野へ山へ

2004年~

△赤谷山

2020年09月04日 | 山行記

△赤谷山(兵庫県宍粟市)に登りました。(宍粟50名山 ガイドクラブ8月例会)

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.8.23(日)
 △赤谷山
行程:国見の森公園=R29=ばんしゅう戸倉スキー場P(車デポ)=旧トンネル駐車地P-登山口ー△赤谷山ーばんしゅう戸倉スキー場P=旧トンネル駐車地=国見の森公園
1/25000地形図:『戸倉峠』
宍粟50名山ルートマップ『5赤谷山』
メンバー:宍粟50名山ガイドクラブ


旧戸倉トンネル


赤谷山登山口(旧トンネル側)


仙人門


ブナの尾根は涼しい風が吹き渡り、快適な登山でした。


△赤谷山 1216m


△赤谷山 1216.4m
△二等三角点
点名:落折(おちおり)
標高:1216.57m


熊がかじった跡が付いた道標


スキー場へ下りる尾根も立派なブナが林立しています。


夏のスキー場ゲレンデは鬱蒼としていますが、そろそろススキの穂も
揺れ出して秋を感じます。


赤谷山登山口 (戸倉スキー場側)

☆街は残暑で暑いものの、波賀の山は気温が低く、涼しい風が吹いていました。
先シーズンは暖冬でスキー場も寂しく、雪山登山もままなりませんでしたが、
今冬こそたっぷりの積雪がある様に、と願っています。

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△奥大日岳

2020年09月04日 | 山行記

△雷鳥沢キャンプ場から奥大日岳を往復しました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2020.8.20(木)
 △奥大日岳 往復


4時起きで食当、朝食は、畑のカレー(アマノフーズ)、チーズ、パン、他。


夏季は夜明けが早くすぐに明るくなります。沢を渉って・・


振り返ってテント場を眺望。


大日へは木道が付いていました。周辺は高山植物の宝庫なので保護の為でしょう・・


分岐を通過


振り返ると東側に剱が見え始めていました。


南側にはテント場(雷鳥沢)が既に小さく、三山が次々と見え始めました。


室堂平から弥陀ヶ原へ続く高原台地、霧がかかる谷間のパノラマ


標高が上がるにつれ剱の身体がどんどん見え始めます。


剱、立山三山のパノラマに万歳~!をしたくなります。


前を向くと奥大日へのなだらかな尾根が続き、この周辺は斜面一帯がお花畑でした。
何度も足を止めながら、楽しく歩を進めます。


振り返ると一昨年に登った笠ヶ岳が!


ダイナミックな地形が目の当りに広がります。


さらに高度が上がると、槍も姿を見せ、素晴らしい眺望に感動が続きます。


池塘に映る空の青


頂上間近に刈り払われた跡が・・・と思ったら刈り払い機が2台、置かれて
いました。こんな高くまでどなたが運んだのでしょうか・・、そして


△奥大日岳 初めての登頂!
△三等三角点
点名:『奥大日』
標高:2606.13m
☆好天の下、最高の登山となりました。


北側には△大日岳と大日小屋が鞍部にちょこんと見えました。
いつか小屋を目指してさらに進みたいです。


頂上からの眺望は、目前の剱、毛勝山、後立、白馬方面までどこまでも広がっています。
飛んで行きたくなるような、壮大な気分の幸せの頂上でした。
ゆっくりと頂上時間を過ごし、往路を戻ります。


すっかり陽が昇った雷鳥沢、キャンプ場もよく見えます。
着いたらすぐに撤収です・・


お天気の下に撤収出来るというのは、ラッキーなことです。
朝露もよく乾かせました。


沢で冷やしておいた“星の空”を飲んで立山時間を惜しみます・・・


さようなら、雷鳥沢キャンプ場!


地味にバテる階段を登り、室堂へ。


りんどう池


血の池


地獄谷 ボコボコとガスの出ている水色の池


今日は天狗平を経て弥陀ヶ原まで遊歩道と旧道を歩くことにしました。


石の道を歩きました。ところが、この石道は意外に足に堪えたので・・
天狗平からは、


旧道を進むことにしました。(「クマに気を付けてね」がちょっと
気になったものの・・)


やはり、普通の山道の方がずっと歩きやすいと感じました。
ただ、このルートは獣臭がプ~ンとしました。看板の通りです。


ここのルートは歩く人が少ないのでしょうか、誰にも会いませんでした。


刈り払った跡がありましたが、刈り払わなければ濃密な笹藪に還ると思われました。


弥陀ヶ原に到着。


ここからバスに乗り美女平へ、美女平からケーブルカーに乗り立山駅へ。


立山駅からは地鉄の特急宇奈月温泉行に乗りました。


窓の下にある、小さな棚が良い感じ。


寺田駅で普通・富山行きに乗り換え。瓦葺の駅舎が良い趣でした。


日本海みそのCMは昔、関東でも流れており、今でもフルコーラスで歌えます。
「雪のしんしん降る朝は・・剱、立山、黒部は寒ぅくぅ~♪」というフレーズと、
お味噌汁を飲む女の子が印象的でした。雪ちゃんのお味噌もよく使っています。


富山行がやって来ました。

:富山
駅の中にあったヤマトからかさばるザックを自宅へ送り、身軽になって
取りあえずお風呂(銭湯)へ向かいまます。
(富山駅から一番近い銭湯を調べ済みです。)


ノスタルジックな色合いの路面電車にまたまた見とれます・・
目指す銭湯へは歩いて行きました。


ふと、見かけた理髪店のウインドウに懐かしい“子供用散髪椅子”!
私が幼少の頃、近所の床屋さんでこれに乗って切ってもらっていました。
まさかこんな場所で見るなんて。当然、アンティークの様でした。


銭湯 「たからゆ」 到着。


下駄箱
☆今回はみくりが池温泉に寄らない行程だったので、
待望の銭湯で、ベトベトの臭い身体もリフレッシュ出来、
ほっとしました。


サンダーバードに乗車、“北陸BEER”でフィニッシュ!


(20日に写した植物他)

ミヤマダイコンソウ(バラ科)


ハクサンフウロ(フウロソウ科)

 
カライトソウ(バラ科)


ヤチトリカブト(キンポウゲ科)


チングルマ(バラ科)


ミヤマリンドウ(リンドウ科)


ヤマハハコ(キク科)


クルマユリ(ユリ科)


ダイモンジソウ(ユキノシタ科)


イワイチョウ(ミツガシワ科)


シロバナタテヤマリンドウ(リンドウ科)


オヤマリンドウ(リンドウ科)とネバリノギラン(キンコウ科/ユリ科)?

 
カライトソウ(バラ科)とネバリノギラン(キンコウ科/ユリ科)?


キヌガサソウ(ユリ科)


シモツケソウ(バラ科)


タテヤマアザミ(キク科)とオオバギボウシ(キジカクシ科/ユリ科)


ミヤマシシウド(セリ科)


昨年に購入した、白山花ガイド(右)に続き、
今回、白山*立山花ガイドを購入しました。
登山の折に携行したり、山で写した植物を調べるのにも
大変勉強になる図鑑です。山域に特化したミニ図鑑はとてもありがたいです。
ともに(株)橋本確文堂 出版

☆立山、奥大日山行は晴天に恵まれ、充実の二日間でした。

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