野へ山へ

2004年~

中山(兵庫県)

2024年05月25日 | 山行記

宝塚市の中山に登りました。

GPS軌跡


2024.5.11(土)
中山
行程:JR新三田駅=JR宝塚駅/阪急宝塚駅=阪急山本駅ー最明寺滝ー満願寺西山ー中山ー清荒神ー阪急清荒神駅=阪急宝塚駅=JR新三田駅
地図:昭文社 山と高原地図『北摂・京都西山』
メンバー:山友さん5名+自分


阪急山本駅で集合、まずは最明寺滝を目差します。


異国情緒の山門をくぐり・・・


最明寺滝へ寄りました。


岩の間に祀られている祠へ参拝


ツクバネウツギ/衝羽根空木(スイカズラ科)


鞍部から寄り道の三角点。送電鉄塔の下です。
四等三角点
点名:『平井』(ひらい)
標高:231.76m


ロックガーデンへ。
去年の元旦、息子夫婦と初日の出を拝みに来た以来です。


相変わらずこの岩場からの眺望は素晴らしい!
先ほどの三角点山を見下ろし、伊丹空港の滑走路も一望です。




緑眩しい尾根歩き


四等三角点
点名:『最明寺』(さいみょうじ)
標高:361.56m
にも寄りました。


展望地にて西方角。




休憩した場所に基準点もありました。


この展望地の下を長尾山トンネルが通っています。
東方向の展望が良く、下方のゴルフ場は"宝塚けやきヒル"でしょうか・・


フェンスに沿って中山最高峰を目差します。


モチツツジ/餅躑躅(ツツジ科)が盛り


中山478m登頂


三等三角点
点名:『中山』(なかやま)
標高:478.03m
お昼休憩を取っていると、たくさんのパーティーが到着されて、
頂上は大賑わいでした。
私達もゆっくり休み、中山奥の院方向へ下山しました。


カマツカ/鎌柄(バラ科)


中山寺奥の院


ベニバナニシキウツギ/紅花錦空木(スイカズラ科)
園芸種?でしょうか。初めて見たウツギでした。


沢部分も通り・・


ザラ地からは宝塚駅周辺が近く見えました。


清荒神の境内にて ハコネウツギ/箱根空木(スイカズラ科)
下山後は参道のお店にて、キンキンに冷えた生ビールで乾杯!

☆晴天の下、賑やかに中山山系を歩きました。
そろそろ暑い気候、下山後に求める冷えたビールは
何よりのGOALですね!!

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最近飲んだビール

2024年05月23日 | ビールの棚


SAPPORO 風味爽快ニシテ 新潟限定ビイル
佐渡島の帰り、お土産に買いました。
新潟限定ということで、原材料に米が入っているのでは?
と思いきや麦芽100%です。
佐渡島を思い出しながら飲んでいたら、
また早く行きたくなってしまいました。

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京都一周トレイル2

2024年05月23日 | 山行記

7か月ぶり(!)に、二回目の京都一周トレイルを歩きました。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)

2024.5.9(木)
京都一周トレイル2(東山編)伏見稲荷ー粟田神社
行程:京阪伏見稲荷駅ー(京都一周トレイル)ー粟田神社
メンバー:エコ・自分


京阪伏見駅前でエコと待ち合わせ。
この鳥居から出発しました。
季節柄、修学旅行の学生さんや外国の旅行者がたが多く、
さすが京都、という感じでした。
(エコは小学一年生🎒以来の幼なじみ/親友/山友/悪友です。
2年前、東京から京都へ引っ越して来ました。)






伏見稲荷を歩いていると、猫を多く見かけました。
京都は猫に優しい街なのですね。
こうして猫に夢中になっていると、
「早くっ!!」とエコから檄が飛びます。


玉垣の寄付名に「エビスビール」の刻印を見つけました。


伏見稲荷を過ぎて・・


展望地では休憩を取りながら。


新しいトレイルのポイント標柱


トレイルの初代の標柱。
ここでも標柱の新旧交代の過渡期なのですね。


ツタバウンラン/蔦葉海蘭(オオバコ科)


