△岡ノ上三山(おかのうえさんざん)に登りました。
県道8号線と峰山広域基幹林道の分岐に立つ、登山口への道標
林道へ入ると携帯電話は圏外になりますが、受信可能ポイントを示す標識もありました。
試しにケイタイを開くとアンテナが三本。ここを過ぎるとすぐに圏外に。
長い林道で、所々に枝道があるのでふと不安になりますが・・
「登山口⇒」の標識に安心します。
峰山林道起点(分岐地点)から、7.2kmに林道岡ノ上線との分岐があり、
「←岡ノ上三山登山口」の道標がありました。
左折し、砂利道を少し進んだ場所に広場があり、そこに車を駐車。
建てたばかりの登山口標柱が土塁の上にありました。
土塁に沿って歩くと、作業道に出会い、横断してテープの所から取り付きます。
アセビの尾根を登り詰め、汗びっしょり。前方に丘状の山影が見えたら・・・
△岡ノ上三山 出石山(ひついしやま) 1050m 登頂。
新しい山頂標柱が光っていました。
新標柱の後ろには旧標柱、木には「出石山」のプレート。
味のある手造りの旧標柱がずっと山頂を示していたのですね、ほろっとしました。
次の「熊ノ原」へは、黄色い丸の木に付いたテープの方向へ踏み跡がありました。
チャンネルの道標の方向に従い、「熊ノ原」へ。
夏はアセビの繁茂で踏み跡は判りづらいので、地形図とコンパスで確認しつつ進みました。
ヒノキの斜面を林道へ下り、林道を左へ少し進むと、「←熊ノ原」の
道標がありました。
尾根を上がると目の前に大きな岩、「乙女岩」があります。
△四等三角点
点名:細畑
標高:1008.85m
三角点をさらに少し進むと・・
△岡ノ上三山 熊ノ原(くまのはら) 1015m登頂!
木洩れ日に新しい標柱が光っていました。
今日は別撰5山にちなんだ行動食です。
“別撰ソーセージ”と“別撰チーかま” 爽やかな風に吹かれながらガブリ!とやります。
△熊ノ原を下り、再びチャンネル道標まで戻ります。
林道から尾根に上がる法面に、親切なステップが切ってありました。
足元にヤマジノホトトギス
チャンネル道標からイヌワラビの草原を漕いで作業道へ下りて行きました。
ここも踏み跡が判りにくいので、地図&コンパスで確認しつつ・・
作業道へ下りたら道を左へ進み、取り付きを示すテープ(何重にも巻かれたテープ)
の場所に踏み跡(トレイル)を見つけ、コンパスを頼りに岡ノ上目指して進みます。
写真の標識を見つければ、もうすぐ頂上。
△岡ノ上三山 岡ノ上(おかのうえ) 949m 登頂!
藪が刈り払われ、すっきりした頂上に標柱が光っていました!
△四等三角点
点名:岡ノ上
標高:949.07m
☆無事に三山を巡ることが出来ました!
