内で20分ほど休憩させていただきました。


なかなか止まないゲリラ雨なので、意を決して剣ヶ峰へ。


コニーデ型の御嶽山は色々と富士山に似ています。裾野へたなびくスロープを見て
富士山を彷彿しました。


登山道に流れる水が黄色いのは硫黄の色でしょうか。




一ノ池の側を通り


いよいよ剣ヶ峰への登り。


石室山荘からすぐ近くですが、頂へ行くにつれ険しい感じの地形でした。


新設されたシェルター


改修された頂上直下にはアンテナや観測装置?、慰霊碑などが設置されていました。
そして虹が・・


御嶽神社奥社に到着し、参拝。


あらためて一ノ池を眺めます。噴火を思うと、何とも言えない不思議な感じでした。


△一等三角点
点名:『御岳山』(おんたけさん)
標高:3063.61m


二ノ池(中央)を眺める
すっかり雨は上がりました。石室山荘の方が言われた通り、ゲリラ雨だった様です。





後から登って来た方から「『剣ヶ峰』ってどこですか?」と、ここで尋ねられました。


二ノ池は日本最高所の高山湖とのこと。


二ノ池小屋の前を通ると、池から流れる水が滝の様でした。
山上の池から川が流れる様子というのも珍しい光景なのでは・・


サイノ河原


サイノ河原は一見、荒涼としていますが、緑地は天然の日本庭園の趣にも
感じます。


摩利支天乗越(まりしてんのっこし)に到着。
摩利支天山へ向かいます。


乗越から剣ヶ峰を振り返る


北方向を見下ろすと、ガスの中に五の池小屋が見えました。


岩の陰にザックをデポして、いざ。


崩れそうな斜面ですが、登山道は細くもしっかりしています。


△摩利支天山 2959.2m 


△三等三角点
点名『御嶽』(おんたけ)
標高:2959.45m


北方面、眼下の眺望


再び剣ヶ峰を望む


頂上を辞し、往路を戻ります。


先ほどのガスが晴れ、五ノ池小屋、五ノ池、△乗鞍岳まで現れました。


摩利支天展望台にて摩利支天頂を眺める


美しい三ノ池


懐かしい五の池小屋に到着しました。


素敵なデッキが新設されていました。


気圧で袋がパンパン。
前回、泊まった時には美味しいお食事をいただきましたが、
今回はのんびりと呑みながら食べたかったので、素泊まりにしました。


夕刻はどんどん寒くなり、ダウンを着込んでの食当。
デッキで食事後は薪ストーブ燃える小屋の中へ。


今回は五の池小屋名物の、ピザを予約しておきました。
(下の段で焼いています。)


お待ちかね、特製ピザの焼き上がり! 
生地もチーズもこだわりの材料との事、スモーキーで絶品でした!
(レトルトパウチのワインは持参)


ピザを食べ終えると、夕焼け雲海ショーが始まるところでした。


思わず小屋後ろの飛騨頂上に駆け上りました。
斜面も小屋も夕陽に染まっていました。


眼下に雲海、染まる天・・・
ここに泊まる醍醐味です。

夜半は月が煌々と摩利支天山の尾根を照らしていました。
翌日に続く。

(30日に撮った植物)

オヤマリンドウ(リンドウ科)


ナナカマド(バラ科)の実


オンタデ(タデ科)


イワギキョウorチシマギキョウ(キキョウ科)


シラタマノキ(ツツジ科)


ガンコウラン(ツツジ科)


イワツメクサ(ナデシコ科)


トウヤクリンドウ(リンドウ科)


コマクサ(ケシ科)


ミヤマオトコヨモギ(キク科)




イワベンケイ(ベンケイソウ科)の花の終わったもの?




イワギキョウ(キキョウ科)

コメント (2)

△赤谷山

2020年09月04日 | 山行記

△赤谷山(兵庫県宍粟市)に登りました。(宍粟50名山 ガイドクラブ8月例会)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.8.23(日)
 △赤谷山
行程:国見の森公園=R29=ばんしゅう戸倉スキー場P(車デポ)=旧トンネル駐車地P-登山口ー△赤谷山ーばんしゅう戸倉スキー場P=旧トンネル駐車地=国見の森公園
1/25000地形図:『戸倉峠』
宍粟50名山ルートマップ『5赤谷山』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ


旧戸倉トンネル


赤谷山登山口(旧トンネル側)


仙人門


ブナの尾根は涼しい風が吹き渡り、快適な登山でした。


△赤谷山 1216m


△赤谷山 1216.4m
△二等三角点
点名:落折(おちおり)
標高:1216.57m


熊がかじった跡が付いた道標


スキー場へ下りる尾根も立派なブナが林立しています。


夏のスキー場ゲレンデは鬱蒼としていますが、そろそろススキの穂も
揺れ出して秋を感じます。


赤谷山登山口 (戸倉スキー場側)

☆街は残暑で暑いものの、波賀の山は気温が低く、涼しい風が吹いていました。
先シーズンは暖冬でスキー場も寂しく、雪山登山もままなりませんでしたが、
今冬こそたっぷりの積雪がある様に、と願っています。

コメント