古くて大きな石柱の道標も多く見かけます。


街へ下りて道路を横断したりまた山へ入ったり・・・


清水山 242.5m登頂


三等三角点
点名:『清水山』(きよみずやま)
標高:242.21m
☆清水寺の背山はやはり清水山という山があり、
三角点の点名も「清水山」というのだな、と得心しました。


東山山頂公園からすぐ近くの展望台にてお昼休憩。
遥かに対峙するのは、北山、西山でしょうか・・・一周トレイルなので、
いつかはあの山並みも歩く日が来るのでしょう・・


粟田神社の鳥居から下山して、今回はここまで。
ぶらぶらと三条の方へ歩き、ちょっとお茶でも・・・と
民家をリノベーションしたカフェへ入りました。


松濤カフェ
(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町2-35)


つい、美味しそうなスィーツを頼んだところ、
それぞれが存外に大きくてびっくり。
もちろん美味しかったのですが、左党の我々には、
量が多過ぎました・・・一品を分けるくらいで丁度でした
カフェでひと息入れた後、
エコは先に三条の自宅へ戻り・・


私は東山の銭湯、新シ湯(あたらしゆ)へ。
早い時間から営業されていました。


関西の銭湯ではよく見かける、斜め差しの下足入れの鍵。
お風呂でゆっくり温まると、歩き疲れた足が癒されました。
京都市内は銭湯がまだ多く健在で、嬉しくなります。
これからも京トレ後は、必ずどこかの銭湯へ行こうと思います。
さっぱりした後は、三条のエコ宅へ。


エコの愛娘、柴犬のななちゃん♀
しばしななちゃんと遊んだ後は、
散歩がてら、鴨川へ夕食へ出かけました。
(エコの健脚&早足は、朝夕の犬散歩により培われていることを
悟りました。)


鴨川沿いのお店には提灯が燈り、ずらっと川床が設けられていました。


飛び石を渡って駅へ向かいます。


次の京都一周トレイル3回目を約束し、帰途へ。

前回の記事(京都一周トレイル1

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佐渡島④

2024年05月23日 | 山行記

復路は再び、金北山からドンデンロッジを目差しました。


再び残雪の尾根を下ります。


分岐からは夏道を選んでみました。


池にかかる木の枝に、デロンとしたものが垂れ下がっていました。
カエルの卵でしょうか??くず湯の様な、ゼラチン状の様な。
池の周囲では、グリッッグリッッっという
聞き慣れないカエル声が大合唱。


鏡池の傍を通り過ぎました。ここでもカエルの声が響いていました。
山上の自然を感じ、いいなぁ・・・と。


半身浴の石像達は役行者達




遥かにロッジも見えて来ましたが、まだまだ遠い・・


抜群の眺望が、気分を明るくしてくれます。


高砂の峯から金北山を振り返る


復路も名残惜しさで・・撮ってしまいます。


カタクリの群生もしっかりと見納めたい・・と。


シラネアオイも最後まで見ておきたいと・・


アオモミジはこれから葉が広がる様子。


振り返り、どんどん遠ざかる金北山


オオカメの白い花、午後も青空に映えていました。


シラネアオイの花の色は場所によって違いがありました。
稜線近くでは、濃いピンク色。


サンカヨウ/山荷葉(メギ科)が群生している谷部では・・


清楚な花が盛りを迎えていました。


こんなにたくさんのサンカヨウにも会えて嬉しかったです。


ヒトリシズカも活き活きと


キクザキイチゲも見納めておこう・・


エゾエンゴサクも


オオミスミソウ


無事、ロッジに到着。


夕陽の両津湾も見納めました。
テラスではバーベキューをする方々のいい匂い・・

5月6日(月・祝)


朝食後、ドンデンロッジを出発、両津港目差して車で下山しました。


フェリーのお腹へ乗船します。


最終日はあいにくの曇天でしたが、船のデッキからは大佐渡山地を名残惜しく一望、「さよなら佐渡島」。

☆あっという間の滞在でしたが、今回も大佐渡山地の豊かな自然に出会い、
実に幸せな佐渡島時間を過ごしました。またぜひ、訪れたいです。


*******************************
(大変参考にさせていただいた書籍・地図)


『佐渡の花』携帯版
写真:村川博實
解説:伊藤邦男
出版:山歩ガイドクラブ
☆大佐渡山地の植生を余すことなく掲載されている、
素晴らしい図鑑です。明瞭な美しい写真、
解説の文章も大変詳しく、勉強になります。
佐渡の自然を知る為のバイブルとして愛読しています。