2017.7.30(日)
△岡ノ上三山 出石山・熊ノ原・岡ノ上
行程:行程:神戸往路 三田IC=(中国自動車道)=山崎IC=R29=県道8号=峰山線林道=分岐=林道岡ノ上線-駐車地(P)
―△出石山(ひついしやま)―△熊ノ原山―△出石山―作業道(林道)―△岡ノ上ー作業道―林道岡ノ上線―駐車地P
復路 往路に同じ
1/25,000地形図:長谷
☆7/11は、整備班5班の担当山、△岡ノ上三山の標柱立ての日でした。
去年の秋から、とても楽しみにしていた作業でしたが、親戚の葬儀と重なり、
11日は参加出来ず、大変無念でした。
今日、登山口から三つの山頂を巡るルートに施された整備や道標、印の付いた箇所を
確認し、5班の方々の作業風景を思い浮かべ、感慨深い思いでした。
(寄り道)
庭田神社・・・日本酒発祥の神社と謂れがあり、ぜひ訪れたい場所でした。
本殿
境内を歩くと、ふと日本酒の香りが・・。
原因は足元の杉の切り株。 杉の香りー樽酒ー日本酒ー庭田神社ーお酒の香り・・へ、
脳が勝手に連鎖反応をした様です。
庭酒の酵母が採取されたことなども思い巡らせました。
宍粟50名山別撰5山の標識・標柱設置で、△十年に登りました。
(宍粟市波賀、大森神社から正規ルートを反時計回りの周回行程です。)
△宮ノ後(みやのうしろ)
△四等三角点
点名:宮ノ後
標高:871.54m
霧が発生し、尾根はひと時幻想的な雰囲気でした。
山頂標柱は、若手ガイドのYさん、Hさんが交代で担いで登りました。
私も少しの区間でしたが、思い出に担がせてもらいました。
△十年(通称: 宮ノ後山)登頂。
△三等三角点
点名:十年
標高:1039.31m
〈山頂標柱を設置〉
建てる位置を決め、つるはし等で深く穴を掘ります。
標柱の下部に空いている穴に、専用のボルトを十字に差し込み、
地中に固定します。
その上から、1.5kgくらいの石をいくつも重ねて更に固定し、
上から土を被せました。
「観光協会」の字が埋まらない位置まで地面を固めます。
(※50名山の標柱立ての折は、セメントを流した施工の山もあるそうです。)
△十年 1,039m
ピカピカの山頂標柱が設置されました。
人に名札、家に表札、山に山頂標柱!
2017.7.23(日)
△十年
行程:国見の森公園=R29=大森神社(P)ー作業道ー取付―因幡電力鉄塔跡―△宮ノ後(三角点)
―トチ巨樹ー山上池ー△十年―支尾根の多い尾根ー林道出合―林道宮ノ後線―掘=R29=大森神社(P)
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ
1/25,000地形図:『戸倉峠』
☆今日はついに山頂標柱を建てる作業に臨みました。
新5山が決まり、公に発表するまでには、
ルート調査や整備、様々な申請や受諾を経たと
聞きました。
山頂に、公式標柱が設置してある山は、知っている限りの
範疇ですが、それほど多くは無いと思います。
名だたる山でも、朽ちかけた様な山名看板を
見ると、とたんに虚無な気持ちになりますが、
簡素でも、はっきりとした標識が立っていると、
登頂の充足感に満たされます。
山名標柱は様々な意味合いから、とても大切なものだと、
私は思います。
今日は記念すべき作業を目の当りに出来、とても幸せな日でした。
新山最後の標柱立てをガイドクラブ例会に充てていただき、
心から感謝しています。
タマゴタケ
△石金山に登りました。
△石金山 508m
△三等三角点
点名:石金山(いしかねやま)
標高:508.3m△
缶詰を凍らせ、保冷剤の上に乗せて持って来ました。
サルトリイバラ(山帰来)が実を付けていました。
[寄り道]
四等三角点
標高:80.71m
点名:野坂(のさか)
2017.7.21(金)
△石金山(丹波市山南町)
行程:(往復)家=県道141号線=県道77号線=小新屋観音P-△石金山