トレッキングマップ
佐渡市、佐渡トレッキング協議会に
より作成された地図は、初めて佐渡を訪れるの登山者にも
頼りになる地図であり、コース案内、花、鳥類についても
親切な掲載があります。

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佐渡島③

2024年05月22日 | 山行記

ドンデンロッジから金北山を往復縦走しました。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)

2024.5.5(日)🎏
ドンデンロッジー金北山 往復縦走


ドンデンロッジで迎えた朝、窓からは晴れ渡る空と光る海が見渡せました。


今日は金北山を目差します。(ロッジ前のテラスから)


道路沿いのオオバクロモジ/大葉黒文字(クスノキ科)に花が咲いていました。
佐渡のクロモジは葉が12cm以上とのこと。
本州のクロモジよりも葉が大ぶりな様です。


金北山 登山口


昨日も通った残雪の場所


エゾエンゴサク/蝦夷延胡索(ケシ科)


アオネバ十字路


ここからのルートにもシラネアオイが続いています。


シラネアオイつぼみ


オオタチツボスミレ


チゴユリ・・・稚児と言うより大人みたいに大きいです。


キクザキイチゲ


爽やかな新緑の登山道




カタクリも続きます。


キクザキイチゲの群落


マトネまでの急斜面、青空に励まされながら登ります。


マトネ 937.5m


三等三角点
点名:『孫次郎』(まごじろう)
標高:937.53m


眺望の良いマトネピークから、外海府方面を見渡します。


目差す金北山


マトネから少し進んだ場所の展望地から


燭台禿というポイント


金北山はまだまだ遼遠・・
まだいくつものピークを越えて行きます。


マトネ方面を振り返る


ショウジョウバカマ/猩々袴(ユリ科)が見え出しました。


紫色のキクザキイチゲ




ザラ地の尾根は眺望が抜群


四等三角点
点名:『山伏山』(やまぶしやま)
標高:934.75m
尾根上にある標石は眺めの良い場所に埋標され、良い感じでした。


オオミスミソウ/大三角草(キンポウゲ科)






白のオオミスミソウ


アップダウンを繰り返し、少しづつ、金北山が近付いてきた感じです。


薄い色のオオイワカガミ


真砂の峯


ここにも古い境界杭


薄いピンクのオオミスミソウ



 
キタコブシ/北辛夷(モクレン科)
薄い紅色が差した花びらの、これは「キタコブシ」で合っていますか。


登山道の傍らには、キクザキイチゲ、カタクリ、オオイワカガミ、
などが賑やか。


ヤナギの仲間


ニシキゴロモ/錦衣(シソ科)


ヤマザクラ/山桜(バラ科)が満開を迎えていました。


カタクリロード


斜面にショウジョウバカマの群落


「北海村」と刻印のある境界杭


ヒメイチゲ/姫一華(キンポウゲ科)
去年も写し、花名が解らなかったお花。
おそらくヒメイチゲに間違いないと思うのですが‥。


金北山への登りはあと一回。


張り出した薮と残雪で、唯一歩き難かった場所です。


あやめ池


ロープの設置された急登


ロープを登り切った所から後方を見下ろしました。


あとはこの雪の痩せ尾根を登るだけ。


一直線に頂上へ。


真野湾や妙見山が見え出しました。


頂上の廃施設が目前。


妙見山山頂のレーダー設備がはっきりと。


金北山 1172m登頂!


お社に登頂の参拝をしました。


三角点はお社の後ろ、この穴の中に格納されています。


二等三角点
点名:『金北山』(きんぽくさん)
標高:1172.08m


頂上からのパノラマ(クリックで拡大されます。)
☆頂上で数人の登山者と挨拶を交わし、ゆっくりとお昼休憩。
一年ぶりのダイナミックな眺望を堪能し、今年は再び
ドンデンへUターン。気合入れて往路を戻ります。

続く・・・

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最近飲んだビール

2024年05月21日 | ビールの棚

箕面のクラフトビールを飲みました。

  
箕面ビール PILSNER (箕面ブリュワリー)
麦芽の味が香ばしく、とても美味しかったです。
王冠にお猿さんが載っています。

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佐渡島②ー2

2024年05月21日 | 山行記

(アオネバ登山口ーアオネバ十字路ードンデン池ー尻立山ードンデンロッジ)
アオネバ登山口を出発し、溢れんばかりの開花に魅了されながら進みました。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


アオネバ渓谷に沿って登山道が続いています。


ヒトリシズカ/一人静(センリョウ科)


シャガ/射干(アヤメ科)


オオアマドコロ/大甘老(ユリ科)


イラクサ/刺草(イラクサ科)


ミヤマキケマン/黄花鮮烈(ケシ科)


オオタチツボスミレ/立坪菫(スミレ科)


セントウソウ/仙洞草(セリ科)


チゴユリ/稚児百合(ユリ科)
大佐渡山地のチゴユリは本州の山地のものより、かなり大きいです。


シラネアオイ/白根葵(シラネアオイ科)に今年も会えました!


大きな花です。


「こちらも写して!」とニリンソウ達


オオイワカガミの群落


エチゴキジムシロ/越後黄地筵(バラ科)がピカッと光っていました。


登山道沿いにどんどん増えて来た・・


ヤグルマソウ/矢車草(ユキノシタ科)の葉


ジュウニヒトエ/十二単(シソ科)


道沿いにも林床にも、縦横無尽に咲いているシラネアオイは
本当に見事でした。




オオカメノキ/大亀の木・ムシカリ/虫狩(レンプクソウ科)






カタクリ/片栗(ユリ科)も登場し出しました。


山じゅうに咲き乱れるシラネアオイ


キクザキイチゲ/菊咲一華(キンポウゲ科)


ニリンソウの群落


エゾエンゴサク/蝦夷延胡索(ケシ科)


ユキザサ/雪笹(ユリ科)
本州のユキザサ(ヤマトユキザサ)とは種が違う様です。


エンレイソウもずっと続きます・・


カタクリは小ぶりなユリくらい、大きい。


フッキソウ/富貴草(ツゲ科)


ザゼンソウ/座禅草(サトイモ科)


アオネバ十字路に到着。


懐かしい看板。今日は残雪期ルートを直進します。


この辺りから、キクザキイチゲが多く見られました。


車道(佐渡縦貫線:冬季閉鎖中)に出た場所には、去年同様、残雪がありました。


右へ行くとドンデンロッジへ、左はドンデン池の方へ。
今回は初めてドンデン池へ行ってみたくて、左へ。


車道を離れ、更に山道へ。


山道にもまだ雪が。気温は高く、暑いくらいなのに、
雪が解けていないのが不思議でした。


再びカタクリの群落に出合います。


オオミスミソウ/大三角草・ユキワリソウ/雪割草(キンポウゲ科)
"葉の形は、三角形に近いが、それぞれの角が鋭く尖ることから、
3つの角(かど)と書いて「三角草(みすみそう)」"
『野草の名前』春編 より
☆薄桃色のユキワリソウ、名前の通り、最近まで雪の残っていた場所に
咲いていました。


大ぶりなキクザキイチゲも太陽に向かって元気に咲いていました。


アラゲヒョウタボク/荒毛瓢箪木(スイカズラ科)


ミヤマカタバミ/深山傍食(カタバミ科)


エチゴキジムシロも。


ドンデン池から水の流れる水路に沿って
たくさんのミズバショウ/水芭蕉(サトイモ科)が盛りを迎えていました。


林床には一面のカタクリ


ドンデン避難小屋
中を覗くと、とてもきれいに管理された避難小屋でした。
売店の様なスペースもありましたが、夏季は有人小屋になるのでしょうか・・


雪畑山の方角でしょうか・・・大佐渡山地の山並みはまだまだ続いています。


アマナ/甘菜(ユリ科)
"まだ芽吹いていない枯れ草の間にいち早く開くアマナ・・・
学名はアマナ(甘菜)・エデュリス(食べられる)は食べられるの意味。"
図鑑『佐渡の花』より。
☆葉も地下の白いまるい鱗茎も食べられるとのこと。