1/25,000地形図:「中村町」
☆スタンプ(はんこ)の絵柄が夏らしく、今月も嬉しい登頂でした。
冷たいリリーを食べながら夏空を仰ぎました。
※⑤~の旅行記は、学生時代の山仲間へ報告を込めた意図もあり、
固有名詞を使い、仲間内(なかまうち)な話になっています旨、ご了承下さい。
大分旅行最終日。
朝、恵ちゃんと犬の散歩に出かけました。
散歩途中の風景
「空が大きいでしょう、星がすごくきれいだし、この間までホタルが飛んでたんだよ。」
と恵ちゃん。
ヒオウギスイセン
色々な家の庭先で盛りを迎えていました。
かぼす 恵宅の庭裏
さすが大分。昨夜はこのかぼす果汁や柚子こしょうを使った
手料理が美味しかったです。
朝食後、帰り支度を整え、最寄りのJR三重町まで車で送ってもらい、
一路帰途へ着きました。
帰りは念願の豊肥本線で大分駅へ。
「JR九州」のロゴに旅情を感じました。
一両編成に乗り込んで二人に手を振ろうとすると、
この後すぐに隣の線路へ「特急あそぼーい」という列車が入線して・・・
ホームが見えなくなりました・・・!彼女達と最後の別れが出来ず残念。
*********************************
英数字のレタリングが現代風に感じます。
つばめのマークはJR九州のしるし?と車掌さんに訊くと、
「いや、九州=つばめのマークというわけでは無いです。」とのこと。
隣に停まっていた特急にも付いていました。
こちらは更に装飾が施されたデザイン。
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JR大分からブルーの特急ソニックでJR小倉へ。
ソニックのシートは二人席と一人席があり、赤系のアトホームなインテリア。
青のシャープな外観からは想像外な内装でした。
小倉から新幹線で新大阪へ。
2017.7.17(月)
行程:恵ちゃん(A)宅=JR三重町(みえまち)=(JR豊肥線)=JR大分=JR小倉=JR新大阪
=JR尼崎=JR新三田
☆5日間の旅行が終わりました。
先輩方、二人の恵ちゃん、素晴らしい再会をありがとうございました。
(留守宅を守ってくれた家族にも感謝。)
散歩の途中、九重山魂を望む。
この朝の散歩のひとときが、何故か・・一番かけがえの無い時間だった様な気がします。
※⑤~の旅行記は、学生時代の山仲間へ報告を込めた意図もあり、
固有名詞を用いた仲間内(なかまうち)の話になっています旨、ご了承下さい。
先輩方、皆さんと過ごした楽しい一泊も終わりました。
今日一日の行程は、我がワンゲルOBにとって思い出深い場所を訪ねるという趣旨で、
・“先輩方と一緒に巡る、宮崎高千穂”チーム と、
・“恵ちゃん(A)の案内で巡る大分県”チーム に分かれました。
大分県チームは恵ちゃん(A)と私、の二人だけ。
再会を約束して宮崎チームの皆さんと別れ、
我々二人は一路、大分コースへ向かいました。
白水鉱泉(しらみずこうせん)は、合宿で九重を縦走した折、給水に寄った
場所です。
30年以上前はとても素朴な建物だったのが、大きな施設に変わっていました。
ここの鉱泉は冷たい炭酸泉が湧いており、蛇口という蛇口からは炭酸水が出て来るのです。
当時、なにも知らずに蛇口からポリタンへ水を入れ、ついでに飲んだ水が
炭酸水だった時の驚きは今でも忘れません。
これは何だろう?と事務所の方に聞くと、昔温泉を掘った跡だそうです。
鉱泉の背後には△黒岳。 合宿では、猛藪漕ぎに苦しんだ山ですが・・・
恵ちゃんによると、今はルートも落ち着いて登りやすい山になったとのこと。
・・・鉱泉から移動して男池湧水群(おいけゆうすいぐん)へ。
△黒岳、△平治岳、△大船山の登山口でもあります。
原生林の明るい山中を少し散策しました。
日本名水百選 男池 今もなおクリスタル色の泉は限りなく