ドンデン池
澄んだ水を湛えたドンデン池。周囲にはまだ雪が被さっており、
水際までは近付けませんでした。


椿越峠から両津湾を望む


尻立山 740m登頂
一年ぶりにまたやって来ました。
ここからの360度の眺望もまた素晴らしいです。


避難小屋、ドンデン池を眺望。


両津湾、加茂湖、三角点のある鉄塔ピークを望む
しばし休憩をして、三角点ピークへ。


平地ではもう終わっているタムシバも、ここでは咲き始めたばかり。


三等三角点
点名:三ノ平(さんのだいら)
標高:934.28m

 
三角点の付近には、去年も見た、古い標石がありました。
「御料局」と刻印された明治時代の標石は、古い三角点ではなく、
国有林と民有林の境界杭とのこと。


登山口へ無事、下山。


今日から二晩宿泊するドンデンロッジへチェックイン。
山の上の立地なので眺望は良く、お食事もとても美味しいです。


無雪期(4月下旬~11月上旬)の営業です。

続く・・

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佐渡島②ー1

2024年05月18日 | 山行記

5月4日(土)

二ツ亀で日の出を迎えました。


両津港から二ツ亀への道沿いでも、
多くの群落が見られた、オドリコソウ/踊子草(シソ科)は
キャンプ場でもいたる所で植生していました。
その他、花期を迎えている山野草も多く・・


クルマバソウ/車葉草(アカネ科)


ホウチャクソウ/宝鐸草(ユリ科)


イチリンソウ/一輪草(キンポウゲ科)


ヒョウタンボク/瓢箪木(スイカズラ科)


菊の仲間と思われますが、名前が解りません。


二ツ亀へ渡ってみることにしました。
夏は人気の海水浴場とのこと、とても澄んだきれいな海でした。


ハマニガナ/浜苦菜(キク科)


浜には海外からの漂着物が色々と見られました。
これは衣夫山泉という、中国の飲料水のペットボトルの様です。


ハマエンドウ/浜豌豆(マメ科)


ハマハタザオ/浜旗竿(アブラナ科)


ハマツメクサ/浜爪草(ナデシコ科)


二ツ亀からテントサイトを眺望
そろそろキャンプ場に戻る時間。名残惜しかったですが、二ツ亀岩を下りました。


長男(第一子)が生まれた当時に購入した、30年ものです。
長期間、物置の中に収納したままでした。
劣化していたポールの樹脂ジョイントのみ交換し、
その他は支障無く設営出来ました。


織ネーム、今はもう使われていないロゴです。


この熊マークは今もムーンライトシリーズに転写されて
いますが、丸ロゴは今の字体に替わっているかも。


テントを撤収し、車へ積み込み、海沿いの遊歩道(佐渡ジオパーク)
を歩いて大野亀へ向かいます。


GPS軌跡(クリックで拡大されます。)




海岸沿いでも山野草の花をたくさん見ました。
オオアマドコロ/大甘野老(ユリ科)
☆海岸で咲くオオアマドコロは、葉も茎も厚みがあるそうです。


ハマナス/浜梨(バラ科)


正体不明の物体。これは何でしょうか??直径50cmくらい、
うーっすらと肌色?かかった、白色。
棒で突くと、ぶにゅぶにゅとお餅の様な、柔らかいゴムの様な、弾力。
匂うとほぼ無臭。(腐敗臭や臭さは全く無し。)
表面に、小さな羽虫が数匹、引っ付いていました。全く解りません。


賽の河原


セイヨウジュウニヒトエ/西洋十二単(シソ科)
別名をセイヨウキランソウ、アジュガとも呼ばれるそうです。
帰化植物とのこと。


ハナウド/花独活(セリ科)

 
ミミナグサ/耳菜草(ナデシコ科)
切れ目の入った花びらに、一瞬、サワハコベ?と思いますが、毛深い丸い葉がサワハコベとの違いでしょうか。


大野亀に到着。


想像していたよりも、高く感じました。
もっと低い丘の様な山を想定していたので。
鳥居をくぐって登山道を進みます。


振り返ると、二ツ亀が遠望出来ました。


つづら折れに登り、ほどなく頂上。
カシワ/柏(ブナ科)の木が若葉と花穂を付けていました。


凛とした祠があり、眺望絶佳。




三等三角点
点名:『大野亀』(おおのがめ)
標高:166.52m
が埋標されていました。


山頂より再び二ツ亀を眺望。
左の方の亀の頂にも三角点があるのですが、行けませんでした。
右の亀は中腹まで登ったのですが、ガレてて退散したのです。
しばらく頂上で憩ってから下山。


トビシマカンゾウが数輪、咲き始めていました。
6月には斜面一面、黄色で埋め尽くされるのですから、壮観でしょうね!


下山後は、遊歩道を歩かずに、県道を歩いて駐車地の二ツ亀へ戻りました。


いつか自転車で佐渡イチも走りたいです。


二ツ亀ホテル駐車場へ帰着。(テントサイトはこのホテルの下でした。)
車に乗車して一路、ドンデンへ!


ドンデンロッジへ車を置き、ドンデンライナーというバスに
乗って、アオネバ登山口へ向かいます。


アオネバ登山口
ここから登るドンデンまでのルートは、
去年のGWに訪れ、いっぺんで虜になった場所です。


歩き出してすぐ、足元に エンレイソウ/延齢草(ユリ科)
☆花が咲くまで15年かかるそうです・・
『初々しい花が咲くまで"齢を延ぶる"こと15年余もかかり、
名前もここから生まれた』(図鑑 「佐渡の花」より)


ニリンソウ/二輪草(キンポウゲ科)


コンロンソウ/崑崙草(アブラナ科)

 
オオイワカガミ/大岩鏡(イワウメ科)の群落
大きなイワカガミに魅入りました。

 
ズダヤクシュ/喘息薬種(ユキノシタ科)

続く

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佐渡島①

2024年05月15日 | 山行記

佐渡島へ行きました。(2024.5.3~6

5月3日(金)
行程:三田西IC=舞鶴若狭自動車道=北陸自動車道=新潟西IC=新潟港=(佐渡汽船)=両津港=二つ亀キャンプ場泊
メンバー:夫+自分


早朝に三田を発ち、一路、新潟港へ。
今回は車をフェリーに積んで、佐渡へ渡ります。


一年ぶりの佐渡、約2時間30分の船旅です。


さよなら新潟港!


次第に佐渡島の島影が濃くなって来ました。
大佐渡山地が晴れた空にくっきりと。


両津港へ下船。
一路、二つ亀へ向かいます。


初めて訪れた二つ亀キャンプ場。
ロケーションが素晴らしいテントサイトです。
今回は、30年ぶりにムーンライトⅢ型(3人用テント)を立ててみました。


GWですが、思ったほど混んでおらず、贅沢なキャンプ泊でした。


冷やして持って来たビールやお酒


日本海に沈む夕陽


周辺に照明が無かったので、夜はものすごい星空でした。
静かなさざ波を聞きながら、熟睡しました。

続く

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宍粟市 波賀森林鉄道 中音水(なかおんずい)支線 廃線跡 山行

2024年05月02日 | 山行記

波賀森林鉄道 中音水支線 廃線跡を歩きました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.4.29(火)
 波賀森林鉄道 中音水支線 廃線跡 山行
行程:神戸三田IC=(中国道)=山崎IC=R29=音水(おんずい)公民館ー波賀森林鉄道 中音水支線 廃線跡ー幻の滝ー音水公民館=~~往路に同じ~~=神戸三田IC
1/25000地形図:『音水湖』
メンバー:山友さん4名+自分=5名


音水(おんずい)公民館
☆祝日に付き、バスが運休の日だったので、
バス転換地へ車を停めさせていただきました。


バス転換地の近くに咲いていた、サクラソウ・ニホンサクラソウ/桜草(サクラソウ科)
がとてもきれいでした。


鉄山跡の道標
公民館周辺のお手入れされた植栽や清潔なトイレなどに、
心あらたまる思いでした。
山支度を整えて、出発。


ツリバナ/吊花(ニシキギ科)の小さな花


Kさんがイカリソウを見つけて下さいました!
嬉しくて慌てて撮ったので、ピンボケでごめんなさい。


サワギキョウ/沢桔梗(キキョウ科)も今日の
ルート中、至る所で盛りを迎えていました。


ヤマルリソウ/山瑠璃草(ムラサキ科)?