透明で冷たかったです。
合宿の時も通りましたが、当時は“水を飲むとバテる”という常識の下、
飲んだ記憶がありません。
今回、冷たい名水をごくごくと飲みました。
散策後は男池から移動し、“おおいた豊後大野ジオパーク”へと車を進めました。
「ジオパークの見どころはたくさんあるし、範囲も広いから、
今回は私が選んだところに連れて行くね!」と言って彼女は
パンフレットのポイントに赤ペンでクルックルッと印付けをしました。
その手がまさにテストの採点をしているかの様で、
「先生なんだなあ・・」と思わず感心してしました。
普光寺磨崖仏
ここは合宿の帰りに恵宅に泊まった折、彼女のお父さんに連れて来ていただきました。
また来るとは・・・懐かしかったです。
滞迫峡
透明感が素晴らしい清流で、近所の方々が川遊びをされていました。
出合橋・轟橋(とどろきばし)
橋げたから
アーチ径が日本一・日本二の石橋とのこと。
橋の周りの原風景は、まさに二階堂のCMを思わせるのでした。
原尻の滝(はらじりのたき)
2017.7.16(日)
行程:H先輩の親戚の方の別荘(由布院)=金麟湖(由布院)=白水鉱泉=男池=普光寺/摩崖仏=
=道の駅あさじ=原尻の滝=道の駅原尻の滝=滞迫峡=出合橋・轟橋=道の駅きよかわ=恵ちゃん(A)宅に宿泊
☆暑い一日、懐かしい場所や大分のジオパークへいくつも連れて行ってくれた恵ちゃん。
どこの風景もとても良かったです。
「お客さんには大分のいい所をたくさん紹介したいんだ。」と笑った顔は学生時代の
恵ちゃんのまま、今思い出しても胸がいっぱいです。
夜は彼女のお子さん達と温泉に行ったり、長男君の誕生祝(二十歳)をしたり・・・
大分最後の夜も、ほのぼの幸せに更けていきました。
***************
おおいた豊後大野ジオパーク
モンベルフレンドタウン豊後大野
※⑤~の旅行記は、学生時代の山仲間へ報告を込めた意図もあり、固有名詞を使い、
仲間内(なかまうち)な話になっています旨、ご了承下さい。
5年ぶりに再会した方々と過ごした由布院での一夜は実にほのぼのと
時間が過ぎました。
今回、“自分の土地の名物、特産などを持ち寄って下さい”というH先輩からの
号令通り、各々が持参した食べ物は豊かで、またH先輩のご親戚が
作り、運んで下さった大分の名物料理にも感激でした。
中でも、福島、新潟、大分の各諸先輩方が引っ提(さ)げて来られた
日本酒の利き酒タイムはなかなか趣深いものでした。
福島、新潟という屈指の米どころの純米酒、
迎え撃つ大分側が用意した純米酒・・・
米と米麹だけで造られた飲み物なのに、それぞれまったく違う味わいなのは、
当たり前のこととは言え、あらためて不思議でした。
ついては、学生時代から日本酒に強かった福島のC先輩(女性)が、
30年の歳月を経てさらに日本酒道?を深められ、目下、全国の酒蔵を巡って
修行中とのこと。
「Yちゃん、お酒って深いのよ・・・。」と目を細めながら盃を口に運ぶC先輩・・・
いつかY(私)も酒蔵巡りにお供します!
朝陽昇る由布岳
昨夜は(私以外の)皆さん、そうとう飲まれていた様なので、
まだ寝ているだろう・・・と一人散歩に出ようとしたところ、
すでに男の先輩方は起きていそいそと温泉に入る段取りでした。
…学生時代は飲んだ翌日、皆ひっくり返って寝ていたのに・・・
こんな早起き男子になってしまって! ・・30年間の歳月を実感する朝でした。
※⑤の旅行記は、学生時代の山仲間へ報告を込めた意図もあり、固有名詞を使い、
仲間内(なかまうち)な話になっています旨、ご了承下さい。
長者原に迎えに来てくれた同輩の恵ちゃん(A)の車に乗り、
元すがもり小屋の女主人さん(恵ちゃんの友人)が経営されている、
(大分県玖珠郡九重町)山里の湯へ向かいました。
女主人さんと恵ちゃんの会話から、恵ちゃんは社会人になって以降も
九重の山へ足繁く通っていたことが、推し測れました。
1時間ほど滞在し、同輩の恵ちゃん(M)との待ち合わせ時間になり、
温泉を辞しました。
※同輩の女子には二人の恵ちゃん(A)と(M)がおります。
待ち合わせは、九重“夢大吊橋”でした。
岡山在住の恵ちゃん(M)は、新幹線⇒小倉⇒(レンタカー)⇒当所へ、
という交通でやって来ました。
(レール&レンタカーと言うパックだそうです。)
夢の大吊橋は日本一、高所に架けられた橋とのこと。
橋上からは絶景で、普段、水量の少ない滝が大分豪雨の影響で
豪快に流れる様も望めました。
そして橋を渡り切ると、[白鳥神社]という看板が見えました。
ついでに参拝しようか・・・と話しているうち、
何故か我々3人は[白蛇参拝所]という神社?へ吸い寄せられるように
向かいました。
そして入口で導かれるまま、参拝料を払い、建物の中へ。
中に進むと、左右のガラスケースの中に、生きた白い蛇神様が
雌雄各々入っていました。
アオダイショウの突然変異とのことですが、きれいな牛乳色でとても驚きました。
神様なので直(じか)には触れられないとのこと、布越しに持たせてもらいました。
さすが人慣れてしいる様子、こちらを見ながら静かにうねっていました。
私⇒恵ちゃん(A)⇒恵ちゃん(M)の順で雌雄両方とも、持たせてもらいました。
これが死んだらどうするのかと聞くと、絶やさない為にも白×白で産卵させ、
後継(あとつぎ)の白蛇をちゃんと用意しているそうです。
雌(♀)は目がガラスの様に透き通っていました。とても珍しいとのこと。
雄(♂)は、普通のと同じく目が赤かったです。
上写真のとぐろは蛇自身が巻いたのではなく、係の人がくるりくるりと巻いてケースに納めていました。
何故、巻くのか?と聞くと、この体勢が蛇が一番落ち着くのだそうです。
そして脱皮は?・・・ケースに入れてある毛布に身体をこすりながら皮を剝ぐそうです。
他他・・・
珍しい生き物を目の当りに他にも色々と質問をしましたが、恵ちゃん達は茫然としていました。
彼女たちは先生(高校/小学校)なので、おそらく私の幼稚な質問に呆れていたのでしょう・・。
ここからの行程は下記へ。
2017.7.15(土)
長者原=山里の湯=大分夢大吊橋ー白蛇参拝所ー大吊橋=JR由布院駅(恵ちゃんMのレンタカーを乗り捨て返却)=道の駅ゆふいん=H先輩の親戚の方の別荘 宿泊
☆夢の大吊橋を後に、恵ちゃんMのレンタカーを返却してから先輩方との待ち合わせ場所である、道の駅ゆふいんへ。
ここで皆さんと合流し、由布院の静かな山間部にある、H先輩の親戚の方の別荘にて楽しく旧交を温めました。
坊ガツルを発つ朝になりました。
昨夕はテントの数も増え、さすが連休前の金曜でした。
夜露に濡れたテントを乾かしている間、山々の見納めをしました。
***************
☆撤収時、荷物を並べて今後の孝策をしたり・・・
①テント本体
②シュラフ(寝袋)
③テントマット
④テントフライシート
⑤雨具(上)
⑥雨具(下)
⑦衣類、洗面具他
⑧水とう
⑨エマージェンシー装備
⑩救急用品
⑪コッフェル
⑫食料、ゴミ
⑬テントフレーム
⑭バーナー
⑮ガスカートリッジ
**************************
さようなら、清流
分岐
坊ガツルを振り返る
雨ヶ池の木道脇にイブキトラノオ
長者原(くじゅう登山口)に到着
山を案内していたガイド犬、平治号の銅像
(次回は△平治岳(ひいじだけ)にも登りたいです。)
〔くじゅうの植物〕*入山日から下山日までに撮った植物です。*
ノハナショウブ
キスゲ
オカトラノオ
オトギリソウ
ヒメユリ
クサレダマ
ハンカイソウ
チダケサシ
ヤマアジサイ
ウツボグサ
ヒョウモンチョウ
ノアザミ
シモツケソウ
2017.7.15