キランソウ/金瘡小草(シソ科)別名:ジゴクノカマノフタ/地獄の釜の蓋


チゴユリ/稚児百合(イヌサフラン科)
☆今日は次々に山野草に出会え、嬉しかったです・・


ここまで来て引き返しました。
この先は赤西(あかさい)渓谷へ続く道です。数年前、E‐BIKEで
走った思い出があります。


ミツバウツギ/三つ葉空木(ミツバウツギ科)
花びらが全開せず、閉じ気味で咲く傾向にあるウツギとのこと。
花言葉は「謙虚」


ムラサキサギゴケ/紫鷺苔(サギゴケ科)


ヒメレンゲ/姫蓮華(ベンケイソウ科)


新緑の林道を進みます。


大きな岩の下に磐座でしょうか・・
入山の挨拶をしました。


森林鉄道の走った鉄橋を慎重に渡りました。


訪れる毎、深山に築かれた軌道設備には驚くばかりです。


何度も沢を渡渉しながら進みました。


この橋は避けて、右側を渡渉しました。


勢いよく流れる沢、渓谷の水はとてもきれいでした。


チシマネコノメソウ/千島猫の目草(ユキノシタ科)
☆この度、ネコノメソウの仲間が20種類以上もあることを
知り、驚いています。似ているものが多いので同定が難しいです。
誤記あればご指摘下さい。


ツルカノコソウ/蔓鹿の子草(スイカズラ科)


ロマンある軌道跡を辿ります・・


慎重に渡りました。


かつての林業従事者の宿舎跡


遺構では発見が多く、多くの人々が暮らし、仕事をしていた
風景を想像してみます・・・
ビール瓶やお酒の瓶は土に還らないけれど、未来への遺品ですね、やかんも。


カタカナで「アサヒ」、そして旭日マーク。


Sapporo☆が筆記体!


カタカナで「キリン」。
☆60年以上前?の懐かしいビール瓶、
しかも代表的な3社の比率が同等です。
さてどんなラベルだったのでしょうか・・
軌道で運んだお酒類・・
重労働に対するアルコールの量は、
足りていたのか?
嗜好品はとても貴重だったのでは??
などと、色々なことが頭を巡り、感慨深かったです。


これもチシマネコノメソウでしょうか??


ウバユリ/姥百合(ユリ科)の葉?


石組みの土台が続く場所、圧巻でした。


ツクバネソウ/衝羽根草(シュロソウ科)


ニシキゴロモ/錦衣・二色衣(シソ科)




途中で崩落していますが、ルート中で一番大きな陸橋。
迫力があります。


ずっと水音をきながら歩きました。


揖保川源流碑


ついに今日のゴール、「幻の滝」へ到着。
今まで訪れた時より一番、水量が多く、壮観でした。
滝を見ながらのんびり休憩しました。


サワハコベ/沢繁縷(ナデシコ科)


Kさんが思わず手に乗せたアカハライモリ


コチャルメルソウ/小哨吶草(ユキノシタ科)
☆漢字で書くと難しい字です・・・中国語の様。
哨吶=さのう(チャルメラという唐人笛)の先がラッパ状の花に
似ているから、という説だそうです。(「野草の名前(春編)」より)


横たわる曲がった線路


霧雨の中に新緑が瑞々しかった・・


軌道の跡を歩いて戻ります・・


☆気のおけない山友さん達と、新緑の森林軌道跡を気持ちよく歩きました。
季節柄、色々な山野草にも出会えました。
また錦秋の頃、皆さんとのんびり歩きに行きたいです。

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波賀森林鉄道ものがたり ~山がにぎやかだった頃~
◎制作・発行:波賀元気づくりネットワーク協議会
☆昨秋、波賀にこにこマートにて購入しました。
貴重な写真が満載であり、森林鉄道の歴史が大変よく解る、
素晴らしい書籍です。

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雄岡山(おっこさん)雌岡山(めっこさん)

2024年05月01日 | 山行記

神戸市西区の雄岡山(おっこさん)雌岡山(めっこさん)に登りました。

GPS軌跡(クリックで拡大されます。)


2024.4.23(火)
雄岡山(おっこさん)雌岡山(めっこさん)
行程:神戸電鉄三田駅=(神戸電鉄)=鈴蘭台/乗り換え=(粟生線)=緑が丘駅
ー雄岡山ー雌岡山ー愛宕山ー裸石神社ー呉錦堂池(お昼休憩)ー緑が丘駅=~~往路に同じ~~神戸電鉄三田駅
メンバー:山友さん6名+自分=7名
1/25000地形図:『淡河』(おうご)


緑が丘駅に集合し、地元の山友Mさんのご案内で出発!