坊ガツルから長者原(くじゅう登山口)へ
地図:昭文社 山と高原地図 『阿蘇・九重』
行程:坊ガツルー雨ヶ池ルートー長者原(くじゅう登山口)ー長者原ビジターセンターー長者原温泉にて入浴
ー同輩の恵ちゃん(A)のお迎えを待つ・・・・
☆学生時代の山のクラブ(ワンゲル)の集まりが大分で催されました。
半年前から先輩方が計画を立てて下さり、『由布院7/15夕方集合』。
私は大分へ前乗りし、単独で思い出の山へ登ることにしました。
前週は大分豪雨災害があり、一時期は断念も考えましたが、
天気も好転し、無事、懐かしい山域を訪れることが出来ました。
素晴らしかった九重の山々、また必ず訪れたいと思います。
ノリウツギ (坊ガツル)
山行はここまで・・・
大分旅行の本旨はこれからです。(後日投稿)
(今般③は、長編になることを予め申します。)
坊ガツルで迎えた朝は快晴。絶好の登山日和でした。
今日、登る予定の山々を見渡しながら歩き始めました。
法華院温泉の裏に取り付き(登山口)があります。
少し登ると坊ガツルに張ってあるマイテントが点の様に見えました。
抱負として、今日は△大船山(右端のとんがり部分)にも登りたい所存でした。
黒い石や岩、土の色が火山を物語る山容。
久住(くじゅう)分れ (後方の山は△三俣山)
△星生山(ほっしょうざん)方面
久住高原を見下ろす
(川端康成が訪れた折、賛美した景色だそうです。)
まずは△久住山へ向かいます。
△久住山 1786.5m
△一等三角点
点名:久住山
標高:1786.50m
稲星山(いなほしやま) 1774m
東千里浜を経て・・・
△中岳 1771m (九州本土最高峰)
△天狗ヶ城 1780m
図根三角点
御池
山上の池に“火山”を感じました。
再び北千里ヶ浜を下り・・
すがもり越避難小屋(※立ち入り禁止)
(かつては営業をしていた山小屋ですが、平成7年10月に△硫黄山が
257年ぶりに噴火し、以降無人の避難小屋になったそうです。
今は崩壊の危険性があるせいか、立ち入り禁止のテープが貼られていました。)
小屋前より、△三俣山へ・・・
△三俣山 西峰 1678m
△三俣山 本峰 1744.7m
△三等三角点
点名:三俣山(みまたやま)
標高:1744.29m
一路、再び法華院温泉へ下ります。
数座登頂した満足感から、温泉&Beerと、いきたい所でしたが
ぐっと我慢し、代わりに“山小屋だんご”(手造りの名物)で
カロリーを得て、再び坊ガツル。坊ガツル野営地を通り、大船山登山口へ。
ここから稜線へは鬱蒼とした景色だったので写真は撮りませんでした。
稜線に上がると、△大船山のとんがりが見えました。
先ほど登った△三俣山が対峙
△大船山(たいせんざん)1786.2m
山頂標柱の近くにあるはずの三角点標石が見当たらず・・・
呼ばれた気がして後方を見ると・・・
岩にはまっていました。
△三等三角点
点名:大船山
標高:1786.31m
△大船山の頂上から、先ほど登った九重山群の山々を眺望し、唸りました。
いつまでも眺めていものの、また往路を戻りました。中ほどのピークは
△北大船山と思われます。
坊ガツル到着。
充足感とお風呂セットを携え、今夕も法華院温泉へ汗を流しに。
満天の星空の下、今夜も坊ガツルで眠りました。
2017.7.14(金)
△九重山域縦走
行程:
メンバー:単独
地図:昭文社 山と高原地図『阿蘇・九重』
☆好天の一日、九重の山々を登り渡りました。
九州の岳人が季節を通して通う九重。
足繁く訪れる気持ちがとてもよく解りました。
長者原(ちょうじゃばる)から、タデ原(たでばる)湿原の木道を散策しながら横断し、
くじゅう登山口へ。 (タデ原湿原;ラムサール条約湿地)
人が靴の裏で運ぶ種子と鳥が運ぶ種子とでは
どちらが多いのか、思わず考えました。
何だか水中の様!
雨ヶ池
池の水が多い時は木道が水没する様です。
雨ヶ池越(あまがいけごし)から坊ガツルと△大船山(たいせんざん)を望む。
(坊ガツル;ラムサール条約湿地)
登山道の一部で石畳がありました。少しの距離でしたが、四角く切った石が敷き詰められてあり、
何故一部だけ? ここまで切った石を運んだのか? 謎でした。
とうとう坊ガツルへやって来ました。
坊ガツルを流れる清流
学生時代の夏合宿で縦走した折、山中の水場が枯渇しており、数人が脱水症状になりました。
同輩のある男子は坊ガツルに着くや、この川で無我夢中に水を飲み・・大量に飲み、挙句に(水を)嘔吐した・・・という
懐かしい話を思い出しました。
この流れは、玖珠(くす)川源流だったのですね。
今も水は冷たく、どこまでも透明で・・美味しかったです。
坊ガツルの避難小屋
懐かしさのあまり、坊ガツルをうろうろと歩きました。
内部はとてもきれいでした。
ただしこの小屋は休憩のみで宿泊は禁止とのこと。
△三俣山(みまたやま)をバックにマイテント
今日の坊ガツルはがらんと空いており、良い場所に張れました。(他、一張り)
今日のお昼はどれにしようか・・と並べたものの、温かいものを食べる気になれず・・
やっぱり法華院温泉へ。(キャンプ場から歩いて10分弱)
おんせん県でまず最初の入湯です。
2017.7.13(木)
坊ガツル
行程:長者原(ちょうじゃばる)/くじゅう登山口ータデ原(たでばる)湿原ー雨ヶ池越ー坊ガツル
地図:昭文社 山と高原地図 『阿蘇・九重』
メンバー:単独
☆夜は満天の星の下、坊ガツルの懐に熟睡しました。
ラムサール条約に乾杯!
(於 法華院温泉)
大分県を旅行しました。
神戸港から乗船し、大分へ向けて出発。
さんふらわあ号に乗るのは初めてです。一人旅なので不安と高揚で柄に無くどきどき。
船室は"ツーリスト(レディースルーム)” いわゆる二等客室ですが、女性専用です。
さんふらわあには各客室タイプに「レディースルーム」が設けてありました。
20人用の部屋でしたがこの日は6人くらいで使用。のびのびでした。
19:00出航。
海上から、神戸の夜景と六甲山脈のシルエットを眺めました。
左手にBeer、右手に焼き鳥・・・
家族の皆には、申し訳無さ。
瀬戸大橋をくぐりました。
☆☆☆夜中に星を見ようと思いましたが、熟睡。☆☆☆
デッキから夜明け。
・・もうすぐ九州に着岸。大分は晴れの予報です。
下船。 至極、快適な船旅でした。
大分港からバスでJR大分駅へ。
JR大分駅から久大本線に乗り、由布院駅へ。
車窓からの風景に、“夏の九州”を目いっぱい感じました。
JR由布院着。
駅前バスセンターから、“九州横断バス”に乗り、一路・・・
飯田高原 長者原(ちょうじゃばる)到着。
約27年振り?の長者原は、昔の雰囲気も残しつつ、とても近代的な場所になっていました。
水を入れて、山支度を整えて・・
山へ!