雄岡山登山口


アズキナシ/小豆梨(バラ科)の花が満開を迎えていました。


雄岡山の頂上を目差します。


雄岡山 241m登頂!
なんと10年ぶり!の登頂です。


一等三角点
点名:『雄岡山』(おっこうやま)
標高:241.17m


曇っているものの、遥か西には淡路島、瀬戸大橋が遠望出来ました。
最初に訪れた折、瀬戸内海まで見渡せる眺望に感激したことを思い出しました。


頂上近くのレンゲツツジ/蓮華躑躅(ツツジ科)
鬼躑躅(おにつつじ)の別名がある。葉にも毒を持つ有毒植物である。
有毒植物なので、家畜や野生動物が食べず、牧場などに多く生えている
(「葉っぱで見わけ五感で楽しむ樹木図鑑」より。)
☆眺望をひとしきり楽しみ、記念写真を写して、下山路へ。


祠へ登頂の挨拶をしました。


コナラの木肌に泡状の物が。
触ると、マシュマロの様な弾力でとくにべたついてはいません。
何でしょうか!?ご存知の方、教えて下さい。


雌岡山への道標。ここは近畿自然歩道でもあったのですね。


雌岡山登頂。
雌岡山の神出神社へ参拝。


山頂直下の拍子ヶ池、合ノ池、大池を望みます。
先ほどよりもお天気が下り坂・・・雨具の上着を着ました。


山から下りた林縁に咲いていた、ホウチャクソウ/宝鐸草(イヌサフラン科)
お寺、お堂、あるいは仏塔の四隅には鐸のような形をした宝飾品がある。
これを方宝鐸(ホウタク、ホウチャク)、あるいは風鐸という。
この宝鐸や風鐸に似た形の花が咲くので、ホウチャクソウという名前がついた
(「野草の名前和名の由来と見分け方(春編)」より)


カゴノキ/鹿子の木(クスノキ科)
迷彩模様の様な、特徴ある木肌です・・。
『樹皮は灰黒色で、まるい薄片になって剥がれ落ち、白い鹿子模様となる。』
(「葉っぱ・花・樹皮でわかる樹木図鑑」より)
初めからこの模様なのではなく、樹皮が丸くはがれるとは・・知りませんでした。


傘を差しながらの散策・・・
お昼ご飯の時は止むかなぁ・・と案じながら進みました。


愛宕山 163m登頂!


四等三角点
点名:『古神』(こがみ)
標高:163.11m
☆標石の上部が四方に削れて満身創痍の状態・・


お堂横の石灯篭には「愛宕山」の刻印
☆小さな山頂を辞し、下山へ。


呉錦堂池まで歩いて来ると、雨も上がり出しました。
畔の公園の東屋(あずまや)に座り、和やかにお昼ご飯を取りました。


ゆっくりと憩った後は、のどかな新緑の神出の里を歩いて再び緑ヶ丘駅へ。

☆三田市の山々や北摂の山から西方角に遠望して来た、ふたこぶの山、
雄岡山、雌岡山へ会いに行きました。
地元に住んでいる山友さんが、丁寧に案内して下さり、とても楽しい道のりでした。
神出山田自転車道も確認出来ました。ぜひ近々、サイクリングにも訪れたいです。
久しぶりに乗車した、神戸電鉄粟生線も良かったです。
神出山田自転車道MAP

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最近飲んだビール

2024年05月01日 | ビールの棚


TOPVALU(SAPPRO製造)
(左)富良野生ビール
(右)プレミアム生ビール
☆こちらの二品を飲み比べする人は、おそらく多いと思いますが、
私もよくします。一般のビールに比べ、30円位安くて
お求めやすいのに、麦芽100%の美味しい味わいで、
良心的な商品です。頻繁に購入します。

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最近飲んだビール

2024年05月01日 | ビールの棚


KIRIN
(左)一番搾り
(右)一番搾り 超芳醇
☆両方、とてもよく似た風味でしたが、
超芳醇の方が、濃い感じがしました。
いづれももちろん、とても美味しいです。

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