〈続く〉
今般、山行の往路で加古川線に“通し”(谷川ー加古川;西脇市駅乗り換え)で乗りました。
(まず、JR福知山線)
車窓から川代渓谷(篠山川)
☆いつも車で走る県道77号線や渓谷を、今日は電車から展望。
あのトンネルは何という名前なのでしょうか。
(谷川駅でJR加古川線へ)
谷川駅で向かいのホームに待っていた加古川線に乗り換え。
運転室の上に料金表があります。谷川駅から加古川駅まで、21駅。
前回の乗車(初めて)は、△イタリ山へ行った折の船町口駅までの往復でした。
船町口駅近辺から、△イタリ山ー△石金山の山魂が眺望出来ました。
各々の駅毎、良い雰囲気なので、下車して散策したい気持ちでした。
ただ、最近気になっている場所としては西脇市です。
(西脇市で車両乗り換え)
谷川から加古川までの直通便は、
加古川発、一便のみ、の様。
☆復路も加古川線に乗りたかったのですが、所要時間の関係上、
不本意ながら、尼崎周りで帰りました。
またこれからも機会を作り、加古川線に乗る所存です。
加古川市にある平荘湖の周囲の山々を縦走しました。
加古川市ウェルネスパーク内の図書館
☆本日起点、終点であるウェルネスパークから時計回りで周回へ出発。
△黒岩山 132.6m
△四等三角点
点名:『天下原』(あまがはら)
標高:132.50m
ウェルネスから少し登っただけで、下方に展望が広がりました。
平荘湖は想像以上にゆったり大きいです。
△黒岩山を下りて、△飯盛山へ向かう途中、地形図にもうっすらと載っている
湖上の道を確認しました。水位が低い時は、前方の島まで歩いて渡れるそうです。
(赤線に沿った、島の様な部分)
△相ノ山への登りは、スラブを登ります。高度感があって面白いです!
変電所が近いせいでしょうか、湖周の山には送電鉄塔が何基もあり、ルートの目印にもなりました。
△相ノ山
分岐の道標
△飯盛山 215m
飯盛山からの尾根を下り、太陽光発電の横を通り、しばらく山を離れて湖周道を進みます。
弁財天神社近くの公衆トイレを右へ通り過ぎ、少し行くと△升田山の取り付きがあり、
そこから登り出します。途中の露岩にはボルトやハーケンが打ってありましたが、ゲレンデ?
でしょうか。
△升田山 105.1m
△三等三角点
点名:『上ノ山』(うえのやま)
標高:105.10m
途中、少し藪っていました。
△升田山からの眺望
手前の橋は水管橋、右奥は往路に渡った、新加古川大橋
△升田山から下りるまでの山中には古墳群がありました。
古墳の説明版が要所にありますが・・・
展望が無く何しろ暑いので、立ち止まらず・・ひたすら低木の中を急ぎました。
△升田山登山口
古墳エリアを抜けて下山。最後のピーク、△鍋山に向かいます。
今日最後の眺望
△飯盛山の下方でしょうか、人が岩場に取り付いている様子。
△鍋山
特に山頂標も何も無いピークでした。
ここを下りてウェルネスパークに到着。
2017.7.3(月)
△平荘湖周回 (△黒岩山ー△相ノ山ー△飯盛山ー△升田山ー△鍋山)
行程:JR新三田=(福知山線)=JR谷川=(加古川線)=JR西脇市=JR加古川
-(駅リンくんレンタサイクル)-ウェルネスパークP-
△黒岩山ー△相ノ山ー△飯盛山ー△升田山ー△鍋山ーウェルネスパークP
-JR加古川=JR尼崎=(宝塚線)=JR新三田
1/25,000地形図:『加古川』
メンバー:C夫人・私
☆念願の加古川線に載って、初めて加古川市へやって来ました。
以前から気になっていた、平荘湖周回を、加古川在住の友人に
案内していただきました。
平荘湖は、予想していたよりはるかに大きくて驚きました。
眺望の良い周回ルートは低山ながら歩き応えがあり、とても満足感を得ました。
ぜひ、また秋に訪れたいと思います。
駅に向かう帰途、新加古川大橋の上から。
[植物]
コマツナギ(マメ科)
ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)
ハナウド(セリ科)
スノーシューが修理から戻りました。
今冬は頻繁に使ったせいか、破損が数か所と
経年劣化の心配な箇所もありました。
しっかり直って、これで来季も安心です。
(意外に修理代がかからなかったのも嬉しいです。)
修理内容:左右の白いベルト交換、右の【SLS】部のベルト交換、右の一か所ビス取れ直し